<THE RAMPAGEデビューインタビューVol.1>吉野北人・LIKIYA・神谷健太・藤原樹・龍・鈴木昂秀が語る“2年半の軌跡”
2017.01.22 12:00
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EXILE、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEなどの弟分にあたるLDH所属の16人グループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが、2017年1月25日にシングル「Lightning」にて、メジャーデビューを果たす。結成から約2年半、先輩たちのツアーにサポートメンバーとして参加、2度の武者修行…数々の経験を重ね、力を蓄えてきた彼らにとってデビューは念願。モデルプレスでは、そんなTHE RAMPAGEにインタビューを実施。4回に渡りお届けする。
目次
16人グループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」
ボーカルのRIKU、川村壱馬、吉野北人、パフォーマーのLIKIYA、陣、神谷健太、与那嶺瑠唯、山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、武知海青、長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨の16人からなるTHE RAMPAGEは、2014年にEXILEの新メンバーを決めるために行った「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」など、3つのオーディションから選ばれたメンバーで結成。2014年7月~9月、1度目の「武者修行」は正式メンバーの座をかけ実施し、ファイナル公演で16人全員がメンバーに決定したことを発表。2016年3月~8月、2度目(「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE武者修行2016 Get Ready to RAMPAGE」)は、デビューへ向けスキルアップを目指すため、3グループに分かれ全国47都市全116公演開催。渋谷・代々木公園野外ステージにて行われたファイナル公演は、約7000人のファンが集結する盛り上がりを見せ、勢いそのままに同年9月デビューが決定した。
今回のインタビューでは、2度目の「武者修行」である「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE武者修行2016 Get Ready to RAMPAGE」の3グループに分かれ、2年半の歴史、デビュー決定時の心境、これからのこと…“リアル”な胸の内を語ってもらった。
インタビューVol.1
Vol.1は、ボーカルの吉野北人、パフォーマー兼リーダーのLIKIYA、パフォーマーの神谷健太・藤原樹・龍・鈴木昂秀の6人。2年半を振り返って
― デビュー決定おめでとうございます。2年半を振り返ってみて、いかがですか?
鈴木昂秀:本当にこの2年半は、ありえないほどのすごくいい経験をさせてもらったなと思います。合宿だったり、先輩方のライブツアーだったり、そこで学んだことが自分たちの今に活きているのかなっていうのはすごく感じます。
― 今振り返ると長かったですか?短かったですか?
全員:ん~…(悩む)。
神谷健太:今考えると短かったなって思うんですけど、“濃かった”です。色々経験させていただいている最中は、暗闇の中を歩いている状態に近かったので。もちろん、先輩方の後ろでサポートさせていただけて光栄ですが、ゴールがない中で、自分たちがどこまでやれるかとか、THE RAMPAGEってなんなのかとか、そういうことを探し続けていたので、今考えると短いな、と。
鈴木:長いようで、短かったですね。
吉野北人:うん、めっちゃ濃かった。
― 暗闇を歩いていた感覚というのは、皆さんも?
LIKIYA:そうですね。やっぱりデビューっていうものが明確に見えた上での活動ではなかったので、デビューをひとつの目標として、1つ1つの活動に対して全力でぶつかっていたので。お互いに意見を交わして、「どうしたらデビューに近づけるのか」っていうのを追求していった上で、本当に自分たちで高めあっていく限りのものでした。本当にそういった意味では、先が見えないなと感じていました。
― 1回目と2回目の武者修行は、全く違いましたか?
全員:(口々に)違いました。
龍:1回目の武者修行は、まだ正式メンバーになってなかったので、1人1人というよりかは、まずは自分が生き残る個人の戦いだと思っていました。2回目の武者修行は、正式メンバーになって、グループが固まってきて、少人数でパフォーマンスすることになって、1人1人の個性やパフォーマンス力、人間性っていうのを強くすることを意識していました。
吉野:昨日、たまたま2016年の「武者修行」ファイナルを観たんですけど、必死さや勢いが映像から伝わってくるなと感じました。それだけ、今に掛けていたんだなと。
神谷:1回目と2回目の大きく違ったところといえば、やっぱり16人ってところと16人じゃないってところだと思うんです。1回目はどうしても勝ち残るためだったので、1人でも上に行きたいって気持ちがありました。でも、2回目は、仲間としてみんなで登っていくって感覚が強くて、それがパフォーマンスに出てたかなと思います。
― 結成当時、初めてお会いしたときから比べると、皆さん顔立ちや雰囲気がグッと大人になった印象です。この2年半で色々な経験をされたんだろうなと。
藤原樹:そうですね。(鈴木)昂秀や龍の髪型など見た目もそうですし、本当に武者修行を経て色んな活動をTHE RAMPAGEでさせていただく中で、個人個人の付き合いも深くなって、メンバー同士の絆が生まれていることを感じています。パフォーマンス力も、16人1人1人の個性がすごく出てきて、やっとメジャーデビューする準備が出来てきたのかなって思います。
一番印象深いエピソード
― デビューに向けいよいよという心境でしょうか。2度の武者修行や合宿、ツアー同行など、先程も「濃かった」2年半だとおっしゃっていましたが、振り返ってみて一番印象深いエピソードをぜひ教えてください。
吉野:振り返れば振り返るほど、全部が濃すぎて…。本当にメンバーに助けられたなと思いますし、2度目の武者修行はボーカル1人という立場で回ったことで、スキルやアーティスト性を磨くチャンスにもなりましたし。一緒に回ったリーダーのLIKIYAさんからもアドバイスを受けたり、お互いが身を引かずに言い合えたことが、この武者修行ではすごく成長するきっかけになったのかなと思います。
鈴木:(深く頷く)自分も武者修行後に毎回開いていた反省会のときに、同じことを感じました。ファンの人から見た意見とか、その場で初めて自分たちのパフォーマンスを見てアンケート書いてくださった意見とか、すごいリアルだったので。それに対して自分たちが、じゃあどうしていこうかって考えていた1日1日が、すごい成長に繋がったと思ってます。(吉野)北人さんも言っていたように、正直に意見を出して話し合ってって、切磋琢磨しながら、成長できたんじゃないかなって感じています。
― 本気でぶつかり合うための壁は、徐々になくなっていった感覚でしょうか?
LIKIYA:そうですね。でも、デビュー前に武者修行をさせていただく機会はなかなかないことなので、本気で向かい合いたい、お互いにこの時間を無駄にしたくないっていう思いは最初からありました。そう思いつつも初日はまだ準備ができてない状態からスタートしてしまい、「もっとこうしないと」「ああしないと」って色々話したことを覚えています。
― その積み重ねなんですね。
LIKIYA:ライブ内容もどんどん変わっていきましたし、毎日より高みを目指していった部分がありますね。
デビュー決定の心境は?
― そんな中で、発表されたメジャーデビュー。決定を聞いたときの心境は、いかがでしたか?
吉野:嬉しかったのと同時に焦りというか、危機感みたいなものを感じました。ここで満足してたら前に進めないし、EXILEさんをはじめとする先輩方は、皆さんに支持されている日本を代表するアーティストだけど、その下として自分たちがデビューしていいのかって。それに値するアーティスト力がなければ通用しないし、もっと本物になっていかなければいけないので、さらに頑張っていこうって。
― その感情がすぐに芽生えてきた?
吉野:元々あったんですけど、それをさらに意識した気がします。EXILE ATSUSHIさんが「満足したことは1回もない」っておしゃっていたんですけど、やっぱり満足しちゃうとそこで終わっちゃうのかなって。満足せずに、ただ前だけを向いて行きたいと思います。
― ありがとうございました。
★次回は、ボーカルのRIKU、パフォーマー兼リーダーの陣、パフォーマーの岩谷翔吾、浦川翔平、後藤拓磨のインタビューをお届け。
(modelpress編集部)
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 16人プロフィール
LIKIYA(パフォーマー/リーダー1990年11月28日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)陣(パフォーマー/リーダー1994年4月28日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
RIKU(ボーカル/1994年8月10日/「VOCAL BATTLE AUDITION 4」出身)
神谷健太(パフォーマー/1995年5月27日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
与那嶺瑠唯(パフォーマー/1995年8月16日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
山本彰吾(パフォーマー/1995年10月6日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
川村壱馬(ボーカル/1997年1月7日/「VOCAL BATTLE AUDITION 4」出身)
吉野北人(ボーカル/1997年3月6日/「VOCAL BATTLE AUDITION 4」出身)
岩谷翔吾(パフォーマー/1997年3月11日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
浦川翔平(パフォーマー/1997年5月23日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
藤原樹(パフォーマー/1997年10月20日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
武知海青(パフォーマー/1998年2月4日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
長谷川慎(パフォーマー/1998年7月29日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
龍(パフォーマー/1998年9月9日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
鈴木昂秀(パフォーマー/1998年10月3日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
後藤拓磨(パフォーマー/1998年12月4日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
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