【元気になれる言葉】りゅうちぇる、終息後“キラキラした自分”になるため「今のうちに土台作りを」
2020.05.08 18:00
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どんな時も私たちに明日への活力を与えてくれるエンターテインメント。その中心で輝く人たちは、今この時間をどんな風に過ごし、どんなことを考えているのか。モデルプレスは彼らのリモートインタビューを通じて、今だからこそ聞きたい【元気になれる言葉】をお届けしていく。今回は、タレントのりゅうちぇる。
りゅうちぇる、“おうち時間”はどう過ごしている?
― 自宅ではどのように過ごしていますか?子供がいるので、こういうときこそ家族との時間を大切にしています。普段はお仕事が毎日あり、家族との時間はどうしても限られた時間だけになってしまっていたので。今は家族の時間がすごく増えて、大切にできていると思うし、その点では充実して幸せな日々を送らせていただいています。
ただ、仕事の部分ではやはりできることが限られていますよね。だけど、だんだんと皆さんがリモートの使い方が上手になり、新しい形でのお仕事も増えてきて、僕自身も慣れてきたと思います。「こういう風にもできるんだ」と日々実感しながら、柔軟に取り組んでいます。
YouTubeチャンネルもやっているので、その撮影など、自分のペースでできることは楽しんでやらせていただいています。こんなときこそ癒やしも大切なので、大好きなキャンドルをたいたりもしています。
― 新しく始めたことはありますか?
配信などを使って、英会話のレッスンもはじめました。外出自粛期間が終わったあとのことを考えて、その時のために色々な情報を吸収したり、大好きな映画を見たり、ファッションの映像を見たり、音楽を集めたり。自分の土台作りができるのは今のうちだと思うんです。またみんなの前で「やっほー!」と会えるときのために、先を見て、行動したり学んだりしています。
外出自粛期間が終わったらまずやりたいこと
― この状況が終わり外に出られるようになったら、まずやりたいことは何ですか?7月に息子が2歳になるので、本当は「グアムに行こうか、ディズニーランドに行こうか、『シェフ・ミッキー』でご飯食べようか…」といろいろ考えていたんです。でもそれが難しくなってしまったので、この期間が終わったら息子との思い出づくりを外でたくさんしたいです。
あとはやっぱり、地元に帰りたいという気持ちが大きいです。僕、年に5回はちぇるちぇるランドに帰らないと死んじゃう病気なんですよ(笑)。今も本当に帰りたいけれど我慢しているので、安全になったら実家に行って、息子も含めみんなで遊びたいです。地元の友達にもとても会いたくて、リモート飲み会をしています。
― 仕事の面ではいかがですか?
こういう期間だからみなさんに発表できなかったお仕事も実はあるので、自分の中で作り上げてきたものをお届けできればと思います。メイクセミナーをさせてもらおうと思っているのですが、そういったイベントを通してファンの皆さんと「ようやく会えたね!」と言えるような場所を作りたいです。この期間が終わったら仕事もいっぱい頑張るぞ!と思っています。
りゅうちぇるがエンタメについて考えたことは?
― このような状況でエンタメの価値についてどんなことを考えましたか?芸能人って、人前に出ることだけが仕事かと思いきや、エンタメにもいろんな種類があるじゃないですか。こういう時期だからこそ、僕たちはいろんな世界のエンタメに触れると思いますが、全く違う世界にもスターがいます。だからこそ、1つのメディアに固執している場合ではないと、芸能界の皆さんも気づかされていると思うんです。
自分が信じていたメディア、これしかしないと思っていたメディアで発信できなくなってしまったらどうすればいいのか、という先のことをしっかり考えて、最悪の状態になることも考えて、仕事を選んだり、これからは新しいこともやっていこう、と意識するきっかけづくりにいい意味ではなったのかなと思います。
僕も、もっと自分のことを知ってもらうという意味でYouTubeを始めたのですが、YouTubeはこの期間でもできるので、本当にやってよかったと思うんですよね。皆さんに見ていただくことはもちろん、収入の面でもよかったと思っているので、いろんなメディアや自分の見せ方に挑戦していかないといけないのだと思わされました。
そして、この外出自粛期間が終わったとしても、それは続けていかなければいけないと思います。違う世界でも、違う場所でも、武器を作って置くことの重要性を感じています。
― りゅうちぇるさんは元々テレビ、SNS、YouTube、歌手活動などマルチに活躍されていますが、今回の期間でより強化しようと思ったことはありますか?
コロナの期間に関係なくですが、メイクのことに興味があります。自分でブランドを出したり、メイクセミナーを開いたりしたいです。また、子育てをしながら育児セラピスト一級の資格もとったので、育児の講座や公演会をさせていただけたらと思っています。
そしてそれは、全て自分の趣味やプライベートが仕事になっていることなんです。最初は、僕のことをテレビなどのメディアで知っていただいた方が多いと思うのですが、もっと自分の好きなことややりたいことを通して、違う仕事もたくさんするべきだと、息子が生まれてよりそう思いました。育児に関することを通して、ファンの皆さんと情報を共有する場所も作りたいです。
まだまだ見せていない自分がいると気づいたので、自分でひらめいて、自分で動いて、自分でアイディアを出す、自分発の活動をしっかりやっていきたいなと思っています。これまでは仕事をいただいて「ありがとうございます」と応えさせていただくことが多かったのですが、それもしつつ、しっかり自分発信のお仕事もしていきたいなと思っています。
りゅうちぇる「キラキラしている自分を届けられるような土台作りを今のうちに」
― ファンの皆さんが元気になれるメッセージをお願いします。この期間が終わって久しぶりにみんなが自分のことを見たときに、「あれ、なんか可愛くなってない?」「かっこよくなったね」と思ってもらえるような土台作りをしてる人としてない人の差は大きいんじゃないかと思うんです。
頑張らないといけないというわけではないけれど、こんな時期だからこそ、自分がキラキラできるような武器を作っておくことは大切だと思っていて。僕のYouTubeでも、メイク動画の再生回数がこの時期に入って増えたんです。変わりたいな、このメイク挑戦してみたいな、と思っていらっしゃる方もいるんだと思います。誰にも会わない時期だからこそ、変身ができるし、今のうちだと僕は思います。いろんな映画を見たり、いろんなミュージックビデオを見たり、いろんな本を読んだり。
僕は自己肯定感と同じくらい、環境についても興味があって、SDGsの分野がすきなのでそれについての本も読みました。そういういろんなものに触れたらとても視野が広がるし、自分の中で武器にもなります。たとえば「この人苦手だな」と今まで思っていた人がいたとしても「この間読んだこの本のこういう話題が好きそうだから、ちょっと話してみよう」と思えるかも知れませんし、外見だけでなく、頭や心を豊かにするような、そういう情報を取り入れる時間が今はあると思います。
また、僕は自分が何で癒やされるということが分かっていて、キャンドルをたいたり、大好きなオーガニックブランドのスクラブを使っているのですが、そういう自分なりの癒やしを探すためにも、自分探しの時期にすごく向いていると思います。
外に出られるようになったときに、キラキラしている自分を届けられるような土台作りを今のうちにしておけば、豊かになれるんじゃないかな、こんな時期でも充実した日々を送れるんじゃないかなと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
りゅうちぇるプロフィール
1995年9月29日生まれ。「普通」の男の子像からはみ出している自分に、生きづらさを感じていた学生時代。その状況を変えたいという気持ちからTwitterを始め、偽りない自分を発信しSNSで人気に。
どんな個性も受け止めてくれる街「原宿」に上京し、ショップ店員しながら読者モデルとして活躍。その後、テレビのバラエティ番組出演をきっかけに、奔放なキャラクターで全国区のタレントとなる。2016年12月31日にぺことの結婚を発表。2018年7月11日に長男のリンクくんが誕生した。2018年からはRYUCHELL名義によるアーティスト活動も開始。育児の傍ら育児セラピスト1級の資格も取得し、タレントの枠にとらわれないマルチな活躍とポジティブなメッセージで常に注目を集めている。
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