EXILE SHOKICHI、ヌードも披露「脱げるものは全部脱ごう」 恋愛観・セックス観も赤裸々に…“攻めた”初挑戦の裏側とは?<モデルプレスインタビュー>
2018.12.14 18:00
views
EXILE SHOKICHIが、モデルプレスのインタビューに応じた。自身初の写真集『BYAKUYA』を12月15日に発売するSHOKICHI。本書は、“究極のセクシー”と“沈まない夜=白夜”をテーマに、<Music><Life><Sexy>という三つのシチュエーションで撮り下ろし。SHOKICHIが普段レコーディングを行なっているスタジオや、都内高級ホテルのロイヤル・スイートルームなどで撮影され、鍛え上げられた肉体美を惜しげも無く披露したヌードにも挑戦。かなり“攻めた”内容になった『BYAKUYA』――その挑戦の裏側とは?
EXILE SHOKICHI、ヌードも披露「脱げるものは全部脱ごう」
― SHOKICHIさんにとって、初の写真集『BYAKUYA』。写真集の発売には、元々興味がありましたか?SHOKICHI:自分が写真集を出す姿というのは、イメージしていなかったです。こういうとあれなんですけれども(笑)…ぶっちゃけて自分には音楽以外のことで需要があると思っていなかったので。でも、予約もたくさんしていただいているという反響を聞いて驚きましたし、音楽だけじゃなくてもエンターテイナーとして色々な形で皆さんに楽しんでもらうことができるんだと思いました。エンターテインメントの新たな可能性を感じることができました。
― テーマは“究極のセクシー”と“沈まない夜=白夜”ということですが、決定するまでの経緯を教えていただけますか。
SHOKICHI:写真集を出すってなったときに、自分のストロングポイントはどこだろうって考えて「セクシーな写真集がいいな」と。そこにプラスして、自分が出させていただくんだから、やっぱり音楽も一緒にリリースできるようにしたいと思い、書き下ろした新曲「白夜」のミュージック・カードを封入しようということになりました。音楽と同じタイトルで写真集が作れたら素敵だなと思って、浮かんできたのが恋人との一夜。日が明けても沈んでもベッドサイドの明かりが灯ったまま、っていうイメージでその比喩として浮かんだのが“白夜”でした。
― スタイリングがすべて白で統一されている点も印象的でした。
SHOKICHI:実は何を着るのかっていうのが一番悩んだんです。ありきたりになるのは嫌だなって思っていたら、スタイリストさんに「全部白でいいんじゃない?」ってアイデアをいただいて。最初は全部白でページが持つのかちょっと怖かったんですけど、それくらいぶっ飛んでる方がコンセプトに沿った作品に仕上がるかなと思って挑戦しました。結果的にパシッとハマった感じがしますし、アート作品を創るような感覚で臨めました。
― 肉体美を披露されているショットも多いですよね。
SHOKICHI:思いっきり振り切ってやろうという意気込みのもと始めたので、体作りもめちゃくちゃ頑張りましたし、脱げるものは全部脱ごうって。
― SHOKICHIさんは、元々鍛えていらっしゃるかと思いますがさらに?
SHOKICHI:もう一回り大きくして、もう一回り絞ったんです。体重はほぼ変わらなかったんですけど、体脂肪だけめちゃくちゃ落として、“体レベル”でいうと2くらい上げました。
― どのくらいの期間で?
SHOKICHI:2、3ヶ月かな?撮影まで猶予があったので、気合い入れました。時期は夏過ぎで、撮る直前にライブがあったんですけど、最後の一番追い込んでいた時期は塩分を抜いていたのでヤバかったですね。ノー塩分、ノー炭水化物なので、ライブが終わったあとにはエネルギーが0になってました。めちゃくちゃ辛かった…。
― 最後の追い込みが1番辛かったですか?
SHOKICHI:きつかったですね。1週間くらい追い込むんですけど、それまでは大きくするために炭水化物とかも摂るんですよ。最後に絞るので、野菜も塩なし、ゆで卵の白身と胸肉と。味のないものばかり食べていました(笑)。
― 普段の活動と平行させながらとなると大変な…人生一の追い込み方でしたか?
SHOKICHI:一番大変だったと思います。今までの失敗から、細すぎるのはセクシーじゃないしかっこよくないなって学んだので、今回大きくしてキープしながら絞るっていうことをやったんです。タンパク質を何g摂ってとか、すごく計算が必要なんです。プロテインを朝何時に飲んで、ここで飯を食って…って。僕は下手な方なんですけどね。
― 元の食生活に戻すことも、また大変な作業になりそうです。
SHOKICHI:最後は脳があまり欲しがらなくなってるからそうですね。ちょっと怖いので、ゆっくり食べていました。今は結構戻ったんですけど、トレーニング自体はまだ続けてます。撮影のために体を作ってまだまだいけるなって思ったので、ここからの年齢でも成長しなければならないって気持ちで、筋トレは毎日のように続けています。
― 今はどのようなトレーニングをされているんですか?
SHOKICHI:日によって違うんですけど、今日は胸の日、肩の日、背中の日、脚の日…って毎日部位を変えて、腕ならベンチプレスとか。音楽作りとのバランスもあるので、いいペースでできているなと思います。筋トレすることで基礎代謝も上がって健康的になりました。去年までは冷え性だったんですけど、今年は例年より寒さも感じないです。
「裸にサスペンダーはめちゃくちゃ得意技」 お気に入りは“パンイチ”ショット
― 撮影期間はどのくらいでしたか?SHOKICHI:2日です。
― 2日!?タイトなスケジュールで…
SHOKICHI:ツアー中だったので。でも、カメラマンさん、スタイリストさん、メイクさん色々な方とアイデアを出し合いながら1シチュエーション1時間2時間くらいかけて撮りました。朝から晩までプロフェッショナルの技術と技術の戦いみたいな。最後は「いい作品ができたな」と手応えもありました。
― ヌードをはじめ、“攻めた”ショットも。
SHOKICHI:結構いいボディバランスで、いやらしさがないショットに仕上がったなと思います。
― 抵抗はなかったですか?
SHOKICHI:全く。銭湯とかよく行きますし、カメラマンさんも男性ですし。余裕だなって。普通に前向いて撮影してました。むしろ鍛えているので、見せたいくらいの気合いで。
― 服を着るのがもったいない?
SHOKICHI:そうです、もったいない(笑)。
― 表紙ショットもSHOKICHIらしいスタイリングだなと思いました。
SHOKICHI:裸にサスペンダーですね(笑)。
― ライブでもよく披露されていますよね?
SHOKICHI:確かに多いです。裸にサスペンダーは、めちゃくちゃ得意技です。ブラックミュージックが好きですし、ボビー・ブラウン、M.C.ハマーとかよくやってたじゃないですか?やっぱり好きなんですよ。僕が裸にサスペンダーをしているっていうのが、定着してほしいなと思います。
― すでにファンの方の間では定着していると思います!
SHOKICHI:本当ですか!?じゃあ、これからもオリジナルスタイルを貫いていきます。表紙のカットもそれを選んでいるので、ぜひ見ていただきたいです。
― ほかにお気に入りのショットはありますか?
SHOKICHI:Calvin Kleinの“パンイチ”ショットも好きです。
― これも肉体美が際立っていますよね。女性から見ても綺麗な体だと思います。
SHOKICHI:そういう風に思ってくださるシーンも入れられたらいいなと思って作っていたので嬉しいです。普段は男らしいイメージが強いと思うんですけど、今回は髪をセットしてないとかTシャツ1枚とか、自然体な姿も収めてもらいました。
SHOKICHI、恋愛観・セックス観も赤裸々に
― 写真集のインタビューでは、音楽のことだけではなく、恋愛観やセックス観なども赤裸々に語っていらっしゃいましたが、その点についてはいかがでしょうか?SHOKICHI:今のタイミング、このポジションだから話せることもあるので、赤裸々にとは思っていたんですけど、エンターテインメントとして楽しんでもらえるところまでと自分でプロデュースしました。攻めたことを言っている調なんですけど、押し付けがましくなるのは嫌だったので、そこは自分の責任で話させていただきました。
― 恋愛にまつわるエピソードだと「惚れっぽい話」が面白かったです。「LINEのかわいいスタンプを送られただけで『ヤバイな』ってなる」。
SHOKICHI:(笑)。めちゃめちゃ惚れっぽいんですよ。音楽もそうなんですけど、気が多い(笑)。こういう音楽がやりたい、でもこの音楽もやりたいって。だからこそ創作意欲が尽きないんですけどね。ただ、スタンプはツボなスタンプがあるんです。スタンプってセンスが出ると思うので、ツボなスタンプ以外は刺さらないんです。
― あとは、勝算のある告白しかしないというお話も、その理由にSHOKICHIさんらしさが出ているなと感じました。
SHOKICHI:勝算のない告白は、したことないんです。だって、振られるのも嫌ですけど、振る方も嫌じゃないですか。
― 相手への優しさがにじみ出ています。
SHOKICHI:振るのも嫌だろうと思うので、彼女に冷められてるなと気がついたら自分からそっと引くタイプです。少しずつ距離を置く。でも、ここが僕のダメなところで最後に余計な優しさを見せる(笑)。
― ズルズル関係を続けてしまう?
SHOKICHI:そう、ズバッと言えないので(笑)。
― 記念日は覚えているタイプというお話も出てきましたが。
SHOKICHI:自分がイベント好きなので、私生活もエンターテイナーです。記念日にレストランに行くってなったら半端なくオシャレしていきますし、相手の嫌なことは絶対しない。思いやりをテーマにして生きているので、それは彼女に対してだけじゃなくて、音楽でもライブ作りでも。思いやりを持って作っていれば、「ここでこの曲をやったらファンの人喜ぶかな」とか「ここでサプライズシーン入れたら盛り上がるな」とか、考えられると思うんです。常にエンターテイナーでいたいです。
― 思いやりというお話に繋がりますが、両親から教わって今も大切にしているものは「挨拶」だというエピソードもありましたね。
SHOKICHI:「ありがとう」とか挨拶がないと気持ちよくないじゃないですか?野球をやっていたのもあって、大事にしています。
― 今日も1つの撮影が終わる度に「ありがとうございます」と言ってくださって、本当に丁寧な方だなと。
SHOKICHI:言ってました!?
― はい(笑)。
SHOKICHI:(笑)。音楽でもライブ作りでも、エンターテインメントでも思いやりがないと喜んでもらえないと思いますし、やっぱり「ありがとう」って伝えたい。何を言ったら喜んでもらえるかっていうのは、常に考えています。
SHOKICHIが語る“夢を叶える秘訣”
― これまでも数々の夢を実現させてきたSHOKICHIさんが今実感する“夢を叶える秘訣”を教えてください。SHOKICHI:まだ自分も夢を叶えていないっていうのを大前提に言わせていただくと、今のポジションとか立っている場所と夢までの距離を正確に図って、そこまで何を使っていくのか考えることだと思います。歩いて行けるのか、電車で行くのか、飛行機を使うくらい遠いのか。距離を明確にして、いつまでに行くのか細かい計算ができれば、夢が叶う確率は上がっていくと思いますし、その理解っていうのは夢に向かっていく上で大切なことだと実感しています。
― では、最後になりますが、モデルプレス読者に向け『BYAKUYA』の見どころをお願いします!
SHOKICHI:頑張って筋トレをして撮影に臨んだので、その部分を感じていただけると作品に深みが出るかなと思います。また、自分の歴史といいますか、キャリアについても語っているので、バックグラウンドも知っていただきつつ、音楽とともに楽しんでいただきたいです。
― ありがとうございました。
これまで様々なことに挑戦してきたSHOKICHIにとって、初となった写真集『BYAKUYA』。アーティストとして、1人の男として…様々な顔を覗くことができる1冊に仕上がった。2014年、シングル「BACK TO THE FUTURE」でソロデビューを果たし、セルフプロデュースも積極的に行ってきた彼は、本書のインタビューで「別に自分が歌わなくても楽しいんだ」とプロデュース業への楽しさに目覚めたことも明かしている。何でもすでにプロジェクトは始動しているようで、「まだ解禁前なんですけど、楽しかったですね」と振り返った。今回、初写真集という新たな挑戦で新たな道を開拓したSHOKICHIが、次に贈り出すエンターテインメントにも注目だ。(modelpress編集部)
EXILE SHOKICHI プロフィール
1985年10月3日生まれ。EXILE、EXILE THE SECONDのボーカル兼パフォーマーとして活躍。2006年、EXILEの新ヴォーカリストオーディション「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~」に参加したことをきっかけに、2007年新生J Soul Brothersメンバーとして始動。2009年にはEXILEに加入した。2014年6月シングル「BACK TO THE FUTURE」でソロデビュー。5月23日に5thシングル「Underdog」をリリース。2018年、レーベル機能を持つプロジェクト「KOMA DOGG」を始動させた。
【Not Sponsored 記事】