<新木優子インタビュー>役柄にも通じる錦戸亮との関係性 「愛されるキャラクターになればいいな」“白衣の下”にもポイントがあった【トレース~科捜研の男~】
2019.02.18 19:00
views
女優の新木優子(あらき・ゆうこ/25)がモデルプレスのインタビューに応じた。数々の話題作に出演し、カワイイもカッコいいも演じ分けてきたが新木だが、フジテレビ系ドラマ「トレース~科捜研の男~」(毎週月曜よる9時~)で、愛らしい駆け出し感と、応援したくなる優しさ、また新たな“新木優子の魅力”を見せている。「2期連続の月9出演」と、女優としての存在感が一際大きくなった今、何を感じながら、どう現場に立っているのか―― 。
「トレース~科捜研の男~」
人気コミック「トレース~科捜研法医研究員の追想~」を原作とする同作は、実際の事件をベースにした本格科捜研サスペンス。新木は、科捜研新人法医研究員・沢口ノンナ役。ある陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員・真野礼二(錦戸亮)に振り回されながらも、「被害者が最後に残した思いを見つけるのが、科捜研の仕事だ」という真野の言葉に勇気づけられて、事件に隠された真相を見つけ出そうと法医研究員として成長していく。
新木優子、錦戸亮から「見て吸収」
― 2018年末から始まった撮影も折り返し地点を回りました。振り返っていかがですか?新木:大変ですね。刑事物は準備することも多いですし、毎回事件現場に行かなければならなくて、しかも1つひとつの事件が重みのある大きな事件なので…。ノンナは、被害者の方や、遺族の方に感情移入するので、気持ちの面での消費量がすごく多い気がします。
でも、その分達成感もすごくあります。日々みなさん大変な撮影が続いていますが、その分沢山の視聴者の方に観て頂いているのでとても嬉しいです。
― 寒い時期に山や川など険しい現場も多いようですが、現場の雰囲気はどんな感じですか?
新木:みなさんハツラツと活発です。シーンによっては良い意味での緊張感があるんですけど、決して空気が重いわけではなく、みんな一生懸命頑張ろうって団結しています。この時期、どうしてもインフルエンザとかが怖いですけど、みなさん体力のある活気のある現場です。
― 出演者の方や、ドラマのSNSからも、その活気が伝わってきます。
新木:前室などでは和気あいあいと過ごしています。
― 岡崎紗絵さんや矢本悠馬さんとは、インスタライブをやったり、「TGC しずおか2019」に出演したり、現場以外の場所での交流も多いですよね。
新木:仲良くさせていただいてます。2人とは約束しているもののまだご飯に行けてないんですけど、やもっちゃん(=矢本)からは、「サマータイムレンダ」っていう漫画をオススメしてもらって、ハマってます(笑)。
― この前、妹役の山谷花純さんにお話を聞いた際、新木さんと連絡先を交換したと仰っていました。
新木:そうなんです!前回花純ちゃんとご一緒した時は、役柄的にあまり接点がなかったんですけど、今回は姉妹2人だけのお芝居も多くて、本当の姉のように慕ってくれているので楽しいです。あと、この前お誕生日プレゼントで紅茶をくれて、それがすっごい美味しかったです(笑)。
― 制作会見では、錦戸さんの印象を「お兄ちゃんみたいな感じ」と仰っていましたが、撮影が進むに連れて変化はありましたか?
新木:時間を重ねることで他愛もない話ができるようになりました。真野とノンナの役柄と同じように、 “先輩後輩”という関係性が感じられてありがたいです。
― 演技について話すことはありますか?
新木:錦戸さんとは、共演シーンも多いですが近すぎる間柄の設定ではありませんので、お話してというよりも、見て吸収させて頂いてます。
役作りで気をつけたこと…新木優子「愛されるキャラクターになれば」
― ノンナは白衣や、臨場服のシーンが多いですよね。衣装・髪型・メイクなどでの工夫があれば教えてください。新木:女性が少なく、海塚さん(小雪)は科長なので落ち着いた衣装ですし、英里ちゃん(岡崎)はメガネを掛けていて割と真面目なキャラクターなので、ノンナは活発なイメージが出るように、出来るだけ落ち着きすぎないようにしています。白衣で隠れてしまう部分が多いですが、隠れてしまう分、普通よりちょっと色使いを強くしてもらってます。
― 確かに、今日の衣装のように、白衣の下はオーバーな色が多い印象です。
新木:映像になった時の色味が味わい深くて、落ち着いた色味になっているので、割と派手にしても派手に目立ちすぎないですし、ちょっと派手かな?くらいが丁度良い色味になってます。
― 衣装のほかに、役作りでの意識したこと、工夫したことはありますか?
新木:最初にプロデューサーさんと、原作のノンナは割と子どもっぽいけど、この物語の中で1番成長する存在だから、毎話毎話成長が見せられたら良いねとお話ししました。私自身も、目標があったわけでもなく科捜研に入って、でも真野さんや虎丸さん(船越英一郎)を通してやりがい見つけて、人としても、科捜研のメンバーとしても成長していく姿、成長っていう部分をどれだけ担っていけるか気をつけたいと思っていたので、最初のダメっぷりは1番気にしました。あとは、まだまだポンコツだけど、愛されるキャラクターになればいいなって思いながら演じています。
― 実際、最初の頃と比べると成長がしっかり見えますね。
新木:真野さんの影響を受けて精神的にも成長してますし、小雪さん演じる海塚さんや、諸先輩方に背中押してもらって、助けてもらって、少しずつ成長できてるなと思います。
― そういった成長ぶりを含め、共演者の方々と演技についてお話することは?
新木:船越さんは色んなことをお話してくださるので、私が「ここどうしてるんですか?」「どうしてたんですか?」って色々聞いています。
― 錦戸さんを見て、船越さんから聞いて、学ぶことは多い?
新木:撮影が始まって2ヶ月ちょっと経ちますが、本当に色んなことを吸収させて頂いています。
新木優子が印象に残っている回
― この2ヶ月ちょっと“科捜研の女”を演じてきましたが、印象に残っている場面はありますか?新木:ノンナが遺族の方や被害者の方に寄り添っているので、どの話も思い出に残っていますし、役を通して色んなことを感じています。その中でも5話で、ユウ(山本舞香)が、どういう経緯で事件を起こしたか、ユウの両親に説明する場面が印象に残ってます。両親役お2人(矢田亜希子・山中聡)のお芝居がすごく素敵で心に残ってますし、テレビで観てもすごい素敵だったなって感じました。あのシーンでは、沢山のものを吸収させて頂きましたし、より一層ノンナとして、遺族の方に寄り添うって気持ちは正しかったんだなって思えた回でもあるので、とても印象に残っています。
― 被害者・遺族の方への想いが強いノンナとしてではなく、“新木優子”としてドラマに影響されたことは?
新木:日常でも、色んな事件のニュースを見て今まで以上に「なんでこういうことが起こるんだろう?」って考えることは多くなりました。
「トレース」今後の見どころは?
― では、今後の見どころを教えてください。新木:これから新事実が発覚して、ノンナの真野さんに対しての思いも大きく変動します。これまでの「トレース」は、キュンとするような“月9”のイメージとは全く違って、緊張感と重みのある月9としてお届けしてきましたけど、ここからは、さらに緊張感も高まりつつ、“月9らしさ”も出てくるので楽しみにしていただきたいなと思います。あと。科捜研の中もファミリー感が強くなってきて、活気あるやり取りも増えて来ますのでそこも見どころです。
でも、やっぱり気になるのは真野さんの過去もそうですが、(千原)ジュニアさんがどう絡んでくるか。影のある人たちがどう動いてるのかも明らかになっていくので、お楽しみに。
新木優子の「夢を叶える秘訣」
― 最後に、新木さんの「夢を叶える秘訣」をお伺いしたいです。2016年9月には「目標を立てて公言すること」と仰っていたのですが、約2年半の間で色んな作品、現場を経て、新たに思うこと、より強く思うことがあればお聞きしたいです。新木:「目標を立てて公言すること」は、今でも自分に言い聞かせてて、そのおかげで今に繋がってると思うので、すごく大切なことだなって再認識しています。
あと「自信を持つこと」も大切だと思うようになりました。自分のこと信じて、背中を押せるのは自分しかいないんですよね。もちろん、周りの方に相談すれば背中押してもらえますけど、自分のことを1番信じてあげられるのは自分。自信をもって自分で自分を1番信頼することが大切ですし、信じてあげられるように、努力も大切だなって思うようになりました。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
新木優子(あらき・ゆうこ)プロフィール
生年月日:1993年12月15日出身地:東京都
血液型:A型
身長:165cm
公式Instagram: @yuuuuukko_
2014年より雑誌『non-no』の専属モデルとして活躍。2015年、ゼクシィ8代目CMガールに抜擢されるなど、CMにも多数出演し話題に。最近の出演作としては、ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(カンテレ・フジテレビ系)、『100万円の女たち』(テレビ東京系)、『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)、ドラマ『重要参考人探偵』(テレビ朝日系)、『トドメの接吻』(日本テレビ系)、『チア☆ダン』(TBS系)、『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)、映画『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命』など。2010年3月16日には「新木優子オフィシャルカレンダー2019.4-2020.3」を発売し、同月21日には、初のファンイベント「新木優子 First Fan Event!!-ゆんぴょ応援隊集まれ!-」を開催する。
※カレンダーの詳細は公式サイト(https://www.sdp-sp.net/yunpyo2019)に掲載
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
「新木優子、女子力高し!」 錦戸亮ら共演者が絶賛「ハードなスケジュールなのに」「『グータンヌーボ』みたい」<トレース~科捜研の男~>モデルプレス
-
戸田恵梨香&新木優子、比嘉愛未&浅利陽介の舞台観劇「コード・ブルー」キャストの集合ショット話題にモデルプレス
-
新木優子、山本舞香と再共演で“役名”に「運命を感じてしまいました」 2ショットにファン歓喜モデルプレス
-
新木優子・山本美月・平祐奈…“ナチュラル太眉美人”が急増中 真似するポイントは?モデルプレス
-
山本舞香、ピンクメイク姿披露 新木優子も絶賛「可愛いすぎ美しすぎる」モデルプレス
-
新木優子、ALL私物“デニムの絨毯”に驚きの声殺到 スラリ美脚にも注目集まるモデルプレス
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス
-
片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】モデルプレス
-
アナウンサーになるには?テレ東・田中瞳アナの回答と「夢を叶える秘訣」モデルプレス
-
テレ東・田中瞳アナの転機になった、さまぁ~ずの“ある言動”モデルプレス