<NAO AIHARAインタビュー>高いパフォーマンス力で海外からも注目 クールなMVからは想像できない素顔とは
2022.04.25 17:15
エイベックスとテレビ東京がタッグを組んだオーディション番組『ヨルヤン』の第2弾「女性R&Bシンガー&ダンサー・オーディション」を勝ち抜いたNAO AIHARA(ナオ・アイハラ)。デビュー・シングル「lighthouse」のMVでは高いパフォーマンス力を披露し、海外からも多くのコメントが寄せられている。デビュー作で作詞も手掛けたマルチな才能を持つNAO AIHARAとは一体何者なのか?クールなMVとはギャップのある素顔にも迫った。
目次
ついに掴んだデビューへの道
― デビュー・シングル「lighthouse」のリリースおめでとうございます!まずはNAOさん自身のことをお伺いできればと思うのですが、アーティストの道を目指したのはいつからですか?NAO:ありがとうございます!私は元々ダンスを習っていたんですが、その中で歌うことにも興味を持つようになりました。中学二年生の時に観た「バーレスク」という映画に心を打たれ歌も歌いたいなと思い、中学三年生の頃にはボイトレも始めました。
― 歌とダンスは同時に習っていたんですね。
NAO:そうですね。高校はダンスの専門学校に通っていたので、毎日ダンスは学校で踊っていました。中学生までは趣味や習い事程度に思っていましたが、高校に入ってから本格的に歌とダンスを始めるとすごく楽しくて。本格的にアーティストを目指したのはその頃ですが、今の道に興味を持ったきっかけは中学二年生の頃に観た「バーレスク」だったと思います。
― そこからオーディションも受けるように?
NAO:はい。何度かオーディションに応募し、良いところまでいったこともあったんですが最終審査のダンスで落ちることが多くて。なので自分の強みの歌をもっと磨こうと思うようになりました。
― 『ヨルヤン』に応募したきっかけは?
NAO:自分に合うようなオーディションをずっと探していて、その時に『ヨルヤン』を見つけました。私が求めていた条件が全部揃っていたし、応募の際に歌う課題曲を聴いた時もすごくしっくりきたんです。深い低音と高いミックスボイスが自分が大切にしていて得意な部分なんですが、それが課題曲にも詰まっていました。最初に歌ったときから自分に馴染んでいる感じがして「こういう楽曲が好きだったんだ」と改めて気付かせてくれました。
― NAOさんがパフォーマンスしたい楽曲に近かったんですね。
NAO:はい。バチッとはまりました!なので課題曲でもあった「lighthouse」でデビューできるのが本当に嬉しいです。
NAO AIHARA、作詞も手掛ける
― 改めてデビュー・シングル「lighthouse」についてもお聞きできればと思います。どのような楽曲になっていますか?NAO:元々はオーディション用の楽曲で、世界で活躍しているSOCIAL HOUSE(ソーシャルハウス)さんがプロデュースしています。サウンドが面白くて色んなトラックが入った楽曲になっています。
― NAOさんも歌詞を手掛けたと聞きました。
NAO:課題曲は一番までだったので、二番以降の歌詞を私がベースを作り、トップラインと一番の歌詞を担当していたEmyliさんと一緒に書かせて頂きました。私の想いも込めた曲でデビューできて本当に嬉しいです!
― 昔から作詞もされていたんですか?
NAO:自分が思ったことを歌詞にして、友達と一緒に作った曲もあります。歌詞を考えることはすごく楽しくて、今作の「lighthouse」では高校卒業してから迷っていた時期に書き溜めたものが元になっています。
― NAOさんの想いが込められているんですね。
NAO:そうですね。夢へ一歩踏み出すタイミングでもあったので、その感情を歌詞に込めています。
― 鋭い言葉もあり印象的な歌詞でした。
NAO:この歌詞を書いていた当時は割とダークな気持ちではあったんですが、その時期にしか書けない内容だったのであらためて見直してみました。もちろん今の状況と比べて歌詞を書き直したりもして、今の形になりましたが。二番からはサウンドも少し静かになるので、歌詞にもぜひ注目してください!
初MV撮影での苦労は?
― MV撮影も初めての経験だと思いますが、撮影はいかがでしたか?NAO:撮影はすごく楽しかったです。改めて「音楽が好きなんだな」と実感する経験になりました。ただ初めてのことばかりだったので、「ダンスはもう少し大きく動いたほうが見え方が良くなる」など課題もたくさんありました。
― それでも最初から撮影を楽しめるのはすごいですね!ダンスも迫力がありました。
NAO:今まで培ってきたことを全部活かせたらいいなと思いました。ダンスもずっと習っていたので、自分の感情を表現できる一部としてダンスもしていければなと思います。
― 撮影は特に苦労なく?
NAO:はい。ただめちゃくちゃ寒かったです(笑)。1月に大きな物流倉庫を借りての撮影だったんですが、暖房なども無かったので極寒の中で撮影していました。特にトイレが遠かったのが辛かったですね(笑)。
― (笑)。その甲斐もあり海外からも称賛のコメントが寄せられています。
NAO:本当に嬉しいです!SOCIAL HOUSEさんの多彩なサウンドが海外の方も聴いてくれるきっかけになっていると思います。そういった応援の声は、すごくモチベーションに繋がります。元々、路上ライブをよくしていて、その頃から応援の声には励まされてきました。寒い日にはホッカイロを持ってきてくれたり、お水を差し入れをしてくれる方もいて。ずっと応援してくれている方には「MVを観たら嬉しくて涙が出た」と喜んでもらえました。
― 作品が残るのは昔から応援してきた方も嬉しいと思います。
NAO:そうですね。私を知っている周りの人からは「MVはいつもと違うね」とよく言われますが。普段の私の性格はクールとは真逆で、おしゃべりも好きだからMVとのギャップがあるのかもしれません。
― 確かにお会いするまでクールな方だと思っていました。
NAO:そうですよね。でも「カッコいい!」と言ってくれる方も多くて、評判はすごく良かったです。
クールなMVとはギャップある素顔
― 音楽やダンス以外のこともお聞きできればと思うのですが、プライベートの時間は何をされて過ごすことが多いですか?NAO:どちらかと言うと陰キャなので、映画だったり美術館に行くことが多いです。美術館はめっちゃ好きで、同じ趣味を持った友達と行ったりします。あとは本を読むことも好きだし、食べることも好きなのでおしゃれなお店を調べて行ったりもします。
― 最近ハマったものなどもありますか?
NAO:最近はワインにハマっています。お酒は全然飲めなかったんですけど、ビストロにハマってお酒が飲めるようになりました。コロナ禍でお店に行くことはありませんが、月に1~2回くらいお酒を飲むようになりました。
― お店に行くときは友人と一緒に?
NAO:そうですね。人は好きなんですけど、大人数が苦手で…。ゆっくりだらだら過ごしながら話すのが好きなんです。
― MVとのギャップがすごいですね!そのギャップも今後の活動に活かせていけそうですね。
NAO:かわいい系だったりポップな感じの音楽も挑戦してみたいです。あとラップにもチャレンジしたいなって思っています!ダンスにもプラスになるし、表現の幅もグッと広がるんじゃないかなと感じます。
― 今後どういった楽曲に挑戦するのか楽しみです。
NAO:そうですね。私自身もどんな音楽を表現していけるのか楽しみです!
NAO AIHARA「人がすごく好き」
― デビューされて間もないですが、今後の目標や夢はありますか?NAO:自分ができることを最大限に活かして、色々なことに挑戦していきたいと思っています。どういったジャンルが自分に合っているのかは、まだ探している段階でもあるので。もちろん自分が楽しいと思えることをしながら、求められているものを表現していければなと思います。歌詞を書く勉強もして、自分の想いをより届けられるようになりたいです。
― ライブをしたいという目標も?
NAO:もちろんです!まだ自信はないですが、いつかZeppでワンマンライブをしたいと思っています。1月が誕生日なんですが、来年の1月に小さなライブハウスでもいいから「誕生日ワンマン」ができたらいいなって(笑)。
― 実現できるのを楽しみにしています!それでは最後にNAOさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。
NAO:私はおせっかいなくらい人がすごく好きなんです。楽曲に関わってくださる方や応援してくださっている全ての方に、自分の想いを自分の言葉で伝えるようにしています。それは感謝だったり、挨拶だったり、謝罪だったりもしますが、いつか支えてくれている方に恩返しできるよう、自分の言葉に伴わない行動は絶対にしないと決めています。
― 自分の芯の部分を大切に。
NAO:そうですね。どんなに忙しくなっても、その芯の部分は絶対に忘れないようにしようと思っています。
― ワンマンライブも恩返しの一つですね。
NAO:そうですね。今の活動は恩返しのためでもあると思うし、「応援して良かった」と思ってもらえるように活動していければと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)[PR]提供元:avex
NAO AIHARA(ナオ・アイハラ)プロフィール
Singer, Dancer23 years old
幼少期よりダンスを学び、その後、歌手を目指し活動。「lighthouse」では、Emyliとともに作詞も手掛ける。
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