HKT48新センター運上弘菜の“ここがスゴい”!田中美久は高校卒業で“脱ロリ”宣言?<「3-2」メイク連載>
2020.04.28 19:00
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13thシングル『3-2』を22日にリリースしたHKT48の運上弘菜(うんじょう・ひろな/21)、田島芽瑠(たしま・める/20)、田中美久(たなか・みく/18)のコスメインタビュー連載。ラストとなる第4回はシングルについて、初センターとなった運上について、グループの今後についてなど話を聞いた。※全4回/毎日19時配信
HKT48、指原莉乃卒業後初シングル『3-2』
HKT48としては約1年振りとなるシングルのセンターを務めるのは、自身初となる4期生の運上。指原莉乃のHKT48卒業前の最後の作品となった前作『意志』以来のシングルで、HKT48の新章を印象づけた作品。
三角関係を計算式で表した切ない歌詞と、コレオゴラファーSeishiro氏によるダンスの世界観が“今まで見せたことのないHKT48”を作り出している。
HKT48、指原莉乃卒業以来のシングルで“新生HKT48”表現
― 今回は約1年ぶりのシングルリリースとなります。決まったときの心境を教えて下さい。田島:前回の『意志』は力強い感じで、“意志を受けつぐ”がテーマの曲だったんですけど、今回の曲はまたちょっと違って今までのHKT48みたいな明るい楽曲でも、コンサートで盛り上がるような曲でもないんです。切なさと儚さ、雰囲気が優しい大人っぽい優しい感じでHKT48には珍しい曲調です。男女問わず今の時代に合っている楽曲だと思うので、沢山の方に聴いて頂いて感情移入したり妄想したり、切なさを感じて頂けたらなと思います。
― メンバーの皆さんもリリースを待ち望んでいましたよね。
運上:1年ぶりなのでファンの方も待ってて下さったし、メンバーも待ち望んでいたので、嬉しかったです。指原さんが卒業した後の一発目のシングルがこういう新しいジャンルの楽曲で、新しいHKT48を知っていただけるチャンスだと思うので本当に沢山の方に聴いて頂いて、HKT48のファンじゃない方にも「HKT48ってこういう魅力があるんだよ」ってことを知っていただける楽曲になるんじゃないかなと思います。
田中:約1年間ファンの方をお待たせしちゃったので1年分の私たちの成長と、自分も高校卒業して社会人になるのでこの楽曲を通して大人っぽくかっこよく“脱ロリ”というか…(笑)。見せれたらいいなと思います。
― “脱ロリ”宣言(笑)。
新センター運上弘菜の魅力
― 運上さんはセンターに選ばれたとき、どんな心境でしたか?運上:とにかくびっくりしたんですけど、1年ぶりのシングルだったので頑張らなきゃというか…新しいHKT48を知っていただけるチャンスなのでセンターに立たせて頂くからにはその魅力を引き出さないといけないと思いました。周りのメンバーもすごく支えてくれるので自分らしく頑張りたいと思います。
田島&田中:(運上を抱きしめる)
― お2人から見て運上さんの魅力はどういうところだと思いますか?
田島:なっぴは性格的にはいつも「私でいいのか」と控えめなところがあるんですけど、芯の強さはしっかりしていて本当に頼れる存在ですしHKT48の楽曲が1年間なかった分、この1年間を通してファンの方もなっぴの活躍を見ていて、今「なっぴが適役」「センターで良かった」という声が大きいってことはそれだけなっぴの努力が認められたということだと思います。私はなっぴのセンターがすごく嬉しかったです。なっぴがセンターだからこそこういう楽曲をいただいたと思うし、今こそHKT48が乗り越えなきゃいけない壁が沢山あるのでもう1個ステップアップしてこういう一面もあるというところを見せていけたらと思います。
田中:なっぴは楽屋とかでも優しく受け止めてくれて、よく笑ってくれるので、大好きなんです。
田島:なっぴってすごいよね。皆から好かれています。
運上:美久さんは本当に面白いから笑っちゃうんですよ。
田島:ツボが浅いんですよ。結構美久と私がふざけて他の周りの子が「ん?」ってなってるときも1人だけ隅っこで静かに笑っているんです。
田中:「自分面白いんだ~」ってなる(笑)。
田島芽瑠、運上弘菜に力強いエール
― 初センターにプレッシャーを感じることや、心配だったことはありますか?運上:最初聞いたときは「大丈夫なのかな」と思いました。でも「不安」って言葉を言いながらセンターに立つのも周りのメンバーに申し訳ないことだと思うのでそこは言葉に出さずに先輩方も支えて下さっているので前向きに頑張っていきたいと思います。
― 周りにセンター経験者がいっぱいいるので心強いですよね。
田島:不安になったら何人かの前だけでも良いので弱音を吐いても良いんじゃないかなと思います。センターだから不安なところを見せちゃダメとか、あまり気を張らずにいて良いし、私達も力になるから。
― 実際に弱音を吐くことはあまりないんですか?
運上:「最初は不安だった」ということは言っているんですけど、今は周りのメンバーのおかげで結構前向きです。
田中美久、高校卒業で“脱ロリ”宣言?
― 田中さんは高校卒業おめでとうございます。感慨深いものがありますね。心境の変化や、社会人としての意気込みをお聞かせ下さい。田中:最近客観的に自分を見るようになりました。自分のやりたいことより人が自分に似合うと言ってくれるメイクをするようになったり。あとは最近大人っぽくなりたいんですけど、ファンの方は急に大人っぽくなったら「どうしたの?」と驚くと思うので、徐々に変わっていけたらいいなと思っています。
田島:美久は本当に発言がしっかりするようになりました。さしこちゃん(指原莉乃)が卒業するときに「一番心配なのが美久」と言っていたくらい、美久は抜けているというか心配なところもあったんですけど、最近はしっかりしていてこのシングルの取材を通して「こんなことも話せるようになったんだね」って先輩ともよく話しています。
田中:今まで小学6年生からずっとHKT48で活動していて、まだ子供っぽいイメージが強いと思うんです。イメージを変えるために何か挑戦したいなという気持ちはあります。何も決まってないですけど…
― “脱ロリ宣言”は悲しむファンの方がいるかもしれませんね。
田中:そういう方にとってはロリのままで生きていこうと思います(笑)!
田島芽瑠、2期生としての思い
― 田島さんは、1月に朝長美桜さんも卒業されましたが、2期生としてグループをどう引っ張っていきたいですか?田島:2期生は本当にどんどん減っていて…。2期生ですけど1期と2期は結構混合のように私達は思っていて。今までは自分のことを考えている時間が多かったんですけど、グループのことを考える時間が増えたり、後輩の美久とか(松岡)はなとかなっぴとかが前に立ってくれている分、引きながら全体を見て行動できたらと考えています。でも本当にいつのまにこんなに先輩になったんだな~と最近ひしひしと感じていて。こういう現場でも同期や先輩がいなかったり後輩が本当に増えていて、たくましく喋れる後輩が多いので、私も負けないように引っ張っていこうという気持ちでございます。
HKT48、今を乗り越えて未来へ
― 最後に、現在こういった状況下でライブなどはなかなかできないと思うんですが、今後のグループ活動への意気込みをお願いします。田島:最近はこのご時世なので皆ワクワクしていることとか楽しい予定が減っていっちゃっていると思うんですけど、こういう時期に私達がシングルを出すことによって歌の力というか、少しでも沢山の方に笑顔や元気を届けられればいいなと思います。今を乗り越えてこれから先を楽しくするために楽しい未来を作っていけたら。ご自宅で私達の曲を沢山聴いて楽しんで頂きたいし、私達も早く皆さんに会えるように頑張っていきたいと思います!
運上:今回の楽曲は今までのHKT48とは違った雰囲気になっています。今までと違った魅力を「HKT48ってこういうダンスや曲も歌えるんだ」と沢山の方に知って頂いて、その結果、その方が新劇場やHKT48の色んなイベントに足を運んで下さったらいいなと思うので1年ぶりのシングルは大切に頑張っていきたいなと思います。
田中:今は準備期間だと思って色んなことに取り組んでいって、さくちゃん(宮脇咲良)となこちゃん(矢吹奈子)が来年帰ってくるまでは勢いがついたHKT48でいたいなと思います。
(modelpress編集部)
HKT48
2011年10月23日に誕生したAKB48グループ国内3つ目の姉妹グループ。福岡市を中心に活動。結成当初の平均年齢は13.8歳で、“最年少グループ”としてスタートする。2012年にAKB48から指原莉乃、多田愛佳(2017年に卒業)が移籍。2013年3月20日に1stシングル『スキ!スキ!スキップ!』でCDデビュー。2014年、第65回NHK紅白歌合戦に単独初出場を果たし、トップバッターを飾った。尾崎充氏とともに劇場支配人を務める指原莉乃を中心に、メンバーがセットリストを組むコンサートが特徴的で、他のアイドルグループの楽曲などをふんだんに取り入れる。2015年には、明治座で単独女性アイドルグループとして史上初となる『HKT48 指原莉乃座長公演』を行った。2019年4月28日、指原の卒業コンサートを横浜スタジアムで開催。ホークスタウンモールに設けられていた専用劇場が、再開発に伴い2016年3月末をもって閉鎖。2020年には『E・ZO FUKUOKA』にHKT48劇場を新たにオープン予定。
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