モデルプレスの取材に応じたチョン・ウヒ(C)モデルプレス

チョン・ウヒ、ソン・ジュンギらと挑んだ“難シーン”秘話「メンタル崩壊になるぐらい(笑)」韓国実力派女優の夢を叶える秘訣も【「マイ・ユース」インタビュー】

2025.09.18 20:00

韓国ドラマ「マイ・ユース(My Youth)」(FODにて国内独占・日韓同日配信中)に出演する女優のチョン・ウヒにモデルプレスがインタビュー。苦戦しながらも作り上げたシーンの裏側や、ともにW主演を務めるソン・ジュンギの印象、夢を叶える秘訣などを聞いた。

ソン・ジュンギ&チョン・ウヒW主演「マイ・ユース(My Youth)」

『マイ・ユース(My Youth)』(C) SLL Joongang Co.,Ltd all rights reserved.
『マイ・ユース(My Youth)』(C) SLL Joongang Co.,Ltd all rights reserved.
本作は、自身を取り巻くトラブルをきっかけにつらい青春時代を過ごした主人公が、初恋の人との再会を経て、葛藤や躊躇を抱えながらも、恋愛も人生も少しずつ前に進もうとする姿を描く。温かさの中に、どこか心が痛む切なさを秘めた、共感性の高いストーリーとなっている。

かつて子役俳優として名を馳せたものの、ある出来事をきっかけに芸能界を去ることを余儀なくされ、現在は小説家として活動する傍らフラワーショップで働くソンウ・ヘをソン・ジュンギが、高校時代を共にしたへの初恋の人であるソン・ジェヨンをウヒが演じる。

チョン・ウヒ、悩みながら挑んだシーンとは

チョン・ウヒ(C)モデルプレス
チョン・ウヒ(C)モデルプレス
― 本作への出演が決まった時の心境を教えてください。

どこか慣れている気持ちと、どこか新しいような気持ち、両方を感じることができました。正統派のロマンスドラマではありませんが、だからと言って全く新しいものというわけでもなく、思い出のアルバムをめくっているような感覚でした。

― ソンウ・ヘとソン・ジェヨンと絶妙な距離感を表現するために、ジュンギさんと話し合ったことはありますか?

セリフの量が多かったのですが、セリフを伝えるだけでなく、情緒も伝えなければならなかったので、シーンの意図がちゃんと視聴者に伝わるかが悩みどころでした。それをどうやって効果的に伝えるかをジュンギさんと話し合いました。この作品の中では、子役の話も描かれます。一部の時には2人の関係が出てこないので、子役の子たちが会ってなかった時間というものをどのように表現したらいいのか、子役から大人になるまでどのように繋げたらいいのかを一緒に悩みました。足りないのもオーバーなのもダメなので、そのちょうど良いバランスを見つけることを考えました。自分とジュンギさんの考えの違いも率直に話し合いながら、解決策を見つけていきました。

チョン・ウヒ(C)モデルプレス
チョン・ウヒ(C)モデルプレス
チョン・ウヒ(C)モデルプレス
チョン・ウヒ(C)モデルプレス
― ほかにも、作品全体を通して苦戦したシーンはありましたか?

実際に撮影に入る前にテスト撮影を行うのですが、4人(ジュンギ、イ・ジュミョン、ソ・ジフン)が集まるシーンはそれほど多くないので、各自のキャラクターを生かしながらも、自分たちの言葉だけを言う、お互いに会話するわけではなく、自分のことを言っているという不調和の中での調和を見つけるのが本当に難しかったです。テスト撮影では「本番では大丈夫だろう」と思っていましたが、本番でも難しくて、監督と一緒にどう解決するかを悩んで、メンタル崩壊になるぐらいでした(笑)。でも、多くのリハーサルを通して完成して、悪くない結果を残せたと思います。

チョン・ウヒ“初共演”ソン・ジュンギの印象は?

チョン・ウヒ(C)モデルプレス
チョン・ウヒ(C)モデルプレス
― ジュンギさんとは初共演とのことですが、印象に変化はありましたか?

会う前は視聴者の皆様と同じように男性的なイメージが大きかったです。性格も男らしいと聞いていたので。でも実際に共演して仲良くなって、もちろん男らしいところもありますが、おしゃべりで、小さいところにも気を配れる繊細な方だと感じました。優しくソフトな雰囲気の方で、ソンウ・ヘと似た部分もありました。

チョン・ウヒの悲しみを乗り越える方法

チョン・ウヒ(C)モデルプレス
チョン・ウヒ(C)モデルプレス
― ご自身が演じたソン・ジェヨンに共感する部分はありますか?

ソン・ジェヨンは、どんなに大変な状況でも、自分の努力で乗り越えることができると信じているキャラクターです。私も努力すればどんな困難も乗り越えられると思っているので、そこは共感できました。サバサバしているところや、正直で率直なところ、相手が大変な時には諦めず一緒に乗り越えようとする姿勢も自分と似ていると思います。

― 本作ではキャラクターの葛藤や成長も描かれますが、ウヒさんご自身の悲しみを乗り越える方法を教えてください。

ないです(笑)。悲しいときはしっかり悲しむことが大事だと思っています。時間が過ぎたら、自然にその悲しみを受け入れることができると思うんです。否定しないで、その悲しみというものを十分に感じることが大切だと思います。

チョン・ウヒの夢を叶える秘訣

チョン・ウヒ(C)モデルプレス
チョン・ウヒ(C)モデルプレス
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者がたくさんいます。そういった読者に向けて、ウヒさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

夢というものは、他の人の言葉を信じるのではなく、自分が自分を信じること。夢を叶えられるという信じる気持ちを持って、最善を尽くして努力して、その道を黙々と歩いていけばいいと思います。もちろん大変な時や疲れる時もあると思いますが、その気持ちがあれば、夢は叶えられると思います!

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

チョン・ウヒ プロフィール

チョン・ウヒ(C)モデルプレス
チョン・ウヒ(C)モデルプレス
1987年4月20日生まれ。高校時代に演劇部に所属し、演技の魅力に目覚める。2014年公開の映画「ハン・ゴンジュ17歳の涙」で主演を務め、青龍映画賞主演女優賞などを受賞し、一躍脚光を浴びる。その後、ドラマ「恋愛体質〜30歳になれば大丈夫」(2019年)、「ヒーローではないけれど」(2024年)、「The 8 Show ~極限のマネーショー~」(2024 年)などで多彩な役柄を演じ、実力派女優としての地位を確立した。
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