“爽やか百貨店”竹内涼真、「ひよっこ」期待のイケメン枠も「王道とはちょっと違う」<モデルプレスインタビュー>
俳優の竹内涼真(24)が、連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜/朝8:00~)第十週より登場。竹内にとって“朝ドラ”出演は今回が初。かねてより目標のひとつとして掲げてきた夢がひとつ叶う。モデルプレスでは、“朝ドラ”出演で本格ブレイクに期待のかかる竹内にインタビューを実施した。
竹内が演じるのは、みね子の隣に住む大企業の御曹司で大学生の島谷純一郎。みね子は、島谷のどことなく陰のある雰囲気が気になってしまう…という関係性だ。
出演には、「目標がひとつ叶いました。やっぱり親戚が喜びます。『仮面ライダードライブ』をやったときから、『次の目標は朝ドラです』って言っていたので、デビュー当時からずっとです。放送が始まって、『島谷くん』って役名で呼ばれるようになったら嬉しいです」と喜びをあらわに。
起用はオーディションで決定。実施されたのは約10ヶ月ほど前で、竹内が連続ドラマ「時をかける少女」(日本テレビ系)に出演していた頃だという。当時、今ほどの知名度はなく、まさに「これからくる」といったタイミングで、若手俳優のブレイク登竜門と呼ばれる“朝ドライケメン枠”に抜てきされた。
モデルプレスが竹内に初めてインタビューを実施したのは、2016年の3月。髪型や体型が大きく変化したわけではないが、その頃から比べると、顔立ちや雰囲気が確実に変わったように見える。
それは本人も「違いますね。自分でも分かります。基本的に女子っぽいので、変化が分かるんですよ」と自覚しているそうで、「色んなことが本当に効きやすくて、結構デリケートなんです。この間もオイルマッサージの券をいただいたので、行ったんですけど、もみ返しで次の日熱出ちゃって(笑)」とお茶目にエピソードを語るが、「『時かけ』のときくらいからかな?段々変わっていくのが分かりました」と変化を感じ始めたのが注目度の上昇と同時期とあり、もしかしたらよく聞く“見られると変わる”ということなのかもしれない。
「とても嬉しいことに、前と比べて歓声が大きくなったと感じています。うちわも増えて、やったーって!Twitterの反響とかも見てますよ。時間があるときに検索しながら、確認して『こういう反応なんだ』ってチェックすることがあります」。
年齢や出演してきた作品的にも、現在のファンの中心は10代、20代女性だが、人懐っこい笑顔と硬派な雰囲気は、老若男女問わず幅広い層に受け入れられる“全方位ウケ”タイプに思える。 “朝ドラ”や青春モノ、最新作なら「帝一の國」で演じた“誰からも好かれる”大鷹弾など、好青年役が見事なまでにハマっており、爽やかでいて全く嫌味がないその魅力は、本人が映画の舞台挨拶などで、自身のアピールポイントととして「爽やか百貨店」と表現している。
しかし、本音では「自分では、爽やかって分からないんです」と、多少の違和感もあるようで、「そのイメージは嬉しいですけど、自分のことは爽やかじゃないと思っています。理由が何も思い浮かばないですね…舞台挨拶で『爽やかな役ですね』とか聞かれることも多いんですけど、考えて考えて『爽やか百貨店です!』って返事しました(笑)。(菅田将暉ら)『帝一の國』のメンバーとかは『本当は、そんな爽やかじゃないよ』って思ってると思いますよ(笑)」と分析。
俳優である以上、演じた役柄のイメージがその人本人に投影されることはよくある。「だから、役選びも大事だなって思います。“爽やか”って思ってもらえる役を選んでくれてるのは、今のチーフマネージャーさんのおかげなので、感謝です」と現状を冷静にとらえ、「僕は僕に出来ることを全力でやるだけなんです」と真っ直ぐだった。
「もしも今後、壁にぶち当たることがあったら、今のやり方をどうするか考えますけど、まだぶち当たっていないので」と続けた彼に、“壁にぶち当たっていない”=自身のキャリアが順調である証拠か、と尋ねると「実際に順調かというより、僕の中で“順調で行こう”って決めてるからです」と返ってきた。
それは、自分を“信じる力”。「僕は悩まないんですよ。悩んでる時間って止まってる時間だから、悩むことを無理やりにでもやめて、自分が決めた道を信じて進んでいくんです。高校生のとき、サッカーをやっていた頃、悩み過ぎて失敗しているので反面教師ですね。ポジティブな人って、自然と前に進んでいるんですよね。『ラストコップ』で唐沢寿明さんと共演させていただいて、なおさらそう思うようになりました。小さいことを気にしない。僕、影響されてますもん。あの生き方はかっこいいです。唐沢さんとご一緒できたことは、財産になりました」。
大切な宝物がひとつ増え、それを抱えて次のステージへ。「ひよっこ」では「自分の中で、新しい役柄」に挑戦する。“イケメン枠”として出演発表時から大きな期待が寄せられていたが、どうやら一癖も二癖もありそうな予感…「多分、王道とはちょっと違います(笑)。変わっているから面白いんです。皆さんが思っている“イケメン”ではないですけど、楽しみにしていてください」。
(modelpress編集部)
目次
念願の“朝ドラ”出演
女優の有村架純がヒロインをつとめる「ひよっこ」は、“金の卵”として茨城県から集団就職で上京したみね子(有村)が、慣れない都会での生活や突然のトラブルに巻き込まれながらも、殻を自ら破って成長していく物語。竹内が演じるのは、みね子の隣に住む大企業の御曹司で大学生の島谷純一郎。みね子は、島谷のどことなく陰のある雰囲気が気になってしまう…という関係性だ。
出演には、「目標がひとつ叶いました。やっぱり親戚が喜びます。『仮面ライダードライブ』をやったときから、『次の目標は朝ドラです』って言っていたので、デビュー当時からずっとです。放送が始まって、『島谷くん』って役名で呼ばれるようになったら嬉しいです」と喜びをあらわに。
起用はオーディションで決定。実施されたのは約10ヶ月ほど前で、竹内が連続ドラマ「時をかける少女」(日本テレビ系)に出演していた頃だという。当時、今ほどの知名度はなく、まさに「これからくる」といったタイミングで、若手俳優のブレイク登竜門と呼ばれる“朝ドライケメン枠”に抜てきされた。
注目度急上昇で見た目にも変化
デビューのきっかけは、2013年、女性ファッション誌「mina」が主催した「minaカレ」のオーディションでグランプリを獲得したこと。2014年~2015年にかけて放送された「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日)でデビュー2年目ながら主役に選ばれ、その後、ドラマ「下町ロケット」(2015年、TBS)、映画「青空エール」(2016年)、「帝一の國」(2017年)など話題作に立て続けに出演し、注目度が急上昇した。モデルプレスが竹内に初めてインタビューを実施したのは、2016年の3月。髪型や体型が大きく変化したわけではないが、その頃から比べると、顔立ちや雰囲気が確実に変わったように見える。
それは本人も「違いますね。自分でも分かります。基本的に女子っぽいので、変化が分かるんですよ」と自覚しているそうで、「色んなことが本当に効きやすくて、結構デリケートなんです。この間もオイルマッサージの券をいただいたので、行ったんですけど、もみ返しで次の日熱出ちゃって(笑)」とお茶目にエピソードを語るが、「『時かけ』のときくらいからかな?段々変わっていくのが分かりました」と変化を感じ始めたのが注目度の上昇と同時期とあり、もしかしたらよく聞く“見られると変わる”ということなのかもしれない。
“爽やか百貨店”竹内涼真は全方位ウケ?
変化は外見だけではなく、歓声の大きさにも如実に表れている。「とても嬉しいことに、前と比べて歓声が大きくなったと感じています。うちわも増えて、やったーって!Twitterの反響とかも見てますよ。時間があるときに検索しながら、確認して『こういう反応なんだ』ってチェックすることがあります」。
年齢や出演してきた作品的にも、現在のファンの中心は10代、20代女性だが、人懐っこい笑顔と硬派な雰囲気は、老若男女問わず幅広い層に受け入れられる“全方位ウケ”タイプに思える。 “朝ドラ”や青春モノ、最新作なら「帝一の國」で演じた“誰からも好かれる”大鷹弾など、好青年役が見事なまでにハマっており、爽やかでいて全く嫌味がないその魅力は、本人が映画の舞台挨拶などで、自身のアピールポイントととして「爽やか百貨店」と表現している。
しかし、本音では「自分では、爽やかって分からないんです」と、多少の違和感もあるようで、「そのイメージは嬉しいですけど、自分のことは爽やかじゃないと思っています。理由が何も思い浮かばないですね…舞台挨拶で『爽やかな役ですね』とか聞かれることも多いんですけど、考えて考えて『爽やか百貨店です!』って返事しました(笑)。(菅田将暉ら)『帝一の國』のメンバーとかは『本当は、そんな爽やかじゃないよ』って思ってると思いますよ(笑)」と分析。
俳優である以上、演じた役柄のイメージがその人本人に投影されることはよくある。「だから、役選びも大事だなって思います。“爽やか”って思ってもらえる役を選んでくれてるのは、今のチーフマネージャーさんのおかげなので、感謝です」と現状を冷静にとらえ、「僕は僕に出来ることを全力でやるだけなんです」と真っ直ぐだった。
「ひよっこ」島谷は“ただのイケメン”じゃない!?
デビューから約4年。順調に見えるキャリアの裏で、竹内が実感する“夢を叶える秘訣”は「自分がこうなりたいって思うイメージを浮かべて、そうなるって決めること」。「もしも今後、壁にぶち当たることがあったら、今のやり方をどうするか考えますけど、まだぶち当たっていないので」と続けた彼に、“壁にぶち当たっていない”=自身のキャリアが順調である証拠か、と尋ねると「実際に順調かというより、僕の中で“順調で行こう”って決めてるからです」と返ってきた。
それは、自分を“信じる力”。「僕は悩まないんですよ。悩んでる時間って止まってる時間だから、悩むことを無理やりにでもやめて、自分が決めた道を信じて進んでいくんです。高校生のとき、サッカーをやっていた頃、悩み過ぎて失敗しているので反面教師ですね。ポジティブな人って、自然と前に進んでいるんですよね。『ラストコップ』で唐沢寿明さんと共演させていただいて、なおさらそう思うようになりました。小さいことを気にしない。僕、影響されてますもん。あの生き方はかっこいいです。唐沢さんとご一緒できたことは、財産になりました」。
大切な宝物がひとつ増え、それを抱えて次のステージへ。「ひよっこ」では「自分の中で、新しい役柄」に挑戦する。“イケメン枠”として出演発表時から大きな期待が寄せられていたが、どうやら一癖も二癖もありそうな予感…「多分、王道とはちょっと違います(笑)。変わっているから面白いんです。皆さんが思っている“イケメン”ではないですけど、楽しみにしていてください」。
(modelpress編集部)
竹内涼真(たけうち・りょうま)プロフィール
1993年4月26日生まれ、東京都出身。2013年、「minaカレ」オーディションでグランプリを受賞。2014年、「仮面ライダードライブ」で泊進ノ介役を務め人気を博す。主な出演作に『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(15)、「下町ロケット」(15)、「スミカスミレ 45歳若返った女」(16)、「臨床犯罪学者 火村英生の推理」(16)、「時をかける少女」(16)、『青空エール』(16)、『ラストコップ THE MOVIE』(17)、『帝一の國』(17)などがある。【Not Sponsored 記事】
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