イケメン9人組ユニット・SUPER★DRAGON「“怒り”を表現したのは初めて」 結成4年目で見せる無限の可能性<インタビュー>
2019.02.17 18:00
ヘヴィロック&ダンスミュージックが特徴の9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGON(通称:スパドラ)。1月に20歳の誕生日を迎えた最年長の玲於(れお)以外は全員10代と若いグループながら、キャッチーで洗練された楽曲と一緒に踊りたくなるダンス、そして確かな歌唱力で人気急上昇中。2月27日にリリースされる2ndアルバム「2nd Emotion」のリリースに先駆け、インタビューを実施した。
目次
2ndアルバム「包み隠さず表現しました」
― 約2年ぶりとなる2ndアルバムがいよいよリリースされますね!どんなアルバムに仕上がりましたか?毅(つよし):「2nd Emotion」というタイトルにもあるとおり、自分たちが今まで出してこなかった「Emotion=感情」を包み隠さず表現しました。特に“怒り”を表現したのは今回が初めて。「怒り」って誰しもある感情だと思うんですけど、マイナスになるのではなくて、聴いてくれた人のプラスになればいいなと思いますし、みなさんに共感していただければ、感情の共有になる。そういう意味でも「Emotion」なんだと思います。
和哉:1stアルバム「1st Impact」のときは、SUPER★DRAGONってこんなユニットだよということを発信したんですが、2ndアルバムは僕たちがミクスチャーユニットだということを知ってもらったうえで、変化や振り幅を見せるためのものだと思っています。そのためにいろんなタイプの楽曲に挑戦しました。全部英詞の楽曲だったり、ラップ組だけの完全Hip Hop曲だったり、ボーカル組だけのバラードとか、いろんな振り幅がSUPER★DRAGONにはあることを伝えたいです。
― この2年間でスパドラがグループとして成長したことを教えてください。
和哉:前までは年上組のファイヤードラゴンが引っ張ってくれていたところがあって、ダンスにしても、誰かが意見を出して、他の人はそれが正解と思って合わせたりしていました。今は違うと思うことを伝えたり、全員で何でも言い合って進められるようになってきましたね。
― メンバー間の関係性で変わったなと思うことはありますか?
毅:「1st Impact」のときから、メンバーとは腹を割って話せていたと思います。デビュー前の結成当初からということだったら、関係性は変わってますけど。前回のアルバムから特にどう変わった、というのはないかもしれません。それぞれ個々の考えはいろいろ変わってはきたかな。
ジャン:関係性は1stのときにはすでに確立されていたよね。より深くはなったかもしれない。
玲於:ずっと騒がしいし。でも「役割」みたいなのは1stのときより決まってきたかも。和哉が毒舌で突っ込むキャラっていうのはさらに鋭くなったし。毎回突き刺さるんですけど(笑)。オチを作る人が決まってたりとか。
颯(はやて):自分ね(笑)。
和哉:君でしたね。
玲於:(笑)。わりとおとなしいと思っていた人が急に爆発し始めたりとか。颯なんですけど(笑)、よりメンバーの個性というか色が出てきたなぁと思います。
― 颯さんは爆発されたんですか?
颯:「1st Impact」のときよりも今のほうがインパクト残せるんじゃないかって思っています。それまで別に隠していたわけではないんですけど、もうちょっと自分のキャラクターを全面に出していこうと。最近はサッカー選手のモノマネとか、ボケもやりますし、ラジオではジャンのツッコミにまわったりというのが多いです。
― (笑)。以前はツッコミを入れるようなキャラではなかったですもんね。
颯:そうですね、以前はまず口数が少なかったなと思います。自分を持って話せるようになったってことなのかもしれません。
― 楽さんはいかがですか?みなさんとの関係性で変わった部分は感じますか?
楽(らく):2年前からみんなすごく仲よかったんですけど、僕が甘えるだけじゃなくなったかもしれません。ひとりひとりの個性がより出てきた感じはしています。性格がはっきりしてきたというか。
玲於:楽はほんとに毒を吐くんですよ!
毅:一発一発が重いんですよ!
楽:ふつうにボケても僕は全然面白くないんですよ。「拾えない」ってみんな言うんですけど、200発中1発、たまに言うことが重たい毒みたいです(笑)。
玲於:何がやばいって真顔で言ってくるところが怖い!
楽:ドSなんです、はい。
壮吾:(楽さんからは)たまに怖いのきますなぁ。
和哉:(壮吾さんに向かって)ひとりだけめちゃくちゃくつろいでるじゃん。
壮吾:俺にはあまり来ないんで。主にジャンくんか玲於くんにじゃない?
楽:とどめを刺そうかなって。今まではそれ、和哉の役だったんですけど。
和哉:そう、俺がジャブ入れる、くらいの感じになっちゃいましたね。
毅:ミゾオチにくるよね。
― この2年で一番変わったと思うのは誰ですか?
玲於:壮吾と楽の声が低くなったことじゃない?重低音がすごい。
颯:車掌のモノマネは声変わりしたことによってクオリティーがあがったよね。
壮吾:リアリティーが出たかもね。声変わり前は所詮子どもの声だったなって思います。今のほうがリアルな感じがあるので好きです。
― みなさん、俳優やパーソナリティーなど、新しいことにも挑戦されてますよね。毅さんは現在ドラマ「3年A組−今から皆さんは、人質です−」に出演されてますが、撮影はいかがですか?
毅:いや~、環境がスパドラと違うので、必死です。飲まれないように。
― それぞれ、別の場所で活躍されているメンバーを見ていかがですか?ジャンさんはラジオでパーソナリティーを務められていますが。
ジャン:(ちょっと踏ん反り返って)はいはい。
玲於:お前だれだよ?(笑)
毅:大御所感出すなよ。
ジャン:このあいだ、バラエティー番組を家で見ていたときに、一瞬「3年A組」のCMが流れたんですよ。その映像の中で、一瞬、毅が蹴られて、ふっとんでたんです。「おお、毅!」ってなりました(笑)
和哉:なんか長いのが吹っ飛んでると(笑)。
毅:作中、何回かめっちゃ蹴られるシーンがあるんですよ。そういう役どころなんで。
― 蹴られる役どころ(笑)。
毅:ぜひ見ていただきたいです!
「怒り」を表現できたことで広がったスパドラの世界
― 「2nd Emotion」ではどんなふうに感情を表現されましたか?特に気に入っている曲を挙げてください。ジャン:僕はやっぱり「Set It Off」です。これは「怒り」の感情を歌っています。僕、普段から人間観察が趣味で、街でいろんな人を観察しているんですけど、見れば見るほど、いろんな不満とかいろんな謎がわいてくるんです。
彪馬(ひょうま):見ることによって不満が出るなら見なきゃいいじゃん。
ジャン:(スルーして)これは例ですけど、電車とかで下りの階段なのに上がって来る人がいたりとか。「いやー、それないわ」って思うことがけっこうあるんですよ。そういう不満の感情が普段からあるので、この歌詞に共感する部分があったんです。
― 「Set It Off」は洸希さんと和哉さんと3人でのラップということですが、歌ってみていかがでした?
和哉:純粋に僕も歌いやすかったんですけど、ジャンくんとの違いを出すのが難しかったです。僕もラップの作詞をたまにするんですけど、だいたい僕とかジャンくんは不満しか書いてないんです。罵詈雑言を並べているから「俺が書く歌詞と通じるところがあるな」って思って、すごく入りやすかったです。でもジャンくんがガヤとかでけっこう遊んでいたので、僕は低い声を生かしたラップを歌うようにしました。
洸希:僕もこの曲のレコーディングは探り探りでやっていました。うまい具合に自分を出しつつも、出しすぎないように、試しにいろいろなパターンで歌ってみたりしました。でも歌っていて気持ちがいい曲。「怒り」をめちゃくちゃ声に出せることが気持ち良かったんですよ。
― 洸希さんってあまり怒ることなさそうですよね。
玲於:いやいやいやいや!
洸希:喜怒哀楽の中で「怒」の人と言われています。
ジャン:誰も何も触れてないのに急に怒り出すことあるから!
洸希:1回スイッチが入ると熱くなっちゃうんですよ。
ジャン:ほら、前に卓球でさ!
洸希:それ~ほんと何回も同じこと、あ、また…。
ジャン:やった、引き出せた!
洸希:いや、すぐムキになっちゃんです。まあ、抑えながら生きています。爆発するときはしますけど。
― 他の曲についてはいかがですか?では、彪馬さん!
彪馬:「LRL -Left Right Left -」 かな。フックの部分が個人的に好みで、単純に頭を振って、ノリノリになれる曲です。季節とかも関係なく、みんなが踊れる曲だなと思って。この曲も新しいジャンルだなと思っているので、この曲でみんなで踊れたらって思います。振りをつけるのもすごく楽しみです。
― それから彪馬さんは毅さんと「Song For You」と「夢で逢えたら」を歌われてますが、こちらはいかがですか?
彪馬:王道のJ-POPという感じです。
毅:「夢で逢えたら」はもともと、前回のツアーで披露していたんですけど、「Song Fou You」はそれに続いて、ふたりでの曲です。「Song For You」はきっと万人に愛される楽曲。ふたりの声質が全然違うので、そのかけあいにも注目してもらえたらと思います。
彪馬:かけあいはライブで歌っているとすごく気持ちいいです。顔を見合わせてお互いに。
毅:ハモりがパーンと合ったときはめっちゃ気持ちいいです。
― 「BADASS」はいかがですか?和哉さんが「SWEET DEVIL」につづいて、デスボイスに挑戦されていますね。
和哉:「SWEET DEVIL」よりもデスボイスが多くて、ジャンくんと洸希が歌っているところにほぼかぶせるくらいの勢いです。レコーディングは連続で100回くらいやったんじゃないかな。命削りながら頑張りました。
― デズボイスってどうやったら出るのかわからないです(笑)。
楽:先生!
玲於:「あー」って声を出していって、だんだん低くしていくと、声がかすれてくるじゃないですか?そのかすれのまま、低い声を出すんです。エッジボイスっていって、声を下げていって、低い声と同時に出すんです。
洸希:いやー、勉強になった!
― それから、洸希さんのソロ曲「AIKOTOBA」がdisc2に入りますね。
洸希:はい。アルバムでソロ曲が入るのは初めてなので、挑戦の機会をもらえてすごくありがたいなと思います。イベントで数回しか披露していないので、この曲を知らない方も多いと思うんですよ。なので聴いてもらって、いい曲だなと思ってもらえたらうれしいです。僕の歌声を聴いて、歌詞の情景を思い浮かべてもらえたらベストです。
― ソロで歌うのは緊張されます?
洸希:まじで緊張しますね!しかもライブのときはマイクスタンドで歌うので、それがまだ慣れていないんですよ。一番最初にライブで歌ったときは、棒立ちでしたもん。しまいにはわけわからなくなって、手拍子とかしちゃって。
毅:しまいにはっていうか最初からやってたよ。
洸希:そうだった…。まあでも緊張はまじでめっちゃします!
― ライブで特に注目してほしい曲をもう1曲挙げてください。楽さん!
楽:ライブでやるのが楽しみなのは「BADASS」です。勢いがあるまさにミクスチャーロックな曲で、パフォーマンスは会場中が盛り上がるだろうなと思うし、振りももっとみんなで固めていって、バキバキの照明のなかで踊って、一気に盛り上げられたらと思います。
メンバーの中で一番感情豊かなのは?
― ではもうひとつ質問を。アルバムにちなんで、メンバーの中で一番感情が豊かだなと思う人は誰ですか?毅:せーの、で指さしますか!
全員:せーの!
― 洸希さんが一番指されましたね。
毅:怒りもバーンっていくし、喜びとか驚きとかもバーンっていくし、悲しいときも悲しそうにするし、五角形のグラフに表したら、全部埋まっています。
楽:リアクション芸人じゃん。
― 玲於さんは和哉さんを挙げてましたね。
玲於:和哉は意外とクールな感じにみえて、感情の起伏が激しいんですよ。
楽:和哉はただのヤンキーだよ。
玲於:笑うときは笑うんですけど。
颯:そりゃ笑うわ!人間だもの!
彪馬:相田颯(笑)。
玲於:笑ってる頻度が高いんですよ。かといって無になるときは無になってますし、その起伏が激しいかなと思います。
和哉:めちゃくちゃ元気がないってときは、僕、ないんじゃないかな。機嫌悪いときもあんまりないし。
玲於:機嫌悪いのはダンススタジオ入ってきたときの一発目くらい?
毅:機嫌っていうかガラが悪い。
和哉:いや基本、移動の電車で寝るから眠いんですよ。
― 寝起きで来ちゃうんですね。楽さんはジャンさんを挙げてましたね。
楽:なんでも楽しそうなのと、寝起きの機嫌がちょっとよくなくて暗いのと、あと怒るときも面白い。面白い人だよ、君は変だ。
― 毅さんは颯さんを挙げてました。
毅:今、めちゃくちゃおとなしいですけど、キレますからね。
洸希:誰も想像できないと思うんですけど、街中で叫んだりしてますからね。
颯:テンションがあがると自分でも制御できなくなるんですよ。
玲於:それやばい、サイヤ人!
洸希:モノマネとかも、マジで求めてないときにやってくるんですよ。
颯:気分でやってます(笑)。基本的には穏やかですよ。
玲於:振り切ったときは、振り切りすぎてびっくりする。
― 彪馬さんは挙がらなかったですね。
毅:でも機嫌悪いときはわかりやすいと思いますよ。
玲於:わかる。シルエットでわかるよね。
颯楽:今話しかけないで、っていう瞬間はわかる。
毅:歩幅とかでわかるね。
和哉:めちゃめちゃそっけないときとかあるんですけど、それでも僕、話しかけるんですよ。そしたら「あ、っそ」って言われて「はい…」ってなります。
彪馬:ごめんな、ヤンキー、ごめんな!
毅:仲間想いのヤンキー。いい奴だな。かっけーな。
それぞれの「忘れたい過去」を告白
― では最後にパーソナルな質問をもうひとつ。今回のアルバムが「過去の自分」とそれぞれが対面するというテーマもありますが、みなさんが自分自身について、忘れたい過去を教えてください。洸希:僕はスパドラを結成する前のネガティブな自分のことは忘れたいです。隠キャっぽかったんです。レッスン中とか…。
和哉:(洸希さんの声マネで)「いつ帰れるんですか」「帰っていいですか」。
洸希:いろんなスタッフさんに迷惑をかけてしまって。ほんと、最低だったんですよ…(和哉さんを見て)ヤンキー、うるせー。EBiDANに入りたてのころの自分は忘れたいです。スパドラに入って変わりました。でも、(スパドラの結成前から)サンダーのみんなとは仲良かったので、みんなでご飯行ったりとかしてたんですけど。何もしたくない時期がありました。本当に引きこもりみたいな感じだったんです。
― 今は成長されましたね。では、毅さん。
毅:僕は、EBiDANに入ってからコンタクトにしたんです。小1からずっと眼鏡だったんです、すごく目が悪くて。眼鏡かけるとめっちゃ目が小さくなって…。
玲於:そうそう、やばかった!
毅:小6とかまで洋服にも無頓着で、髪型とかも、めっちゃダサいんですよ。前髪意味わかんないくらい短くて。床屋でシェーバー当てて切る、みたいな感じだったんです。昔の写真は絶対に見たくないです。
玲於:毅だって気付かなくない?だいぶ違うよね。見たことあるんだけど、えって思う。同姓同名の別人だと思うよ。それくらい違います。
毅:でもスカウトされたときは眼鏡だったんですよ。
― スタッフさんに先見の目があったんですね。
毅:みたいですね。
玲於:みたいですねって自分から言うのはあれだけどね!
毅:今思えば(スカウトしたスタッフに)「あの顔、声かけにいく?」って思いますよね。スカウトされたのは中学生のころなので、さすがに服は何かしら選ぶようにはなっていましたけど、あの眼鏡姿には俺だったらスルーだなって思います。親は小学生のころからきちんとしたおしゃれをさせたがっていたけど、まわりがやんちゃな奴が多くて、みんないかつい服とか着てて、それに憧れちゃってたんですよね。俺の格好ダサいなって思ってて、反動でそっちに走っていたんです。忘れたい過去です。
― 今はめちゃくちゃおしゃれになりましたね。では和哉さん。
和哉:僕もスパドラに入る前の話なんですけど、スパドラの結成が決まって、5年間続けていた剣道を辞めることにしたんです。辞める最後の試合、準決勝で1対1で延長戦10分ってなったときに、力抜けて竹刀を落として負けちゃったんです。その悔しい過去はとっとと忘れます。
― その悔しさもスパドラにぶつけましょう。
和哉:はい。もう落とさないように。
― ではジャンさん。
ジャン:僕、昔すごく女の子にモテたいと思っていて。あ、一個先に言わせていただくと、昔の自分のことは嫌いなんです。何してんだよって思うから。今はそういう(モテたいとかの)気持ちは全くないですよ!それは先に言っておくんですけど。
毅:前置きが長いよ。
和哉:注意書きが必要なんだね。
ジャン:それで、好きな女の子ができたんですけど、自分の気持ちをどう気付かせるかって思ったときに、出てきたのが「嘘をつく」っていう方法。で、思いついたのが「俺、家で鷹飼ってるんだ」。
一同:(爆笑)。
ジャン:六本木ヒルズの屋上で飼ってるって言って。
玲於:めっちゃ面白いね、それ!
ジャン:それがカッコイイと思ってたんですよ。あとは「ダンスの世界大会で1位になったんだぜ」。それは毅についた嘘なんですけど。
毅:つかれました。ジャンは最初に会ったときからすごく良くしてくれていて。「お、新入りじゃん」みたいな感じで。
ジャン:そんな感じ全然出してないよ!
毅:「仲良くしようぜ」って言ってくれて、一緒にマック行ったんです。そしたら、「俺、ダンス大会の世界バトルで優勝したんだよ」って。ジャンって当時、得意ジャンルを持ってて、POPっていうダンスなんですけど。そのジャンルの頂上にいる日本人のダンサーの方がいるんですけど、その人に習ってるんだよって言ってきたんです。俺、そのときなんにも知らなかったから、「マジで?そうなんだ!」って言ってたんですけど、だんだんそれが嘘だったことが明かされるという。
ジャン:まあ、そういうのも含め、いろんな人にくだらない嘘をついて、自分が得するような生活をしていました。自分を偽っていた過去は忘れたいです。
玲於:みんなほぼ信じてないだろ。
― まあ、可愛い嘘ということで(笑)。では、彪馬さん。
彪馬:僕は小6でスパドラに入ったんですけど、そのとき迷彩柄の短パンがカッコイイと思っていたんです。冬なのにそれを履いて、白のパーカーを着る、というのがオシャレだと思ってたんです。
楽:で、ヘッドフォンしてたでしょ。
彪馬:うるさいなぁ(笑)。その写真が流出してしまってるのがちょっと。
毅&玲於:流出っていうかお前が当時、ブログに載せたんだろ。
彪馬:テレビ番組でもその格好で出てて、みっともないですよ。
ジャン:僕、覚えてるんですけど、私服収録の日は絶対にその勝負服で、まさに白パーカーに迷彩半ズボンでした。
彪馬:よく覚えてんな…。
毅:で、あれだよね。ニューエラのキャップにヘッドフォン。
洸希:あと、ブログも1文終わるごとに絵文字つけてたよね。
彪馬:そうだった。
毅:彪馬が一番変化したよね。
ジャン:あんな幅のあるズボン履いてたのに今、これですもん。
― カッコよくなりましたね。玲於さんはいかがでしょうか?
玲於:僕は中2の春にスターダストに入ったんですけど、事務所の宣材写真というものを撮りまして。
ジャン:やっぱその話か。
玲於:中2のときでそんなオシャレに興味がなくて、髪型にも気を使っていなかったんです。でも写真を撮るということでお母さんに協力してもらって髪をキメていったんです。いざ、現場に行って、撮ったんですけど。そこから何年かして、こいつらとスパドラを組んだときに、その宣材写真を発見されて。「待って、頭パイナップルじゃね?」って全員に広まって。
和哉 :あれやばいよ。盛りに盛ってる。
玲於:なんか立ってるんですよ。
ジャン:あとわかる人はわかるんですけど、ポケモンの草むらの揺れてる部分あるじゃないですか?草むらの3本出てるとこ。それにめっちゃ似てるんです。
玲於:ほんとそんな感じです。
― どうしたらそんな髪型に(笑)。
玲於:わかんないんですよ(笑)!こいつらにその写真発見されてから、いまだにパイナップル、パイナップルって言われます。もう結成して4年目になるのにいまだに!
楽:パイナップル!パイナップルー!
玲於:もうこいつらの頭の中からあれの記憶を消したいです。
和哉:今度再現しようよ。
毅:玲於は正直、あのときのほうが老けてたよ。
玲於:中学生のころより今のほうが若いってみんなに言われるんです。
― 颯さんはいかがですか?
颯:僕は記憶から消したいって思うほど嫌な過去って、そんな思いつかないんですけど、恥ずかしいなって思う過去はいろいろあります。ちっちゃいころ、めっちゃキティちゃん好きだったんです。
ジャン:可愛いし!ぜんぜん消さなくていいじゃん。
和哉:玲於くんは今も好きだからね、キティちゃん。
玲於:はあ?捏造しないでくれる?
颯:消したいとは思わないんですけど、自分の過去を振り返ったら、そういう恥ずかしい過去もあるなって思います。あと、EBiDANに入った当初は、はっきりしゃべらないし、もごもごしてて。そんな最初のころの記憶は消したいです。
― では楽さん。
楽:過去というか今の話なんですけど、昔より年上に甘えちゃって、今ゆるゆるになったかもしれないです。
和哉:楽はスパドラ入って、年上の人と関わるから、甘えるようになったのかわからないんですけど、スパドラ入る前はこんな甘えるキャラじゃなかったかな。
彪馬:入った当初、初めてのレッスンで僕が二階に寝そべって一階のリハーサル見学してたら、その上に楽、乗ってきたんですよ。「君、何年生?」って。
玲於:え?こわ!
彪馬:それが初対面。
楽:え?そんなんあった?
洸希:俺もめちゃくちゃいじり倒されてたの覚えてます。今もいじられてるんですけど、スパドラ入って、俺、ほかのメンバーにもいじられるんで、楽は逆になぐさめてくれる感じだったんですけど、スパドラ入る前はやばかったです。
楽:俺、ぜんぜん記憶ないんですよね。
玲於:どうでもいいと。覚えるに値しないと。
楽:消したい記憶というより、もう消えてました!
洸希:深いね。
― ではトリを、壮吾さん!
壮吾:消したい過去っていうか、過去に戻りたいことはあって。乗らなかったことを後悔してるやつ(電車)がいるんです。
玲於:いるって(笑)。
壮吾:いろいろ電車のサイトとか見てて、存在は知っていたのに乗る機会がなくて。それで、結局乗らずに廃止になっちゃって。
楽:なんかすっごい重い。なんで?電車の話なのに!
毅:もらい泣きしそう。
壮吾:東葉快速という電車で、すごくマイナーなやつなんですけど。サイトで見たりすると、やっぱりちゃんと乗っておきたかったなって思って。それに乗らなかった過去を消したいということではなくて、戻りたい。…泣く会みたいになっちゃった。これからはちゃんと乗りたい電車には乗っておきたいです。
和哉:知ったこっちゃないわ(笑)。
― (笑)。では3月から始まるZeppツアーへの意気込みもください!
壮吾:今までストーリー仕立てのライブが多くて、途中で演技を入れたりしていたんですけど、今回はパフォーマンス重視で歌、ダンス、ラップ、そしてギミックで魅せていこうとしています。そのぶん、パフォーマンスで甘えられないなと思っているので、こんなエンターテイメントの魅せ方もあるのか!って驚かせたいです。
― 最後に「2nd Emotion」リリースに向けて、推しの一言をいただけますか?
玲於:今回のアルバムは僕たちが今まで培ってきた技術などをさらに高めていって、僕たちの感情を本気で、ガチでぶつけに行ったんで。みなさんもぜひ、アルバム1曲1曲を聴いて頂きたいのはもちろん、リリースイベントやワンマンツアーに来ていただいて、その空気感を肌で感じてもらいたいなと思います。
― ありがとうございました。
「2nd Emotion」の特設サイトはすでに3億クリックを突破。世界で10億ダウンロードされている人気音楽認識アプリ「Shazam」ではJapanチャート1位に輝き(※)、ビジュアルだけでない彼らの注目度の高さがうかがえる。
結成4年目を迎え、個々のキャラクターをぐっと凝縮しながらも、より一層結束力を高めた9人。“感情”を全力でぶつけ合う、パフォーマンスの新境地に期待したい。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社SDR
(撮影/高橋那月、取材・文/藤坂美樹)
2ndアルバム「2nd Emotion」
【通常盤】01. WARNING ※リード曲
02. Untouchable MAX
03. LRL -Left Right Left-
04. ワチャ-ガチャ! (Remix Ver.)
05. リマカブロ! [サンダードラゴン]
06. Set It Off
07. Bring Back
08. Song For You
09. Monster! (Remix Ver.)
10. BADASS11. Get Lite! [ファイヤードラゴン]
12. BLOODY LOVE
13. SWEET DEVIL (Remix Ver.)
14. What a day
15. PAYAPAYA
【Limited Box】
[DISC1]
01. WARNING ※リード曲
02. Untouchable MAX
03. LRL -Left Right Left-
04. ワチャ-ガチャ! (Remix Ver.)
05. リマカブロ! [サンダードラゴン]
06. Set It Off
07. Bring Back
08. Song For You
09. Monster! (Remix Ver.)
10. BADASS
11. Get Lite! [ファイヤードラゴン]
12. BLOODY LOVE
13. SWEET DEVIL (Remix Ver.)
14. What a day
15. PAYAPAYA
[DISC2]
1. Endless Dance
2. Cross Counter
3. ゲラゲラ
4. NICHIYOUBI
5. 夢で逢えたら
6. AIKOTOBA
SUPER★DRAGONプロフィール
2015年9月27日にスターダストプロモーションが手がける若手俳優集団、“EBiDAN”から生まれた9人組ミクスチャーユニット。ヘヴィロックにラップやダンス、メンバーによるヒューマンビートボックスまで融合させた、Newミクスチャースタイルな楽曲に、目まぐるしく変わるフォーメーションダンス、そしてキャッチーで一緒に踊りたくなる振り付けが話題に。
3月31日より、Zepp Tokyoを含む全国5都市でのライブハウスツアー7th ONEMAN LIVE TOUR「Emotions」がスタートする。
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