“横幅12cm超小顔モデル”愛花の知られざる努力&コンプレックス…演技にも初挑戦「1番の劣等感がありました」<「ブラックシンデレラ」インタビュー>
2021.05.06 08:00
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雑誌「ViVi」専属モデルの愛花(20)がモデルプレスのインタビューに応じた。2018年に「ViVi専属モデルオーディション2018」でグランプリを受賞、同誌専属モデルに加入し、芸能活動をスタート。東京理科大学に通う現役大学生でもあり、現在、仕事と学業を両立している。そんな多忙な愛花が、この春新たに挑戦したのは“演技”。ABEMAオリジナルドラマ『ブラックシンデレラ』で女優デビューを果たした。
愛花「ブラックシンデレラ」で女優デビュー
学園一の美男美女を決めるミスコンが今なお行われる清蘭学園高等学校を舞台に、ミスコンに憧れながらも見た目に悩みを抱く平凡な主人公・神谷愛波(莉子)が、ナルシストで完璧な国宝級イケメン・橘圭吾(神尾楓珠)と、謎の転校生・島村空(板垣瑞生)に出会い、夢や恋に奮闘する“逆襲”ラブストーリー。夢の舞台まであと一歩のところで愛波を襲ったとある出来事をきっかけに、外見主義の中で“本当の美しさ”とはいったい何なのかを問いかける。同作で女優デビューを果たし、初の演技に挑戦した愛花。実は「演技に昔から興味があったのかって聞かれたら、“イエス”とは言えないかもしれないです」。それでも演技に挑戦した理由は、芸能界デビューしてまだ2年半…様々な経験を積みたいという思いがあったから。「新しい世界ってワクワクするので、新しいことには挑戦したいという気持ちは常にあって。それで次に挑戦してみようと思ったのが演技だったんです」。
今回、日本有数の美容ブランド・カスミコスメのひとり娘で、学園一の美女と謳われる香澄百合(かすみ・ゆり)役を演じた。「お嬢様ということもあって、どういうお嬢様なんだろうって、自分でいろいろ調べてみたんですけど、百合に当てはまるお嬢様ってあんまりいないなと思って、オリジナルで自分で作らなきゃいけないんだけど、1人では作れないので、監督さんはじめスタッフの方たちといろいろな相談をしながら作り上げました」と役作りについて明かした。
愛花、初演技で悔しい思い…「1番の劣等感がありました」
撮影が始まると、もちろん大きな壁にぶち当たり、悔しい思いもたくさんしたという。「自分の思い描いているような演技ができないってことが、やっぱり1番の劣等感がありました。こうした方がいいのかなって思ったことを表現するのが難しくて、それに苦しみました」。それでも“初めてだから…”を言い訳にしたくなかった愛花。どうやって乗り越えたのか聞いてみると、「自分1人でこの作品を作っているわけではないので、百合をどういうキャラクターにするのか、監督と相談しながら決めていきました。それにやっぱり現場が明るい雰囲気だったので、自分1人で抱え込むこともなく、作品を進めることができました」。
莉子や神尾とも演技について話し合いながら、撮影が進んでいったそうで「結構みんなで話し合いながら作っていきました。自分のオリジナルの部分もあるんですけど、相談して作っている部分もあるし、みんなの意見が合わさってできた作品だと思います」。
第1話ではさっそくキスシーンにも挑戦。愛波が見ている前で圭吾とキスをして、愛波を傷つけるという重要なシーンだ。「キスシーンの前、神尾さんが『俺、撮影で20人ぐらいとキスしているから大丈夫だよ(笑)』みたいな話をしてくださったので、心強かったです(笑)」と緊張せずに挑めたそうで、「キスシーンというより、そこは愛波の傷に対していろいろ言うシーンだったので、どんどん悪女にならないと、と思っていたので、そのあとのことも考えて、悪になろうという気持ちがすごくありました」と百合になりきっていた。
愛花、クランクアップを迎え「どんどん補っていきたい」
取材時、ドラマの撮影はすべて終了。達成感をにじませながら、クランクアップを迎えた今の心境も語ってくれた。「自分1人で作っていないので、みんなで意見を出し合って一つの作品が出来たとき、台本を読んだだけでは想像がつかないものが出来上がったと思いました。みんなで作り上げていいものができて、すごくやりがいを感じました。あと、本当に本当に初めてのことだらけでいろんな業界用語とかも覚えました。やっぱり画面を見ているだけではわからないことがすごく多くて、実際自分が演技をしてみて、その演技の奥深さにも気付かされましたし、いろんな人が関わって1つの作品を作っていくんだというのを感じました。今後、いろんな作品に携わって、自分の足りないところをどんどん補っていけたらいいなって思います」
愛花、コンプレックス&美容事情を明かす
ドラマの内容にちなみ、自身のコンプレックスも聞いてみた。すると、「昔、すごい眉毛がコンプレックスだったんです」と告白。「中学生のとき、平行眉が流行ってて、メイクでどう頑張っても平行眉にできなかったんです。それでコンプレックスって思っていたんですけど、自分はこのしっかりとした眉毛がいいんだってことを、『ViVi』モデルの仕事をするようになってから、いろんな人に褒められるようになって、自分の眉がキリッとしてて好きかもって思えるようになってきたし、意外と自分の思っていることって大したことないんだなと思いました」
そうやってコンプレックスを克服した愛花は現在、“横幅12cmの超小顔モデル”として同世代の憧れの的となっている。実際、初めて彼女に会った記者も小顔過ぎて驚いた。
「モデルのみんな、小顔ですよ…」と謙遜しながらも、「私、お母さんのお腹にいるときから頭が小さかったらしくて、赤ちゃんって太ももの骨と、頭の骨で生まれる日を決めるらしいのですが、太ももは生まれていい頃なのに、頭だけは小さいままだったらしいんです。なので、嬉しいのですが、複雑な気持ちです」。
それでも美容に関しては、たくさんのことに気をつけているそうで、「美顔器はよく使います。写真写りとかも、変わるので、美顔器を使って筋肉を動かしてあげます。あとはできるだけヘルシーなもの、農薬を使っていないものを食べるようにしています。農薬を使っている・使っていないって大きくて…。私、祖父母が福島で野菜を育てているんですけど、それを食べていた頃が1番健康だったなと思って、東京の野菜ももちろん買うんですけど、そのときはできるだけオーガニックなものを選んだり、祖父母が野菜を作っていて送ってもらった野菜を料理したりしています。」。
愛花「ViVi」6月号で初の単独表紙
そんな愛花は、日々努力を積み重ね、4月23日発売の「ViVi」6月号で初の単独表紙に抜擢された。「すごく嬉しかったです。早く家族やファンの方に見せたいという気持ちがありましたし、私のことを応援してくれている方にこういう形で恩返しができるのって本当に素敵だなと思いました。自分ももっともっと頑張りたいと思いました」。表紙・誌面では、水着姿でヘルシー美ボディを披露。普段からしなやかなに見えるように、ストレッチをメインにスタイルキープしているが、今回は「テーマがスポーティガールだったので、上半身の背中とか肩を鍛えてから撮影に臨みました」と今号の撮影のため、特別に鍛えたことも明かした。
今回、初のソロ表紙を経験し、改めてモデルとしての成長を実感していた愛花。約2年半、「ViVi」モデルとして活動していると、多くの先輩の卒業を見送ることも。「先輩がどんどんいなくなって、後輩が増えて自分の立ち位置を考えるようになりました。先輩から『これから引っ張っていくんだよ』という言葉をいただくと、覚悟を持ってお仕事しなくちゃと思うようになりましたし、意識するようになりました」と心境の変化も語った。
愛花の“夢”&“夢を叶える秘訣”
女優として一歩を踏み出し、モデルとして着実にステップアップしている愛花に今後について聞いてみると、“憧れられるおばあちゃんになること”と夢を語った。「20代になったら、30代になったら、こうなりたいというのはあるんですけど、60代、70代、80代になったとき、みんなに愛される人になりたいって思っているんですよ。ムスッとしたおばあちゃんって怖いじゃないですか。だから笑顔が素敵なおばあちゃんになりたい!それって今からの積み重ねだと思っています」
長い人生を見据えた愛花に、最後に夢を叶える秘訣も聞いてみた。「広い世界に飛び込むことですね。それが夢を叶える秘訣というか…。学校生活って外の世界が見えなくなってしまうこともあると思います。学校って本当に不思議なところで、学校の規則がすべてだと思っちゃうんですよ。私は一旦そこから抜け出して、芸能界という新しい世界に入って、新しい自分を見出したので、自分が今いるコミュニティから抜けてみるのも大事だと思います。そういう経験が夢を叶える秘訣に繋がるんじゃないかなと思います」。(modelpress編集部)
愛花さんからモデルプレス読者にメッセージ💖💕インタビューでは演技初挑戦の理由を語ってくれました☺️#ブラックシンデレラ
— モデルプレス (@modelpress) 2021年5月6日
🔻インタビュー記事はこちらhttps://t.co/Iopaz3T6TY pic.twitter.com/pON6X68L2z
愛花(えりか)プロフィール
生年月日:2000年8月13日出身地:福島県
Instagram:@hi_erica_
2018年に「ViVi専属モデルオーディション2018」でグランプリを受賞し、専属モデルに加入。東京理科大学に通う現役大学生でもある。同誌専属モデルをはじめ、イメージモデル、ファッションショーの出演などモデル活動を精力的に行っている。また、2021年の「モデルプレスヒット予測」モデル部門にも選出。さらなる活躍に注目が寄せられている。
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