『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2、皆を虜にするキングピンの“危険な引力”
マーベル最新ドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2がディズニープラスで独占配信中だ 。本作で一際異彩を放つのが、犯罪王にしてNY市長となった宿敵キングピンである。演じるヴィンセント・ドノフリオをはじめ、製作陣や共演者までもが彼の「闇の魅力」に心酔している。残虐性と人間味を併せ持つ多面的な悪役の底知れなさが、バイオレンスな世界観と共に視聴者を再び熱狂の渦に巻き込んでいる。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2、宿敵キングピンの“闇の魅力”
『デアデビル:ボーン・アゲイン』の主人公は、昼は法で弱者を守る盲目の弁護士、夜は法で裁けない悪を叩きのめす男デアデビルことマット・マードック。そして、彼の宿敵が、裏の顔は残虐な犯罪王にもかかわらずニューヨークの市長へと上り詰めた男キングピンことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)。純粋な悪人というわけでなく人を愛せる面ももつ、多面的で異彩を放つ男の闇の魅力がシーズン2で再び世界中を惹きつけている。
IGNの「Top 100 Comic Book Villains」ランキングでもTOP10内に名を連ねるほど、“ヴィラン史”に深々と名を刻んでいるキングピン。表向きにはNYを立て直そうとする慈善家としてふるまう一方、実は数多の犯罪に手を染め、警察やマスコミさえ買収し支配下に置くなど、裏社会にどっぷりと浸かっており、邪魔者は暴力で徹底的に排除する狂人だ。一方で、その行動の奥には彼なりのNYへの愛があり、人を愛する感情も持ち合わせていたりもする。
そんな“悪”とは完全認定できない強烈な人間味が周囲を惹き付けているようで、ドラマシリーズ『ホークアイ』でキングピンの脅威にさらされたケイトを演じたヘイリーは、「彼は本当に“とてつもない存在感”を持っている」と畏れを口にする。
また、『エコー』でキングピンの義娘マヤ・ロペスを演じたアラクアは、「キングピンはマヤに暴力的な生き方を教え、多くの嘘や裏切りが重なります。その結果、彼女は怒りに満ちた人物になる。この関係性はとてつもなく興味深いものだと思います」と、キングピンという人物の底知れなさを語っている。

本作の製作陣ももれなく彼の虜に。製作総指揮・脚本のダリオ・スカーダペインは、「このキャラクターを書くのが大好きです。彼はこれまで出会った中で最も孤独な悪役です。彼を書くときは喪失感や孤独について考えなければ、私の考えでは、そのキャラクターを正しく描けていないと思います」と、沼にどっぷり浸かりながら熱弁。
製作総指揮のサナ・アマナットは、シーズン2のとあるシーンを振り返り、「あのシーンを撮影したときはとても興奮しました。まるでお菓子屋にいる子どものような気分でした(笑)」とその熱狂を振り返っている。
そして、キングピンに魅せられ続ける当の本人ヴィンセントは、「ヴィランを演じると退屈しないんです。常にいろんな要素を加えなきゃいけないし、完全に自分のままでいることはできない。自分自身でもありつつ、そこに奇妙な要素をいくつも加える必要があるのです。いずれにせよ良い役は良い役だし、脚本が本当に良く書かれていれば、どうしても演じたくなるものなんだ」と、今もなおキングピンに取りつかれている様子だ。

昼は法で弱者を守る盲目の弁護士、夜は法で裁けない悪を叩きのめす主人公のデアデビル。そして彼と敵対する、愛と支配欲を併せ持つ男キングピン。常に迷い葛藤するその姿は両者ともに人間味にあふれている。血みどろの暴力に次ぐ暴力の先に待つ“衝撃”とは?「普通」「無難」といった表現を全て吹き飛ばす、思わず目を背けたくなるほどのバイオレンスなアクションを魅せるデアデビルが闇夜からやってくる。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2はディズニープラスにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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