中条あやみ、女優業に邁進中で『Seventeen』モデルから刺激「焦りも感じてしまう」 モデルプレスインタビュー
2016.03.27 07:00
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モデルで女優の中条あやみ(19)がモデルプレスのインタビューに応じた。中条は、3月27日日曜よる9時から放送されるSMAPの香取慎吾が主演、自身がヒロインをつとめるテレビ朝日系スペシャルドラマ「ストレンジャー~バケモノが事件を暴く~」に出演。今回は、同作の見どころや女優業を語ってもらうとともに、「シャネル(CHANEL)」の2016年春夏オートクチュールコレクションにゲストとして参加するなど、女優のみならずモデルとしても着実にステップアップしている彼女のここ最近の活動を振り返ってもらった。
「ストレンジャー~バケモノが事件を暴く~」撮影の見どころ
萩尾望都氏の少女漫画「ポーの一族」をモチーフにした同作。永遠の時を生き続ける不老不死の一族…女性ばかりを狙った連続殺人事件と彼ら一族の関わりが明らかになっていく儚くもミステリアスなサスペンスドラマ。今回、香取と中条が、歳をとらずに生き続ける“バンパネラ”の姿を描いていく。― 「ストレンジャー~バケモノが事件を暴く~」の撮影はいかがでしたか?
中条:私自身“バンパネラ”という作品がすごく好きで、自分がバンパネラをできるとは思っていませんでした。今回役作りのために、今まで自分が観てきた映画をもう一度観直したりと、たくさん研究してきました!
― 香取さんとは初共演だったそうですね。
中条:そうなんですよ。すごく優しく接してくださったので、楽しく撮影することができました。本広(克行)監督と一緒にお仕事ができたのも嬉しくて、原作通りの展開ではないのですが、そういったところを含めて楽しんで観ていただけたらと思います。
― どの辺が見どころですか?
中条:私が演じた真理亜と香取さん演じた三杉さんの2人のボニー&クライドではないのですが、ちょっと相棒っぽい感じが不思議な世界観で新しいドラマなのではないのかなと思います。恋というよりかは、家族や友達という、ちょっと違った愛の形のストーリーも描かれているので、トキメキというより、ファンタジーでサスペンスっぽい部分を楽しんでいただきたいです。
同世代モデル兼女優から刺激「焦りも感じている」
― 昨年に続き、女優業の1年になりそうですね。中条:今頑張らないと!先月19歳になったばかりなので、最後の10代、そして20歳に向けて頑張って行けたらいいなと思います。
― 中条さんと同じ「Seventeen」モデルのみなさんもそうですが、同世代でモデル兼女優として頑張っている仲間がたくさんいますよね。
中条:そうですね。やっぱり「Seventeen」モデルは近い存在として、お互い刺激を受け合いながら、成長してきた仲間ですし、共演したらそういうの関係なく、勉強させられるところがたくさんありますね。女優として共演でき、面白いところでもあるのですが、私はもっと頑張らなくちゃって焦りも感じてしまいます。
TGCで初のトップバッター「とても緊張しました」
インタビューは19日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されたファッションフェスタ「第22回 東京ガールズコレクション2016 SPRING/SUMMER」(以下TGC)のバックステージにて実施。中条は、今回女性モデルのトップバッターを初めて飾った。― 初のトップバッターでしたね。大歓声を浴びていましたが、いかがでしたか?
中条:とても緊張しました!もう足が震えて、歩き終わった瞬間泣きそうになりました。
― そんなに緊張していたなんてわかりませんでした!ランウェイの出来栄えは?
中条:もうちょっと堂々と歩きたかったです。心残りのところもあるのですが、9割楽しめたし、嬉しかったし、気持ちよかったです。お洋服もすごく可愛くて!
― 歓声も大きかったですね。
中条:前回よりたくさんの方が歓声を送ってくれて、それが本当に嬉しかったです。母親も会場に来てくれたのですが、母から「みんなに応援されてて、涙出たわ。よかったね」とメールが来たんですよ。母に頑張っている姿を見せることができて、少しは恩返しができたのではないのかなと思っています。
「シャネル」コレクション“日本史上初の最年少ゲスト”でフロントロウデビュー
今年1月にはフランス・パリ市内にて行われた「シャネル(CHANEL)」の2016年春夏オートクチュールコレクションに日本からのゲストとして参加し、フロントロウデビューを果たした中条。フロントロウゲストとして日本では史上初の18歳(最年少)でコレクションを鑑賞。女優業のみならず、モデルとしても確実に成長している。― パリでのお仕事はいかがでしたか?
中条:フランスに初めていきました。エッフェル塔って1時間に1回光るんだとかそういう発見もあったり、日本とは違う技術や文化もあって面白かったです。そこから日本に帰ると、和食って美味しいんだなって日本の良さを改めて感じることもできました。こうやって海外でもお仕事ができるようになりたいなって改めて思いました。
― 「シャネル」コレクションは?フロントロウに座っていた方たちはそうそうたるメンバーでしたね。
中条:VIP陣がすごくて。大好きなカーラ・デルヴィーニュさんやBIGBANGのG-DRAGONさんにも会えて、その中に自分もいられてすごいって思ったり(笑)。一般人が紛れ込んでいるみたいな気持ちになってしまったのですが、楽しかったですし、いい経験になりました。
― 最後に今後の目標を教えてください。
中条:今までは大人にならなくちゃ、大人にならなくちゃと焦って、挑戦することが怖かったのですが、今年は10代最後として、今しかできない失敗もあるので、怖がるのではなくいろんなことに挑戦していい意味で失敗して成長していきたいなと思っています!
― ありがとうございました。
モデルに女優にと確実にステップアップしているのが目に見えてわかる中条。特に女優業に関しては、数々の作品のヒロインに抜てきされ、すさまじい勢いを見せている。思わず、今年は女優としての年になりそうですね!と声を掛けると、「今年頑張らないでいつ頑張るんですか」と笑顔を見せながらも勢い良く返してくれた。そんな姿を見ていると、彼女は絶対に女優としての地位を確立するに違いないと感じることができた。
スペシャルドラマ「ストレンジャー~バケモノが事件を暴く~」とは
香取演じる不老不死の肉体を持ち、時代をさまよい続ける“バンパネラ”が一度自殺を試みるも、中条演じる真理亜という謎の美少女に命を救われ、その日を境に不老不死として生きてきた。14年前に「20歳になったら迎えに来る」と約束した少女・香織を迎えにやってきたところ、香織は何者かに殺害され…。連続殺人事件の現場に現れたことで、事件を追う刑事に疑惑を抱かれるところから物語がスタート。時代を超え、永遠に生き続ける“バンパネラ”と連続殺人事件にはどんな関わりがあるのか――世を忍び、孤独に生き続けてきた彼らの苦悩と葛藤、そして彼らが降り立ち共存を試みる現代の世界をミステリアスに、そしてサスペンスフルに紡ぎ上げていく。(modelpress編集部)
中条あやみ(なかじょうあやみ)プロフィール
生年月日:1997年2月4日出身地:大阪府
身長:169cm
血液型:O型
趣味:読書
特技:英会話、ピアノ
「ミスセブンティーン2011」グランプリを受賞し芸能界デビューを果たし、2011年9月より雑誌「Seventeen」(集英社)専属モデルとして活躍。2012年にTBS系7月クールドラマ「黒の女教師」で女優デビュー。2014年9月に公開された映画「劇場版 零~ゼロ~」では映画初出演にして若手女優の登竜門と呼ばれる“ホラー映画”で主演をつとめ、その後は、連続ドラマやスペシャルドラマなど多数出演。2015年には「ポカリスエット」のCMキャラクターに抜てきされ、一躍話題に。2016年にはヒロインをつとめる映画「ライチ☆光クラブ」が公開されたほか、「セトウツミ」が7月2日に公開される。
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