ブレイク必至の美女・三吉彩花、映画初主演&恋愛観を語る モデルプレスインタビュー

2013.05.16 20:27

沖縄の離島・南大東島を舞台にした感動作「旅立ちの島唄~十五の春~」(5月18日全国公開/沖縄で先行上映中)で映画初主演を果たす三吉彩花(16)。モデルプレスは女優やモデルとして活躍の場を増やす注目の彼女にインタビューを行い、その素顔に迫った。

雑誌「Seventeen」の専属モデルとしても活躍する彼女は2007年、連続ドラマ「オトコの子育て」(テレビ朝日系)で女優デビュー。その後、映画「女の子ものがたり」(2009年)、「告白」(2010年)などに出演し演技力に磨きをかけてきた。また、大泉洋&麻生久美子のW主演で話題を呼んだ「グッモーエビアン!」(2012年)では、存在感光る好演が評価され、「第67回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞」を受賞。念願の映画初主演となる「旅立ちの島唄~十五の春~」で彼女は、少女民謡グループ“ボロジノ娘”のリーダー・優奈を演じ、島唄と三線(さんしん)に初挑戦している。

― 映画初主演おめでとうございます。オファーを受けた当時の率直な感想をお聞かせください。

三吉:小学校3年生からお芝居を始めましたが、ずっと主演をやりたいって思っていたので、やっと願いが叶ったって嬉しくなりました。でも大竹しのぶさんや小林薫さんという大先輩と共演させていただくということで、自分が主演をちゃんと出来るのかな…っていうプレッシャーもありました。

― 島唄や三線に初めて挑戦するということへの不安もありましたか?

三吉:もちろんありました。南大東島も初めてでしたし、方言も初めて。三線は本当に難しく結構悩みました。

― どれぐらい練習されたのですか?

三吉:撮影に入る2ヶ月前から、1週間に2、3回、島唄と並行して練習していました。

― 吹奏楽部でアルトサックスを担当していたとお聞きしましたが、その経験は活かされましたか?

三吉:全く活かされなかったです(笑)。ピアノも少し弾けたり、これまでも役でチェロを弾いたりとか、楽器には縁があったんですけど。(三線は)楽譜がそもそも違うっていうこともあって、一から丁寧に教えていただきました。

― 劇中では現役の方々に混じって三吉さんが演奏されていましたが、全く違和感がありませんでした。歌声も素晴らしかったです。

三吉:ありがとうございます。もともとアイドルをしていたので歌のレッスンも受けたことがあるんですけど、声の出し方が少し違って大変でした。私高い音を歌うのが苦手なんですよね。でも劇中の曲は高いキーがいっぱいあって地声では全然出せなくて…。最終的に発声練習の成果もあって歌えるようにはなったんですけど、実は最後のシーンは納得していません。頑張ったので後悔はしていないんですが、「もうちょっと出来たかな?」っていう気がしています。

― では三吉さんが一番心に残っているシーン、気に入っているシーンを教えてください。

三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
三吉:面接のシーンですね。ここは私が演じた優奈が「お父さんがちゃんと布団で寝てるかな?」「お酒飲み過ぎていないかな?」って初めて自分の気持ちを表に出した瞬間。私は優奈と境遇がすごく似ているし、私も親に自分の思っていることを言うタイプではないので、いろいろと考えさせてくれました。

― いま三吉さんは親と離れて住んでいるのですか?

三吉:今は寮に住んでいます。1人部屋なので、1人暮らしみたいなものですね。

― 現場の雰囲気はいかがでしたか?

三吉:沖縄っていう場所もあったのかもしれないですけど、普段東京で作品を撮るよりハードなスケジュールではなかったので、すごく穏やかで楽しい現場でした。意外だったんですけど、大竹さんとは私がよく聴く洋楽のLMFAO(エルエムエフエーオー)の話で盛り上がりました。

「タイプはないけどフェチはある」恋愛観を語る

― 映画の中では初恋についても描かれていますが、三吉さんの初恋はいつですか?

三吉:幼稚園かな。ちゃんと覚えているわけではないんですけど、「私は誰々と結婚するんだ」って言っていました。いま思い返せば可愛らしいなって思います。

― 現在はどんな男性がタイプですか?

三吉:タイプはないですがフェチはあります(笑)。手がキレイな人が好き。そして腕の血管が少し出ているとよりいいです。私漫画の読み過ぎで、妄想が激しいのか、周りからはすごくマニアックだねって言われます。

― 優奈は初恋の相手・健斗と携帯電話を持たない手紙による“遠距離恋愛”になりますよね。三吉さんはご自身の性格的に遠距離恋愛はできそうですか?

三吉:うーん…最初は大丈夫だと思うんですけど、無理かな。たぶん私に彼氏ができたら、ずっと一緒にいたい性格。途中から「連絡するの面倒くさい」なんて言われちゃったら、かなり落ち込むと思います(笑)。

三吉彩花
三吉彩花

三吉彩花の“美の秘訣”

― ここからはモデルとしての三吉さんについてお聞かせください。スラっとした美脚で抜群のスタイルをお持ちですが、それを保つために日々心がけていることはありますか?

三吉:半身浴は絶対です。毎日というわけではありませんが、1週間の半分以上はするようにしています。あとは野菜をいっぱい食べること。自分がけっこうな量を食べるので、なるべく炭水化物よりは、野菜やフルーツを中心にしています。

― 半身浴はどれくらいの時間するんですか?

三吉:30分から1時間くらい。携帯電話をいじったり音楽を聴いたりしているので、あっという間です。

― 運動などはしますか?

三吉:運動と言えるかはわかりませんが、なるべく歩くようにしています。最寄りの駅の1つ手前で降りて歩くことはよくしますね。

― ではその美白肌の秘訣も教えてください。

三吉:部屋に加湿器を置いて乾燥しないようにすること、スキンケアを毎日することかな。メイクをしなくていい日は極力しないで、肌を休ませることも意識しています。

― 三吉さんといえば綺麗な黒髪という印象をお持ちの方も多いと思います。どのようにケアをされていますか?

三吉:自分に合ったシャンプーをきちんと選ぶこと、定期的に美容院に行ってトリートメントをすることですね。髪は特に気をつけているので、撮影以外では、髪も巻かないようにしています。

― ドラマや映画、CMへの出演が相次ぎ、かなりお忙しい毎日を過ごされているかと思いますが、オフの日などに行うストレス解消法を教えてください。

三吉:1人で渋谷をブラブラして、買い物をすることが多いです。本当に渋谷にばっかり行っているので少し飽きちゃいました(笑)。洋服はあまりブランドとかにこだわらないですね。

― いま気になっているアイテムはありますか?

三吉彩花
三吉彩花
三吉:全体的に白のアイテムが気になっています。今までクールな服を着ることが多かったので、透け感があるシャツとか花柄のショーパンとか、ちょっとガーリーな感じにも挑戦していきたいなって思っています。

今後の女優業「全然違う役をやってみたい」

― 話を少し戻します。三吉さんは女優とモデルを両立していますが、今後はどちらかにシフトしていくんですか?

三吉:今はどちらも楽しくやらせていただいているんですけど、将来的には女優業に専念したいなとは思っています。

― なるほど。今後演じてみたい役をお聞かせください。

三吉:「悩殺ジャンキー」という漫画が実写化されたらぜひ出演したいです。これまで等身大の役をやることが多かったので、全然違う役をやってみたいなとも思います。ヤンキー役とまでは言わないですけど、自分とはかけ離れた役に憧れます。あとは舞台に挑戦したいです。

― 最後に、夢を叶えたい女の子へエールをお願いします!

三吉:私は自分がちょっとでもやりたいなって思ったことは、すぐにやりたいって、マネージャーさんに言うんです。それでオーディションを受けて、落ちたり、失敗したりしたことも何回もあるんですけど、その繰り返しが大事だと思っています。そして毎回落ち込まない。「次また頑張ればいいや」って思うようにしています。やるかやらないか迷ったら、とりあえずやってみる、前向きに挑戦することが一番必要なのかなって思います。

― ありがとうございました。

「憧れの女優さんはいますか?」という質問に、「少し前まではいたんですけど、今は作らないようにしています」と彼女。インタビュー中、まだまだ16歳のあどけなさものぞかせていたが、仕事に対する姿勢、演技へのこだわりを話す眼差しは力強かった。「第67回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞」を受賞するなど、注目の若手女優の一人としてメディアを賑わせる彼女には、今後さらなる熱い視線が注がれそうだ。(モデルプレス)

三吉彩花(みよしあやか)プロフィール
生年月日:1996年6月18日
出身地:埼玉県
身長:170cm

三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
小学生時代から雑誌モデルとして活動。現在は雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍中。また、2010年5月からアイドルグループ「さくら学院」のメンバーとしても活動(~2012年3月)。女優デビューは2007年にテレビ朝日系で放送された連続ドラマ「オトコの子育て」。それ以降、様々な作品に出演している。

■「旅立ちの島唄~十五の春~」
沖縄の離島、南大東島。この島には高校がなく、15歳の春に島を出て、家族と離れて暮らさねばならない。実在する少女民謡グループ“ボロジノ娘”は、中学卒業の春、「アバヨーイ(さようなら)」を家族への想いを込めて歌う。子どもを送り出すすべての親と、親から巣立つすべての子どもが共感せずにはいられない、完全オリジナルストーリーの感動作。

<公開>
5/18(土)~ シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー 
4/27(土)~ 沖縄・桜坂劇場にて先行公開

出演:三吉彩花、大竹しのぶ、小林薫ほか
監督・脚本:吉田康弘
主題歌:BEGIN「春にゴンドラ」

三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
三吉彩花
小林薫、三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
小林薫、三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
小林薫、三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
小林薫、大竹しのぶ/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
大竹しのぶ、小林薫/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
三吉彩花/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
南大東島/(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
大竹しのぶ/場面カット(C)2012「旅立ちの島唄~十五の春~」製作委員会
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