三浦翔平(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.

<三浦翔平「M 愛すべき人がいて」インタビュー>「毎話毎話衝撃的でした」反響の大きさ&印象的なシーン明かす

2020.07.04 08:00

テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『M 愛すべき人がいて』(毎週土曜よる11時15分~※ABEMAで独占配信中)で主演を務める俳優の三浦翔平(32)がモデルプレスなどのインタビューに応じ、これまでの撮影を振り返った。

  

安斉かれん&三浦翔平W主演「M 愛すべき人がいて」

アーティストの安斉かれんと三浦がW主演を務める今作は、歌姫・浜崎あゆみに秘められた出会いと別れを描いた同名小説をドラマ化。また鈴木おさむ氏の脚本で愛憎のジェットコースター・ラブストーリーに昇華させている。

ドラマ初主演となる安斉は福岡から上京し、トップスターに上り詰めていくことになるアユ、三浦はレコード会社「A VICTORY」を設立し、日本の音楽史を塗り替える伝説を作り続ける希代のプロデューサー・マサを演じる。

「M 愛すべき人がいて」最終回では…

前回放送の第6話では、大ブレイクを果たし、歌姫への道を歩み始めたアユとプロデューサー・マサの、愛と絆がどんどん深まっていった。しかし、スターの座に上り詰めたアユを狙うスキャンダル、マサを追い出そうとする社長の大浜(高嶋政伸)、そしてますます暴走していく礼香(田中みな実)…と次々と大きな試練が待っていた。

最終回では、ついに国民的スターにまで上り詰めた歌姫・アユ。2人で虹を渡ることを夢見ながら、プロデューサーのマサと密かに愛を育んできたが、スターにはその純粋な愛さえも命取り。スキャンダルを握りつぶす見返りとしてマサが社長の大浜から与えられた仕事のせいで、2人は少しずつ引き離されていく。

マサとのすれ違いが増えるほど、人の心に響く切ない歌詞を書くアユ。アユは、自分が絶望的な気持ちを綴るほど、アーティストとしての評価が高まっていくという矛盾に苦しむ。愛を選んで幸せになっていいのか、それとも人の支えになる歌を届けるスターであり続けるべきなのか…、アユとマサはお互いを思うあまり、激しい葛藤に苛まれる。誰よりも愛し合っているのに許されない恋、2人は一緒に虹を渡ることができるのか…?神様に選ばれたアユは自分の運命をどう受け入れるのか。そして、「星は孤独だからこそ輝ける」…誰よりもそのことをわかっているマサの思いは――。

三浦翔平、撮影再開で「自粛の期間分は自然とパワーアップ」

三浦翔平、安斉かれん(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
― 一度中断し、再度撮影に挑んだ心境はいかがですか?また、パワーアップした点などあれば教えてください。

三浦:台本が大幅に変更されたので、自粛の期間分は自然とパワーアップしています!作品全体で考えると、期間が空いた分ちょっとしたニュアンスが変わってしまうのが心配でした。ただリハーサルもしっかりしましたし、すぐに感覚は取り戻せました。

― 撮影休止中は、どのようなおうち時間を過ごしていましたか?

三浦:約2か月のお休みでしたが、犬の散歩や映画を見ていました。あとはひたすら台本を読んでいました。

― 6月3日の誕生日に撮影再開をインスタで報告していましたが、誕生日はどのように過ごしましたか?

三浦:撮影が再開したばかりでしたが、1日ロケをしていました。

― マサアカウントのインスタでは、酔っぱらい動画や潰れた流川(白濱亜嵐)との2ショット動画も話題を呼んでいますが、どのように投稿していますか?

三浦:インスタの投稿については、担当のスタッフさんと話し合いながら役に近い感じでお願いされています。きちんと台本があるので希望に沿えるようにしています。マサアカウントは僕自身がやっているわけではないので、スタッフさんたちに教えてもらって楽しみにコメントを読んでいます。

三浦翔平、これまでの撮影を振り返る

高嶋政伸、田中みな実(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
― これまでの撮影で印象に残っているエピソードを教えてください。

三浦:2話の雨ふらしで崖の上から叫ぶシーンです。かなり寒い中時間もなかったので大変でした。

― 一番印象的だったセリフは?(ご自身のセリフ以外でも)

三浦:「許さないVS許さない」、「ハッピーバースデートゥーミー」、「俺の作った虹を渡れ」、「神の目が選んだんだ」、「お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれません」など選ぼうと思ったらきりがありません。

― 田中みな実さん、水野美紀さんの怪演も注目されています。実際に現場でご覧になってどう感じましたか?

三浦:台本通りですからある程度は予想できました(笑)が、カットがかかってから爆笑しています。田中さんに関しては、このようなアプローチの方法があるのだと、とてもいい勉強になりました。どこかで参考にさせていただきたいと思っています(笑)

― 今作はABEMAドラマ史上最高の視聴者数を記録したり、Twitterで世界のトレンド入りを果たしたりと話題沸騰中ですが、今までの反響で一番印象的だった内容を教えてください。

三浦:自分自身に入ってくる全ての情報が毎話毎話衝撃的でした。だんだん反響を楽しみにしだしました。

三浦翔平、マサを演じるにあたり…

― “アユ”と“マサ”の関係性について、どのように感じていますか?

三浦:よきパートナーです。

― 今作で描かれている1990年代について、どのような時代だったと脚本などを通して感じていますか?

三浦:今の時代とはまた違った良さがあるなと思いました。派手さなどだと思いますが、先輩方はあの時代が良かったと言っていますね。一度経験してみたいなと思っていたので役で経験出来て良かったです!

― 役を演じ続けてきた中で役をつかめてきた部分、もしくは難しいと感じる部分はありますか?

三浦:実在されている方ですが、お会いしたこともないので難しかったです。監督やプロデューサーさんと相談しながらどのように演じていったらいいかは作り上げていきました。

― 三浦さんがマサを演じるにあたり、大切にされたこと・気を付けたことはありますか?

三浦:ぶれずに恥ずかしがらずに!

― マサとご自身の共通点はありますか。

三浦:ほぼないですね(笑)

三浦翔平がプロデュースしてみたいものは?

三浦翔平(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
― 物語にちなんで、三浦さんがプロデュースしてみたいものとその理由を教えてください。

三浦:こんな作品をやりたいなという欲求はあります。海外物だったり、自分がこの役をやりたいなと考えながらいつも色んな作品を見ています。あとは自分が出させていただいている時は監督・プロデューサーさんと話して自己プロデュースはおこがましいですが、意見は出すようにしています。

三浦翔平、最終回に向けてメッセージ

― 鈴木おさむさんが今後、さらにドロドロの展開になるとおっしゃっていますが、それについでどう感じましたか?

三浦:それは見てのお楽しみということで…

― 改めて最終回に向けて今後の見どころ、注目してもらいたいポイントは?ドラマを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。

三浦:今後さらにバージョンアップしていくのでありえない展開が楽しみです!今まで見たことがない作品だと感じてもらえれば嬉しいです。友達とあーだこーだ言いながら次の日にでも、楽しく話してもらえれば嬉しいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

最終回あらすじ

三浦翔平(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
A VICTORY社長の大浜(高嶋政伸)は、会議の場で、ホテルから出てくるアユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)の写真が週刊誌に載るのを事前に防いだと発言。本来ならマサは即解雇だが、その代わりに新しい巨大フェスの開発、映画事業の開発、新人の発掘と売出しという3つのビッグプロジェクトを成功させるよう指示する。マサはアユのことを会社全体で守ることを条件に、このプロジェクトを引き受けることを決意する。

一緒に仕事ができなくなるのではないかと不安になるアユ…。マサは「俺はお前でお前は俺だ」とアユを抱きしめ、これまでに教えた曲作りの知識を生かして、自分がいなくても周りにどんどん意見を言うようアドバイスする。

いざプロジェクトが始動すると、分刻みのスケジュールに、連日の接待…と、マサは酒を飲んで朝帰りする日々が続く。一方アユは、マサの右腕として復活した流川翔(白濱亜嵐)のサポートで、どんどん新しいことにチャレンジし、次々とヒットを飛ばしていく。すれ違う日々の中でも、お互いを信じ、思い合う2人だが…。

久しぶりに時間が作れそうなマサとランチデートの約束をし、ウキウキするアユ。しかし、そのデートは叶わず…、謝るマサにアユは涙ながらにこれまで我慢してきた不安やいら立ちをぶつけてしまう。“仕事”のために、少しずつ引き離されていく2人――。

そんなある日、礼香の「アユはマサがいない方がいい歌を作る」というセリフが胸に突き刺さったマサは、ある決意を固めて…。自分の気持ちを押し殺し、悲しいシナリオを描き始めるマサ。そして、そんなマサの行動を目の当たりにしたアユが、ショックのあまり姿を消してしまい…?

その後、恩師の天馬まゆみ(水野美紀)、マサが見守る中、アユはステージへ――。さらに、アユもまたマサに最後のラブレターを送ろうと決意していて…?

アユとマサ、2人が下す決断は…?そして神に選ばれた歌姫・アユの運命は――?
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