「マリーミー!」出演のRude-α、自身の結婚感について語る<インタビュー>(C)モデルプレス

「マリーミー!」出演のRude-α、自身の結婚感について語る<インタビュー>

2020.11.04 17:18

モデルの久間田琳加が主演を務めるドラマ『マリーミー!』の第2話にカメオ出演したRude-α。一瞬の出演ながらSNSでは話題を呼んだ。そんなRude-αがドラマのために書き下ろした主題歌「マリーミー」も注目を集めている。自身初となるウエディングソング、そして結婚観について語ってもらった。

Rude-α初となるウエディングソング

― 「マリーミー」のリリースおめでとうございます!今回はどのような楽曲になっていますか?

Rude-α:ありがとうございます!ドラマ「マリーミー!」の台本を読ませてもらったり、原作の漫画を読ませていただいて作ったウエディングソングになっています。単独の楽曲作品というよりはドラマの一部のような楽曲で、エンディングで僕の楽曲を聞いてドラマのシーンを思い起こしてもらえると嬉しいなと思います。

― ウエディングソングは今までにないテーマですよね。

Rude-α:そうですね。ウエディングソングを作ったのは初めてでした。失恋した歌ばかり作ってたので、新鮮な気持ちでしたね。まだ結婚していないのに、こんな歌詞よく書けたな―って思います(笑)。

Rude-α(C)モデルプレス
Rude-α(C)モデルプレス
― 歌詞のアイデアはドラマや原作漫画からヒントを得て?

Rude-α:そうですね。あと周りに結婚した友達も多くいるので、ヒントにさせてもらいました。個人的にはサビの「抱きしめる度思う 『幸せ』はあなたと生きる今日だと」がお気に入りの歌詞です。みんな幸せってなんだろうって考えると思うんです。ただ結婚をテーマにした時、見た目が美しかったり、若いから一緒に過ごすのは、違うと思うんです。歌詞に「シワの増えた顔も 白く染まる髪の毛も全部 隣で見たい」とあるように、年を重ねていく美しさや、悲しみや辛いことも一緒に乗り越えていくことが「幸せ」だと、結婚をテーマにしたとき感じました。そういう思いを歌詞にできたのは良かったなと思います。歌詞を読み返すと恥ずかしいな(笑)。

― 理屈っぽくなくて素敵な歌詞だなと思いました。

Rude-α:本当ですか?ありがとうございます!やっぱり結婚をテーマにした時にどういった歌詞にしようか悩んだ部分はあるんです。きっと回りくどいプロポーズをされるよりも、ストレートに言われたほうが女性も嬉しいだろうなと思い、歌詞も今までにないくらいストレートに書きました。

― 今回はドラマのタイアップ曲ですが、タイアップならではの苦労はありましたか?

Rude-α:ドラマに違和感のない楽曲にしようと気をつけました。この楽曲で多くの人にRude-αを知ってもらうというよりは、ドラマを観ている人が気にならないというか。主人公2人の世界観を守ることを意識しました。すでにある楽曲をタイアップで使ってもらうのであれば気にする必要はないですけど、お話をいただいてから作った楽曲なのでドラマの世界観を大切にしました。

― 「マリーミー」のMVも公開されましたね。

Rude-α:MVにはドラマ「マリーミー!」に出演している久間田さんと瀬戸さんが出てくれたんです。だから僕はほとんど何もしてないというか。撮影している風景を観ていると、本当に2人の演技が素晴らしくて、やっぱりプロは違うなって感じました。あと単純に久間田さんがめちゃくちゃ可愛かったです(笑)。

― 確かに可愛い方ですね。

Rude-α:ドラマとはまた違った世界観のMVになりました。だからドラマを観ている方は久間田さんと瀬戸さんの違う関係性が垣間見れて、面白いんじゃないかなって思います。

Rude-α「お見合いがしたい」

Rude-α(C)モデルプレス
Rude-α(C)モデルプレス
― 今回初めて結婚をテーマに楽曲を制作されましたが、Rude-αさんの結婚観はいかがですか?

Rude-α:大人になるにつれて色んなことを経験すると思うんですけど、周りの友達と比べて僕がまだ経験できていないことって結婚や子供をもつことなんです。結婚したい思いはずっとあるので、明日にでもお見合いがしたいなって思います(笑)。

― そうなんですね(笑)!

Rude-α:いきなり結婚して、突然発表したいですね。結婚願望は強いんですけど、相手がいないのでそうなるとお見合いですね。

― 結婚願望が強いのは周りに結婚されている友人の方が多いからですか?

Rude-α:そうですね。沖縄って結婚するのが早くて、実家に帰るとおばあちゃんに「分別つかないうちに結婚はするもんだよ。現実ばかり見ちゃだめだよ」って結構リアルなこと言われて(笑)。東京で20代前半に結婚となると早いイメージはあると思うんですけど、沖縄はけっこう当たり前で。僕自身も子供に若いお父さんというイメージを持ってもらいたいですね。

Rude-α(C)モデルプレス
Rude-α(C)モデルプレス
― ご自身の結婚式で「マリーミー」を披露できたら素敵ですね!

Rude-α:実は友人の結婚式で余興を頼まれたときに、ウエディングソングで披露できる楽曲になればいいなとも思っているんです。バラード自体も初めてだし、今まではラップを入れた楽曲ばかりだったので、「マリーミー」のような楽曲が作れたのは新鮮だし嬉しかったです。ただ人前で歌うのは少し怖いですね。難しい楽曲なので、グルーブが全然違うって言われたらどうしよう(笑)。

― (笑)。ファンの方にとっては新しい一面が見れて嬉しいんじゃないでしょうか。

Rude-α:「新しい一面が見れてよかった」とか「今度結婚するので嬉しいです」という声あって、僕自身も嬉しかったですね。今思い返してみると「受話器の向こう側から聴こえてくる声」の歌詞とかはコロナ禍になった今の状況とリンクしている部分もあって、共感してくれる方が多かったのは良かったなと思います。

「マリーミー!」カメオ出演の舞台裏は?

Rude-α(C)モデルプレス
Rude-α(C)モデルプレス
― ドラマ「マリーミー!」第2話にはカメオ出演されましたが、いかがでしたか?

Rude-α:演技はしたこともないし、当日までどんな役かわからなくて結構緊張しました。現場入りした時に「客役のRude-αさん入られます!」って言われて、その時に自分が客の役なんだって知ったくらいで(笑)。台本にも特に何もセリフが書かれてなくて、「何を喋ったらいいですか?」って聞いたら「普通に沖縄にいる時のような感じで大丈夫ですよ」って。だから素の自分という感じで、あれが演技と言ってしまっていいのかな(笑)。5秒位の出演だったんですけど、「テレビ見てたらRudeくん出てた!」って気づいてくれた方もいたので嬉しかったですね。

― 8月にはエッセイも出されて活躍の幅は多岐に渡っていますが、Rude-αさん自身もいろんなことにチャレンジしたいという思いも?

Rude-α:音楽をやるために東京に出てきましたが、音楽以外のことをやりたくないという気持ちはないので、お話を頂いた時はありがたかったですね。人と話すのが好きなので、ラジオをやってみたいです。個人的には歌よりトークのほうが上手いと思うんです(笑)。

Rude-α(C)モデルプレス
Rude-α(C)モデルプレス
― (笑)。自粛期間にハマったことなどはありますか?

Rude-α:暇だから何かを始めるというよりも、暇だとぼーっとする時間が昔から多いんです。なので特に新しく始めたことは無いんですけど、心に余裕が生まれたような気がします。

― 心に余裕?

Rude-α:コロナ禍の期間は制作やライブがなかったので、アーティストとしてのプレッシャーがなかったんです。高層ビルを見ると息苦しく感じることもあるけど、「地元の沖縄に帰ったら東京の景色も懐かしく思うんだろうな」って感じられるようになりました。もちろん全国ツアーがなくなって辛いし、一日でも早くコロナが無くなってほしいと思います。ただ自粛期間があったからこそ無駄が省けるようになったり、新しい価値観が生まれたのは良かったのかなと思います。

Rude-αの夢を叶える秘訣

Rude-α(C)モデルプレス
Rude-α(C)モデルプレス
― 最後にRude-αさん思う「夢を叶える秘訣」を教えて下さい。

Rude-α:東京で音楽をしていて、悩むことや不安に思うことって今までたくさんありました。感情がバーっと動くこともあるんですけど、どんな時も自分が音楽をする理由を忘れないことが大切だと思うんです。歌う理由ってすごく大切なことなんですけど、時には忘れてしまうこともあって。でも常にRude-αという存在は自分ひとりで誕生したものではなく、スタッフさんやファンの方がいるからこそ僕が歌手として活動できているし、感謝を忘れずにいたいですね。売れて威張っているのはダサいですから。

― Rude-αさんらしいですね。

Rude-α:やっぱり根本の部分は忘れないようにしたいです。ファンやスタッフが周りからいなくなったら僕の中で音楽をやる意味はないので。周りにいるみんなと一緒に熱くなって、楽しく年を重ねて生きていきたいと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ

Rude-α(ルードアルファ)プロフィール

1997年2月8日生まれ。23歳。沖縄県沖縄市出身。高校1年の時からストリートダンスを始め、各種ダンスバトルやイべントに出演。高校2年の時、近所の公園でフリースタイルを仕掛けられたことをきっかけにラップを始める。翌年、第6回全国高校生ラップ選手権に出場し準優勝。東京上京後2017年からはバンド編成でのライブ活動をスタート。

2018年2月、東京上京後初のEP「20」(Nijyu)をリリースし、iTunesヒップホップアルバムチャートで初登場1位を獲得。3月にはアメリカ・オースティンで行われている音楽フェスSXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)、そして全米7都市を廻るSXSWジャパンツアーに参加し、初の海外ライブを敢行。

2019年5月、メジャーデビューEP「22」(Nijyuni)をリリース。先行配信シングル「wonder」が、ストリーミング550万回、MV視聴280万回を突破。7月からはABEMAの超人気恋愛リアリティーショー『オオカミちゃんには騙されない』に出演し、独特なキャラクターがティーンエイジャーの間で大きな注目を集め話題に。9月、デジタルシングル「It’s only love」をリリース。現在までにYouTube750万回再生、ストリーミングでは1500万回再生を超え、自身最大のヒット曲となっている。12月20日(金)東京・渋谷O-WESTで開催された『Rude-α Christmas One Man Live 2019』には、会場500人のキャパに対して、約5,000通を超える応募があり、発売と同時にSOLD OUT。追加公演として実施され自身最大規模となる東京・渋谷O-EAST(1,300人キャパ)でのワンマンライブも即日完売。

2020年2月にはシングル「アイスクリーム」、3月には1stアルバム「23」、8月には最新シングル「真夏の女神」とコンスタントに作品をリリース。さらに8月26日には、自身初の書下ろしエッセイ『何者でもない僕たちに光を』(KADOKAWA)発売した。

New Single「マリーミー」

「マリーミー!」(提供画像)
「マリーミー!」(提供画像)
1.マリーミー
2.マリーミー instrumental

2020年11月04日(水) 配信Release

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