<Kyan(カイアン)インタビュー>SNSで圧倒的支持を集めるハーフモデルの素顔とは?来日で感じたギャップも「日本だと隠してる方もいる」(C)モデルプレス

<Kyan(カイアン)インタビュー>SNSで圧倒的支持を集めるハーフモデルの素顔とは?来日で感じたギャップも「日本だと隠してる方もいる」

2022.06.29 17:15

TikTokのフォロワー数が約150万人を超え、国内外の同世代から圧倒的な支持を集めているモデルのKyan(カイアン・17歳)。モデルプレスでは今後の活動に注目が集まるKyanにインタビューを実施。オーストラリア在住の彼が感じる日本とのギャップとは?

SNSで人気を集めるKyan

オーストラリア人の父と日本人の母から生まれ、今も現地の学校に通っているKyan。

幼少期の頃から日本語を勉強し、英語と日本語を使いこなすバイリンガル。趣味のカメラや動画を通して、日常やファッションをSNSで発信すると、端正なルックスとレトロやユニセックスを取り入れた独自の世界観、ファッションセンスに多くの人が魅了されている。

@kyanlm

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今回モデルプレスでは来日していたKyanにインタビューを行い彼の素顔に迫った。

Kyanが日本に来て驚いたことは?

Kyan(C)モデルプレス
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― Kyanさんはすごく日本語が上手ですが、日本で暮らしたこともあるんですか?

Kyan:日本に住んだことはなく、ずっとオーストラリア在住です。

― 日本語は勉強して徐々に話せるように?

Kyan:そうですね。全く話せない時期もありました。母が日本人なので、毎日日本語をしゃべっていたこともあり、話せるようになりました。また小学1年生から小学5年生まではメルボルンで日本人学校に通っていて、そこで日本の礼儀だったり、敬語や漢字を習いました。

― 日本には何度か来たことも?

Kyan:はい。日本には2019年ごろから学校が休みになる度に来ていたのですが、コロナの影響で2年くらい来ることが出来ず、2021年12月にやっと来ることができました。2020年の6月に来る予定だったんですが、その時期オーストラリアが自主待機の時期だったので、すごく悲しかったです。

Kyan(C)モデルプレス
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― 何度か来日したことがあるとのことですが、日本とオーストラリアはどのような違いがあると感じますか?

Kyan:日本と比べてオーストラリアでは自分の意見をはっきり言いますね。嫌なこともはっきり言う友達が多く、やっぱりコミュニケーションがないとお互いがどう思っているか分からないので。そういったコミュニケーションで大きな違いを感じました。

― 確かに日本は相手に気を遣い本音を言わない方も多いと思います。

Kyan:なので日本人の友達には「思っていること全然言ってもらって大丈夫だよ」と伝えます。オーストラリアに住んでいると日本とは考え方が違うんだなと思うことが多いです。

― 食べ物はいかがですか?

Kyan:日本のお寿司は本当に美味しいです!オーストラリアにもお寿司を食べられるところはあるんですが、やっぱり日本のお寿司のほうが美味しいので必ず食べます。ただオーストラリアは味付けが濃いので、日本で食事をしたときに「ちょっと薄いな」と思うこともありますね(笑)。

― オーストラリアではどういったものを食べることが多いですか?

Kyan:最近は友達と韓国料理を食べに行くことが多いです。あとは映画を見た後に友達のお家に行ってご飯を食べたり。食事に関しても日本と比べてはっきりと言う人が多いです。「これが好き」「これが嫌い」って。

ビーガンに対する意識の違い

Kyan(C)モデルプレス
Kyan(C)モデルプレス
― 日本では“ビーガン”(※)という言葉が徐々に広がってきています。オーストラリアではいかがですか?

Kyan:小さい頃から当たり前のように聞いていましたし、僕はビーガンではありませんが友達にビーガンの方はすごく多くいます。オーストラリアはビーガンのレストランだったり、食品をよく見かけます。なので日本に初めて来たときはビーガン向けの食べ物が少ないなと感じました。

(※)肉・魚・卵・乳製品など動物性食品を口にしない食生活のこと

― ビーガンに対する考え方は日本と違う?

Kyan:そうだと思います。海外のインフルエンサーやモデルの方でも、「自分はビーガンだ」とSNSに投稿している方も多くいます。ビーガンを気にしている人も少なく、実際にビーガンの食べ物を食べることもありますが、味も対して変わらないと思うことが多いです。もちろんオーストラリアの方でビーガンの食べ物が苦手だという方はいますが、僕はビーガンの友達と一緒にご飯を食べに行くことに抵抗はありません。

― 日本だとビーガンという言葉自体、あまり広まっていないのかもしれないですね。

Kyan:僕が会話の中で「ビーガン」という言葉を言った時に、「なにそれ?」と言われることも多いです。僕と同年代くらいの方はビーガンという言葉自体を知らない人も結構多いのかもしれないですね。

Kyan(C)モデルプレス
Kyan(C)モデルプレス
― 時にはビーガンという言葉がネガティブに捉えられることもありますが、オーストラリアではいかがですか?

Kyan:それは無いですね。最近では同世代のビーガンも増えてきていて、文化として当たり前に存在している感じです。なので「自分はビーガンだ」と改めて明かすこともないし、みんなで食事しようとなった時に「私ビーガンだからここ行かない?」というカジュアルな感じです。ビーガンだということを日本だと隠してる方もいるのかなと感じます。

― 周りからどう思われるか不安に感じている方もいるかもしれないですね。

Kyan:最近ではTikTokやSNSの影響でビーガンを知る機会も増えているのかなとは思うので、日本もビーガンという考え方が広まっていけばいいなと思います。

Kyan「当たり前になってくれたら嬉しい」

― 日本ではUHA味覚糖から「ビーガンカカオバー」という商品が発売され話題を集めています。Kyanさんも実際に食べたと聞きました。

Kyan:すごく美味しかったです!ビーガンだと聞かなければ普通のチョコバーと区別がつかないですね。

― フレーバーもたくさんあるんですね。

Kyan:どれも美味しいんですが、「フルーツグラノーラ味」がお気に入りです。僕は朝ご飯に食べることが多くて、学校で小腹がすいた時に食べられるようにカバンにも入れています。100kcalで手軽に食べられるのがお気に入りです。

Kyan(C)モデルプレス
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― 1袋100kcalで手軽に食べられるのはいいですね!

Kyan:なのでダイエットをしている方にもおすすめだと思います。それにコンビニで買えるのもいいですよね。お菓子コーナーではなく、プロテインバーが置いてるような場所にあるみたいです。

― パッケージも分かりやすくて見つけやすいと感じました。

Kyan:日本ではビーガンだと分かりにくいことも多いので、こうやって大きくビーガンと書いてあると伝わりやすいし安心ですよね。それにオーストラリアの友達からは「可愛いパッケージだね」って言われます。

― 「ビーガンカカオバー」についてSNSでも投稿をされていましたが、反響はいかがでしたか?

Kyan:「こういう商品もあるんだ!」とポジティブな意見がすごく多かったです。「ビーガンカカオバー見つけたよ」とメッセージをくれる方もいて、僕をきっかけに知ってくれている方がいるのは嬉しいですね。また海外の友達からは「日本でもビーガン広まってるんだね」と言ってくれる方もいました。

Kyan(C)モデルプレス
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― オーストラリアには「ビーガンカカオバー」のような商品は多いんですか?

Kyan:たくさんあります。普通のスーパーでもビーガン用の棚もあるくらいで。ビーガン向けの調味料もあったりするので、そういった面でオーストラリアは充実していますね。

― ビーガン用の棚もあるんですね!日本では見たことがないです。

Kyan:なのでビーガンの方はネットで購入するしかないのかなと思うんです。友達も「普通のスーパーじゃ買えないからネットで買っている」と聞きました。でも気軽に「ビーガンカカオバー」のような商品をコンビニでも購入できるようになれば、もっと便利になりますよね。

― オーストラリアの友達にも「ビーガンカカオバー」は食べてもらいましたか?

Kyan:はい!「すごく美味しい」と人気です。友達に「ちょうだい」と言われることも多いんですけど、日本でしか買えないから半分はあげても全部はあげません(笑)。

― 数に限りがありますからね(笑)。明日にはもう帰国とお聞きしましたが、その前に「ビーガンカカオバー」を大量購入?

Kyan:もちろんです(笑)。前回来日した時はあまり買って帰れなかったので、今回はたくさん買うつもりです。

― 今回、日本のビーガンについて触れましたが、改めてどういったことを感じましたか?

Kyan:もしビーガンに対してネガティブに感じている方がいるなら、ぜひ「ビーガンカカオバー」を食べてみてほしいです。きっと物足りない感じはなく、満足できると思います。それにコロナも徐々に収まり、「日本に行きたいけどビーガンでも大丈夫かな」という声を聞きます。日本でもビーガンという存在が当たり前になってくれたら嬉しいです!

― ありがとうございました。

Kyan(C)モデルプレス
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(modelpress編集部)[PR]提供元:味覚糖株式会社

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