アップアップガールズ(仮)(左上から時計回りに)古川小夏、森咲樹、佐保明梨、新井愛瞳、関根梓 (C)モデルプレス

全80曲7時間超のライブ…挑戦控えるアップアップガールズ(仮)を直撃!壮絶な過去のチャレンジ&美腹筋の秘訣も<モデルプレスインタビュー>

2018.12.01 12:00

アスリート系アイドルグループ・アップアップガールズ(仮)。古川小夏、森咲樹、佐保明梨、関根梓、新井愛瞳の5人からなる彼女たちは、これまで富士山山頂ライブ、陸の孤島ライブ、自衛隊教練体験など、驚きの挑戦をしてきた。アイドルの枠を超えたガッツとパワフルなチャレンジで注目を集めるが、12月27日には、Zepp Tokyoにて持ち歌全80曲を披露するライブ「アップアップガールズ(仮)Live of All Songs ~立ち続ける事~」を開催。7時間にも及ぶライブに不安はないのか…?今回、モデルプレスは彼女たちにインタビューを行い、これまでの活動を振り返ってもらいつつ、大きな挑戦を控える今の胸中を語ってもらった。

アップアップガールズ(仮)って?雑草魂を持った5人の歩み

― まずはアップアップガールズ(仮)の特色、強みなど、グループ名の由来について教えてください。

新井:アップアップガールズ(仮)には、常にアップアップしながらも上を目指していくという意味が込められています。(仮)とついているのは、(仮)がついているからこそいろいろなことにチャレンジしていこうというところからです。これまでにも富士山の山頂でのライブなど、破天荒なチャレンジをしてきました。それから、私たちはライブが命と言っているくらいにライブが大好きなグループです。年に100本以上ライブをしていると思います。1日に3公演行うこともあります。

森:私たち、もともとモーニング娘。などがいるハロー!プロジェクトの研修生でして、一度ハロプロをクビになったんです。そんな中、スタッフさんが集めてくださってアップアップガールズ(仮)ができたのですが、これ以上にないどん底を経験したので雑草魂は人一倍かもしれません。みんな負けず嫌いで、強いですね。

古川:1人だと未熟だけど、グループを組めば戦えるグループになれるかもしれないということで結成したのが私たちアップアップガールズ(仮)です。そこからさらに、1人ずつが羽ばたいていけるような場所になればと作られたので、ラジオや女優、グループ内でも私は振り付けをさせてもらっていて、それぞれが何か個人でもいろいろやりたいことにチャレンジしています。そうしてどんどん1人ずつが強くなればもっとグループが強くなっていけると思うので、個性を大事にしたグループになっていきたいですね。

アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス
アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス

個性豊かなメンバーをメンバーが紹介!

― では、メンバーによるメンバー紹介をお願いします。

森咲樹ってこんな人!By 古川小夏

森咲樹 (C)モデルプレス
森咲樹 (C)モデルプレス
古川:本人も自覚していますが、とても真面目。すごく慎重になりがちかなと思いきや、自分がやろうと決めたことや、やってみたいと興味を持ったこと、例えばフランスが好きという気持ちだけでフランス語を勉強して、1人旅でいきなり初フランスに行くなど、爆発的な行動力を発揮します。私はびびって、やる前に「大丈夫かな?」と不安になってしまうタイプなので、本当に尊敬しています。テンパリ性みたいなところもありますが(笑)自分がやろうと決めたことは絶対にやり遂げようと強い意志を持っている、とても真面目な子です。

森咲樹 (C)モデルプレス
森咲樹 (C)モデルプレス
古川小夏 (C)モデルプレス
古川小夏 (C)モデルプレス
佐保明梨ってこんな人!By 森咲樹

佐保明梨 (C)モデルプレス
佐保明梨 (C)モデルプレス
森:明梨は、優しい歌声が魅力的です。アップアップガールズ(仮)には関根梓と佐保明梨、メインボーカルのような2人の歌姫がいますが、関根はどちらかというと力強い感じで、佐保は包み込んでくれるような柔らかい歌声の持ち主。それから、一見するとクールビューティといった印象を持たれる方が多いと思いますが、アプガの破壊王と言われるほどで(笑)空手が得意で、武道館ライブで氷柱割りをしたり、バッドを2本折ったりと、おしとやかな雰囲気からは想像できないようなギャップを持っています。

佐保明梨 (C)モデルプレス
佐保明梨 (C)モデルプレス
森咲樹 (C)モデルプレス
森咲樹 (C)モデルプレス
関根梓ってこんな人!By 佐保明梨

関根梓 (C)モデルプレス
関根梓 (C)モデルプレス
佐保:まず、この人は本当にやること言うことがよくわかりません(笑)小悪魔と言われていて、理解不能な行動や発言が多く、みんなを困らせたり、振り回したりしていますが、ファンの方へのサービス精神が旺盛で、ライブ中のちょっとした仕草や目線にドキッとしてしまう方が多いです。ふざけてるように見えるけど(笑)本当はいろいろと考えているしっかり者。困ったときにはすぐに助けてくれますし、とても仲間思いのメンバーです。パフォーマンスも魅力的で、すごく努力しているんだなと思います。

関根梓 (C)モデルプレス
関根梓 (C)モデルプレス
佐保明梨 (C)モデルプレス
佐保明梨 (C)モデルプレス
新井愛瞳ってこんな人!By 関根梓

新井愛瞳 (C)モデルプレス
新井愛瞳 (C)モデルプレス
関根:見た目はとても可愛らしい物静かそうな女の子ですが、中2の男子のような心を持っていて、本当にガキ(笑)実際は長女ですが、グループでは最年少ということもあり、末っ子ちゃんですね。甘えん坊でかまってちゃんですが、ステージでのパフォーマンスで無邪気な笑顔を見ると、いつも等身大でぶつかっていて、そこが新井愛瞳の良さなんじゃないかなと思っています。あと、メンバー愛が強いことからすごく気前がいい(笑)!本当にアプガのことが好きで、ケータイの待受もアプガだったり、LINEの画像などもいち早く更新したり。それぞれ個人の仕事も全部チェックしてくれます。一人での仕事から帰ったときはすごく嬉しそうで、そんなところも可愛いです。

新井愛瞳 (C)モデルプレス
新井愛瞳 (C)モデルプレス
関根梓 (C)モデルプレス
関根梓 (C)モデルプレス
古川小夏ってこんな人!By 新井愛瞳

古川小夏 (C)モデルプレス
古川小夏 (C)モデルプレス
小夏ちゃんは金髪でギャルっぽく派手な見た目ですが、ステージで目立つのは1番ダンスがうまいからで、大きく踊るところがとても魅力的。握手会などでも「こんなにちっちゃいと思わなかった」と言われるくらいに小柄ですが、ステージでの存在感が大きく、そういったところが素敵だなと思います。最年長だけど、仕切ったりすることはなく、しっかりしすぎていないところも私はいいなと思っていて、良いバランスがとれています。

古川小夏 (C)モデルプレス
古川小夏 (C)モデルプレス
新井愛瞳 (C)モデルプレス
新井愛瞳 (C)モデルプレス

グループの転機と意識が変わった瞬間…アプガの歴史

― インディーズアイドル初の日本武道館単独公演、富士山山頂ライブといろんなことを経験されてきましたが、グループにおける転機やご自身の意識が変わった瞬間を教えてください。

新井:最初の1年は、オリジナル曲がなくて、ずっとハロー!プロジェクトのカバー曲を歌っていたんです。カバーをさせてもらっていたのですが、オリジナル曲がない悔しさがありました。そうして活動していく中で、2年目に入るくらいの頃にオリジナル曲ができるようになって、アップアップガールズ(仮)の名前も知ってもらえる機会が増えていきました。この頃からメンバーの団結力や絆が深まったかと思います。

新井愛瞳 (C)モデルプレス
新井愛瞳 (C)モデルプレス
関根:私の中で「やらなきゃいけない」という気持ちになったのは、自衛隊教練体験。迷彩服を着て泥だらけになりながら訓練して、銃を持って匍匐前進しているときには「アイドルなのに、何をやっているんだろう」と思いました。でも、そういったものを1個1個重ねていくうちに「アイドルという枠を決めずに、いろいろと手を出してみないといけない」と思うようになり、大切なことを気づかせてくれたのが自衛隊でした。それまでサプライズのチャレンジに否定的で「何でこんなに辛いことやらなきゃいけないの?」と思っていたんです。でも、自衛隊での訓練をきっかけに、その時に出会った人が私たちのことを知ってくれて、絆も生まれて、そういった経験をしていくうちに「自分で縮こまっていてはいけない。サプライズも自分から楽しんでいく気持ちでやっていかなきゃ」と思い、アプガに対しての気持ちが大きく変わりました。

関根梓 (C)モデルプレス
関根梓 (C)モデルプレス
森:中野サンプラザでの単独ライブでようやくスタートラインに立てたように思いますね。ハロプロの研修生の頃に、中野サンプラザでバックダンサーとして先輩の後ろで踊っていましたが、アプガとして活動し、中野サンプラザで単独ライブをやらせていただき、活動開始から3年でやっと0まで来た気がしたんです。バックダンサーをしていたところで、自分たちのコンサートができるのはすごく嬉しかったです。改めて、ここからだなと感じたライブでした。

森咲樹 (C)モデルプレス
森咲樹 (C)モデルプレス
佐保:私は陸の孤島でのライブがとても思い出に残っています。そこは船でしか行けないような秘境で、自分たちでステージを作ってお客さんを迎えたんです。買い出しから自分たちでやったのですが、改めて0から作る楽しさや大変さがわかりましたし、みんなに楽しんでもらうにはどうしたら良いのかを考えるようになったライブでした。

佐保明梨 (C)モデルプレス
佐保明梨 (C)モデルプレス
古川:私は日本武道館でのライブです。活動を始めて5年くらいで武道館に立てたのですが、それまでにたくさんライブをしてきて、大変な時期もいっぱいあったけど、武道館でのライブが一番楽しかったなと思えましたし、ここまでやってきてよかったなと感じたライブでした。ただ、ライブ自体はすごく楽しくて悔いは全くないのですが、満員にできなかったので、もう一度、武道館のステージに立ち、今度は満員の景色を見ることが目標です。

古川小夏 (C)モデルプレス
古川小夏 (C)モデルプレス

酸素ボンベが必要?アプガのライブが何やらスゴイ!

― みなさんのお話からたくさんの経験をされてきたことがわかりました。これまでにないような場所でのライブや挑戦をされてきたみなさんですが、アップアップガールズ(仮)のライブの魅力や、ここだけはほかのアイドルに負けないところを教えてください。

古川:私たちのライブは作り込んだものというよりも私たちの本当の姿というか、戦うために着てきたものを全部脱ぎ捨てる場といった感じです。ライブを見てもらえると、私たちの性格もわかりますし、生き様が伝わるはずです。それくらい、リアルな姿で立てるのがライブかなと思います。だからお客さんも全力でぶつかってきてくれますし、嘘のない熱い空間が私たちのライブです。

関根:私はその場の感情に嘘をつかないことを大切にしています。盛り上がった気持ちに蓋をせずに、ありのままをさらけ出す。小夏ちゃんが言ってくれたように、何も包み隠さずに、全てをお客さんに届けようという意識をみんな持っています。

佐保:お客さんとのコミュニケーションもほかのグループよりも大切にしているかと思います。あまりステージと客席との境界線がなく、みんなで一緒に盛り上がれるので。ファンの方もライブのために体を鍛えてきてくれます(笑)。

関根:ロビーが湿布の匂いで充満したりね(笑)サポーターをつけてライブに来てくださるファンの方も多いです。

森:酸素ボンベを持ってくる人もいます(笑)それくらい本気でぶつかってきてくれるので、演者とお客さんというより、みんながパフォーマーといった感じですね。初めて私たちのライブを見てくださった方には「ファンの人も込みですごいね」と言っていただけます。

新井:それくらいアプガのライブは激しいので、私たちにとってライブは自分たちとの戦いでありながらも、お客さんとの戦いでもあります。お客さんが盛り上がってる中で、へばってはいられないので。そこでも負けず嫌いが出ちゃいますね(笑)どっちが先に倒れるかといった戦いが繰り広げられてます。

アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス
アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス

富士山・工場・陸の孤島…アプガがライブしてきた場所

― ライブの熱も魅力なのですね!それと同時に前人未到のライブを行ってきたみなさんですが、アップアップガールズ(仮)ならではの伝説のライブを教えてください。

一同:富士山の山頂です。

古川:自分たちの足で登ってから、山頂でライブをしました。富士山の山頂でライブをするということはファンの方には非公開で、一緒に山に登った方々に見ていただきました。まず、自分たちが安全に登りきれるか不安でしたね。同じ達成感を味わった方に向けたライブになったので、絆みたいなものが生まれて新鮮でした。

― 空気が薄い中でのライブということで想像を絶します…。

森:でも、ライブハウスのほうが空気薄いかも(笑)

古川:無意識のうちに鍛えられてたみたいです(笑)

新井:工場でのライブもすごかったよね。DDTプロレスリングというプロレス団体の方と何度かイベントをさせてもらっていて、工場でのイベントのときに私たちも出演させてもらいました。トラックの荷台の上でライブをして、フォークリフトで登場して(笑)

古川:危ないってことでヘルメットを被って、そのヘルメットが無駄にメンバーカラーで(笑)その後のプロレスも少し参加しました。

新井:佐保が本当に破壊王なので、スコップ持ってバンバン叩いていました(笑)

アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス
アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス

全80曲7時間にも及ぶライブを開催

― 12月27日には全80曲、7時間に及ぶ全曲披露ライブ「アップアップガールズ(仮)Live of All Songs ~立ち続ける事~」を開催。こちらも大きな挑戦になりそうですね。

新井:もともとやりたいと話していた企画でした。以前、7人で活動していたときからやってみたいと話していて、2人が卒業するとき「5人に託したよ」と言われたので、今年の目標だったんです。そして、2018年が終わる前に全曲披露ライブを開催することが決まりました。ファンの方にも「結成8年でやることじゃない」「80曲あるアイドルがやることじゃない」と言われていますが、今年はそれほど大きな挑戦をしていないこともあり、達成してまた歴史に残したいですね。

佐保:何曲目かで倒れてしまったり、声が出なくなってしまったりということも考えられるので、80曲もできるかなと不安もありますが、未知の世界だからこそやってみたいですね。すごく楽しみです。

― 振り付けや歌詞の再確認といった作業も大変なのでは?

新井:そうですね。7人から5人に変わったのが去年なので、5人バージョンに変えるといった作業も出てきます。それが先日やっと終わり、10月末にはメドレー形式で全曲ライブの前哨戦を行いましたが、大変でした。頭もパンパンで(笑)

古川:ですが、改めて自分たちの曲を1曲1曲見つめ直していくと、どの曲も思い入れがあり、皆さんにおすすめできる曲ばっかりだなと感じています。それを1日で全部披露できるのは、すごく贅沢だなとも思うので、不安がないわけではありませんが楽しみたいですね。

関根:私は、他のメンバーよりも声を出す回数が多いので、どれだけ長い時間歌って、いい状態を保てるか、声の出し方を間違えないで喉を潰さないようにどれだけ長時間歌えるかというのを研究しています。

佐保:これまで1日で80曲も歌ったことはありませんでしたし、みんなそれぞれ大変ですが、やっぱり途中で声が出なくなってしまったらとても悔しいと思います。声も体力も鍛えて、万全な状態で本番を迎えられるようにみんなでトレーニングや練習に取り組んでいます。それからTwitterでは本番の80日前から毎日1曲ずつ、私がアプガの曲を歌っている動画をアップしています。こういう曲もあるんだよということをたくさんの人に知ってもらいたいなと思って始めました。ファンの方から「この曲がきっかけでアプガが好きになった」とか「1番好きな曲です」といった声も聞けて、私も楽しくアップしています。

アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス
アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス

MVで見せた美腹筋がスゴイ!メリハリボディの秘訣は?

― 「愛愛ファイヤー!!」のMVでは、みなさんの割れた腹筋に惚れ惚れしてしまいました。これも数多くのライブをこなすためのトレーニングの賜物なのでしょうか?

古川:それもありますね。みんなでジムに通ってます。やはり一番楽しめる状態にしたいので体力づくりのためにトレーニングしています。マッチョになりたいと思って鍛えてるわけではないのですが、ライブのために体作りをしています。

森:私はアプガのマッチョ美ボディ担当なのですが(笑)重いものを持ち上げるなどパワー系のトレーニングをしています。もともと筋肉質で、最初は嫌だったのですが、今は私のアイデンティティです。華奢で可愛いのがアイドルだと思っていましたが、自分の長所を活かそうと思い、鍛えるようになったらウエストも細くなり、体全体がシャープになりました。ダンスのキレも増したねと言われます。森咲樹トレーニング、略して森トレというものをアプガのYouTube公式チャンネルで配信していて、ファンの方も巻き込んでトレーニングをしています(笑)

アプガメンバーの夢を叶える秘訣

― 最後に大きな挑戦を控えるみなさんが思う、夢を叶える秘訣を教えてください。

関根:諦めないで続けるに限るなって思いますね。自分の経験から、これまでやってきそう感じます。がんばって努力していれば必ず報われるとかいいますけど、それは奇跡中の奇跡。でも、それにつなげるためにはとにかく諦めないで続けることが一番だなって思います。

佐保:楽しむって大事だなと思います。グループでの活動も、もう8年目なので、大変だったことも辛い時期もありましたけど、私たちが楽しそうにしていることって絶対に伝わると思うんです。楽しそうな私たちのもとに集まってきてくれる人も必ずいると思うので、まずは自分が楽しみたいですね。意識をして無理に楽しむことはありませんが、自然に楽しむことでファンの方が喜んでくれたり、笑顔になってくれるので、これかも楽しんでいきたいです。

森:初心を忘れないこと。辛いことがあっても、なりたかった自分を諦めるのは悔しいので、初心と感謝を忘れないことが大切だと思います。

新井:叶えたい夢って自分がやりたいことや好きなことだと思うのですが、好きなことって口に出して言っていれば、共感してくれる人がいて、それがどんどん広がっていくと思うんです。「自分で言うの恥ずかしいな」ではなく、誰かに話してみることってすごく大事だと感じています。私も実際にゲームが好きで「このゲーム大好きです」と言っていたら、それがお仕事につながったり、地元の群馬県が大好きで、群馬特使をやらせていただけたりしました。自分の好きなことを口に出していれば、必ず共感してもらえ、それがどんどん大きくなり、自分の夢につながっていくんじゃないかなと思います。

古川:信じることだと思います。私の場合は自分がやりたいことや、今まで積み重ねてきたことがあり、自分がやっていることを好きだと言ってくれる人、一緒に戦ってくれる仲間がいます。「本当に叶うのかな?」と自分自身を信じられなくなったとしても、なにかしたら信じられるものがあります。不安に思うことがあっても、夢に向かって一緒に戦ってくれる仲間や、「ついていくよ」と言ってくれるファンの人がいるので、信じるものがあると強くなれると思います。

― ありがとうございました。

アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス
アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス
アイドルらしくキラキラした笑顔と、アイドルらしからぬ泥臭い経験を持ち合わせるアップアップガールズ(仮)。和気あいあいと仲の良さを感じさせた今回のインタビューだが、礼儀正しく、溌剌とした5人の姿が印象的だった。

「ハロー!プロジェクトをクビになった」というメンバーからの話の通り、そこでの経験がバネとなり、どんなに困難極まりないチャレンジも乗り越え、成功させてきた。全80曲7時間にも及ぶ全曲披露ライブも、彼女たちの歴史に刻まれる大きなトピックスになるに違いない。(modelpress編集部)


アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス
アップアップガールズ(仮) (C)モデルプレス

アップアップガールズ(仮)プロフィール

古川小夏、森咲樹、佐保明梨、関根梓、新井愛瞳の5人からなるアスリート系アイドルグループ。2011年4月より活動をスタートし、翌年4月にCDデビュー。ホノルル駅伝への参加や富士山山頂ライブ、陸の孤島ライブなどを経て、2016年にインディーズアイドル初の日本武道館単独公演を開催。2017年9月にグループ初のメンバーの卒業を経て5人体制に。グループ2回目の日本武道館公演開催を目指し日々邁進中。

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