結成1週間で上京「THE BEAT GARDEN(ビートガーデン)」の“ファン0人”からメジャーデビューまでの歩み モデルプレスインタビュー
2016.07.26 12:00
3VOCAL+1DJグループ「THE BEAT GARDEN(ビートガーデン)」がモデルプレスのインタビューに応じた。エレクトロの高揚感とロックの躍動感が融合した「エレクトリック・ダンス・ロック」サウンドを武器に、インディーズ時代より力をつけてきた彼らが、7月27日発売のシングル「Never End」で満を持してのメジャーデビューを果たす。今回は、今後の活躍が期待される彼らの素顔や、結成1週間で大阪から上京を決めたときの思い、 “ファン0人”からメジャーデビューまでの歩みに迫った。
U、MASATO、REI、SATORUの4人からなる彼らは、エレクトロサウンドにエッジのきいたギターリフを織り交ぜ、ロックの要素を加えた「エレクトリック・ダンス・ロック」というジャンルを確立。これを武器に、ライブパフォーマンスにも定評がある彼らは、この夏、各夏フェスへの参戦も決定している。
U:作詞と作曲は主に僕がやっています。ボーカルのUです。
REI:リーダーのUさんは、メンバーにとってお兄ちゃん的存在。みんなの中心で、頼れるまとめ役です。僕は主にトラック制作をやっていて、今回の「Never End」でもアレンジを担当しました。
SATORU:そんなREIくんは、天然で可愛らしい一面があります。真っ直ぐで素直で、本当にいいヤツです。僕はDJを担当しています。
U:MASATOは今までに出会ったことがないくらい真っ直ぐな人。繊細ですぐにポキっと折れてしまいそうなところもありますが、純粋で真っ白。滋賀から上京して3年以上が経ちましたが、東京に染まらず真っ白です(笑)。
U:言い出したのは僕だったかもしれません。でも、タイムラグなくみんなで「東京に行こう!」となりました。結成してから1週間で準備し、上京しました。
― 大きな決断になりましたが、ためらいはあったのでしょうか?
U:僕はなかったけど、みんなはどう?
REI:今思うとすごいなと思いますが「前に進みたい」「次のステージに進みたい」という気持ちが3人にありました。フィーリングもすごく合って「やるなら東京に行こうよ」と上京することになりました。
MASATO:在学中ではあったんですけど、僕は地元の滋賀から大阪に出ているということもあり、大阪に出ようが東京に出ようが正直変わらないかなって。やるならとことんやりたいという気持ちが強かったので、全然怖くありませんでした。
― 上京後はいかがでしたか?
REI:あっという間でしたね。振り返る時間もなく、気づいたらがむしゃらにやっていました。思い返してみるといろんなことがありましたが、当時は本当にあっという間でした。
U:ライブハウスを回り、制作活動をしていましたが、今思えば、何もわからず遠回りして、もっとうまいやり方もあったかと思います。でも、わからないなりに無鉄砲なのもよかったかなって。それで得たものが多かったですし。
MASATO:勢いと自信しかなかったですね。今となっては勘違いだったとわかる出来事も多いですが、各々が「あ、いけるな」と思っていました。
SATORU:溶けこむのに時間は全然かからなかったかなと思います。
U:元々僕の地元の後輩だったんです。僕は8年くらい付き合いがあって、メンバーに加入してくれる前からライブの手伝いなどをしてくれていました。友達でご飯にもよく一緒に行く仲。ずっと一緒にいましたし、自然にメンバーとして迎えることができました。
MASATO:Uさんから聞いていた通りの性格でした。SATORUをメンバーとして迎えたとき、DJの技術ではなく、彼の人間性が決め手だったんです。
REI:僕もUさんから聞いていた通りの人だなって。初めて会ったときからからフィルターをかけることもなく、絡めました。
REI:ライブ当日、家を出るギリギリまでパソコンを開いて、ライブトラックを作ったり、みんなで作業していたということがありました(笑)。3時間後にはライブで、出来上がったものをそのまま会場でやるという(笑)。レコーディングをはじめ何から何まで全部自分たちでやっていたのですが、あの日のことはよく覚えています。そんなことも今ではいい思い出です。
U:今の「エレクトリック・ダンス・ロック」というジャンルに辿り着いた瞬間はよく覚えています。それまでは、バンドサウンドをそのままトラックスタイルでやっていた感じで、今のスタイルとは結構違うんです。でも「morph-Tokyo」でのライブをきっかけに、今のスタイルに出会えました。その瞬間から一気に加速していけたように思います。今のスタイルを確立するのには苦労をし、時間がかかったかもしれません。
MASATO:前身のグループのとき、フライヤーを自分たちで作って、配っていたのですが、朝まで切る作業をしていました。渋谷でフライヤーを配っていたこともいい思い出です。冷たい人も多かったですが、鉄のハートで乗り越えました!(笑)
U:渋谷のハチ公前広場で、一般の方にいきなり「ライブやるので来てください!」と声をかけていたよね。3日間くらい、夕方から終電くらいまでやっていましたね。ライブをするのに、チケットノルマがあるのですが、ノルマを達成できないと赤字になってしまうんです。当時1人もファンの方がいなかった中でも、協力してフライヤーを配り、声をかけてノルマを達成することができました。
REI:デビューしたいという夢は昔から持っていたので「やっときたか!」と待ち遠しい気持ちが強いです。これからより多くの方に自分たちの楽曲を聴いてもらえる機会が増えると思うと嬉しいです。
U:何が変わり、どういう動きになっていくのかわからず、実感が沸いていなかったのですが、曲やライブに対する思いは初心を忘れず、強い思いを持っていたいという気持ちがあります。
SATORU:僕もしばらく実感が湧いてこなかったのですが、日を追うごとに環境もどんどん変わっていき、関わる方も増えてきて「これがメジャーデビューか」と思うようになりました。
MASATO:実感が沸かないということもありますが、自分たちが今までやってきたものを、より深く、責任を持ってやっていきたいなと思います。表現の仕方がいろいろ増えてくると思うので、楽しみですね。
U:曲と歌詞を書いているとき、僕等が今まで作ってきた曲やライブへの入り口になってくれたらいいなと、耳に残る音楽を意識して作りました。ライブでも楽しんでもらえるように、ノレて盛り上がれるEDMサウンドにREIが仕上げてくれました。一度しかないメジャーデビューなので、今しか書けない曲を作ろうと思いました。
REI:メジャーデビューシングルということで、歌詞の世界観やメロディーを1番に届けたいとUさんと話していたんです。歌詞はUさんが何度も試行錯誤して、いろんな言葉をチョイスして、素晴らしいものになりました。編曲では、その世界観を崩さず、歌詞に合ったサウンドをつけたいという思いがありましたね。THE BEAT GARDENはギターリフやエレクトロサウンドが特長なので「これがTHE BEAT GARDENの楽曲だぞ」とわかるようなサウンドにしたいと思い、イントロからギターリフを入れています。
MASATO:4人が同じ気持ちで歌っています。ミュージックビデオも、この先の未来を想像して撮影に臨みました。
― カップリングの「君がいるから」も素敵な曲ですね。
U:「君がいるから」はラブソングなのですが、これまでネガティブなエンディングのラブソングが多かったので、ポジティブな曲にしたいと思い、歌詞を書きましました。実体験をもとにしています。
U:EDMとロックを融合した「エレクトリック・ダンス・ロック」というジャンルの楽曲です。コアなサウンド、メロディーとキャッチャーな歌詞は、他のグループにはない自分たちの強みなのかなと思います。
REI:音楽スタイルもですが、3VOCAL+1DJという構成は新しいかと思います。
MASATO:そしてライブも僕たちの強み。ライブをイメージして楽曲を制作しているので盛り上がれる曲が揃っています。
SATORU:プライベートでの仲の良さも強みの一つ。音楽活動だけではなく、プライベートでも本当に仲が良いです。それが音楽や活動に表れるといいですね。
REI:立ちたいステージは数えきれないくらいたくさんあります。制作面でいうと、いろいろ出したい音が自分の中であり、THE BEAT GARDENの色に落とし込んでいきたいですね。新しい楽曲を生み出していきたいです。
U:僕たちがEDMやロックを好きになったきっかけを作ってくれたアーティストの方々や音楽のように、僕たちの音楽も、誰かのきっかけになることを願っています。J-POP、ロック、EDMを融合してできているのが僕たちの音楽なので、THE BEAT GARDENならではの音楽をこれからも作っていきたいです。ライブでは楽器を弾いたり、振付があったりするわけではありませんが、EDMとロックの両方の要素も持ったサウンドと3VOCAL+1DJというスタイルを武器に、僕たちならではのライブを追求していきたいです。
また赤坂Blitzでのライブで東京ドームを目指すとお話しましたが、やはりそこは1つの大きな目標。結成したときから目指している場所です。そこに向かってどんどん近づいていけるように、応援してくださっているファンの方とメジャーデビューという新たなスタートを切って、また一緒に歩いていけたらと思います。
MASATO:今年は夏フェスへの出演も控えています。たくさんの方に僕たちの音楽を聴いていただける機会なので、今できる力を発揮して、爪痕を残せたらと思います!今からしっかり準備をしていきたいです。
SATORU:僕自身も元々フェスが好きで、そんなステージに自分たちが立てるのがすごく嬉しいです。いつか必ず「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に出演したいという思いがあるので、ロッキン出演を目指してがんばりたいです。
― すでに多数の夏フェスへの出演が決定しているみなさん。意気込みをお願いします。
SATORU:出演が決まっている夏フェスに向けて、1日1日を大事にしていきたいですね。1人でも多くの方に聴いてもらえるようにがんばります!
REI:夏フェスは毎年見る側で、いろんなアーティストの方のライブを楽しませてもらっていました。夏フェスには感動や刺激をたくさんもらっていたので、今度はステージに立つ側として、いいものをお客さんに届けられたらと思います。
U:全国各地のフェスへの出演が決まり、各地方の方とお会いできることにワクワクしています。ほとんどの方が「初めまして」だと思うので、そこで出会った方と音楽を楽しめたら嬉しいですね。そして、僕たちはまず存在を知ってもらわなければいけないので、印象に残るようなライブをしたいという気持ちがあります。また、REIが言ったようにこれまでメンバーとフェスを見に行っていましたが、今年は出演者としてほかのアーティストの方のライブを見られることが楽しみです!
MASATO:まず、僕たちの名前を知ってもらえる機会にしたいです。たくさんのアーティストさんが出演される中で、記憶に残るライブにしたいと思います。
REI:僕は常に想像するようにしています。アーティストを志したのは中1のときでした。想像して、どうなりたいかを頭の中で明確にし「2年後こうなるためには今どうすればいいのか」を日々考えています。
U:僕は言葉にすることだと思います。僕自身、自分が本気で叶えたい夢は言葉にするようにしています。言葉にすることで、周りの人の思いも乗っかってきて、よりがんばれるかと思います。描いている夢を言葉にして、大きい夢も叶えていきたいですね。
SATORU:僕はその日何をするかが大事だと思っていて、前の日の自分を超えることを意識しています。
MASATO:夢を語ったとき、周りにどうこう言われても自分の中で変わらないものを持つことが大切だと思います。たとえ批判されても、自分の意見と夢を持つことが大切です。他人から何を言われても自分を信じて夢を持ち続けることで、夢は叶えられると思います。
― ありがとうございました。
メジャーデビューを控え、希望を胸に目を輝かせながらインタビューに応じてくれたTHE BEAT GARDENの4人。1人もファンがいなかったという彼らだが、絆を深めながら着実に歩み続け、メジャーデビューを果たす。出演が決まっている夏フェスでも、インパクトを与え、その音楽で観客を盛り上げることだろう。彼らだけの「3VOCAL+1DJ」と「エレクトリック・ダンス・ロック」を武器に、これからの活躍が期待される。(modelpress編集部)
2014年8月、「THE BEAT GARDEN」にグループ名を改名。エレクトロ特有の高揚感にエッジの利いたギターが躍動感を駆り立てる「エレクトリック・ダンス・ロック」サウンド、哀愁漂うメロディーとリリックで独自のジャンルを築く。
2015年2月、インディーズで1stフルアルバム「WILL」をリリース。同年12月よりサポートメンバーのDJ SATORUを正式メンバーに迎え、2016年7月27日「Never End」でメジャーデビュー。
・CD
1.Never End
2.君がいるから
3.Dreams come true
4.Never End(Instrumental)
5.君がいるから(Instrumental)
6.Dreams come true(Instrumental)
・DVD
―Live Air 2016― at AKASAKA BLITZ(Live+Documentary)Vol.1
初回盤B【CD+DVD】
・CD
1.Never End
2.君がいるから
3.Dreams come true
4.Never End(Instrumental)
5.君がいるから(Instrumental)
6.Dreams come true(Instrumental)
・DVD
Never End(Music Video)
Documentary of“Never End”Vol.1(Music Video)
Documentary of“Never End”Vol.1(Recording&Photo Shoot)
通常盤【CD】
・CD
1.Never End
2.君がいるから
3.Dreams come true
4.Never End(Instrumental)
5.君がいるから(Instrumental)
6.Dreams come true(Instrumental)
THE BEAT GARDENってどんな人たち?
― 3VOCAL+1DJという構成のみなさんですが、担当やどのような方なのか教えてください。U:作詞と作曲は主に僕がやっています。ボーカルのUです。
REI:リーダーのUさんは、メンバーにとってお兄ちゃん的存在。みんなの中心で、頼れるまとめ役です。僕は主にトラック制作をやっていて、今回の「Never End」でもアレンジを担当しました。
SATORU:そんなREIくんは、天然で可愛らしい一面があります。真っ直ぐで素直で、本当にいいヤツです。僕はDJを担当しています。
MASATO:SATORUは義理と人情に溢れた“THE・男”という性格。メンバーの中でも一番人情深いかと思います。僕はボーカルです。
U:MASATOは今までに出会ったことがないくらい真っ直ぐな人。繊細ですぐにポキっと折れてしまいそうなところもありますが、純粋で真っ白。滋賀から上京して3年以上が経ちましたが、東京に染まらず真っ白です(笑)。
結成1週間で大阪から上京…グループ結成のエピソード
― 大阪の専門学校でUさん、MASATOさん、REIさんが出会い、前身のグループを結成。その1週間後には上京されたということですが、その決断力と行動力に驚きました。U:言い出したのは僕だったかもしれません。でも、タイムラグなくみんなで「東京に行こう!」となりました。結成してから1週間で準備し、上京しました。
― 大きな決断になりましたが、ためらいはあったのでしょうか?
U:僕はなかったけど、みんなはどう?
REI:今思うとすごいなと思いますが「前に進みたい」「次のステージに進みたい」という気持ちが3人にありました。フィーリングもすごく合って「やるなら東京に行こうよ」と上京することになりました。
MASATO:在学中ではあったんですけど、僕は地元の滋賀から大阪に出ているということもあり、大阪に出ようが東京に出ようが正直変わらないかなって。やるならとことんやりたいという気持ちが強かったので、全然怖くありませんでした。
― 上京後はいかがでしたか?
REI:あっという間でしたね。振り返る時間もなく、気づいたらがむしゃらにやっていました。思い返してみるといろんなことがありましたが、当時は本当にあっという間でした。
U:ライブハウスを回り、制作活動をしていましたが、今思えば、何もわからず遠回りして、もっとうまいやり方もあったかと思います。でも、わからないなりに無鉄砲なのもよかったかなって。それで得たものが多かったですし。
MASATO:勢いと自信しかなかったですね。今となっては勘違いだったとわかる出来事も多いですが、各々が「あ、いけるな」と思っていました。
DJ SATORUが加入
― サポートメンバーだったSATORUさんを迎えてからはいかがでしたか?SATORU:溶けこむのに時間は全然かからなかったかなと思います。
U:元々僕の地元の後輩だったんです。僕は8年くらい付き合いがあって、メンバーに加入してくれる前からライブの手伝いなどをしてくれていました。友達でご飯にもよく一緒に行く仲。ずっと一緒にいましたし、自然にメンバーとして迎えることができました。
MASATO:Uさんから聞いていた通りの性格でした。SATORUをメンバーとして迎えたとき、DJの技術ではなく、彼の人間性が決め手だったんです。
REI:僕もUさんから聞いていた通りの人だなって。初めて会ったときからからフィルターをかけることもなく、絡めました。
ファン0人…鉄のハートでチケットノルマ達成
― 結成時やインディーズ時代に苦労したことなどがあれば教えてください。REI:ライブ当日、家を出るギリギリまでパソコンを開いて、ライブトラックを作ったり、みんなで作業していたということがありました(笑)。3時間後にはライブで、出来上がったものをそのまま会場でやるという(笑)。レコーディングをはじめ何から何まで全部自分たちでやっていたのですが、あの日のことはよく覚えています。そんなことも今ではいい思い出です。
U:今の「エレクトリック・ダンス・ロック」というジャンルに辿り着いた瞬間はよく覚えています。それまでは、バンドサウンドをそのままトラックスタイルでやっていた感じで、今のスタイルとは結構違うんです。でも「morph-Tokyo」でのライブをきっかけに、今のスタイルに出会えました。その瞬間から一気に加速していけたように思います。今のスタイルを確立するのには苦労をし、時間がかかったかもしれません。
MASATO:前身のグループのとき、フライヤーを自分たちで作って、配っていたのですが、朝まで切る作業をしていました。渋谷でフライヤーを配っていたこともいい思い出です。冷たい人も多かったですが、鉄のハートで乗り越えました!(笑)
U:渋谷のハチ公前広場で、一般の方にいきなり「ライブやるので来てください!」と声をかけていたよね。3日間くらい、夕方から終電くらいまでやっていましたね。ライブをするのに、チケットノルマがあるのですが、ノルマを達成できないと赤字になってしまうんです。当時1人もファンの方がいなかった中でも、協力してフライヤーを配り、声をかけてノルマを達成することができました。
メジャーデビューの心境
― メンバー間の仲の良さが伝わってきます!いよいよメジャーデビューですが今の心境をお聞かせください。REI:デビューしたいという夢は昔から持っていたので「やっときたか!」と待ち遠しい気持ちが強いです。これからより多くの方に自分たちの楽曲を聴いてもらえる機会が増えると思うと嬉しいです。
U:何が変わり、どういう動きになっていくのかわからず、実感が沸いていなかったのですが、曲やライブに対する思いは初心を忘れず、強い思いを持っていたいという気持ちがあります。
SATORU:僕もしばらく実感が湧いてこなかったのですが、日を追うごとに環境もどんどん変わっていき、関わる方も増えてきて「これがメジャーデビューか」と思うようになりました。
MASATO:実感が沸かないということもありますが、自分たちが今までやってきたものを、より深く、責任を持ってやっていきたいなと思います。表現の仕方がいろいろ増えてくると思うので、楽しみですね。
メジャーデビューシングル「Never End」に込めた思い
― 7月27日発売のシングル「Never End」はみなさんの魅力が詰まったメジャーデビューにぴったりの楽曲ですね。楽曲への思い入れや制作秘話をお聞かせください。U:曲と歌詞を書いているとき、僕等が今まで作ってきた曲やライブへの入り口になってくれたらいいなと、耳に残る音楽を意識して作りました。ライブでも楽しんでもらえるように、ノレて盛り上がれるEDMサウンドにREIが仕上げてくれました。一度しかないメジャーデビューなので、今しか書けない曲を作ろうと思いました。
REI:メジャーデビューシングルということで、歌詞の世界観やメロディーを1番に届けたいとUさんと話していたんです。歌詞はUさんが何度も試行錯誤して、いろんな言葉をチョイスして、素晴らしいものになりました。編曲では、その世界観を崩さず、歌詞に合ったサウンドをつけたいという思いがありましたね。THE BEAT GARDENはギターリフやエレクトロサウンドが特長なので「これがTHE BEAT GARDENの楽曲だぞ」とわかるようなサウンドにしたいと思い、イントロからギターリフを入れています。
MASATO:4人が同じ気持ちで歌っています。ミュージックビデオも、この先の未来を想像して撮影に臨みました。
― カップリングの「君がいるから」も素敵な曲ですね。
U:「君がいるから」はラブソングなのですが、これまでネガティブなエンディングのラブソングが多かったので、ポジティブな曲にしたいと思い、歌詞を書きましました。実体験をもとにしています。
「THE BEAT GARDEN」の強み
― みなさんの強みを教えてください。U:EDMとロックを融合した「エレクトリック・ダンス・ロック」というジャンルの楽曲です。コアなサウンド、メロディーとキャッチャーな歌詞は、他のグループにはない自分たちの強みなのかなと思います。
REI:音楽スタイルもですが、3VOCAL+1DJという構成は新しいかと思います。
MASATO:そしてライブも僕たちの強み。ライブをイメージして楽曲を制作しているので盛り上がれる曲が揃っています。
SATORU:プライベートでの仲の良さも強みの一つ。音楽活動だけではなく、プライベートでも本当に仲が良いです。それが音楽や活動に表れるといいですね。
THE BEAT GARDENが目指す先
― いよいよメジャーデビューですが、これからの目標や目指している場所を教えてください。REI:立ちたいステージは数えきれないくらいたくさんあります。制作面でいうと、いろいろ出したい音が自分の中であり、THE BEAT GARDENの色に落とし込んでいきたいですね。新しい楽曲を生み出していきたいです。
U:僕たちがEDMやロックを好きになったきっかけを作ってくれたアーティストの方々や音楽のように、僕たちの音楽も、誰かのきっかけになることを願っています。J-POP、ロック、EDMを融合してできているのが僕たちの音楽なので、THE BEAT GARDENならではの音楽をこれからも作っていきたいです。ライブでは楽器を弾いたり、振付があったりするわけではありませんが、EDMとロックの両方の要素も持ったサウンドと3VOCAL+1DJというスタイルを武器に、僕たちならではのライブを追求していきたいです。
また赤坂Blitzでのライブで東京ドームを目指すとお話しましたが、やはりそこは1つの大きな目標。結成したときから目指している場所です。そこに向かってどんどん近づいていけるように、応援してくださっているファンの方とメジャーデビューという新たなスタートを切って、また一緒に歩いていけたらと思います。
MASATO:今年は夏フェスへの出演も控えています。たくさんの方に僕たちの音楽を聴いていただける機会なので、今できる力を発揮して、爪痕を残せたらと思います!今からしっかり準備をしていきたいです。
SATORU:僕自身も元々フェスが好きで、そんなステージに自分たちが立てるのがすごく嬉しいです。いつか必ず「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に出演したいという思いがあるので、ロッキン出演を目指してがんばりたいです。
― すでに多数の夏フェスへの出演が決定しているみなさん。意気込みをお願いします。
SATORU:出演が決まっている夏フェスに向けて、1日1日を大事にしていきたいですね。1人でも多くの方に聴いてもらえるようにがんばります!
REI:夏フェスは毎年見る側で、いろんなアーティストの方のライブを楽しませてもらっていました。夏フェスには感動や刺激をたくさんもらっていたので、今度はステージに立つ側として、いいものをお客さんに届けられたらと思います。
U:全国各地のフェスへの出演が決まり、各地方の方とお会いできることにワクワクしています。ほとんどの方が「初めまして」だと思うので、そこで出会った方と音楽を楽しめたら嬉しいですね。そして、僕たちはまず存在を知ってもらわなければいけないので、印象に残るようなライブをしたいという気持ちがあります。また、REIが言ったようにこれまでメンバーとフェスを見に行っていましたが、今年は出演者としてほかのアーティストの方のライブを見られることが楽しみです!
MASATO:まず、僕たちの名前を知ってもらえる機会にしたいです。たくさんのアーティストさんが出演される中で、記憶に残るライブにしたいと思います。
THE BEAT GARDENが語る夢を叶える秘訣
― 最後にメジャーデビューをされるみなさんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。REI:僕は常に想像するようにしています。アーティストを志したのは中1のときでした。想像して、どうなりたいかを頭の中で明確にし「2年後こうなるためには今どうすればいいのか」を日々考えています。
U:僕は言葉にすることだと思います。僕自身、自分が本気で叶えたい夢は言葉にするようにしています。言葉にすることで、周りの人の思いも乗っかってきて、よりがんばれるかと思います。描いている夢を言葉にして、大きい夢も叶えていきたいですね。
SATORU:僕はその日何をするかが大事だと思っていて、前の日の自分を超えることを意識しています。
MASATO:夢を語ったとき、周りにどうこう言われても自分の中で変わらないものを持つことが大切だと思います。たとえ批判されても、自分の意見と夢を持つことが大切です。他人から何を言われても自分を信じて夢を持ち続けることで、夢は叶えられると思います。
― ありがとうございました。
メジャーデビューを控え、希望を胸に目を輝かせながらインタビューに応じてくれたTHE BEAT GARDENの4人。1人もファンがいなかったという彼らだが、絆を深めながら着実に歩み続け、メジャーデビューを果たす。出演が決まっている夏フェスでも、インパクトを与え、その音楽で観客を盛り上げることだろう。彼らだけの「3VOCAL+1DJ」と「エレクトリック・ダンス・ロック」を武器に、これからの活躍が期待される。(modelpress編集部)
THE BEAT GARDENプロフィール
作詞、作曲、トラックメイキングを自身でこなす3VOCAL+1DJの4人組。2012年、大阪の音楽専門学校で出会ったU、MASATO、REIで前身のグループを結成。結成の1週間後には上京し、都内近郊を中心にライブ活動をスタート。2014年8月、「THE BEAT GARDEN」にグループ名を改名。エレクトロ特有の高揚感にエッジの利いたギターが躍動感を駆り立てる「エレクトリック・ダンス・ロック」サウンド、哀愁漂うメロディーとリリックで独自のジャンルを築く。
2015年2月、インディーズで1stフルアルバム「WILL」をリリース。同年12月よりサポートメンバーのDJ SATORUを正式メンバーに迎え、2016年7月27日「Never End」でメジャーデビュー。
THE BEAT GARDENメジャーデビューシングル「Never End」(2016年7月27日発売)
初回盤A【CD+DVD】・CD
1.Never End
2.君がいるから
3.Dreams come true
4.Never End(Instrumental)
5.君がいるから(Instrumental)
6.Dreams come true(Instrumental)
・DVD
―Live Air 2016― at AKASAKA BLITZ(Live+Documentary)Vol.1
初回盤B【CD+DVD】
・CD
1.Never End
2.君がいるから
3.Dreams come true
4.Never End(Instrumental)
5.君がいるから(Instrumental)
6.Dreams come true(Instrumental)
・DVD
Never End(Music Video)
Documentary of“Never End”Vol.1(Music Video)
Documentary of“Never End”Vol.1(Recording&Photo Shoot)
通常盤【CD】
・CD
1.Never End
2.君がいるから
3.Dreams come true
4.Never End(Instrumental)
5.君がいるから(Instrumental)
6.Dreams come true(Instrumental)
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