「ゼンカイジャー」駒木根葵汰、主演抜擢のプレッシャーは?飛躍へ強い決意「いつの時代にも求められる俳優に」
2021.02.20 09:00
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俳優の駒木根葵汰(こまぎね・きいた/21)が、スーパー戦隊シリーズ第45作目となる新番組「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日系/毎週日曜午前9:30~10:00/3月7日スタート)の主演に決定。モデルプレスのインタビューでは、作品に懸ける想い、俳優としての夢を語ってもらった。
駒木根葵汰「機界戦隊ゼンカイジャー」主演に抜擢
駒木根は、2000年1月30日生まれ、茨城県出身。高校時代からInstagramで「イケメン高校生」と人気を博し、スカウトをきっかけに芸能界に入った。2018年よりモデル活動を中心に、ドラマ、ラジオ、映画と活動の幅を広げる。2020年8月には、芸名を「きいた」から本名の駒木根葵汰に改名することを発表し、俳優業を本格始動。3月5日公開の映画「NO CALL NO LIFE」にも出演する。
そして、今回ゼンカイザーに変身する五色田介人役に抜擢。巨大な魔の手に正義の心をもって立ち上がるヒーローを演じる。
駒木根葵汰、主演抜擢の心境
― まずは「機界戦隊ゼンカイジャー」の主演に抜擢された心境を教えて下さい。駒木根:小さい頃から夢に見てきたヒーローなので、素直に嬉しいです。これまでの44作品にはどれも、それぞれに大きな思いが込められていると思います。その上で、歴史あるスーパー戦隊の中でも今までにない新しい形で45作品目を迎えられること、そしてそこに参加できることはもちろんプレッシャーもありますが、それ以上に楽しみです。
― 主演を務めるにあたって、周りからの反響はいかがでしたか?
駒木根:新年の挨拶のメッセージはほとんど来なかったのですが、会見が終わって携帯を見たら、メッセージが50件ほど届いていました。改めて、スーパー戦隊シリーズの主役に抜擢されることが大きなことなのだと実感しました。
― 「ゼンカイジャー」はどんな作品になっていますか?
駒木根:「ゼンカイジャー」では、僕が演じる五色田介人という1人の人間と4体のロボが集結してヒーローになります。その時点で新しいと思いますが、さらにロボたちの声を活躍中の声優さんたちが演じてくださることも大きな魅力だと思います。また、「ギアトリンガー」という武器に「センタイギア」をセットして戦うのですが、ギアの1つ1つにも秘密が隠されているので、それを使ってどう戦うのかにも注目してほしいです。
― 斬新な世界観ですね。実際に撮影してみていかがですか?
駒木根:撮影が始まってから1ヶ月半くらい経っています。ロボと撮影をすることが多いのですが、すっかり体にも馴染んで、逆に人間と撮影をすると新鮮に感じるほどです(笑)。大変なところを1つ挙げるとしたら、音声の録音の関係で、セリフを一切しゃべらずに無音で撮影する場合があるという点です。ロボなので表情もなく、体の細かな動きから相手のセリフを捉え、お芝居を返していくところが難しいです。
― これから1年以上この作品に携わっていくこととなりますが、心がけていることはありますか?
駒木根:いつも元気でいることです。しゃべらない日があると元気がなくなっていってしまうことがあるので、日頃から誰かと会話をするようにして、今の自分よりももう1つ上の元気さを出すように心がけています。
今までジムに通ってトレーニングしていたのですが、今は、撮影でなかなか行けず…。なので、オフの日には走るようにして体力づくりも心がけています。
駒木根葵汰、アクションでは空手の経験が糧に
― 作品の中では、アクションシーンにも挑戦されていますね。駒木根:空手をやっていたので、体の動きに難しさを感じることはないのですが、僕がやっていた空手は実際に拳を相手に当てるのに対し、ドラマの撮影では相手の方に当ててはいけないので、そこが難しいです。また、倒された時も受け身を取らずに、転がったままの勢いで立ち上がったりします。体に馴染んでいないアクションがあるので、そこも難しいです。アクションのほか、アフレコも初挑戦になります。初挑戦のことがたくさんあるので、そこにも注目していただきたいです。
― 空手は何歳の時に始められたんですか?
駒木根:幼稚園の年長組の時から高校生までやっていました。実は、ヒーローに憧れて空手を始めました。まさか、そんな自分がヒーローになるとは思ってもいませんでした(笑)。
― 俳優としてのキャリアの中で、「ゼンカイジャー」をどんな作品にしたいですか?
駒木根:役者というものを改めて見つめ直す機会になると思いますし、これを機に色々なお仕事ができるようになりたいです。ただ、この先、僕がどうなろうとも、「ゼンカイジャー」が好きで僕を応援して下さる方がいると思いますので “目の前にあるやるべきこと”をしっかりとやっていきたいです。
また、1年間を通して役者としての実力も上げていけるよう、「ゼンカイジャー」に全力全開で向き合って、撮影後、しっかりと成長した姿をお見せできるようにしたいです。
駒木根葵汰の“夢を叶える秘訣”
― 俳優としての将来の夢を教えてください。駒木根:「この監督と仕事がしてみたい」という思いもあるのですが、まずは目の前のことを1つ1つ丁寧にやっていくことが、今の僕ができる最大限のことだと思います。
目標は、いつの時代にも求められる俳優になることです。どんな時代になっても対応できる演技力を身につけ「こいつがいると安定する」と言われるような、必要とされる存在になりたいです。
― 最後に、ご自身が考える「夢を叶える秘訣」を教えてください。
駒木根:夢をいくつも持ち続けることではないでしょうか。今は叶わなくても心のどこかに持ち続けていれば、いつか叶う日が来るかもしれません。僕もヒーローに憧れて空手を始め、そして今やっとヒーローの役を掴むことができました。夢は1つに絞らず可能性を信じてたくさんの夢を持つことをお勧めします。巡り合わせもあると思いますので、思い続けることも大切だと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
駒木根葵汰(こまぎね・きいた)プロフィール
生年月日:2000年1月30日出身地:茨城県
身長:178cm
特技・趣味:空手、バスケ、映画鑑賞
血液型:O型
「機界戦隊ゼンカイジャー」
1975年に「秘密戦隊ゴレンジャー」からスタートしたスーパー戦隊シリーズの記念すべき第45作となる「機界戦隊ゼンカイジャー」。1人の“人間”ヒーローと4人の“ロボ”ヒーローが主役というこれまでにない斬新さと、“これぞスーパー戦隊!”という世界観をあわせもつ作品となっている。同作は、この世にたくさん存在する“並行世界”のすべてを手中に収めようとする敵に “全力全開”で立ち向かっていくヒーローたちの活躍を描く物語。巨大な魔の手が主人公が住む世界にも忍び寄ってきたその時、正義の心をもって立ち上がるのが1人のヒーロー・ゼンカイザーだ。
彼とともに戦う4人の仲間は、“機械生命体”いわゆるロボット。しかも、この5人のビジュアルは歴代スーパー戦隊がモチーフになっているなど、ファンにはたまらない魅力がたっぷり詰まった作品となっている。
【Not Sponsored 記事】
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