「ナイト・ドクター」岡崎紗絵が表現する“強さと繊細さの共存” 波瑠・田中圭らは「家族のような存在」<インタビュー>
2021.08.23 08:00
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フジテレビ系月9ドラマ「ナイト・ドクター」(毎週月曜よる9時~)で、救急医・高岡幸保を演じている女優の岡崎紗絵(おかざき・さえ/25)。強さと繊細さを兼ねた役柄を見事に表現し、注目を集めている。今回は、役作りでのこだわりのほか、豪華キャスト陣との撮影秘話、今後の展望を聞いた。
本作は、救急医療の働き方改革として試験的に結成された夜間勤務だけを専門に行う医療チーム「ナイト・ドクター」を題材にした青春群像医療ドラマ。夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら唯一無二の絆を紡いでいく様子を完全オリジナルのシナリオで描く。
主演の波瑠演じる救急医・朝倉美月が、働き方改革のメスが入った「柏桜会あさひ海浜病院」を舞台に、高岡、成瀬暁人(田中圭)、深澤新(King & Prince岸優太)、桜庭瞬(北村匠海)とともに、“365日24時間、どんな患者も断らない”ナイト・ドクターとして奮闘する。
岡崎:ぶつかることが多い高岡ですが、ちゃんと高岡なりの理由があって、そこに共感していただいたり、観てもらえていると思うと、とても嬉しいです。「今までのイメージと違うね」など周りの方々からお声をいただいたりしています。印象に残る芝居ができるようこれからも頑張ります。
― 今回演じられている高岡幸保は、仕事とプライベートでは印象も違いますし、強い信念を持った女性だと思います。役作りで意識したポイントを教えてください。
岡崎:どちらも頑張りたい、何にでも全力な高岡を思って仕事で見せる顔とプライベートの顔は違うように意識しました。強さが表面には現れていますが、繊細な部分もあって、心の中では高岡なりの葛藤があることも考えました。
― 高岡と岡崎さん自身の共通点はありますか?
岡崎:あまりないと思います。繊細な部分もあるけれど、自分の意見をはっきりと提示できたり、時にはぶつかってお互いを知ったり、それが“高岡らしさ”で芯のある女性だと思います。私は自分の意見を真っ直ぐに伝えることがなかなか出来ないのですごく憧れます。
岡崎:とにかく仲が良くて現場の雰囲気は和やかです。相談なくともその空気がそのまま出ているのではないかなと思います。仕事もプライベートも距離が近い、家族のような存在のナイト・ドクターなのでそれが良く表れている気がします。
― 皆さんの仲の良さもすごく伝わってきます。撮影現場で特に印象に残っている共演者の方とのエピソードを教えてください。
岡崎:毎日がとても濃くて笑いが絶えない現場でした。空き時間にみんなで水平思考クイズをして遊んだりしました。それぞれの考えや答えが出て面白かったです。大体答えるのは波瑠さんか圭さんか匠海くん。岸くんは毎度独特な回答でさすがでした(笑)。
― キャスト陣には同年代の方からベテランの方までいらっしゃいますが、撮影中、共演者の方から刺激を受けたシーンや出来事はありますか?
岡崎:沢村一樹さん演じる本郷先生の眼の力は何かを見透かされているようです。これまでは少し斜めに構えていることが多かった高岡ですが、意識が変わると本郷先生のお話の聞こえ方、受け取り方も変わってとても胸にくるものがあります。
岡崎:成長できたかどうかは自分ではわかりませんが、意識を色々なところに置くことがすごく勉強になりました。慣れない医療の手技をしながらのことなので、現場のスピードに置いていかれないようにさらに意識をマルチにすることを学びました。
― 今後の作品の見どころを教えてください。
岡崎:個々だった5人が、少しずつ影響を与えあって考えが変わって、これからどうなっていくのか。どんな自分を目指すのか。そこに注目していただきたいです。
岡崎:世界観の強い作品や時代物にはとても興味があります。すごくハードルは高いですが、そのような作品に携わることが出来たらまたきっと新しい自分との出会いがあると思います。
― 今後の女優としての目標を教えてください。
岡崎:その場に溶け込む、そこに本当に存在するような人間になりたいです。何事も経験だと思うので、沢山吸収して自分のものにできるように頑張りたいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
女優としては2015年7月に映画「脳漿炸裂ガール」で本格的に演技デビュー。ドラマ「パーフェクトワールド」(カンテレ・フジテレビ系/2019年)、「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系/2020年)、「教場II」(2021年)、「監察医 朝顔」第2シリーズ(フジテレビ系/2021年)、映画「午前0時、キスしに来てよ」(2019年)、「mellow」(2020年)など話題作に多数出演。2021年11月に映画「シノノメ色の週末」の公開を控える。
主演の波瑠演じる救急医・朝倉美月が、働き方改革のメスが入った「柏桜会あさひ海浜病院」を舞台に、高岡、成瀬暁人(田中圭)、深澤新(King & Prince岸優太)、桜庭瞬(北村匠海)とともに、“365日24時間、どんな患者も断らない”ナイト・ドクターとして奮闘する。
岡崎紗絵、高岡幸保には「すごく憧れます」
― 「ナイト・ドクター」での岡崎さんの熱演は、視聴者の間でも大きな話題になっています。ここまでの放送を経て、反響は感じていますか?岡崎:ぶつかることが多い高岡ですが、ちゃんと高岡なりの理由があって、そこに共感していただいたり、観てもらえていると思うと、とても嬉しいです。「今までのイメージと違うね」など周りの方々からお声をいただいたりしています。印象に残る芝居ができるようこれからも頑張ります。
― 今回演じられている高岡幸保は、仕事とプライベートでは印象も違いますし、強い信念を持った女性だと思います。役作りで意識したポイントを教えてください。
岡崎:どちらも頑張りたい、何にでも全力な高岡を思って仕事で見せる顔とプライベートの顔は違うように意識しました。強さが表面には現れていますが、繊細な部分もあって、心の中では高岡なりの葛藤があることも考えました。
― 高岡と岡崎さん自身の共通点はありますか?
岡崎:あまりないと思います。繊細な部分もあるけれど、自分の意見をはっきりと提示できたり、時にはぶつかってお互いを知ったり、それが“高岡らしさ”で芯のある女性だと思います。私は自分の意見を真っ直ぐに伝えることがなかなか出来ないのですごく憧れます。
波瑠・田中圭らとの撮影秘話
― 救急医の5人は、年齢やキャリアが違うにもかかわらずタメ口で話すところが印象的です。その雰囲気を作るために、キャストの皆さんとご相談などはされたのでしょうか?岡崎:とにかく仲が良くて現場の雰囲気は和やかです。相談なくともその空気がそのまま出ているのではないかなと思います。仕事もプライベートも距離が近い、家族のような存在のナイト・ドクターなのでそれが良く表れている気がします。
― 皆さんの仲の良さもすごく伝わってきます。撮影現場で特に印象に残っている共演者の方とのエピソードを教えてください。
岡崎:毎日がとても濃くて笑いが絶えない現場でした。空き時間にみんなで水平思考クイズをして遊んだりしました。それぞれの考えや答えが出て面白かったです。大体答えるのは波瑠さんか圭さんか匠海くん。岸くんは毎度独特な回答でさすがでした(笑)。
― キャスト陣には同年代の方からベテランの方までいらっしゃいますが、撮影中、共演者の方から刺激を受けたシーンや出来事はありますか?
岡崎:沢村一樹さん演じる本郷先生の眼の力は何かを見透かされているようです。これまでは少し斜めに構えていることが多かった高岡ですが、意識が変わると本郷先生のお話の聞こえ方、受け取り方も変わってとても胸にくるものがあります。
救急医役で学んだこと
― ドラマ内ではドクターたちの成長が描かれていますが、この作品を通して岡崎さんが「女優として成長した」と感じたことを教えてください。岡崎:成長できたかどうかは自分ではわかりませんが、意識を色々なところに置くことがすごく勉強になりました。慣れない医療の手技をしながらのことなので、現場のスピードに置いていかれないようにさらに意識をマルチにすることを学びました。
― 今後の作品の見どころを教えてください。
岡崎:個々だった5人が、少しずつ影響を与えあって考えが変わって、これからどうなっていくのか。どんな自分を目指すのか。そこに注目していただきたいです。
岡崎紗絵、女優としての目標「そこに本当に存在するような人間に」
― 「ナイト・ドクター」のほかにも「教場II」「監察医 朝顔」など多彩な作品に引っ張りだこですが、今後挑戦してみたいジャンルや演じてみたい役柄はありますか?岡崎:世界観の強い作品や時代物にはとても興味があります。すごくハードルは高いですが、そのような作品に携わることが出来たらまたきっと新しい自分との出会いがあると思います。
― 今後の女優としての目標を教えてください。
岡崎:その場に溶け込む、そこに本当に存在するような人間になりたいです。何事も経験だと思うので、沢山吸収して自分のものにできるように頑張りたいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
岡崎紗絵(おかざき・さえ)プロフィール
1995年11月2日生まれ、愛知県出身。2012年に「Seventeen」の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン2012」に選ばれデビュー。同誌のモデルを卒業後、2016年5月号より「Ray」専属モデルとして活躍中。女優としては2015年7月に映画「脳漿炸裂ガール」で本格的に演技デビュー。ドラマ「パーフェクトワールド」(カンテレ・フジテレビ系/2019年)、「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系/2020年)、「教場II」(2021年)、「監察医 朝顔」第2シリーズ(フジテレビ系/2021年)、映画「午前0時、キスしに来てよ」(2019年)、「mellow」(2020年)など話題作に多数出演。2021年11月に映画「シノノメ色の週末」の公開を控える。
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