八木勇征(C)モデルプレス

<FANTASTICSデビュー記念リレーインタビューVol.5八木勇征>5つの質問から紐解く素顔とは?

2018.12.01 17:00

12月5日にシングル「OVER DRIVE」でメジャーデビューを果たすEXILE TRIBEの新星・FANTASTICS from EXILE TRIBE。モデルプレスでは今回、デビューに向け、リーダーの世界・佐藤大樹、パフォーマーの澤本夏輝・瀬口黎弥・堀夏喜・木村慧人、ボーカルの八木勇征・中島颯太にインタビューを実施。ソロインタビュー+グループインタビューを連載形式でお届けする。Vol.5は八木勇征(21)。「Q1.この世界に入ったきっかけは?」「Q2.デビューまでの日々を振り返って1番思い出に残っている出来事は?」「Q3.ほかのメンバーに負けない!と思う自分のアピールポイントは?」「Q4.夢を叶える秘訣は?」「Q5.メンバーからメンバーへリレー質問!」の5つの質問から紐解く素顔とは?

EXILE TRIBEの新星・FANTASTICS

FANTASTICS from EXILE TRIBE(提供画像)
FANTASTICS from EXILE TRIBE(提供画像)
FANTASTICSは、EXILEの世界・佐藤をリーダーに、パフォーマー集団として2016年12月29日に結成。2017年5月から12月にかけ行われた「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」にて、約3万名の応募者の中から勝ち上がった八木・中島をボーカルに迎え、ダンス&ボーカルグループとして始動した。

これまでに2度の武者修行を実施。2018年5月には、EXILEの楽曲「Turn Back Time」に異例の参加。同楽曲はFANTASTICSの中尾翔太さんへの想いを込めてTAKAHIROが歌詞を書き下ろし、大きな反響を呼んだ。そして、9月15日、帯同しているEXILEの約3年ぶりとなるドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2018-2019“STAR OF WISH”」のステージにてデビュー決定を発表した。

Q1.この世界に入ったきっかけは?

八木:僕は「VOCAL BATTLE AUDITION 5」がきっかけでこの世界に入りましたが、元々は中学生の頃、ギターをやっている友達に「歌ってよ」と誘われて、人前で歌を披露する機会が増え、そのときに「感動したよ」とか「上手かったよ」とか言ってもらえたことがきっかけでアーティストになりたいなと思うようになりました。ただ、ずっとサッカーを続けていて、その推薦で高校、大学に進学したので、なかなかアーティストっていう夢を追いきれずにいました。でも、大学生の頃、怪我をしてしまってサッカーができない期間が続いて、逆にこれは夢を追いかけるきっかけになるんじゃないかと思っていたとき、「VOCAL BATTLE AUDITION 5」が開催されると知って、受けることを決意しました。元々「VOCAL BATTLE AUDITION」のことは知っていたのと、小さいときからEXILEさんの楽曲が好きだったので、力試しと思って参加したんですけど、一次審査、二次審査って受けるうちにFANTASTICSのボーカルになりたい、FANTASTICSとして夢を追いかけたいと思うようになりました。

― きっかけを与えてくれた友人というのは、「週刊EXILE」(TBS系、毎週月曜深夜)に登場された方ですか?

八木:そうです。元々仲が良かったんですけど、学校のレクリエーションみたいなもので出し物をすることになって、「じゃあ、勇征歌ってみて」って。その友達は僕が歌を好きなことを知らなかったので、本当に偶然誘われて歌うことになりました。

― サッカーを続けていた頃は、サッカーへの道という選択肢も考えていましたか?

八木:推薦で進学させてもらっている以上、サッカーを頑張らないといけないという思いもありました。でも、アーティストになりたいっていう夢を捨てきれずにいたので、サッカー選手になるっていう夢はそのときにはなかったかもしれないです。

― 怪我をされてから、「VOCAL BATTLE AUDITION 5」が開催されるまでの期間というのはどのくらいありましたか?

八木:すぐでした。怪我をして、サッカーを辞めて、オーディションの開催が発表されて、巡り合わせのように感じました。

― そのタイミングだったからこそ、今度は真っ直ぐ夢に向かっていけたと。

八木:僕自身、歌を習ったこともなければ、何も経験がなかったので、真っ白な状態だったんです。いい意味で素人というか、大好きな歌を吸収していける環境っていうのが楽しくて。オーディションは緊張しましたけど、人前で歌える幸せも感じましたし、どんどん音楽にのめり込んでいる感覚がありました。オーディションの中では、ダンスにも初めて挑戦したんですけど、FANTASTICSのパフォーマーのダンスを見て、ダンスのすごさっていうものを直に感じて、ダンスってこんなにすごいんだって。自分の中のダンスに対する捉え方が180度変わるくらいの影響を受けました。

Q2.デビューまでの日々を振り返って1番思い出に残っている出来事は?

八木勇征(C)モデルプレス
八木勇征(C)モデルプレス
八木:数えきれないくらいたくさんの思い出があるんですけど、その中でも1番は「STAR OF WISH」の初日にEXILEさんと「Turn Back Time」を歌わせていただいた瞬間です。(中尾)翔太くんの想いとか、FANTASTICSの想いとか、自分の想いとか、お客さんに届けようって気持ちが強すぎて、ステージに上がる前は体がガチガチになってしまったんですけど、ステージに立ってお客さんの表情が見えて、会場の温かい空気を感じた瞬間に、不思議なくらい肩の力が抜けて。嘘みたいに緊張していたのがなくなって、リラックスして歌うことができたんですけど、それは1人だったら絶対できなかったことで、支えてくださっているたくさんの方々のおかげで今の自分が成り立っていて、それが当たり前じゃないんだなって改めて感じた瞬間でした。

― 夢者修行などとは違う緊張感でしたか?

八木:夢者修行のときは笑顔で楽しんでパフォーマンスしようってことを世界さんがおっしゃっていて、緊張しながらも僕も楽しめたんですけど、「STAR OF WISH」の初日は驚くくらい周りが静かで落ち着いて感じたんです。僕の人生において初めての感覚で、周りが広く見えるというか、音がよく聞こえるというか…すごく集中できた時間だったので、ほかのステージとは違いました。

Q3.ほかのメンバーに負けない!と思う自分のアピールポイントは?

八木勇征(C)モデルプレス
八木勇征(C)モデルプレス
八木:歌が好きな気持ちは1番でいたいなって思っています。

― そのために取り組んでいることなどはありますか?

八木:最近の話なんですけど、歌の表現をもっと向上させるために、歌詞を書いたり、トラックを作ったりしています。まだ簡易的なもので、趣味程度なんですけど、ボーカリストとして力をつけていきたいなと思ってはじめました。

― クリエイティブな部分にも興味が?

八木:クリエイティブ力ってボーカリストには絶対必要なことだなと思うんです。「STAR OF WISH」でEXILEさんのリハーサルに参加させていただいたときも感じたんですけど、やっぱり何かを作り出せる人、創造して発信できる人って、素晴らしいなと思いますし、その人だけのオリジナリティを持ったアーティストになりたいなと強く感じました。

― では、リハーサルに参加して、行動に移したのが先程の歌詞やトラック作り。

八木:そうです。なので、本当に最近なんです。リハーサルでご一緒している間に、自分でも行動してみようって思って。自分の中で実力をつけていきたいです。

Q4.夢を叶える秘訣は?

八木勇征(C)モデルプレス
八木勇征(C)モデルプレス
八木:「VOCAL BATTLE AUDITION 5」で心がけていたことでもあるんですけど、どんな状況でも夢を持ち続けること。自分が1番苦しいとき、辛いときが最大のチャンスだと思って、心に夢を持って、死ぬ気で頑張ること。それが夢を掴むことへの近道になるのかなと思っています。「VOCAL BATTLE AUDITION 5」の合宿審査は、部活動がハードだった僕からしても、精神的にも肉体的にも追い込まれるプログラムでした。でも、自分自身との戦いでしたし、そういうときこそ、夢を掴みたい、FANTASTICSのボーカルになりたいっていう想いを胸に頑張って乗り越えました。今、運もあってFANTASTICSのボーカルに選んでいただけたので、辛いときこそそういうメンタルで臨むことが大事なのかなと実感しています。

― 合宿審査以外で、それを実感した瞬間はありますか?

八木:僕はジムのトレーナーをやっていた時期があったので、その道に進もうかなと思ったことも正直に言うとあったんです。でも、やっぱりアーティストになりたいっていう夢を諦められなかったし、違う道を考えてみても最終的には揺るがなかった夢がそれでした。その気持ちがあったからこそ、今があると思いますし、強い気持ちが夢を引き寄せてくれると思います。

Q5.メンバーからメンバーへリレー質問!

FANTASTICS from EXILE TRIBE /(前列左から)佐藤大樹、八木勇征、中島颯太、世界(後列左から)堀夏喜、木村慧人、澤本夏輝、瀬口黎弥(C)モデルプレス
FANTASTICS from EXILE TRIBE /(前列左から)佐藤大樹、八木勇征、中島颯太、世界(後列左から)堀夏喜、木村慧人、澤本夏輝、瀬口黎弥(C)モデルプレス
堀夏喜より「ステージ上でパフォーマンスをしているとき、いつも何を考えて歌っていますか?」

八木:僕は歌詞の一つひとつの意味を考えて、FANTASTICSが伝えたい想いを届けたいっていう気持ちで歌っています。言霊ってあると思うので、(中島)颯太と2人で来てくださった方々に伝えたいって思いながらステージに立っています。

― それは、いつ頃から意識していることですか?

八木:最初の夢者修行の初日を終えてからだと思います。あのときは、僕も初めてのことだらけだったので、余裕もなかったんですけど、夢者修行をやっていく中で、リーダーやパフォーマーの皆から色んなことを教えてもらううちに意識が変わりました。たくさんの失敗もしたんですけど、それで学ぶことも多くて。歌うだけで精一杯だったところから余裕が生まれて、次は温かく見守っていただくだけじゃなくて、僕らが人に伝えられるようになろうって。

― 今、帯同されているドームツアーでは、その想いを胸にパフォーマンスを。

八木:そうですね。届けたいという想いを持って歌っています。1公演1公演重ねる度に、想いは強くなっています。

★Vol.6はパフォーマーの瀬口黎弥。

(modelpress編集部)

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FANTASTICS from EXILE TRIBEプロフィール

EXILE TRIBEの新グループとして、EXILEの世界・佐藤大樹をリーダーに、パフォーマー集団として 2016年12月29日に結成。全国18会場50公演、約3万人動員をした武者修行を完遂し、グループとして大きく飛躍し新たなステージに進むため、ボーカルを迎えることを決意。2017年5月から12月にかけて「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」を開催し、約3万名の応募者の中から勝ち上がった八木勇征・中島颯太が加入した。

2018年4月から6月にかけて行われた「夢者修行 FANTASTIC9」では、デビュー前にも関わらず全国33 会場78公演で約7万5000人を動員。2019年9月にはEXILEの約3年ぶりとなるドームツアー『EXILE LIVE TOUR 2018-2019“STAR OF WISH”』の全公演にサポートメンバーとして帯同し、同公演初日の9月15日、ドームのステージ上でデビューを発表した。
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