「ひよっこ」有村架純の親友役で注目!ブレイク候補・佐久間由衣、転機は2年前…「このままじゃダメだ」から夢の“朝ドラ”出演までの道のり<モデルプレスインタビュー>
4月3日より放送開始した連続テレビ小説「ひよっこ」。ヒロイン・有村架純の親友役を演じるのは、女優の佐久間由衣。ヒロインだけでなく、周りのキャスト陣にも大きな注目が集まる““朝ドラ””は、いまや“ネクストブレイク候補の宝庫”。佐久間もまた、次のブレイク候補として熱視線が注がれているひとりだ。
佐久間が演じるのは、みね子と同じく茨城県で育った助川時子。みね子と一緒に集団就職で上京し、墨田区のトランジスタラジオ工場で働きはじめるという役どころ。
今回、オーディションを経て、時子役に抜てきされた佐久間は、現在22歳。2013年に行われた「ViVi」専属モデルオーディションで全4158名の参加者から、グランプリを獲得しデビューしてから、今年の3月に同誌を卒業するまで約4年間モデルを中心に活動を続けてきた。そして、今後は女優業に軸をシフト。実は、時子も「女優を目指している」という設定で、佐久間とどこか重なる部分がある。
女優デビューは、2014年映画「人狼ゲーム ビーストサイド」で、佐久間にとって今回は4作目の映像作品。モデルプレスでは、そんな彼女にインタビューを実施し、これまでのこと、今のこと、これからのこと…たっぷりと語ってもらった。
佐久間:はい、もう「ひよっこ」どっぷりです。スタッフさんに分からないことはすぐ聞いて、色々教えてもらってます。周りの人に支えてもらいながら毎日過ごしています。
― キャスト発表も9月でしたね。有村さんの親友役ということで、反響も大きかったのではないでしょうか?
佐久間:色々な媒体さんで特集していただけるようになって…。今までとは違う反響だったので素直に嬉しかったです。
― 今回、オーディションで1200名以上の参加者の中から選ばれたということですが、当時を振り返ってみていかがですか?
佐久間:正直、緊張してあんまり覚えてないんです。台詞をもらってお芝居したあと、即興でお芝居して、最後に自分自身のことについて聞かれて…。
― オーディションへの参加は、ご自身の希望ですか?
佐久間:はい。”朝ドラ”に出演したいというのが目標の一つでした。脚本の岡田さん、そして有村さんは素敵な女優さんだなとずっと感じていて、いつかご一緒したいと思っていました。でも、決まって喜んだのは、ほんの一瞬。数秒後には「このままじゃダメだ」とすぐに冷静になりました。
― それは、お芝居に対して?
佐久間:そうですね。映像に残すって考えると、今の自分じゃ何も残せないなって焦りもありました。決定からクランクインまで、2ヶ月ほどあったので、自分なりの準備をしようと思いました。
― 具体的には?
佐久間:時代設定が1964年なので、国会図書館に行って当時の新聞を読みました。あと、ファッションが好きで女優を目指している子なので、「明星」とか「装苑」とか、当時からあった雑誌も。茨城にも1度行き空気を感じてきました。
― 準備をして現場に入った、というのは、自信になりましたか?
佐久間:はい。実際に吸収できることもありましたし、何もしてないより動いている方が自分の中のプラスのエネルギーになりました。自分のためになったと思います。
佐久間:初めてお会いしたとき、トーンが似てるな、話さない時もコミュニケーションがとれる気がしました。演技面では、刺激ばかりで…背中で引っ張ってくれるし、「ついて行こう!」と思わせてくれる方です。本当に男前です。
― “ザ・座長”と言うような。
佐久間:すごく大きな器で皆を受け止めて下さります。相談に乗って頂いたり、何も言わなくても側にいてくれます。役が親友ということもあって、有村さんと私の距離感も居心地がいいです。
佐久間:気持ちが理解している部分もあるのですが、それよりも尊敬しています。役を通して学ぶことが多いです。
― いつ頃から女優業への意識が高まったんでしょうか?
佐久間:初めて出演させて頂いたドラマの放送後です。そのときの自分でできることをやらせてもらったのですが、終わった後に「このままじゃダメだ」という意識が今まで以上に強くなって、よりしっかりやっていきたいと思うようになりました。
― 「ViVi」の卒業も、その頃から意識を?
佐久間:「ViVi」でモデルをやらせていただきながら漠然と「ここで私は爪痕を残せるのかな?」と考えるようになっていたんです。「ほかにも表現の方法があるんじゃないか」って。それまでは、来たものを受け止めて、私は私のままでいい、認めてくれた人が周りにいればいいって感覚だったんですけど、映像として自分の演技を観ていくうちに、「ちゃんと自分で選択していこう」という気持ちに変わりました。
― 初めてのドラマ出演から1年半ほどが経ちましたが、今回「ひよっこ」でご自身のお芝居を観ていかがですか?
佐久間:向き合い方が変わった気がします。最初は役について「こういう人かな?」と色々考えていたんですけど、それで固まり過ぎちゃう部分があって。でも、「役も物語が進むにつれて成長していくので、現場で感じたことをナチュラルに表現しよう」と思えるようになりました。
― 日々、何かを吸収している感覚でしょうか。物語の中では、松本穂香さん、藤野涼子さん、小島藤子さん、八木優希さんとブレイクが期待される同世代キャストとのシーンも多いと思いますが、そこから刺激を受けることはありましたか?
佐久間:撮影はとても楽しかったのですが、仲良しこよしだけじゃないなって思いました。それはすごく良い意味で、それぞれのお芝居への熱量を目の当たりにして、私も意識を高めていきないと思いました。
― 有村さんが「あまちゃん」でヒロインではない役どころを演じブレイクを果たしたように、”朝ドラ”に出演する若手キャストは「ネクストブレイク候補」として大きな注目を浴びていると思いますが、その辺は意識していますか?
佐久間:意識しないようにしています。自分では何も変わらないと思っています。取り上げていただいたり注目していただいたりすることは嬉しいのですが、自分の実力がまだまだなので。そういう部分もちゃんと視野を広げていければと思っています。
― “朝ドラ”出演という目標がひとつ叶っても、客観視できる冷静さがすごいです。
佐久間:素敵なスタッフさん、キャストの皆さんと一緒に10ヶ月も撮影できるので、皆さんの背中をみてついていこうと思います。
佐久間:行き詰まっているときは、自分のことしか見えてないことが多いので、そういうときにこそ、今の環境に感謝することを意識しています。さっきの冷静さの話にも繋がるんですが、浮かれたり、舞い上がったり、過信し過ぎたりしないように、周りの人、応援してくれる人…すべてのことに、感謝する気持ちを忘れないようにしたいと思っています。これは、「ひよっこ」の現場で感じたことで、今は与えられてばかりで何も返せてない気がしてるんです。だから、せめて感謝を…。
― では、最後に今後の夢や目標を!
佐久間:まずは「ひよっこ」完走!撮影も折り返しを過ぎて、最後までどうなるか分からないですが、それが今の1番の目標です。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
生年月日:1995年3月10日
出身地:神奈川県
血液型:O型
趣味:散歩(朝日をながめること)
好きな小説家:太宰治
特技:バスケ、ピアノ、弓道
2013年に行われた「ViVi」の専属モデルオーディションで全4158名の参加者から、グランプリに選出されデビュー(※3月で卒業)。2014年、映画「人狼ゲーム ビーストサイド」で女優デビューを果たし、2015年放送の「トランジットガールズ」(フジテレビ系)で女優として注目を浴びる。4月3日より放送開始した連続テレビ小説「ひよっこ」では、ヒロイン・有村架純の親友・助川時子役で出演中。

目次
ネクストブレイク候補!“朝ドラ”で注目
同作は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる波乱万丈青春記。“金の卵”として茨城県から集団就職で上京したヒロイン・谷田部みね子(有村)が、慣れない都会での生活や突然のトラブルに巻き込まれながらも、殻を自ら破って成長していく姿を脚本家の岡田惠和氏が描く。佐久間が演じるのは、みね子と同じく茨城県で育った助川時子。みね子と一緒に集団就職で上京し、墨田区のトランジスタラジオ工場で働きはじめるという役どころ。
今回、オーディションを経て、時子役に抜てきされた佐久間は、現在22歳。2013年に行われた「ViVi」専属モデルオーディションで全4158名の参加者から、グランプリを獲得しデビューしてから、今年の3月に同誌を卒業するまで約4年間モデルを中心に活動を続けてきた。そして、今後は女優業に軸をシフト。実は、時子も「女優を目指している」という設定で、佐久間とどこか重なる部分がある。
女優デビューは、2014年映画「人狼ゲーム ビーストサイド」で、佐久間にとって今回は4作目の映像作品。モデルプレスでは、そんな彼女にインタビューを実施し、これまでのこと、今のこと、これからのこと…たっぷりと語ってもらった。
オーディションで勝ち取った夢の“朝ドラ”出演
― 撮影は9月からスタートし、もう半分が過ぎたとお聞きしました。佐久間:はい、もう「ひよっこ」どっぷりです。スタッフさんに分からないことはすぐ聞いて、色々教えてもらってます。周りの人に支えてもらいながら毎日過ごしています。
― キャスト発表も9月でしたね。有村さんの親友役ということで、反響も大きかったのではないでしょうか?
佐久間:色々な媒体さんで特集していただけるようになって…。今までとは違う反響だったので素直に嬉しかったです。
― 今回、オーディションで1200名以上の参加者の中から選ばれたということですが、当時を振り返ってみていかがですか?
佐久間:正直、緊張してあんまり覚えてないんです。台詞をもらってお芝居したあと、即興でお芝居して、最後に自分自身のことについて聞かれて…。
― オーディションへの参加は、ご自身の希望ですか?
佐久間:はい。”朝ドラ”に出演したいというのが目標の一つでした。脚本の岡田さん、そして有村さんは素敵な女優さんだなとずっと感じていて、いつかご一緒したいと思っていました。でも、決まって喜んだのは、ほんの一瞬。数秒後には「このままじゃダメだ」とすぐに冷静になりました。
― それは、お芝居に対して?
佐久間:そうですね。映像に残すって考えると、今の自分じゃ何も残せないなって焦りもありました。決定からクランクインまで、2ヶ月ほどあったので、自分なりの準備をしようと思いました。
― 具体的には?
佐久間:時代設定が1964年なので、国会図書館に行って当時の新聞を読みました。あと、ファッションが好きで女優を目指している子なので、「明星」とか「装苑」とか、当時からあった雑誌も。茨城にも1度行き空気を感じてきました。
― 準備をして現場に入った、というのは、自信になりましたか?
佐久間:はい。実際に吸収できることもありましたし、何もしてないより動いている方が自分の中のプラスのエネルギーになりました。自分のためになったと思います。
有村架純と念願の共演「本当に男前」
― 現場に入って、有村さんと念願の共演を果たした感想を教えてください。佐久間:初めてお会いしたとき、トーンが似てるな、話さない時もコミュニケーションがとれる気がしました。演技面では、刺激ばかりで…背中で引っ張ってくれるし、「ついて行こう!」と思わせてくれる方です。本当に男前です。
― “ザ・座長”と言うような。
佐久間:すごく大きな器で皆を受け止めて下さります。相談に乗って頂いたり、何も言わなくても側にいてくれます。役が親友ということもあって、有村さんと私の距離感も居心地がいいです。
本格的に女優の道へ…転機は2年前
― 佐久間さんは、先日「ViVi」専属モデルをご卒業され、今後は女優業に力を入れていくということですが、「ファッションが好きで女優を目指している」という役柄は、ご自身に重なる部分もあるのでは?佐久間:気持ちが理解している部分もあるのですが、それよりも尊敬しています。役を通して学ぶことが多いです。
― いつ頃から女優業への意識が高まったんでしょうか?
佐久間:初めて出演させて頂いたドラマの放送後です。そのときの自分でできることをやらせてもらったのですが、終わった後に「このままじゃダメだ」という意識が今まで以上に強くなって、よりしっかりやっていきたいと思うようになりました。
― 「ViVi」の卒業も、その頃から意識を?
佐久間:「ViVi」でモデルをやらせていただきながら漠然と「ここで私は爪痕を残せるのかな?」と考えるようになっていたんです。「ほかにも表現の方法があるんじゃないか」って。それまでは、来たものを受け止めて、私は私のままでいい、認めてくれた人が周りにいればいいって感覚だったんですけど、映像として自分の演技を観ていくうちに、「ちゃんと自分で選択していこう」という気持ちに変わりました。
― 初めてのドラマ出演から1年半ほどが経ちましたが、今回「ひよっこ」でご自身のお芝居を観ていかがですか?
佐久間:向き合い方が変わった気がします。最初は役について「こういう人かな?」と色々考えていたんですけど、それで固まり過ぎちゃう部分があって。でも、「役も物語が進むにつれて成長していくので、現場で感じたことをナチュラルに表現しよう」と思えるようになりました。
― 日々、何かを吸収している感覚でしょうか。物語の中では、松本穂香さん、藤野涼子さん、小島藤子さん、八木優希さんとブレイクが期待される同世代キャストとのシーンも多いと思いますが、そこから刺激を受けることはありましたか?
佐久間:撮影はとても楽しかったのですが、仲良しこよしだけじゃないなって思いました。それはすごく良い意味で、それぞれのお芝居への熱量を目の当たりにして、私も意識を高めていきないと思いました。
― 有村さんが「あまちゃん」でヒロインではない役どころを演じブレイクを果たしたように、”朝ドラ”に出演する若手キャストは「ネクストブレイク候補」として大きな注目を浴びていると思いますが、その辺は意識していますか?
佐久間:意識しないようにしています。自分では何も変わらないと思っています。取り上げていただいたり注目していただいたりすることは嬉しいのですが、自分の実力がまだまだなので。そういう部分もちゃんと視野を広げていければと思っています。
― “朝ドラ”出演という目標がひとつ叶っても、客観視できる冷静さがすごいです。
佐久間:素敵なスタッフさん、キャストの皆さんと一緒に10ヶ月も撮影できるので、皆さんの背中をみてついていこうと思います。
夢を叶える秘訣
― 「”“朝ドラ””出演」というひとつの夢を叶えた佐久間さんが、今実感する「夢を叶える秘訣」を教えてください。佐久間:行き詰まっているときは、自分のことしか見えてないことが多いので、そういうときにこそ、今の環境に感謝することを意識しています。さっきの冷静さの話にも繋がるんですが、浮かれたり、舞い上がったり、過信し過ぎたりしないように、周りの人、応援してくれる人…すべてのことに、感謝する気持ちを忘れないようにしたいと思っています。これは、「ひよっこ」の現場で感じたことで、今は与えられてばかりで何も返せてない気がしてるんです。だから、せめて感謝を…。
― では、最後に今後の夢や目標を!
佐久間:まずは「ひよっこ」完走!撮影も折り返しを過ぎて、最後までどうなるか分からないですが、それが今の1番の目標です。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
佐久間由衣(さくま・ゆい)プロフィール
身長: 170cm生年月日:1995年3月10日
出身地:神奈川県
血液型:O型
趣味:散歩(朝日をながめること)
好きな小説家:太宰治
特技:バスケ、ピアノ、弓道
2013年に行われた「ViVi」の専属モデルオーディションで全4158名の参加者から、グランプリに選出されデビュー(※3月で卒業)。2014年、映画「人狼ゲーム ビーストサイド」で女優デビューを果たし、2015年放送の「トランジットガールズ」(フジテレビ系)で女優として注目を浴びる。4月3日より放送開始した連続テレビ小説「ひよっこ」では、ヒロイン・有村架純の親友・助川時子役で出演中。
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