水川あさみも「私に似てる」と絶賛 注目の美少女・古泉葵の魅力に迫る
2014.09.27 11:09
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注目の新人女優・古泉葵の溢れる魅力に迫った。
辻村深月原作・水川あさみ主演 映画「太陽の坐る場所」に出演
10月4日に公開を控える映画「太陽の坐る場所」に出演する古泉。同作は、直木賞作家の辻村深月氏の同名小説を映画化。高校の同窓会をきっかけに、クラスの女王だった「響子」の座を奪ったある事件の真相が明かされていく青春ミステリーとなっており、誰もが一度は経験したことのある、教室での格差、同級生への嫉妬、妬み、下心が繊細に描かれる。女王の座から転落し、地元で地方局のアナウンサーとして満たされない毎日を過ごす主人公・高間響子を水川あさみが、響子とは対照的に、東京で人気女優として活躍している今日子を木村文乃がそれぞれ演じる。高校時代、響子の傍にいた同じ名前を持つ同級生・今日子。学校中の人気を集め、クラスの女王として君臨し、自分の立場、好きな人、友達すらも、欲しいものは何でも手に入ると信じていた完璧だった高校生活も終わりが近づいてきたあの日、ある出来事をきっかけに光と影が逆転する。古泉は水川演じる高間響子の高校時代を熱演する。
水川あさみ演じる響子の高校時代役 プレッシャーを明かす
― 映画「太陽の坐る場所」ですが、まもなく公開ですね。公開が迫った今のお気持ちをお聞かせください。古泉:この映画に出演し、どんな反応が得られるのかなと、とてもドキドキしています。
― 出演が決まったとき、どんなことを思いましたか?
古泉:自分の役が、水川あさみさんが演じる高間響子とマッチするのかなと不安になりました。やはり、水川さんの高校時代役ということなので、“水川さんに似てる”雰囲気が必要じゃないですか。「あんなキレイな方に、自分は似ているのだろうか」と思いました。
― たしかに雰囲気が似ていますね!水川さんとのやりとりはありましたか?
古泉:私が演じたのは高校時代の響子ということで、時間軸が異なります。そのため、撮影でお会いすることはあまりなかったのですが、同時進行の撮影で、たまに現場で顔を合わせることも。「響子の高校時代をやらせていただいている古泉です」と挨拶をしたのですが、水川さんには「私に似てるね」と言っていただいて、本当に嬉しかったです。また「一緒にがんばろうね」とも声をかけていただきました。
― 高校時代の響子は、学校中の人気者でクラスの女王的存在ですが、役作りで工夫したことや演じるうえで難しかったことを教えてください。
古泉:女王ということで、自分が追い込まれているときでも常に余裕な表情でいなければならないというのが難しかったです。普段の私は表情に出やすいので、感情を隠すことに苦労しました。また、トップに立っているときと、どんどん下へ落ちて行くときとの差を表現するのが難しかったです。その差をしっかり表現しなきゃと思い、撮影に臨みました。
― 難しそうな役ですね。
古泉:難しかったです。また、出番も多く、こんなにたくさん出るのは初めてだったので、「ちゃんと出来るのかな」と思うことも。台本を読んで、ものすごく考えました。
― 古泉さんが思う響子像をお聞かせください。
古泉:台本を読んで想像したのは、響子は本当はすごく弱い女の子だということ。それを隠すためにいろんなことを積み重ねて、周りから見放され、怖いと思われて…。不器用な子なのだと思います。
― 矢崎仁司監督から演技など、指導を受けたことはありますか?
古泉:これといった指導はないのですが、私が考えた響子に監督の思うことを足していき、高校時代の響子を作り上げました。
― 高校生役ということで、ご自身の年齢と近いかと思いますが、共感できる部分や重なる部分はありましたか?
古泉:女の人は怖いなと思いました。狭い社会の中での葛藤は、リアルにあるものです。今は芸能コースがある学校に通っているので共感できる部分はあまりないのですが、お仕事を始める前の中学時代を思い出すと、「女子同士の間でこういったことがあったな」と感じます。それがお芝居でも活かされたかと思います。
共演の吉田まどかとのエピソード
― もう一人の今日子を演じた吉田まどかさんとの共演はいかがでしたか?古泉:吉田さんは普段、ふわふわしていて綿毛のように飛んでいってしまいそうな天然で可愛い方です(笑)。でも、映画では凛としていなければならないというのを意識していました。「がんばろうね」と声をかけあって、リラックスさせあいながら撮影に臨めました。劇中では、仲の悪い間柄ですが、普段はとても仲良しです。吉田さんと共演できて、本当によかったと思います。
― プライベートでも親交はありますか?
古泉:実は、学校が同じで、吉田さんは1学年先輩なんです。学校で会ったときは話したり、家が近いので一緒に登校したりすることもあります。
― ほか、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
古泉:監督は、一見恐そうなのですが、ものすごく優しい方なんです。撮影は去年の年末だったのですが、私が寒がっていたら監督がスーツのジャケットを「貸そうか?」と声をかけてくださったんです。もちろん嬉しかったのですが、「監督が寒くなっちゃうじゃないですか」とお断りしたら「撮影しているときは、暑いとか寒いとか感じなくなっちゃうんだよね」とおっしゃっていて、その言葉がとても胸に残りました。「映画に懸ける姿がかっこいいな」と思いました。それくらい没頭できる監督に感銘を受けました。
特技のフラダンスでは受賞歴も
― 特技はフラダンスだそうですね。フラダンスを始めたきっかけを教えてください。古泉:祖母がウクレレを習っていたんです。その関係で始めました。5歳の頃から続けています。
― 大会での優勝歴もお持ちですが、どれくらい練習していましたか?
古泉:習っていた頃には毎日です。部屋のクローゼットが一面、鏡になっていて、そこで大会前には、ごはんや寝るとき以外はずっと踊っていました。大会では、常に上を目指して取り組んできました。
― フラダンス以外にもジャズダンスやヒップホップダンスもやっているそうですね。
古泉:はい。一言にダンスといっても、ジャンルが違うとまったく違います。フラダンス以外のダンスを始めたばかりの頃は難しかったです。とくにヒップホップは腰を曲げ、前かがみ低い体勢で踊ります。それに対し、フラダンスは背筋の伸ばして踊るものなので、よく「姿勢が良すぎる」と怒られました(笑)。
― なぜ、まったくジャンルが異なるヒップホップを始めようと思ったのでしょうか?
古泉:オーディションではダンス審査が課せられることがよくあります。フラダンスの経験はあっても、ヒップホップの経験はなかった私なので、ほかのみんなができている中、自分だけできないという状況がものすごく屈辱的で…。ある程度できるようになりたいと思って始めました。
美容&恋愛観を語る
― 抜群のスタイルですが、やはりダンスの賜物でしょうか?古泉:そうですね。ダンスで培った筋肉が脂肪を作らないようにしてくれているのかなと思います。また、踊ることで代謝をよくしています。
― ほか、美容のために心がけていることを教えてください。
古泉:すぐに肌荒れしてしまうんです。ですので、事務所の方からチョコレート禁止令が出ています(笑)。
― どんなファッションがお好きですか?
古泉:アメカジ系が好きで、普段はアメカジばっかりです。ショートパンツのスタイルが多いかも。買い物は原宿やお台場のダイバーシティですることが多いです。
― では、どのような男性が好みですか?
古泉:優しくて筋肉質な人が好きです。
― 年上・同い年・年下では?
古泉:年上がいいですね。
― 何個くらい上までいけますか?
古泉:その人にもよりますけど。見た目と気持ちが若かったら何歳でも…とは言えませんが、割と年上の方もOKです(笑)。
― 理想のデートのシチュエーションを教えてください。
古泉:気取らない所にいっても楽しめるのが理想です。
― オフの日はどのようにお過ごしですか?
古泉:家にいることは少ないですね。買い物に行ったり、映画を観たり、友達とカラオケに行ったりすることが多いです。
英会話に没頭 カナダ留学も経験
― 最近ハマっていることを教えてください。古泉:英会話です。8月に1ヶ月ほどカナダに留学したんです。英会話を習っていたのですが、もっと極めたいです!没頭しています!
― 素晴らしいですね!
古泉:中学1年生のときにも1度留学したのですが、お仕事を始めて「もう留学はできないかな」と思っていたのですが、事務所の方に英会話が好きだとお話ししたら「留学行っていいよ」と言っていただいたんです。
― カナダでの思い出をお聞かせください。
古泉:カナダは他国からの移民が多く、いろんな国の方が住んでいるんです。いろんな国の方がいるからこそ、いろんな考え方があるんですね。イメージだけで、自分の価値観を固めてしまってはいけないなと感じました。
― 英語だけでなく見識も広がったようですね。
古泉:はい。とても充実した1ヶ月になりました。今は、TOEICやTOEFLといったスコアは持っていませんが、大学受験を考えているので、そういったものにもチャレンジしたいです!
― ホストファミリーとの思い出はありますか?
古泉:日本のおみやげをあげて、喜んでくれていた姿が印象的でした。富士山の絵の団扇と桜の絵の団扇をプレゼントしたのですが、日本らしいものはウケがいいみたいです。それから、羊羹もあげたのですが「薄い味だね」と言われました(笑)。向こうのお菓子はものすごく甘いので、羊羹は甘く感じなかったそうです。
デビューして2年 今後の目標を語る
― 楽しそうですね。ところで、古泉さんはどうして女優を志したのですか?古泉:母がモデルをやっていたこともあり、芸能というものは割と身近にありました。また、小さい頃にスカウトされることもありましたが、当時は興味がなかったんです。でも、大きくなるに連れて、雑誌を読むようになり「こういう人になりたいな」と憧れが芽生え始めました。そんな中で、今の事務所に声をかけてもらい、お仕事を始めました。
― そうなんですね。では、これからの目標をお聞かせください。
古泉:デビューしてまだ2年。いろんなことを積み重ねているところですが、将来的にはいろんな役をこなせる女優さんになりたいと思っています。また、英語を話せるようになりたいというのには、海外でも活躍したいという思いがあります。大きな夢ですが、ハリウッド映画にも出演できたらと思います。いろんな経験を重ねて、実力のある女優さんになりたいです。
― 「太陽の坐る場所」では、女王に君臨する高校生役に挑戦されましたが、今後どのような役を演じてみたいですか?
古泉:これまで、ミステリアスというか何を考えているのかわからない女の子の役が多かったので、元気な子を演じてみたいです。また、撮影で和服を着る機会があって、それをきっかけに和服が好きになったので時代劇にも挑戦してみたいです。
― 和服も似合いそうですね!目標としている女優さんや憧れの女優さんはいますか?
古泉:尾野真千子さんです。いろんな役をこなせるところ、日本的な美しさがあるところ、それでいて性格はサバサバしていてかっこいいので憧れています。私自身、あまり女の子らしい性格とは言えないので、尾野真千子さんのように気取らなくても支持されるような女優さんになりたいです。
― 現在は女優を中心に活動されていますが、新たに挑戦してみたいことや興味のある仕事を教えてください。
古泉:洋服が好きなので、モデルに挑戦してみたいです。雑誌に出て、いろんな洋服を魅せていきたいです。そのためには、スチール撮影に慣れなければいけません。
― 目標に向かって、日々さまざまなことに取り組んでいる古泉さんですが、夢を叶える秘訣をお願いします。
古泉:一つの大きい目標を決めたら、そこから枝分かれしているものを、自分にプラスしていくこと。そうすれば、最終的に目標に辿り着けるかと思います。両親と将来について話し合うことが多かったので、常に夢を叶えるためにはどうすべきかを考えています。
― ありがとうございました。
映画「太陽の坐る場所」の貴重な撮影エピソードから、特技のフラダンスや没頭している英会話、女優としての今後の目標をたっぷりと語ってくれた古泉。「太陽の坐る場所」は「こんなにたくさん出るのは初めてだった」というが、目標に向かい努力を惜しまない彼女は今後、さらなる活躍が期待される。(modelpress編集部)
■古泉葵(こいずみ・あおい)プロフィール
生年月日:1997年9月2日
出身地:東京都
身長:162cm
特技:フラダンス
趣味:ジャズダンス、英会話
ドラマ「僕らはみんな死んでいる♪」などに出演。10月4日に公開を控える映画「太陽の坐る場所」では、主演の水川あさみの高校時代役を演じる。
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