小芝風花、KAT-TUN亀梨和也との再共演で“楽しみなこと” キャスト陣への印象・座長としての思い語る<「大奥」インタビュー>
<小芝風花・フジテレビ系木曜劇場『大奥』(毎週木曜よる10時~)インタビュー後編>
2023年は立て続けに話題作に出演し活躍中の女優・小芝風花(こしば・ふうか)が、令和版『大奥』で主演に。後編では、KAT-TUN・亀梨和也を始めとするキャスト陣の印象や、本作の見どころについて語ってもらった。
小芝風花主演「大奥」
本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった1つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。2019年に『大奥』シリーズの完結作として放送されたフジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』以来約5年ぶりに、世代を超えて長きに渡り愛されてきた『大奥』が、より一層進化を遂げ、儚いラブストーリーとして帰ってくる。小芝は、東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘であり皇室の血を引く公家の娘・五十宮倫子(いそのみや・ともこ)を演じる。
小芝風花、時代劇をやる上で難しいこと明かす
― 時代劇を演じる上で、難しいと感じたことはありますか?小芝:ちょうど今も別の時代劇作品に入らせていただいているのですが、時代劇は現実と非現実のすごく狭間な感じがしています。起こっている世の中の出来事は現代とあんまり変わらないのに、扮装や言葉遣いが違っていたり、「手を振る」「拍手をする」といった今では当たり前のことが、昔はできなかったり…。そういうちょっとしたことで、どうしたらいいかわからなくなってしまうところがやっぱり難しいです。建物も全然違うから、特に現代の若い子たちが見ると、ちょっと難しそうに思われてしまうかもしれない非現実感もあるのですが、恋心や嫉妬などの感情や世の中で起こっていることは現代と全然変わらなくて。人の思いは変わらないから、そこの狭間な感じが難しいし、面白いです。
― 表現の仕方や慣習が違うのですね。
小芝:例えば、昔は手を繋いで歩くことができないので、現代の人が手をつなぐドキドキと、昔の人が手をつなぐドキドキは、また全然意味が違うと思います。なので、時代劇ならではのトキメキもあるし、でも人を思う気持ちや感情的なものは昔も今も全然変わらないと思うので、現実と非現実な感じが混ざっているのが、個人的にはすごく好きです。
― 現代劇と違って、時代劇に入られるときの役作りや、普段の生活での気持ちの変化などはありますか?
小芝:1つの役をいただいて、その役をいかにより深められるかという気持ちの面では変わらないです。でも、カツラとお着物で体が結構凝り固まっちゃったりするので、体のケアは普段よりするようになりました。少しお風呂でマッサージをしたり。体力的に結構大変なので、体のケアをしっかりしなきゃというのは思っています。
小芝風花、着物での撮影に苦労「もう重くて」
― 本作では着物を着用していますが、衣装合わせをされた時の感想を教えてください。小芝:もう重くて(笑)。お姫様の役なので打掛というものを羽織っているのですが、それがもうお布団を被っているくらい分厚くて、腕を前に持ってくるだけで腕の筋肉を使うほど結構重かったです。あと、カツラに飾りをたくさんつけていて頭もすごく重かったりするので、同じ時代劇でも時代や役職、おいたちによって、こんなに装いが違うんだというのは別の時代劇に携わらせていただいているからこそ、差を感じました。
― 動きも制限されそうですね。
小芝:すごく制限されそうです。お着物も床を擦っているので、さばき方とかもこれから教えてもらいたいと思っています。
― 今回すごく華やかな着物ですが、着用されて何か意識されたことはありますか?
小芝:公家は模様と模様の間に隙間が開いている柄が多いみたいなので、そういった衣装から段々ときらびやかなものに変化していくよう、衣装さんが大事にお着物を選んでくださいました。すごく皆さんのこだわりを感じましたし、京都で撮影するからには本格的で豪華なものを目指して頑張りたいなと、衣装合わせで思いました。
小芝風花、亀梨和也との再共演で楽しみなこと語る
― 第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる)を演じる亀梨和也さんとは、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ「セカンド・ラブ」以来2度目の共演だと思います。何か楽しみにされていることはありますか?小芝:亀梨さんは時代劇が初めてというのを記事で読ませていただきました。家治は誰にも言えない秘密があり葛藤があるので、「苦悩する姿や、倫子と出会って恋が芽生えた心情の変化をどのように演じてくださるのだろう」とすごく楽しみです。
― 今回、小芝さんは座長として、どのような現場にしていきたいですか?
小芝:時代劇だからとかは関係なく、基本的には演者もスタッフも含めてみんなで楽しくいい作品を作れるようにしたいので、女だらけで結構ギスギスした作品ですけど、裏では関係なく仲良くしたいです(笑)。あと、「ここ、こうしたらもっと面白くなるんじゃないかな」というのを相談しながら作っていけたらいいなと思っています。
小芝風花、初共演・西野七瀬の印象明かす
― 倫子の付き人であるお品(おしな)を演じる西野七瀬さんとは初共演ですが、印象を教えてください。小芝:1度だけバラエティー番組でお話したことがあって、テレビが回っていても回っていなくてもあんまり取り繕っていない方というイメージがあります。あと同じ関西人ということもあってすごく居心地が良くて話しやすいですし、一緒に公家からついてきてくれる信頼関係がすごく熱い役なので、関係性を作っていけたらいいなと思っています。
小芝風花「大奥」見どころ語る
― 今回の令和版『大奥』の見どころを教えて下さい。小芝:1人1人の人物像がしっかり描かれているので、最初は「うわ~また意地悪して(笑)」と思うような嫌なところはありますが、紐解いていくとその人の過去や「こういう思いを秘めていたんだ」というのが明らかになって登場人物に感情移入できるので、ただドロドロしているだけじゃない、ちゃんとそれまでのストーリーがあるというのは台本を読ませていただいた段階で愛を感じました。全て愛が根本にあって、苦しかったり、切なかったり。そういうところは、今までとは違う『大奥』になるのではないかなと思います。
― 放送を楽しみにしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
小芝風花(こしば・ふうか)プロフィール
1997年4月16日生まれ、大阪府出身。2011年、「ガールズオーディション2011」でグランプリを受賞し、2012年ドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビュー。2016年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインの娘役、白岡千代を演じた。2023年は、NHK・BS4Kドラマ『天使の耳~交通警察の夜』(前・後編)、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』(4月-6月)、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『転職の魔王様』(7月-9月)、TBS系金曜ドラマ『フェルマーの料理』(10月-12月)、NHK・BS4Kドラマ『あきない世傳 金と銀』(12月-2024年1月)、そして今回のフジテレビ系木曜劇場『大奥』(2024年1月-)と、話題作に連続で出演している。
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