吉澤閑也が「Travis Japanで良かった」と感じた瞬間 白戸ゆめのは“好き”を発信する大切さ語る<「熱血バスケ」インタビュー>
2021.09.24 00:00
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ジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanの吉澤閑也(よしざわ・しずや/26)と10月よりフリーアナウンサーとなる白戸ゆめの(しらと・ゆめの/25)が、この秋リニューアルするバスケットボール専門番組「熱血バスケ」(NHK BS1/毎週月曜よる7時から生放送)の新たな顔に決定。大きな抜擢の裏には、2人の熱い想いと努力があった。
吉澤閑也&白戸ゆめの「熱血バスケ」新たな顔に抜擢
9月27日の「熱血バスケスペシャル」では、6年目を迎えるBリーグを特集。小中高とバスケに親しんできた吉澤がナビゲーターを務め、Bリーグチームや選手の最新情報を紹介。吉澤と現役選手のバスケガチンコ勝負やBリーグの試合を支える舞台裏に突撃取材した様子も放送される。そして10月4日からは「熱血バスケ」のレギュラー放送がスタート。吉澤は“応援リーダー”として、現役選手へのインタビューやチームへの取材に加えて、バスケファンや小中高のバスケ部生との橋渡し役も務める。アナウンサーとして活躍していた白戸は、番組の司会進行役。吉澤同様バスケ経験者で、大学時代はチアリーディング部として様々な競技の試合を全力で応援してきた、スポーツ愛溢れるMCだ。
取材日が初対面となった2人だが、1995年生まれの同い年ということもあり息ぴったり。吉澤は「応援リーダーを務めさせていただきますが、自分が1番楽しむつもりで頑張ります!」と意気込んだ。
白戸は過去のBリーグの取材経験から、10~20代の若い観客が少ないことに気付いたそう。「若い方々にもっとバスケの魅力を知ってほしいですし、もともとバスケを知っていた方・今バスケをプレーしている方々にはもっとバスケを好きになっていただきたいです。吉澤さんと一緒に力を合わせて、選手の力を引き出していける番組にできるように頑張ります」と力強く語った。
吉澤閑也&白戸ゆめの、抜擢に喜び
その“バスケ愛”の強さから、長年「バスケに関わる仕事がしたい」と考えていた2人は、出演決定時の喜びも大きかった。吉澤「バスケと関わる仕事に携われることは、やはりとても嬉しかったです。また、自分が所属しているTravis Japanなど、周りの人たちともっと普段からバスケの話ができるようになるといいなと思っていたので、この番組でバスケの魅力を紹介できる機会をいただけたことも光栄に思いました。僕もまだBリーグや女子バスケ、高校バスケなど色々と勉強している途中ですが、これからも勉強を続けながら、僕なりの言葉でバスケを知らない方々にもわかりやすく伝えられたらいいなと思っています」
白戸「私も小学生時代にバスケをやっていて、大好きなスポーツに携われる仕事がしたいと思っていたので、今回この番組に出演できることを非常に嬉しく思っています。バスケを部活動としてやっている方は多いですが、大人になるにつれてプレー人数がどんどん減ってしまったり、プロバスケの試合よりもサッカー・野球の観客の方が多くなっていたり…という現状もありますので、もっとバスケットボールを日本で盛り上げていきたいです。番組には、吉澤さん・ゲストの方・解説者の方もいらっしゃいますので、生放送の中でしっかりと皆さんに正しい情報をお伝えしていければと思っています」
吉澤閑也、櫻井翔&亀梨和也への憧れ・努力明かす
吉澤が所属するジャニーズ事務所には、ニュース番組などでスポーツコーナーを担当している先輩も多数。憧れている人物を尋ねると、吉澤は嵐・櫻井翔とKAT-TUN亀梨和也の名を挙げた。「お二人が自分の言葉で丁寧に伝えていらっしゃるところに憧れています。今の僕にはお二人のように伝えるのは難しいかもしれませんが、自分なりに情熱を持って元気にやっていきたいです。視聴者の方々には、とにかく番組を楽しんでいただけたら嬉しいです」
番組放送に向け準備していることを聞くと、吉澤は共演した選手と「一緒にバスケをしたい」と明かし、「休みの日には公園でバスケを練習しています!披露して皆に『かっこいい』って言われたいですね!」とお茶目にはにかむ。
しかし、普段はアイドルとしてインタビューを受けることが多い吉澤。今回は自身がインタビュアーを務めるという新たな挑戦をする。
「選手の詳細な情報については事前にめちゃくちゃ勉強しています。バスケのことだけでなく、趣味なども覚えて、色々な角度から話を展開していけるように意識しています。まだまだ苦戦していますが…(笑)」
白戸ゆめのから吉澤閑也へアドバイス
インタビュー経験が豊富な白戸から吉澤へアドバイスはあるか問うと、吉澤は「お願いします!」と白戸に向かって目を輝かせる。白戸は「吉澤さんが勉強されているというお話を聞いてすごいなと感じました。趣味など本題以外の話題でも盛り上がることができると、もっと深い話をしたい時に相手が心を開いて話してくれることも多いんです」と吉澤の努力を絶賛。
さらに「質問したいことは用意しておきますが、あくまでも“会話”を大事にする。自分の思っていた方向からずれてしまっても、相手の話を深堀りすることで意外と面白い話が聞けたりします」とポイントを明かし、吉澤は「さすがですね!」と熱心に耳を傾けていた。
白戸ゆめの、スポーツ番組ならではの難しさとは
そんな白戸が行っている事前準備は?「私は心配性なので、結構念入りに準備するタイプです(笑)。今はコロナ禍で直接試合に足を運ぶことが難しいのですが、色々な媒体での中継など、自宅にいてもバスケが楽しめる環境が整っています。なので、毎週試合をチェックして『このプレーが良かったな』『この選手のこういう部分がすごかったな』など、自分なりの視点を見つけることを目標にしています」
これまでには報道キャスターも務めていた白戸。スポーツ番組のMCならではの難しさは「会場にいない人にも、画面越しに圧倒的な臨場感・楽しさを届けること」「スポーツにおける大切な要素である“人の感情”、毎回違った展開で生まれる“ドラマ”をどう伝えるか」だという。
「感情や一つ一つのドラマを画面の向こうの視聴者さんにしっかりお伝えするべく、今は試行錯誤しながら色々考えているところです」
吉澤閑也「Travis Japanで良かった」と感じた瞬間
吉澤は今回の抜擢を、Travis Japanのメンバーにも報告。「皆『え~!閑也すげーじゃん!!』って喜んでくれました。うちのメンバーって、ほかの誰かの個人仕事が決まった時にも皆でワイワイ盛り上がって祝福の言葉をかけるんです。今回の報告をした時もそうだったので、『Travis Japanで良かったな』と強く思いました。
基本的に個人で出演している番組の放送中には、川島如恵留がメンバーのグループチャットで実況しています(笑)。こないだ松倉海斗がドラマに出演した時も、細かすぎる部分まで注目していて面白かったです」
お互いの出演番組もチェックする仲の良い7人。吉澤は今回「熱血バスケ」で学んだことを、どうグループでの仕事に昇華させていくのだろうか。
「この番組でロケに行かせていただいた時に、積極的に自分から話すことが大切だなと改めて感じました。今後、グループでの動画撮影や番組収録で皆が控えめになってしまった時、僕がきっかけとなって盛り上げていければいいなと思います」
吉澤閑也&白戸ゆめのの“夢を叶える秘訣”
同番組に出演する選手は、それぞれ“夢”を持ってバスケに向き合っている。今回の大きな抜擢で一つの大きな夢を叶えた吉澤と白戸の“夢を叶える秘訣”とは。白戸「私がいつもやっているのは、まず1番大きな夢を掲げて『それを達成するためにはまずこれが必要だ』と順を追って考えていくことです。そこから、毎日ひたすら目の前のことを一生懸命やり続けることで、夢の達成に繋がると思っています。それから、好きなことはいっぱい発信すること。私は今回『好き』を発信し続けた結果、MCを務めさせていただけました。自分の想いを周りに伝えることで、夢を叶える第1歩になると思います」
吉澤「僕の場合は、あまり“夢”という言葉を口にしないんです。それは目標で、一つの通り道でしかないから。たとえば『スーパースターになりたい』というすごく大きな野望があっても、それが叶う可能性は絶対に0%じゃない。ですが、僕はそれを夢と言ってしまうと夢で終わってしまう気がするので、『通過点』と言うようにしています」
2人が目指す場所・今後の目標
そんな2人が今、目指す場所・今後の目標は?白戸「視聴者のみなさんにバスケの魅力を伝えたいというのはもちろんですが、個人的には番組を通してバスケの日本代表戦やオリンピックに関わっていけたら嬉しいです」
吉澤「この番組をきっかけに、色々な情報を皆さんと共有したいです。また、今後日本の選手が世界中で活躍する姿を、僕も近くで応援していけるよう頑張ります」
【Q&A】吉澤閑也&白戸ゆめのの“バスケ愛”に迫る
― 2人のバスケ現役時代のポジションは?1番印象に残っている試合の思い出は?吉澤:中学の時はスモールフォワード、高校の時はポイントガードをやっていました。中学で芸能のお仕事をさせていただくことになり、その直前の最後の試合が1番思い出に残っています。「最後に絶対シュートを決めてやるぞ!」と思っていたのですが、緊張しちゃって両足つってしまって(笑)。焦りましたが、最後にしっかりシュートを決めました!そしてそのまま退場しました(笑)。
白戸:私は小学校4年生~6年生までの3年間のみですが、ポイントガードをやっていました。当時は自分以外のメンバーに目を配るのがまだまだ大変で、レイアップなど自分1人で攻めてしまうこともよくありました。ですが、小学校6年生の最後の試合の時に、チーム皆でパスをいっぱい繋いで勝利したというのが1番の思い出です。チームプレーの楽しさを1番感じたのがその瞬間でした。
― バスケをやっていて1番楽しい瞬間は?
吉澤:ゴールを決めた時はもちろん嬉しいですが、上手くパスが通った時が1番楽しいです。また、チームでスクリーン(相手の動きを抑え、ノーマークの選手を作るプレー)をかけて上手くドリブルで運べた時も気持ちいいですよね。
白戸:わかります。ずっと練習していたフォーメーションが上手く決まった時はすごく楽しいです!
― バスケのどのような部分に魅力を感じる?
吉澤:パスなど、シュートに行くまでのプロセスに魅力を感じています。ゴールを決めるだけではなく、チームで戦っているというところが素敵だなと思います。
白戸:私は以前、自分がゴール下に立っている状態で選手にダンクシュートを打ってもらった経験があるんです。その迫力を今でもよく覚えているので、ダンクシュートはやはりすごいなと思います。観る側としては、バスケはコートのギリギリまで観客が入れるので、臨場感やスピード感、どんどん攻守が変わっていくところにも魅力を感じています。
― 「熱血バスケ」で放送されるテーマの中で、特に楽しみにしている点は?
吉澤:Bリーグは、選手の入れ替わりや移籍がとても激しいんです。1人選手が変わることでチームが強くなったり、逆に弱点が見つかったりすることもあります。そういった部分をチームでどう対応していくのか、どう補っていくのかという部分が見どころだと思います。
白戸:チーム、選手ごとの個性に注目しています。それを番組を通して知っていくことで、私たち自身も視聴者の皆さんも楽しめる番組にしていきたいです。
― 注目選手・注目チームは?
吉澤:「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020―21」で最優秀新人賞をとったテーブス海選手(宇都宮ブレックス所属)です。スピードもありますし、自ら得点を掴み取る姿を見て、これからも楽しみだなと期待を寄せています。
白戸:富樫勇樹選手(千葉ジェッツ所属)です。プレーからバスケへの愛も感じますし、オリンピックでも体格関係なく力強いプレーをされていて、すごく魅力的だなと思いました。また、祖母が千葉県船橋市の近くに住んでいるというのもあって、千葉ジェッツは個人的に応援しているチームです。
(modelpress編集部)
吉澤閑也(よしざわ・しずや)プロフィール
1995年8月10日生まれ、神奈川県出身。2012年よりTravis Japanとして活躍。シンクロダンスを始めとした息の合ったパフォーマンスを強みにした同グループの中で、コレオグラファーとして多数の楽曲の振り付けを担当している。白戸ゆめの(しらと・ゆめの)プロフィール
1995年9月28日生まれ、東京都出身。2018年、KSB瀬戸内海放送に入社しアナウンサーとして活躍。9月末で退社し、フリーアナウンサーとして活動開始へ。
【Not Sponsored 記事】
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