小室哲哉、ファッション・ヘア・食事…知られざるライフスタイルに迫る モデルプレスインタビュー
2015.08.12 17:00
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KEIKOがボーカル、マーク・パンサーがラップを担当する3人組ユニットglobeのプロデューサーで、自身もメンバーとしてキーボード・ギター・コーラスを担当する小室哲哉(56)。今年8月9日にglobeデビュー20周年を迎えるため、モデルプレスでは小室哲哉にインタビューを実施。これまでを振り返り、20年間でまだ語られていなかった“真実”を明かしてもらったほか、小室哲哉のライフスタイルに迫った。今回は、そのライフスタイルを紹介する。
globe20周年の“真実”を語ったインタビューはこちら
http://mdpr.jp/interview/1509015― 最近ではSNSを通じて、自身のファッションを公開していますが、ファッションのこだわりはありますか?
小室:ブランドのこだわりはありませんが、ジョン・ガリアーノがデザイナーをしていたときの「クリスチャン・ディオール」や、トム・フォードがクリエイティブ・ディレクターをしていたときの「グッチ」は好きでしたね。今は、キム・ジョーンズが「ルイ・ヴィトン」のデザイナーをしているので、ヴィトンが気になります。クリエイター目線で物事を見てしまうので、クリエイターによって好みが変わります。
― 最近はスニーカーを愛用されていますよね。
小室:スニーカーの観念が変わってきましたよね。昔からの言い伝えで“靴で人がわかる”と言われているので、スニーカーはすごく選びます。
― 本日のファッションのポイントを教えてください。
小室:ジバンシーの白シャツと、ディオールのパンツとスニーカーです。ここ数年はスキニーパンツが流行っていましたが、また太めが流行るという話を聞きました。ディオールはスウェットの生地もいいんですよ。
― 結婚式のとき、KEIKOさんのウエディングドレスをガリアーノさんがデザインしてくれたんですよね。
小室:縁があって、ガリアーノがデザインしてくれました。そのスケッチを家で飾っているのですが…、値段が付けられないくらい貴重なものです。
― 女性のファッションについてはどう考えていますか?
小室:女性のファッションの方がバリエーションもあって、楽しそうですよね。ハイブランドは海外のショップでしか販売されていないアイテムもあって、そういうのを女性に着させてあげるというのが男性の1番のプライド。せっかくいいものをという意味で女性が気に入るものをあげられたらと思います。
― サングラス好きとも言われていますが、サングラスのこだわりはありますか?
小室:様々なブランドのサングラスを持っています。サングラスはハイブランドの方がしっかりしていますよね。せっかくほかのアイテムが決まっているのに、サングラスが…となると総崩れになってしまうので、こだわりはあると思います。サングラスのほか靴などの小物は、Tシャツやデニムなどより大事だと思います。
ヘアスタイルのこだわり
― 今年の始めには、パリコレの影響を受けたということで前髪を短くしていましたよね。小室さんの歴史の中では初めてのヘアスタイルだったと思うのですが、反響はいかがでしたか?小室:パリに行ったときにモデルの方とバックステージで話してて。トレンドとかそういうわけではないのですが、僕もスキンヘッド以外は様々なヘアスタイルに挑戦してきたので、やってみようと。
今、困っているのは、いつ歳相応のヘアスタイルやカラーにすればいいんだろう…。時期を逃してしまったのかな(笑)。今ちょうど新しいヘアスタイルを考えています。「THE ALFEE」の高見沢(俊彦)さんがどうにかしたら、考えようかな。さっきも、歌番組のリハーサルでお会いしたのですが、相変わらずキューティクルでした!
― 小室さんも変わらず、キレイなヘアですね。ケアなどはどうされているんですか?
小室:ヘアサロンに月に2~3回ほど通っています。月に1回ブリーチして、レタッチを1~2回しています。ヘアスタイリストさんにめちゃくちゃ褒めていただけるのですが、傷まないんですよ。ブリーチをしていますが、そのままのカラーというのはやはり外国人とは違うので似合わないんです。
― 女性のヘアスタイルもチェックしていますか?
小室:ブリーチするのもいいのですが、地毛でキレイに手入れしている方は素敵ですよね。お洋服は安くていいものを買えると思うので、その分ヘアスタイルを手入れした方が、絶対に素敵に見えると思います。お手ごろなアイテムを身につけても、小物やヘアでこだわることが大事だと思います。お肌のお手入れも同じくらい大事にしてほしいです。
食生活、睡眠…ライフスタイルにまだまだ迫る
― 小室さんの最近の食生活を教えてください。小室:基本あまり食べないです(笑)。運動が苦手でなるべく避けたいので、最低限消費できるものだけを食べています。お米はほとんど食べないですね。お肉が多いかな。あとはサプリで済ませたり。
ジャンクフードやカップ麺、コーンフレーク、シリアルが好きで、自分でもよくヘロヘロにならないなと。今日もまだ1食も食べていないんですよね(この日のインタビューは午後)。だから胃が小さくなっている。でも、甘党なので、アイスクリームがすごく食べたいときもありますけど、ちょっと我慢するようにしています。
― 睡眠はとれていますか?
小室:どうしても眠れないときもたくさんあったのですが、今は2~3時間前後はとっています。現場への移動時間も含めて、寝れるときは、昼でも夕方でも寝ますね。今日も仕事が終わって帰ったらとりあえず寝る予定です。サプリもそうですが、せっかく21世紀なので、いいものを使って効率よく行動しようかなと。
小室哲哉にとっての“SNS”とは
― TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSが小室さんにとってライフワークになっているのかなと感じています。それらを通じてファンの方とコミュニケーションをとっているかと思いますが、いかがですか?小室:当時の僕の楽曲一つで恋愛が生まれたり、人生が変わったり…SNSを通じての言葉を聞くと、喪失感に落ちていたときに上がるアイテムとして音楽は非常に大事だったんだなと思いました。
この前、あるライターさんからお話を聞いたのですが…、偶然かもしれませんが、1990年代の僕がプロデューサーとして1番楽曲を世に送り出していたとき、女性の自殺率が少し減ったようです。それと僕の曲が結びついているとは限らないのですが、その頃、女子高生ブームが始まり、カラオケやプリクラ、渋谷カルチャーが生まれたりと、女の子たちが楽しいと思えることが増えた時期だったのかなと。停滞していた時期もありましたが、また、ここ数年、20年前とは違う女の子が楽しめるものが出てきたのかなと思います。
― SNSを通じて小室さん自身も喜びを感じているんですね。
小室:昔はそういうやり取りがなかったので、面白いですよね。全員に返信するには限界がありますけど、なるべく返信しています。
1995年生まれの方で今年20歳。そういう方からすると、当時の僕らのことは全く知らず、新しいものを見つけたという感覚はないかもしれませんが、僕らがSNSという新しいジャンルを見つけて、飛びついたところはあるかもしれません。SNSとの関係は、深いところまで行けたらと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
小室哲哉が語ったglobeデビュー20周年
http://mdpr.jp/interview/1509015globe20周年を記念した2枚組アルバム「Remode 1」
発売日:2015年8月5日<Disc1>
1.Many Classic Moments
2.FACE
3.You are the one
4.Love again
5.Judgement
6.UNDER Your Sky
7.Shine on you
8.Wanderin’ Destiny
9.SWEET PAIN
10.FACES PLACES
<Disc2>
11.wanna Be A Dreammaker
12.SHIFT
13.garden
14.OVER THE RAINBOW
15.on the way to YOU
16.楽園の嘘
17.FREEDOM
18.Anytime smokin’ cigarette
19.still growin’ up
20.Is this love
小室哲哉(こむろてつや)プロフィール
生年月日:1958年11月27日出身地:東京都
音楽家、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、シンセサイザープログラマー、ミキシングエンジニア、DJなど幅広く活躍。83年、宇都宮 隆、木根尚登とTM NETWORKを結成し、84年にデビュー。93年にtrfを手がけたことをきっかけに、篠原涼子、安室奈美恵、華原朋美、H Jungle With tなど、自身がプロデュースしたアーティストが次々にミリオンヒット。
95年にglobeを結成。8月5日、globeデビュー20周年プロダクト第1弾『Remode 1』をリリースした。
globe(グローブ)プロフィール
新人女性オーディションで選ばれたボーカル・KEIKO、フランス人の父親と日本人の母親を持つ日仏ハーフのラッパー・MARC PANTHER、TMNプロジェクト終了後、数々のプロデュースワークを手掛けてきた音楽プロデューサー・小室哲哉が自らメンバーとして参加するユニット。1995年8月9日、シングル「Feel Like dance」でデビュー。1997年3月、日本初の4大ドームでのコンサートツアーを成功させる。1998年3月31日に3rdアルバム「Love again」をリリース、アルバム3タイトルでの売上が1,000万枚を突破、デビューから史上最短記録を作る。年末には「wanna Be A Dreammaker」が日本レコード大賞を受賞する。
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