Chara「もう1人子供を産みたい」 願望を叶えた“想像妊娠”を語る<インタビュー>

【Chara/モデルプレス】12月19日、アーティスト・Charaがアルバム「Baby Bump」をリリースする。“愛”を歌ったメロウな楽曲と、ささやくような甘いボイス、唯一無二の世界観で人々を魅了してきた彼女。家族愛や音楽愛…、愛が溢れる人生観について聞いた。
Chara「もう1人子供を産みたい」 願望を叶えた“想像妊娠”を語る<インタビュー>
Chara「もう1人子供を産みたい」 願望を叶えた“想像妊娠”を語る<インタビュー>

目次

  1. 1. 新作「Baby Bump」は“愛を身ごもる”がテーマ
  2. 2. アーティストとの共作「新しいバランスが楽しい」
  3. 3. 変わらぬCharaの世界観
  4. 4. 「つらいときも助けてくれた」音楽への思い
  5. 5. 夢を叶える秘訣 “自分を愛すること”
  6. 6. Chara(チャラ)プロフィール
  7. 7. 12月19日リリース アルバム「Baby Bump」

新作「Baby Bump」は“愛を身ごもる”がテーマ

― まず、今回リリースされるアルバム「Baby Bump」について、教えてください。

Chara:前作「Sympathy」の前に、もう1人子供を産みたい時期があったんです。私は3人子供を持つことが夢で。ホルモンが下り坂になってくるのを機に、夢を込めて作ったアルバム「Secret Garden」があるんですが、今回めでたく想像妊娠して(笑)、この「Baby Bump」ができました。

― 想像妊娠(笑)!「Baby Bump」は妊婦さんをイメージしてるんですよね。

Chara:そう。もともと“愛を身ごもる”って言葉がすごく素敵で気に入ってたんだけど、それに該当する英語がなくて。イメージになんとなく近い「Baby Bump(=妊婦さんのお腹の膨らみ)」にしました。ダンスのジャンルにも「Bump」って言うのがあるから、その意味も込めて。大人のパーティーチューンにそういうのが入ると可愛いなと。

― ご自身の経験が投影された部分はありますか?

Chara:今回、直接的な影響はないですけど、2人の子供からは終始影響を受けていますね。日々の成長を見た目でも言動でも感じられて、思春期とか、自分が忘れていた感覚がすごくおもしろい。自分の成長って実感しにくいものだから、“自分が半分入った”子供の成長はすごく不思議な感じ!

― 前作のアルバムでは息子さんが作詞に参加されていましたが、今作では?

Chara:「Everybody Look」では英語の発音をアドバイス受けたり、「赤いリンゴ」はギター弾いてもらったりしています。家にたまたまいたから、「ちょっといいですか?」って。本当は曲も作りたかった。10曲と限られていたからできなかったけど。

Charaの新アルバムを見る


アーティストとの共作「新しいバランスが楽しい」

― 楽曲ごとにクリエイターの方とタッグを組む中で、苦労されたことはありましたか?

Chara:私は元々、ミュージシャンとの共演がすごく好きなんです。私1人だと地味というか暗い方向になって(笑)。それも好きなんだけど、それは1人でもできるでしょ。今はいろいろな人に影響を受けたいから、「何のCharaがいいの?」って探りながら、今作でもチャレンジしてます。アレンジやサウンドプロデュースをお願いする時は、相手にかなりプレッシャーを与えました(笑)。自分でやるよりかっこよくなきゃ意味ないし、その人らしさも出てほしい。詞の世界もちゃんと細かく説明したりして。曲が非行に走らないよう、2人で子育てしている感じ(笑)。

「Baby Bump」通常盤
「Baby Bump」通常盤
― まさに「Baby Bump」だったんですね。

Chara:そう。お互い、相手のパワーを最大限引き出し合って、自分1人じゃ見つけられなかった新しいバランスを見つけるのが楽しいんだよね。若手の人と組んで、刺激をもらってます。理想は持ち込まないけど、限られた中で私はわりと粘るから妥協はなし。私より、相手の方が苦労したかもね(笑)。詞も結構気に入っていて、すごくいいアルバムになりました。

― アルバムには「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」「やさしい気持ち」 などお馴染みの名曲も収録。

Chara:最近、こういうの多いよね(笑)。Blue Note Tokyoでのライブ音源が入ってます。少ないバンドメンバーですけど、とてもいいツアーでした。私はバンドの音をよく聴いていて「その音ならこれかな」って、メンバーと会場の広さで歌い方を変えちゃうから、ライブはその日だけの“Chara”が仕上がる。若い頃は声が細かったから、上辺だけの可愛い声でしたけど、今は当時より声は低くなってると思う。オリジナルキーだから、ちょっとした表情の違いが分かると思います。

「Baby Bump」詳細


変わらぬCharaの世界観

― ダンスをする男女を靴に見立てたジャケットも可愛くて印象的です。

Chara:前回に引き続き、アートディレクターの吉田ユニにお願いしました。ソウルとかファンクな雰囲気の中に、ダンスミュージック感を可愛く出しつつ。キレイで完璧な仕上がりは好きじゃなくて、ストリートっぽく、そういう隙は残してもらいました。久々にデビューの頃みたいなもじゃもじゃ髪(笑)。

― (笑)。当時も今も、Charaさんの可愛いイメージは変わらず健在だなと。大人の可愛さというか。

Chara:可愛さってよく分からないよね。撮影で変顔してても、「可愛い」って言ってくださる(笑)。無邪気なことを言ってたのかな。ただ、今は自分でやりたいこと、好きなものを着たい、という気持ちが大きくなってきた気がします。30~40代の時は、シワとか見た目を気にしがちだったけど、ここまで大人になったら意識しない(笑)。

― 自分に素直でいることが大切なんですね。では、女子力を上げる方法といえば?

Chara:見た目にこだわるのは悪くないと思う。自分にとっての上質なものを知る、テンションを上げることは大切なことだから。流行だからじゃなく、自分が何色のスカートを着たいと思ったら探すとか。あと、内面は表情にも出るし、自信にもなる。「この人、いい感じだな」って雰囲気は、日々楽しんでいるかどうかじゃない?おもしろいことって転がっているし、私はそういうのを探すのが得意かもしれない。女性なら美味しいもの食べに行くとかね。

「Baby Bump」初回限定盤
「Baby Bump」初回限定盤

「つらいときも助けてくれた」音楽への思い

― 結婚や出産、子育てを経験し、アーティストとしての変化はありましたか?

Chara:私は小さい頃から結婚したくて、お母さんになって、新しい家族を築き上げることが夢だったんです。誰かと知り合うために歌っていたし、幸せになるために歌っていた。結果、子供にも恵まれた。離婚はする予定じゃなかったんですけど(笑)、予想外のことはあるからさ。いつでも音楽がそばにあって、つらいときも助けてくれてたなって思う。私自身が音楽を聞いて、素晴らしいなって思うことがあって。音楽が好きだから、音楽に嫌われたくないという思いはずっとありますね。

50歳を過ぎて、中学の時から影響を受けてきたゴスペルやソウルミュージックが改めて好きだなって気づいたんですよ。好きな音楽とやる音楽を変えていたのが、段々と融合してきたかもしれない。

― 12月8日からCharaさん初の絵本作品を使った展覧会「Chara Art Forest『LITTLE HEARTBEAT』」も開催。

Chara:そう!新宿・Bギャラリーで開催されます。亡くなった父が芸術系の職人だったんですけど、私も妹も父の影響を受けてきたこともあって、父の死後に「何かやりたいね」と2人で話していたんです。版画を勉強していた妹が絵を担当して、私が物語を担当。絵本のために1曲書き下ろしました。ギャラリーには口紅や枕になるベア、一輪挿しとか可愛いアイテムも置いています。ここでしか買えないモノがあるので是非。私も不定期でギャラリーに訪れようかな。

12月8日から「Chara Art Forest『LITTLE HEARTBEAT』」が開催
12月8日から「Chara Art Forest『LITTLE HEARTBEAT』」が開催
― 2019年1月19日からはライブツアーも開催とイベントが続きますね。どんなライブツアーにしていきたいですか?


Chara:今回は新しいバンドメンバーで、年齢層が23から56歳と幅広い!どうなることやら楽しみです。「Baby Bump」以外の曲もやりますし、常に「そのツアーがベストライブだったね」って印象を残すことがアーティストとしての目標。今回もそうなると思います。グッズも可愛いですよ。

Chara最新情報


夢を叶える秘訣 “自分を愛すること”

― 最後に、モデルプレス恒例の質問を。「夢を叶える秘訣」を教えてください。

Chara:私はシンガーソングライターになろうと思ったのが19歳のとき。父親から、ちょっと優しめに「そんなの才能ないからやめちゃえよ」って言われたのを覚えています。そのとき私は「自信あるから大丈夫」って自信満々に答えたんだけど、周りの大人や理解者が、スイッチを入れてくれることもある。父も自分の言葉が効いたって思ってるかもしれないね(笑)。あとは自分を愛することかな。自分を1番応援してあげないことには、何事も乗り越えられないと思うから。

― ありがとうございました。

ポップシーンの第一線を走り続け、確固たる地位を築いた現在も、常に高みを目指し続ける生粋の“アーティスト”。自分の気持ちに素直になって、“愛”と共に日々楽しむことが輝き続ける秘訣かもしれない。(modelpress編集部)[PR]提供元:ユニバーサル・ミュージック

Chara(チャラ)プロフィール

1991年9月シングル「Heaven」でデビュー。オリジナリティ溢れる楽曲と独特な存在感により人気を得る。2018年1月、50歳の誕生日を記念して、歴代のバンドメンバーと共に2日間のスペシャルLIVEを開催。同年、全国TOUR(全6公演)や2年振りとなるブルーノートツアー(全16公演)を開催し、更に12月には自身初となる絵本(CD付き)「LITTLE HEARTBEAT」、オリジナルアルバム「Baby Bump」を発売する。2019年1月より新アルバム「Baby Bump」を持っての全国ツアーも開催。デビュー27周年を迎えてもなお、音楽と共に生き、積極的に活動中。

12月19日リリース アルバム「Baby Bump」

初回限定盤(2CD)¥4,000 (税抜)
通常盤(CD)¥3,000 (税抜)

【収録楽曲】
1.Pink Cadillac 
2.Chocolate Wrapping Paper 
3.Baby Bump ~Intro~ 
4.Baby Bump 
5.愛のヘブン 
6.Twilight 
7.Cheek to Cheek 
8.Cat 
9.赤いリンゴ 
10.Everybody Look 
11.小さな愛の工場

【初回限定盤DISC2(CD)収録内容】
1.hug Intro〜JuniorSweet
2.なぜ笑ってるのかな
3.ミルク
4.ボクにうつして〜Tiny Dancer
5.せつなくてごめんね
6.Swallowtail Butterfly~あいのうた~
7.やさしい気持ち
8.Call me
9.Heaven
(EN)10.愛の絆〜hug Outro
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