山崎・生田・藤井・佐久間アナ、フジアナバンド「THE FIYS」結成秘話 4人での活動は“青春”【フジテレビアナウンサー×モデルプレス連載<“素”っぴんトーク>】
2021.08.16 17:00
「フジテレビ×モデルプレス」アナウンサー連載第2弾『“素”っぴんトーク』―――― Vol.7~8は山崎夕貴アナ(やまさきゆき ※「崎」は正式には「たつさき」・34)、生田竜聖アナ(いくたりゅうせい・33)、藤井弘輝アナ(ふじいこうき・29)、佐久間みなみアナ(さくまみなみ・23)の、フジアナバンド「THE FIYS(ザ・ファイズ)」でトーク。
フジテレビアナの素顔に迫る「“素”っぴんトーク」
テレビには映らないフジテレビ女性アナの知られざる素顔に迫った連載第1弾「女子アナの“素”っぴん」に続く本連載では、男性アナも交えた対談形式にパワーアップ。共通点を持ったメンバー同士が集まり、仲間だからこそ知る“素”の一面を引き出していく。第4回となる今回は、フジアナバンド「THE FIYS」として活動する2010年入社の山崎アナ(Key.)、2011年入社の生田アナ(Ba.)、2016年入社の藤井アナ(Dr./Mix)、2020年入社の佐久間アナ(Vo./Gt.)が集結。
バンドの結成秘話やミュージックビデオの撮影裏話、現在制作中の楽曲についてなど、音楽を通して4人の“素っぴん”に迫った。
「THE FIYS」結成のきっかけは山崎アナ
― “素”っぴんトーク第4弾は、フジアナバンド「THE FIYS」の皆さんに集まっていただきました。まずはバンド結成の経緯から教えてください。生田・藤井:リーダー!(山崎アナを見る)
山崎:年長者なので私がリーダーなのですが、言い出しっぺも私でした。バンド名「THE FIYS」は、メンバーのイニシャルから考えました。実はずーっとバンドをやりたいと思っていたのですが、なかなか言い出せず…。「ここで言わなきゃ後悔する!」と思って言ったのが、去年の11月くらいです。
生田:フジテレビに入社した頃から思っていたんですよね?
山崎:思っていました(笑)。私、ずっと音楽をやっていたんです。ピアノを3歳から始めて、吹奏楽部だったので音楽はずっと好きで、バンドをずーっとやりたくって…。
藤井:(笑)
山崎:ねえ、なんで笑っているの(笑)!?
藤井:いや(笑)。入社してからではなくて、いつからバンドをやりたかったのかなと思って…。苦節何年の思いだったんですか?
山崎:苦節って(笑)。20年くらいです。
生田:そんなに熱い思いだったんですね。
山崎:生田はバンドやったことあるでしょ?
生田:ありますよ、もちろんです。
山崎:佐久間はないんだよね?
佐久間:私はないです。
山崎:私も1回もやったことないから本当にやりたくて。言い出すきっかけを掴めなかったのですが、急に思い立って電車の中で生田にメールしました。
佐久間:どんなタイミングですか(笑)。
生田:本当に思い立ったんですか(笑)?
山崎:そう!言わなきゃ後悔すると思って!まずは 1番言うこと聞いてくれそうな生田に(笑)。音楽も好きだし。
生田:弟子ですから。
山崎:で、「やっぱドラムといえば藤井だね」って。
藤井:その(生田アナの)弟子ですから。
生田:「藤井なら絶対断らないですよね」って(笑)。
山崎:そう!まず3人が決まったのですが、やはりボーカルが1番重要なので、「ボーカル誰にしようか?」と、3人で協議をしました。
藤井:そうしたら歌がとてつもなくうまい新人が入ってきたんです。
生田:佐久間しかいないですよ!って。
山崎:「先輩3人から言われたら断れないだろうな」と思いつつ、誘ったその日に(バンドに)入ってもらいました。
生田:でも割と前向きな(加入だった)。
佐久間:そうですね。私も弟子なので(笑)。
山崎:こんな歌唱力のある人に入ってもらえたら、もう全ての演奏の粗が消えるので(笑)。
生田・藤井:誤魔化せるんですよ(笑)。
藤井:とにかく歌が強いので。
山崎:「自分の演奏いまひとつだな~」と思っても「でも佐久間が歌うから大丈夫」って。
佐久間:プレッシャーがすごいですが(笑)、私もすっごく楽しいです!
山崎・生田:本当に?
佐久間:本当です。本当です(笑)。
山崎:ミュージックビデオも佐久間の可愛さを全面に生かしたミュージックビデオで。もう本当に佐久間様様みたいな感じ(笑)。
佐久間:まさか皆さんが1回も出てこないなんて…(笑)!「これ、私のPVになっちゃうけど大丈夫かな」って思っていました。
山崎:もう佐久間さんのお陰です。
生田・藤井:ありがとうございます。
佐久間:いえいえ、ありがとうございます(笑)。
佐久間アナ「バンドはずっと組みたいと思っていた」
― 佐久間さんは、どなたから加入のご提案があったのでしょうか?佐久間:生田さんから「バンド組もうと思っているけどどう?」って急に言われて…。
生田:そうそう、探ったんですよ(笑)。
佐久間:(生田アナから)ざっくりとした感じで聞いて、私もバンドはずっと組みたいと思っていたので、そこで「先輩方と組めるなら」ということで「やりたいです!」と言いました。(佐久間アナを見つめる3人を見て)…誰も信じてくれない(笑)。
生田:(佐久間アナは)元々ソロでやっていて「バンドでやってみたい」と思っていたという風に言ってくれています。
佐久間:はい、本音です(笑)。
山崎:先輩のレベルとか気にならなかった?大丈夫だった?
佐久間:はい(笑)。
藤井:始めた時はまさに趣味というか「のんびり楽しもう」という感じで始めたので、まさかこんなことになるとは(笑)。
佐久間:本当に!
生田:モデルプレスさんに取材をしていただくなんて。
藤井:びっくりしていますよね!
山崎:でも、このバンド活動は“趣味”というポジションを大切にしたいんです。楽しむ気持ちを忘れないように、自分たちのペースでやりたいなと。だから、1曲完成するのにすごく時間がかかります(笑)。
佐久間:最低3ヶ月くらい。
生田:本当にマイペースに作業をしています。
山崎:でも締め切りを決めると仕事っぽくなっちゃって楽しめないので…。やりたい時にやるという感じにしているから、曲もなかなか完成しないんです(笑)。
山崎アナ、MV編集で苦労
― 「ドライフラワー」のミュージックビデオもすごく高い完成度ですが、撮影はどのように行ったのでしょうか?生田:行き当たりばったりですね(笑)。スマホで佐久間を撮影して山崎さんに編集してもらって。
山崎:機械音痴なのですが、テレワーク中に新しいことにチャレンジしようと思って「ちょっと編集をやってみようかな」と。1回目の「Dynamite」のMVは自宅でそれぞれ演奏している様子を撮影し、佐久間のお兄さんに編集をしてもらったのですが、2回目はちょっと趣向を変えてみようと思い、佐久間が全面的に可愛いMVをスマホで撮影しました。でも素材が全然足りなくて、うちのマンションの花とか追撮しました(笑)。
生田:大事ですね、素材は。
山崎:大事!素人はやっぱり同じところばっかり撮っているんだよね。
佐久間:撮っている時は「これで足りるだろう」と思っているんですけど、実はずっと同じ絵が続いてしまったりしていて。
山崎:結局半分以上撮り直したよね。
佐久間:最終的には、家で私が弾き語りをしているのがメインになっていましたね。
生田:結構楽しくロケしたんですよ。それなのにほとんど使われてないんですよ、その部分(笑)。
山崎:2時間撮影したのに、多分15分くらいしか使ってないんじゃないかな。考えて撮らなきゃダメなんだね(笑)。勉強になった。
藤井:そういう意味では本当に全部がハンドメイドですよね。
藤井アナ、自腹で機材購入
―バンド活動で大変なことはありますか?山崎:藤井はミックスのソフトを買っていたよね?
藤井:ソフト買いましたよ。私が曲のミックスをやっているのですが、毎回試行錯誤です。何も分からないので色々調べたりして。皆さんは楽器を演奏されていますが、僕はもう1年以上ドラムを叩いてないんですよ。ずっとパソコンの前で睨めっこ。皆さんがどんどん上達していく中、僕は楽器ではなくミックス技術だけが向上していく(笑)。
佐久間:いや~、でもミックスすごいです!
山崎:すごいよね。
藤井:「こんなに大変なんだ!」と思いました。エンジニアの方々は本当にすごいなって。
山崎:何が大変なのか未だに分からないもんね。(曲が)上がってくるのを聞くだけだから。
藤井:集まってレコーディングはできないので、それぞれがレコーディングしたものをもらっていますが、バランスが合わなかったりすると、音量を上げたり、同じギターだけど片方は音色を変えて2本重ねてみたり、ギターの音が足りないから自分でギターを追加してみたり…。実は色々とやっているのですが、全然分かってくれないんですよ(笑)。
山崎:全然分かんない。でも、感謝しています。
生田アナ・山崎アナ・佐久間アナも楽器・機材購入
― 皆さんお忙しいかと思うのですが、練習は各自でずっと続けられているんですか?生田:それぞれ個々に練習している感じですね。
山崎:私は波がすごくあるかも。「曲を作る!」ってなったらそれは練習するけど、終わったらしばらく空いて、次触ったらピアノにちょっとホコリが被っているみたいな(笑)。
佐久間:同じです(笑)。「練習しなきゃ」ってなるのですが、それ以外の時は触らない…。
山崎:でも佐久間、バンド活動のために楽器買ったよね?
佐久間:そうなんですよ。私もエレクトリックアコースティックというギターを新しく買い、アンプも買いました。
山崎:誰にも頼まれてないのに自分でね(笑)。
佐久間:そうなんです。「やっぱり音がいいものがいいかな」と思ったので買っちゃいました。でも1番最初に楽器を買ったのは生田さんですよね?
生田:そうですね。そもそもベースを持ってないのに「僕ベースやります」って言っちゃったので、買わざるを得なくなった。
山崎:ありがとうございます。本当に。
生田:いえ、いいものを買って自分をがんじがらめにしようということで、形から入ったという感じです。
山崎:それに影響されて私もキーボード買って、タブレットも買いました。
藤井:ちなみに僕も最近タブレットを買いました(笑)。ミックスをやる時に、自分で音色とかを簡単につけられるから。パソコンでもできるのですが、タッチして入れた方が早いということで買いました。
山崎:タブレットは元を取るくらい使っている。元取ったと思う!(MVの)編集とかもずっとそれでやっていたし、今は録音も全部それでやっている。
佐久間:これで皆逃れられないですね(笑)。
山崎:でも、その音もエレアコ買ってもなかなか上手く録音できなかったり…。
佐久間:そうなんですよね。
山崎:結構大変だよね。
佐久間:なかなかアコースティックな音が出せなくて、ギラギラした音になっちゃって。そこは今も試行錯誤していますね。
山崎:すごい!アーティストみたい。
生田:恥ずかしい…(笑)。
藤井:アナウンスの話1回もしてないですよ(笑)。
― 趣味でありながら、皆さん全力でやられているんですね(笑)。
佐久間:全力です。
生田:久々にワクワクしていますね。青春って感じですよね。
藤井:しますね。
山崎:本当?よかった!皆が嫌になってないかだけが私は不安だったから!
藤井:本当に試行錯誤して自分でやっていく感じが楽しいというか。最近は簡単に習えたり調べたりできますが、自分でなんとかしなきゃいけないというのが楽しいですね。
※後編に続く!
(modelpress編集部)
山崎夕貴(やまさき・ゆき)プロフィール
生年月日:1987年8月4日/出身地:岡山県/出身大学:岡山大学/血液型:O型/入社年:2010年<担当番組>
ワイドナショー
ものまね紅白歌合戦
人志松本の酒のツマミになる話(ナレーション)
生田竜聖(いくた・りゅうせい)プロフィール
生年月日:1988年6月13日/出身地:神奈川県/出身大学:中央大学/血液型:A型/入社年:2011年<担当番組>
めざましテレビ
バスケットボール中継
藤井弘輝(ふじい・こうき)プロフィール
生年月日:1991年10月18日/出身地:東京都/出身大学:慶應義塾大学/血液型:B型/入社年:2016年<担当番組>
めざましテレビ
魔女に言われたい夜
プライムオンラインTODAY
佐久間みなみ(さくま・みなみ)プロフィール
生年月日:1997年11月18日/出身地:愛知県/出身大学:上智大学/血液型:O型/入社年:2020年<担当番組>
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