NEWS増田貴久、現場への差し入れに美 少年・浮所飛貴が驚き「半端じゃない」<「ギフテッド」取材会前編>
2023.07.21 06:00
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8月12日スタートの土ドラ「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1」(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット、毎週土曜23時40分~24時35分 Season2はWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて10月より放送・配信予定。放送日時は後日発表)でタッグを組むNEWSの増田貴久と美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴が、モデルプレスらの合同取材に応じた。2シーズンに渡って放送される今作にて天才刑事と殺人犯を見抜く高校生の“最強バディ”を体現する2人に、役作りからお互いの印象、距離を縮めているという現場でのエピソードをたっぷりと語ってもらった。<前編>
NEWS増田貴久&美 少年・浮所飛貴「金田一」作者の人気コミック「ギフテッド」ドラマ化
数々の話題作を生み出した“東海テレビ×WOWOW共同製作”の第4弾となる本作は、並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事と、生まれながらに、目視によって“殺人者”を識別できる才能−ギフテッド−を持つ高校生がバディを組み、様々な難事件に挑む前代未聞の本格ミステリー。原作は「金田一少年の事件簿」や「BLOODY MONDAY」など、数々の大ヒット作を生み出したミステリーの名手、天樹征丸氏の最新作。“嫉心”、“復讐”、“陰謀” といった様々な人間模様が絡む殺人事件に散りばめられた伏線を、抜群な推理と才能で解き明かしていく。
名門東都大学を首席で卒業し、並外れた推理力、洞察力、論理的思考を持つ“自信家”の警視庁捜査一課7係所属・天草那月(あまくさ・なつき/32)を増田が、長い歴史を持つ武道「四鬼神流古武術(しきがみりゅうこぶじゅつ)」を受け継ぐ四鬼家の一人息子で、過去に殺人を犯した人を視ると、その人の身体に黒い“影”がかかって見える「鬼の眼」を持つ高校生・四鬼夕也(しき・ゆうや/17)を浮所が演じる。
NEWS増田貴久、天才刑事役は「見た目は一切寄せずに…」
― まずは、オファーを受けたときの感想と台本を読んだときの感想を教えて下さい。増田:僕はもうずっと前に聞いていて。
浮所:え!知らなかった。
増田:浮所が決まったのは結構後ですよね。
浮所:そんなことないですよ!
一同:(笑)。
増田:「東海テレビさんとWOWOWさんが共同で作られるドラマで、こういうオファーをもらっています」と事務所の方から聞いてすごく嬉しくて、内容を知る前にやりたい!と思って漫画とプロットを頂いて「ぜひやらせて下さい」とすぐに返事をしました。漫画を読んで僕が演じさせてもらっている天草那月という役が金髪で結構シュッとしているイケメンだったので、シュッとしたイケメンでもないからとりあえず形から入ろうと金髪にする心の準備だけしていたんですけど、監督さんやプロデューサーさんとお会いしたら「金髪にはしないで欲しい」と言われて僕のプランが崩れたので(笑)、見た目は一切寄せずに準備を始めました。
浮所:僕も話を聞いたときはめちゃくちゃ嬉しかったです。まだジャニーズJr.なのでお芝居をさせて頂ける機会がそう沢山頂けるわけではない中、僕自身お芝居が大好きなので、こうして「金田一少年の事件簿」などを書かれている天樹征丸先生の作品に出させて頂けることを本当に嬉しく思いました。美 少年のメンバーだと以前岩崎大昇(※「崎」は正式には「たつさき」)が道枝駿佑くんとドラマ「金田一少年の事件簿」でお世話になっていて、天樹先生歴としては後輩になるんですけど、また美 少年というグループでお世話になることが嬉しかったです。あとは「高校生の役をまだ演じられるんだ、制服がまた着られる」という嬉しさもありました。僕は話を聞いたのは結構直前だった記憶があるんですけど、すぐに漫画を自分で買いに行って、演じる夕也くんが「めっちゃイケメンだ」と思いました。イケメン過ぎてハードルが高いなと思ったんですけど、ツリ目のところは僕と似ていたのと、この作品に入る前まで金髪だったのを、作品に入るにあたって髪を伸ばして黒髪にして容姿を似せる努力をしました。とにかく1つ1つの事件が解決されていく爽快感が中毒になる面白い作品に出会えたなと思います。
美 少年・浮所飛貴、クールな高校生役のポイントは?唯一似ているところは…
― それぞれの役どころと演じる上で心がけていることを教えて下さい。増田:那月は、天才で知識量がすごくて色々なヒントをパズルみたいに全部繋ぎ合わせて謎を解いていくんですけど、那月自体が犯人や関係者たちにどう向き合っているかということは基本的にブレずにずっとキープしながらも、犯人や関わってくる人たちによって、実は感情が揺れているんだけどそれを表に出さないよう、これはどれくらい感情移入しているんだろうなということを考えながら作りたいなと思っています。「殺人は許されることじゃない。けど、僕は誰かの気持ちまで否定したりしないよ」というセリフが印象的で、那月はもちろん犯人の行動を認めるわけじゃないけど、犯人の気持ちまで否定しているわけじゃないので、那月が犯人とどう向き合っているか事件ごとの感情のバランスを気にしながら演じています。
浮所:夕也くんは幼い頃に両親を亡くしていて、殺人を犯してしまった人に黒い影が見えるという能力、いわゆるギフテッドを生まれながらに持っている少年で変わった生い立ちなので難しいです。今まで色々な作品に出させて頂いて8割5部ぐらいクールな役を頂くことが多いんですけど、僕自身は全然クールじゃないのでそんなクールじゃない浮所が演じるという…
増田:でも楽屋だったら一言も喋らないよね。
浮所:そんなことないです!めっちゃ喋りますよ!
一同:(笑)
浮所:クールな役なので浮所らしさが垣間見えないように気をつけつつ、真実を常に追い求めている雰囲気や目の表情を意識して演じています。
― 役柄とご自身の似ているところ・似ていないところ、共感するところはありますか?
増田:那月はすごく自分に自信があって自己愛が強いし、人のことも好きだし色々なことに興味があるというのは、僕もそうだなと重なる部分が結構あって、自分のことを自分が一番認めていて、人にも優しい部分はあると思います。…でもそれを自分で言うのはちょっと気持ち悪いかな(笑)。自分も人も好きというのは僕も心がけている部分かなと思います。
浮所:似ているところは運動神経です。夕也くんは古武術ができるので、作中でもアクションシーンが散りばめられていて、そういうところで運動神経の良さが描かれているんですけど、僕も小中高体育には自信があってバク転もできるのでそこは唯一似ているところかなと思っています。
増田貴久、現場にTシャツやアームカバー差し入れ
― 撮影現場の雰囲気やほかの共演者の印象、撮影時のエピソードがありましたら教えて下さい。増田:重いテーマを扱うことも多いので、笑い声が響き渡るような現場じゃないのかなとも思っていたんですけど、もちろんシーンに合わせてですが、本当に和気あいあいとしていて、休み時間やご飯の時間は楽しく過ごしています。やっぱり外がものすごく暑いので、監督がかき氷を差し入れてくれたり、NEWSのメンバーからもすごく暑い日に洋菓子が届いて、メンバーは知らないからしょうがないんですけど、感謝はしました(笑)。皆でご飯を食べているのを見ると良い現場だなと思います。
浮所:差し入れの話で言うと、増田くんの差し入れの量が半端じゃないんですよ。飲み物も食べ物もそうですし、最近だと増田くんがデザインしてくれたドラマのTシャツとアームカバーを頂いて、スタッフさん皆で愛用させて頂いていて、温かい現場になっているのは全部増田くんのおかげだと僕は思っています。
― ちなみに他の共演者との印象的なエピソードはありますか?
浮所:刑事ものなので被害者や加害者、関係者だったり登場人物がめちゃくちゃ多くてその中で警察側の増田くんや泉里香さん(警視庁捜査一課7係・巡査部長の竜崎美都役)は、名前を全部覚えないといけないのですごく大変そうで、増田くんが役名を間違えて何回かNGを出していたり、泉さんが読み方自体を間違えていたり、僕はそれがないので笑って見ていられるんですけど、皆さんは本当にしんどかっただろうなと思いながら笑わせてもらっていました。
増田:(とぼけて)ちょっと記憶にないです。
一同:(笑)。
増田:僕も泉さんもセリフ量が膨大なので、相手がミスをしても何も言わないですね(笑)。夕也はセリフが本当に少なくて全然喋らなくて最後においしいセリフをポンと言って終わりなんですけど、(浮所が)それでも噛んだりするんですよ。
― 増田さんはセリフがものすごく多いと思うんですが、どうやって覚えられますか?
増田:頑張ってです。時間がない日とか撮影が迫ってくるまでの間は台本を景色で覚えています。
浮所:どういうことですか?
増田:まあちょっと詳しくは教えられないです(笑)。台本のページごと覚えることもありますね。
浮所:僕はシーンの前後を読んでそこの会話の流れを覚えるんです。ここでこうやって喋ってこの人の名前が出てきてとかシーンの流れを覚えた上でセリフをなんとなく覚えて、さらに最後に細かい接続詞や語尾を叩き込んでという感じで覚えています。最近はお風呂場で覚えることが多いので気持ち台本はしなしなです(笑)。
増田貴久、浮所飛貴の回答にツッコミ
― 撮影現場で見て、お互いがかっこいいと思ったところを教えて下さい。増田:夕也は殺人を犯した人に影が見えるという「鬼の目」の能力を持っているので、目の寄りのカットがあるんです。そのシーンはカメラマンさんも照明さんも印象的に撮るためにすごくかっこよく撮っているので、僕も撮って欲しいなと思います(笑)。そこがやっぱり見どころでドラマの中心になるシーンなので、羨ましいです。
浮所:僕は那月さんが推理をしているとき、ピースが繋がるまでに目を閉じて頭の中で整理して、目を開けて「証明するよ、君が見たもの」というセリフを言うんですけど…(セリフを忘れる)
増田:かっこいいと思ったエピソードなのに出てきてないじゃん!「見つけた。君が視たもの、証明するよ」です。違うの下さい。違うかっこいいセリフもあるんです。
一同:(笑)
浮所:すみません(笑)。とにかく決めセリフは毎回かっこいいなと思うし、その後の推理の説明も絡まっていた紐がどんどん解かれていく瞬間というのは聞いている僕たちも気持ち良いです。
★お互いの印象やプライベートのエピソードも語ってもらった後編に続く。(modelpress編集部)
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