川村壱馬ら「HiGH＆LOW THE WORST」キャストを直撃 山田裕貴“TGCランウェイ”の反省がリアル…吉野北人は「歌っていた方が楽」

川村壱馬ら「HiGH＆LOW THE WORST」キャストがTGCステージに

「HiGH＆LOW」シリーズと、不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」（原作・高橋ヒロシ※「高」は正式には「はしごだか」）とのクロスオーバーが実現した今作。「HiGH＆LOW」の鬼邪高校と、「クローズ」「WORST」の鳳仙学園が登場し、両シリーズの主な舞台となった街が交差した世界が描かれる。

新キャストとして加わった川村は鬼邪高校・全日制の花岡楓士雄役。同じく初参加の吉野が鬼邪高校・全日制に通う高城司役、神尾が中越役で出演し、山田はお馴染み定時制の番長・村山良樹役、一ノ瀬は関虎太郎役を引き続き演じる。

山田裕貴、ランウェイの反省が“リアル” 神尾楓珠にはツッコミ殺到

― ステージお疲れ様でした。

吉野北人：やっぱりTGCのステージはすごかったです。

川村壱馬：すごかったよね。

神尾楓珠：人生であれだけの人の前で歩くってなかなかないじゃないですか？…もう死んでもいいです！！

ほか：（口々に）ダメ！

全員：（笑）

神尾：ステージに出た瞬間の圧がすごかったです！

吉野：逆に歓声が聞こえないくらい。

川村：こっちも圧倒されて、飛んじゃう。

神尾：しかも、壱馬くんと裕貴くんは出る前に一言あったから…

※川村と山田は、ステージ上でお馴染みのセリフ「いくぞ、てめぇら」を披露。

山田裕貴：僕ら（山田と一ノ瀬ワタル）はアリーナからの登場だったので、タイミングいつかなって。セリフも今言っていいのかな！？とか。あとは、もう少しカメラの方向いておけばモニターに顔が映るから、皆さんに顔を見てもらえたかな？とか、今、反省が次々思い浮かんできています。

ほか：（笑）

― リアルな反省が…

山田：身近な人たちに手を振りすぎたな、もっと色んな人たちに顔を見せておけばよかったなって。モデルさんってすごいなと、色んなことを学んだステージになりました。

― 山田さん、ランウェイは初ではないですよね…？

全員：（笑）

川村：バレた（笑）。

山田：でも！あの人数って！普段ありえない話ですから。いい経験でした。

一ノ瀬ワタル：素敵なガールズたちだったっすね。「投げキッスして」っていうボードを持っている人がたくさんいたので、俺は全部に応えようと思って全部に投げキッスしたんですけど、できてたかな？っていう反省があります。

神尾：全部は無理です（笑）！

一ノ瀬：「ウインクして」とかもちゃんと出来ていたか心配っすな。目が合った人には全部したんですけど…

山田：本当は皆にしたいくらいだよね。

一ノ瀬：そうそう！裕貴くん良いこと言ってくれる！

― 川村さん、吉野さんは普段、ライブでステージに立っていますが、パフォーマンスをするときとは違いますか？

山田：そうじゃん！ライブやってるじゃん！

吉野：歌っていた方が楽です。かっこつけれるじゃないですか。

川村：歌ってもない、踊ってもないだと手持ち無沙汰になりますね。

吉野：歌っちゃえばよかったかな？（笑）

撮影現場の雰囲気は？川村壱馬・吉野北人・神尾楓珠、山田裕貴・一ノ瀬ワタルらとの秘話明かす

― 今回は全日（川村・吉野・神尾）と定時（山田・一ノ瀬）キャストが揃いましたが、撮影はいかがでしたか？

川村：なかなか現場では絡みがなく…

山田：現場ではなかったね。（川村・吉野について）取材で一緒になって、色々話を聞けたかなって感じです。そこから取材終わりに一緒にご飯行くようになりました。

― 今は交流がある？

山田：楓珠は…

神尾：ないですね…

全員：（笑）

山田：もっと来て！

神尾：いって良いのかな？って思っちゃうタイプなんですよ。

山田：来て来て！今20歳？

神尾：20歳です！

山田：じゃあ、飲みの場にも行けるね。未成年のイメージがあったから。

神尾：撮影のときは、未成年だったんです。（THE RAMPAGEの）龍と（鈴木）昂秀は同い年なんですけど、僕が一番誕生日遅くて。

山田：不良映画でもそこはしっかり守りますので。

一ノ瀬：俺、酒飲まないから、一緒にご飯行っても、酒飲まなきゃみたいなプレッシャーはないよ。

ほか：（シーン）

山田：…何の話？（笑）

川村：全日のメンバーでは、（神尾の）20歳のお祝いしました。僕も誕生日が1月で同じだったので、（ケーキのプレートに）僕の名前も入っていて。一緒にお祝いしてもらえて、嬉しかったです。

吉野：全日でご飯もよく食べに行ってましたね。

― 噂によると、川村さんはよく（志尊淳らが演じた）鳳仙メンバーの楽屋に遊びに行っていたとか。

川村：よく行ってました（笑）。

― 派閥を超えた繋がりも多かったですか？

山田：僕は鳳仙に（志尊淳・荒井敦史ら）事務所が同じメンバーも多かったので、そういうところでの関わりはありましたね。でも、そんなこと言ったら、2人（LDH所属の川村・吉野）もあるか（笑）。

川村・吉野：確かに（笑）。

山田：RAMPAGEのメンバーでいうと、現場で絡んでいたのが龍と昂秀だけだったので、こうやって取材で2人（川村・吉野）と絡めるのがすごく嬉しいです。

川村・吉野：（小声で恐縮そうに）こちらこそです。

山田：RAMPAGEをもっと応援したくなりました。またライブにも行きたいです。

川村：実は、2016年の武者修行のときに来てくださったんです。

山田：代々木にね。3人（山田、鈴木貴之、一ノ瀬）で観に行きました。

川村：ファイナル公演に。すごく覚えてます。嬉しかったです。

吉野：またいつかライブに。ステージにも出ていただきたいです！

山田：いや～行きたいですね！

一ノ瀬：ぜひ！

山田：ワタルさんは違うみたいです。

一ノ瀬：えーそうなの！？確かに目が合ってなかったような気がした！

山田：嘘だよ（笑）。

― （笑）。神尾さんは初共演の方が多かったかと思いますが。

神尾：ほぼ初対面の方たちばかりでした。

山田：顔合わせのとき緊張してなかった？

神尾：空気感が分からなくて、緊張してました。

山田：喋りから緊張が伝わってきた。

神尾：僕は裕貴くんの後に挨拶をしたんですけど、裕貴くんがすごくアツい挨拶をされていたので、どういうテンションでいけばいいのかって迷って無難な挨拶をしてしまいました。

山田：俺のせいか！

神尾：違う、違う！そういう意味じゃない！！

全員：（笑）

― では、最後に映画の見どころとモデルプレス読者にメッセージをお願いします。

川村：「HiGH＆LOW」と「クローズ」「WORST」のコラボということで、これまでにないエンタテインメントが詰まっていると思いますが、“不良モノ”“喧嘩モノ”というだけではなく、人間関係において大切な絆、友情、愛なども描かれています。感動できる泣ける作品でもあるので、ぜひとも『HiGH＆LOW THE WORST』の情報を知ってしまった皆様はぜひ劇場に観に行ってほしいなと思います。

山田：この記事を読んだ人は、絶対に行ってください！

全員：よろしくお願いします！

（modelpress編集部）

映画「HiGH＆LOW THE WORST」ストーリー

荒れ果てた街＜SWORD地区＞の中で通称“漆黒の凶悪高校”と呼ばれる鬼邪高校。そこは定時制と全日制に分かれ、定時制の番長・村山が鬼邪高校の頭を張っていた。

そんな鬼邪高校の全日制に転入した花岡楓士雄は、いつか村山にタイマンを挑む為、全日制の天下をとる野望を
持っていた。

全日制は、実力的にトップの強さを誇る轟と芝マン、辻の轟一派。二年を仕切った中越と一年を仕切った中岡が率いる中・中一派。

狂った戦い方で成り上がる泰志、清史が率いる泰・清一派。楓士雄とかつて同じ団地に住んでいた司と手下のジャム男が仕切る司一派ら、新世代の覇権を争う一大戦国時代を迎えていた。

一方、SWORD地区からやや離れた街・戸亜留市では、幹部以外全員スキンヘッドの最強軍団、鳳仙学園が勢力を強めていた。

過去最強と謳われる鳳仙は、リーダー・上田佐智雄を筆頭に、小田島、沢村、仁川、志田の四人からなる鳳仙四天王、幹部のサバカンら、最強の布陣を揃えていた。

そんな中、鳳仙の生徒が鬼邪高を名乗る者たちに突然襲撃され、時を同じく鬼邪高の生徒も鳳仙を名乗る者たちに襲われる事件が発生。
仲間が襲撃されたことをきっかけに、両高校は互いに敵対心を抱き、殺気立っていく。

楓士雄を筆頭に個性派揃いだが圧倒的力を持つ鬼邪高校。 佐智雄を筆頭に一枚岩に組織化された鳳仙学園。

夕暮れの河原で両校ぶつかり合う、世紀の頂上決戦が幕を開ける―。