モデルプレスのインタビューに応じた休井美郷(C)モデルプレス

「バチェラー4」休井美郷の素顔に迫る「あざといは褒め言葉」 キス事件きっかけに火がついた恋心<インタビュー前編>

2021.12.19 19:00

【※ネタバレ含む】Amazon制作の婚活サバイバル番組「バチェラー・ジャパン」シーズン4(Amazon Prime Videoにて独占配信)の第9話(本編最終話)・第10話が16日(木)22時より配信され、ついに完結。モデルプレスでは最後の2人に選ばれるもバチェラーとお別れとなったパン教室講師の休井美郷(きゅうい・みさと)にロングインタビューを実施。バチェラーである実業家の黄皓(こう・こう)への想い、キス事件の心境や、“あざと可愛い”と話題になったアプローチについて赤裸々に語ってもらった。<インタビュー前編>

  

最後の2人に選ばれた休井美郷

「バチェラー・ジャパン」とは、成功を収めた1人の独身男性=バチェラーのたった一人のパートナーの座を勝ち取るために、性格もバックグラウンドも異なる複数名の女性たちが競い合う「婚活サバイバル番組」。様々なシチュエーションで展開されるバチェラーとの非日常的で豪華なデートや、バチェラーと女性たちが一堂に集まるカクテルパーティーなど、種々のイベントを通じて繰り広げられる恋愛の駆け引きや、そこに現れるむき出しの人間ドラマを描く。

「バチェラー・ジャパン」シーズン4(C) 2021 Warner Bros. International Television Production Limited
今回は昨年配信された「バチェラー・ジャパン」の男女逆転版である「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン1に参加し、最後の2名に選ばれた黄が、シリーズ史上初めて過去シリーズ参加者からバチェラーとして選出され、17名(2話で途中参加した2名含む)の女性がその婚約者の座を競った。

「バチェラー・ジャパン」シーズン4 エピソード9(C) 2021 Warner Bros. International Television Production Limited
「あざといは、正義」のキャッチコピーを持つ休井は、癒やし系のルックスにおっとりとした関西弁が印象的なキャラクター。手作りパンで初対面の黄の心を掴むと、序盤から2ショットデートに誘われ、急接近。順調に勝ち上がり、パーソナルトレーナーの秋倉諒子(あきくら・りょうこ)とともに最後の2人となり、黄の家族への挨拶を行ったが、ファイナルローズは秋倉の手に渡った。

毎回テイストが変わるファッションやヘアスタイルも視聴者から注目を集め、“休井ちゃん”の愛称で親しまれた彼女。インタビュー中もあっけらかんとよく笑い、ポジティブなオーラが印象的だった。

休井美郷、黄皓の第一印象・惹かれた部分

― まず、番組に参加した理由を改めて教えて下さい。

休井:本当に“顔100%”の恋愛ばかりしてきたので、中身から好きになれる人に出会いたいなというのと、料理とかパンを大好きな人のために作れたらすごく幸せだなと思って。それが人生で初めて結婚したいと思った瞬間だったので「よし、結婚相手を見つけよう」と思い参加しました。パンとかご飯を作っているときにふと「何で自分のために作っているんだろう?映えを狙って何でやっているんだろう?」と思ってしまったんです(笑)。自分のためでも良いと思うんですけど、喜んでくれる彼氏とか旦那さんがいたら良いなと思って。

― それまではあんまり結婚願望は強くなかったんですか?

休井:そうですね。そこまで結婚願望なかったです。気づいたら30歳でした、あはは(笑)。

― “顔100%”というのは、顔から入ってすぐ好きになっていた?

休井:そうですね。朝起きて隣にイケメンが寝ていたらいいな、みたいな感じでした(笑)

― では、今までのお相手も皆すごいイケメンなんですね。

休井:私の好きな顔でした。

初対面では手作りパンを差し入れ/黄皓、休井美郷「バチェラー・ジャパン」シーズン4(C)2021 Warner Bros. International Television Production Limited
― 今回は、シリーズ史上初めて最初の対面までバチェラーの素性が分かりませんでしたが、どういう人が良いと想像していましたか?

休井:うーん…今回は本当に中身からちゃんと好きになると決めていたので、「こんな人だったら良いな」とかは極力思わないようにしていて、自分の理想ができちゃうと違ったときにちょっと悲しいから、あえて想像しないようにしていました。

― では、今回バチェラーが黄さんだと分かった時の心境、第一印象は?

休井:背が高かったので「嬉しい!」と思ったのと、「バチェロレッテ・ジャパン」も観ていたので「あ、黄さんだ!」と思いました。ピンク色のスーツが爽やかで好印象でした。

黄皓、休井美郷「バチェラー・ジャパン」シーズン4(C)2021 Warner Bros. International Television Production Limited
― そこから段々進んでいくにつれて黄さんのどういうところに惹かれましたか?

休井:最初は「この人本当に結婚する気あるんかな?」と疑っていたんですけど、私は比較的始めの方にデートに誘って頂いて絵を描いて遊んだりして、しっかりしているように見せかけて子供っぽいところとかちょっと打たれ弱かったりするところがどんどん見えてきて好きになりました。

休井美郷「衝撃が大きすぎた」キス事件きっかけに気持ちに火がつく

― 3、4話でキスやお泊りの件が問題になったときは※、休井さんも一瞬気持ちが冷めたのかなと思ったんですが、あのときはどういう心境でしたか?

※3話で黄はインフルエンサーの桑原茉萌(くわばら・まほ)と、マツエクサロン経営者の中野綾香(なかの・あやか)とそれぞれ2ショットデートでキス、さらに中野とお泊りデートしたことが明るみになった。

休井:あれを聞いたときは衝撃が大きすぎて、女の子から聞いた事実と違うことをちょっと鵜呑みにしてしまったので、すごく悲しくなってしまいました。私は「信頼関係をすごく大事にしている」とか「嘘をつきたくない」という話を結構真面目にした後だったので単純に「何で(中野と)キスしてないって(桑原に)言ったんだろう」という疑問でいっぱいでした。

― 最初はそもそもキスをすることに驚きませんでしたか?

休井:過去作がすごく好きで観てから来ていたので、まさか多数の女性とキスをしちゃうなんて想像もしていなくてびっくりしました。

― その後黄さんとお話して誤解は解けましたが、複数の女性とキスをすることは納得できましたか?

休井:本当は嫌なんですけど、仕方ないじゃないですか?黄さんも大勢いる中の一人を選ばないといけないわけだしそこは仕方ないと自分の中で納得させました。その事件前から極力一人でいるようにはしていたんですけど、以降は特にそうしていて、集まって「黄さんと何した」という話を聞かないようにしていたし、自分も話さないようにしていました。

― その後黄さんへの気持ちが下がるのかなと思ったら、逆に高まっていましたよね。

休井:私もそこで「そんな人なんや、じゃあいいや」ってきっと冷めると思ったんですよ。でもその一件があって「こんなに好きになってたんや」と初めて自分の気持ちにそこで気づいた感じです。

休井美郷「あざといは褒め言葉」天然でしている行動とは?

休井美郷「バチェラー・ジャパン」シーズン4(C)2021 Warner Bros. International Television Production Limited
― よく「気持ちを言葉にするのが苦手」とおっしゃっていましたよね。

休井:言葉にするのは苦手ですね。本当に純粋に恋愛モードになって黄さんのことが本当に好きになっていたので、ありのままの自分を見て欲しいという気持ちがどんどん強くなっていって素の自分をいつの間にかさらけ出していました。

― 「あざとい」がキャッチコピーになっているのはご自身でどう思いますか?

休井:「あざとい」は褒め言葉だと思っているので嬉しいです(笑)。あとはボディタッチとかのあざとさだけじゃなくて、黄さんにあげたパンはすごく身体に良い健康に気を遣ったものだったり、そういうあざとさも見て欲しいなと思います。

― 事前に考えていた作戦はありましたか?

休井:普段からあざとくしているつもりはないんですけど、周りからそう言われることが多かったので、今回は「意識的にあざとくいこう」という決意を持っていつもに増してプラスしたいなとは思っていました。結果的にはあんまりできていなかったかもしれないんですけど、後悔していることは本当に一つもなくてやり切れたなと思っています。

― 普段はどういう行動をしていると周りから「あざとい」と言われるんですか?

休井:前に友達に言われたのは男性と一緒にお酒を飲んでいて、「これ飲んだら帰ろう」となったときに私が全然それを飲まなかったんですよ。「全然飲んでないじゃん」と言われたのに対して「だって飲んだら帰んないといけないじゃん」と答えたらしくて、それは未だにめちゃくちゃ言われます。覚えていないんですけど、相当帰りたくなかったんでしょうね(笑)。

― それは可愛いです!

休井美郷、旅中に心がけていたこと・仲が良かった女性メンバーは?

休井美郷(中央)「バチェラー・ジャパン」シーズン4(C)2021 Warner Bros. International Television Production Limited
― 全体を通して一番ライバル視していた女性は?

休井:よく聞かれるんですけど、ライバルを女の子の中に作っちゃうとそこが目標になってしまうと思っていたので、周りの女の子を極力気にしないようにしよう、と心がけていました。

― 進んでいくにつれて「脅威だな」とか「これはヤバいんじゃないかな」と思ったことは?

休井:やっぱり諒ちゃん(秋倉)は(黄さんと)昔から知り合いというのがあったから、そこが恋愛対象に切り替わったときはめちゃくちゃ強いんだろうなとは思っていました。

― 一番絆が深まった女性メンバーは?

休井:茉萌ちゃんとか明香里ちゃん(青山明香里)とかはどんどん来てくれて、私が一人でご飯を食べていたら「休井ちゃん一緒にご飯食べていい?」とすごく懐いてくれていたので、仲良かったと思います。

― 全体の雰囲気はどうでしたか?

休井:私は外から見ていたのであんまり分からないんですけど、仲良かったと思います(笑)。もちろん事件のときは結構ギスギスして全体的に落ち込んでいたので数日間大変でした。

休井美郷、偶然の産物だった“日記ちぎり”

― アプローチで工夫した点は?よく手紙を渡していましたよね。

休井:私は周りの子に比べて本当に言葉で伝えることが苦手なのは自覚していたので、100%気持ちを伝えるにはどうしたら良いか考えたときに手紙しかなくて、ほぼ毎回書いて行っていました。

― “日記ちぎり”※は印象的でした。あれはどうやって思いつきましたか?

※6話でグループデートの後に2ショットに。休井は日々書き溜めている日記から黄への気持ちをつづった1ページをちぎって渡した。

休井:あれもたまたまで、デート前にパンを焼いていたのですがそのときも日記帳を持っていて、いざ向かう、となったときに外が嵐だったので荷物を部屋に戻すことができなかったので、「全部このまままとめて持って行きます」と言って持っていたという奇跡です。それで黄さんと話したときにまさか自分の「好き」が伝わってないと思っていなくて、「え、どうしよう。今日これを話そうと思っていたことと全然違う方向に向いてる。どうしたら伝わるやろ」と焦って「もう日記を見せるしかない!」と思ってちぎって渡しました。

― ファッションやヘアメイクも毎回違って可愛かったんですが、どういうところにこだわりましたか?

休井:短い期間の中で黄さんに色んな私を見て欲しいと思ってどれだけ違った自分を見せられるかをテーマにしてジャンルに囚われず色んな格好をしようと決めていました。

黄皓、休井美郷「バチェラー・ジャパン」シーズン4(C)2021 Warner Bros. International Television Production Limited
― 浴衣も可愛かったです。

休井:ありがとうございます。浴衣は「夏の私を見て!」と思っていました(笑)。

※ファイナルローズの瞬間の心境、秋倉への想いも聞いたインタビュー後編へ続く。モデルプレスでは第7話で黄とお別れした鍼灸師の藤原望未のロングインタビューも公開中。

(modelpress編集部)

休井美郷(きゅうい・みさと)プロフィール

休井美郷(C)モデルプレス
パン教室講師/大阪

「バチェラー・ジャパン」シーズン4

Amazon Prime Videoにて独占配信中
話数:全10話 

予告編URL:https://youtu.be/QCHxLn6BSLM

製作:Amazon
コピーライト:(C) 2021 Warner Bros. International Television Production Limited

番組URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B09KN5Q19K

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