『ザ・ビューティー 美の代償』© 2026 Disney and its related entities

ライアン・マーフィー最新作『ザ・ビューティー 美の代償』キャストインタビュー&場面写真が公開

2026.01.21 19:30

エミー賞6度受賞(『glee/グリー』等にて)のエグゼクティブ・プロデューサー、ライアン・マーフィーが贈る最新オリジナルドラマシリーズ『ザ・ビューティー 美の代償』が明日 2026年1月22日(木)よりDisney+(ディズニープラス)のスターにて独占配信。

その配信を記念して、主要キャストであるエヴァン・ピーターズ、レベッカ・ホール、アシュトン・カッチャー、アンソニー・ラモス、ジェレミー・ポープによる豪華キャストインタビューが公開されたほか、場面写真も公開となった。

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「完璧な美」は救いか、それとも破滅か

『ザ・ビューティー 美の代償』は、国際的なスーパーモデルたちが壮絶な謎の死を遂げる連続事件を軸に、ハイファッション界の裏に隠された闇と人間の欲望を描き出すサスペンス。FBI 捜査官のクーパー・マドセン(エヴァン・ピーターズ)とジョーダン・ベネット(レベッカ・ホール)がパリへ派遣され、事件の真相を追う中で、人々を“完璧な肉体”へと変貌させる性感染症ウイルスの存在が浮かび上がる。その背後にいるのは、“コーポレーション”と呼ばれる巨大テック企業のカリスマ(アシュトン・カッチャー)。彼は世界を支配する“美の方程式”を守るため、殺し屋“アサシン”(アンソニー・ラモス)を暗躍させていた。

ウイルスの流行が拡大する中、人生に絶望する孤独なジェレミー(ジェレミー・ポープ)は、生きる意味を求め、その混乱に巻き込まれていく。“美”とは進化か、狂気か―。製作総指揮のライアン・マーフィーが現代社会に問いかけるのは、「完璧さを追い求めるこの世界で、我々は何を失うのか」という普遍的かつ切実なテーマ。

『ザ・ビューティー 美の代償』は、美と権力、そして倫理が交錯する近未来の地球を描き、観る者に強烈な余韻を残し、「美とはなにか」という問いを投げかける。

ザ・ビューティー

『ザ・ビューティー 美の代償』キャストインタビュー

――まず、脚本を読んだときに、魅力を感じたポイントを教えてください。

レベッカ・ホール:私は、脚本を読まなかったんです(笑)というか、最初は読んでいなかったんです。その後は読みましたけど。
エヴァン・ピーターズ:彼女は脚本を読まないんですよ(笑)
レベッカ・ホール:いえ、実際はエグゼクティブ・プロデューサーのライアン・マーフィーが説明してくれたんです。彼がミーティングに誘ってくれたんです。朝食ミーティングだったんですけど、彼は私の向かいに座って、できる限り詳しく、パイロット版の最初の5分間くらいは、ほぼ一字一句そのまま説明してくれました。ライアン・マーフィーが、おそらく私がこれまで誰かが説明するのを聞いた中で最もライアン・マーフィーらしい作品について説明しているのを見るのは、私のキャリアの中でも最もスリリングな瞬間の一つでした(笑)なんだか信じられませんでした。どんどんクレイジーで、エキサイティングで、面白くて、とにかくワイルドになっていくばかりでした。 そして彼はこう言ったんです。「それに、すごく華やかにな
るし、素敵な衣装を着られるし、ヴェネツィア、ローマ、ニューヨーク、パリで撮影するんですよ」って。それで私は「仕方ないですね。それならその仕事、引き受けます」って言ったんです(笑)
エヴァン・ピーターズ:ライアンはいつも何か新しいことに挑戦する機会を与えてくれるんです。だから、彼がこの脚本を送ってくれて、世界のために正義を貫き、“コーポレーション”を倒し、愛する人を救おうとするFBI捜査官を演じられることになった時、私は…
レベッカ・ホール:まさに正義の味方ですね。
エヴァン・ピーターズ:そう、正義の味方です。もう即決でした。しかも舞台はヨーロッパ。サングラスをかけて。
レベッカ・ホール:サングラスはすごく重要ですね。かっこよく見えないと。
エヴァン・ピーターズ:あれは大事なんです。ライアンは、私たちがサングラスをかけることにすごくこだわっていました。
レベッカ・ホール:そうでしたね。あと、すごく素敵なコートも。トレンチコートとサングラスでボートに乗って。
エヴァン・ピーターズ:そう、すごく素敵なコート。衣装は素晴らしかったですね。
ザ・ビューティー

――あなたが演じているキャラクターはどんな人物で、そのキャラクターのどんなところに魅力を感じましたか?
レベッカ・ホール:私はジョーダンという、いわゆるタフなFBI捜査官役を演じています。彼女はタフで、とても面白くて、自信満々で、かなり生意気で、不遜で、遊び心のある人物です。でも、そういった態度はすべて、彼女が本当は決して表に出したくない、真の感情を覆い隠すためのもののように見えます。それがとても興味深く、どこか愛らしくて、彼女の魅力になっていると思いました。あの強気な態度や軽口の中に、彼女の弱さを見出す部分を演じるのは、やりがいのある楽しい挑戦でした。

エヴァン・ピーターズ:私はクーパー・マディソンという、タフな FBI 捜査官を演じています(笑)どこに魅力を感じたかというと…クーパーは“金継ぎ”について素晴らしいセリフを言っていますよね。不完全さの中に美しさを見出すという考え方です。クーパーはなんというか、とても良い人で、正しいことをしようとしているんです。そして、人の内面にある美しさを見抜くことができます。特にジョーダンに対してはそうですね。クーパーはまさにそういう人物だと思います。

――捜査官コンビとして共演されていますが、一緒に演技してみて、どんなケミストリーを感じましたか?また、お互いの演技から刺激を受けた部分はありましたか?

エヴァン・ピーターズ:レベッカはとても楽しくて面白い人でした。そして、それが彼女の役柄でもあったんです。彼女自身が言っていたように、まさに自分自身を演じているような感じでした。彼女のおかげで、作品に軽快さやユーモアがたくさん加わり、ややシリアスで、もしかしたら少し重苦しい雰囲気だった作品のバランスが取れたと思います。

レベッカ・ホール:エヴァンは、いわゆる「ごく普通のヒーロー」を演じるのが本当に上手だと思います。でも、エヴァンの演技のすごいところは、常にその奥にたくさんのものが隠されているところです。あなたはそれがとても得意ですよね。だからこそ、彼と共演するのはとても楽しかったんです。なぜなら、私は常に彼の内面を引き出そうとする役柄を演じられたからです。それは楽しかったです。

エヴァン・ピーターズ:私にとっては楽しくはなかったです(笑)でも、あなたがそうしてくれたのは素晴らしかったです。

ザ・ビューティー

――まず、脚本を読んだときに、魅力を感じたポイントを教えてください。
アシュトン・カッチャー:脚本には多くの魅力がありましたが、特にライアン・マーフィーがテーマを自然な会話の中に巧みに織り込んでいる点が印象的でした。登場人物たちがお互いの感情的なやり取りの中で、“美”の理念についてごく自然に語り合っているんです。しかも多様な側面や視点から描いているので、思わず「すごい」と圧倒されました。ライアンのさまざまな視点に身を置き、対話を紡ぎ出す能力は本当に素晴らしいです。複数の視点から語られる物語を全体に織り込むことで、深みが増し、作品全体の質を格段に高めています。

ジェレミー・ポープ:ライアンとはこれまでにも仕事をしていますが、彼が本当に素晴らしいのは、彼の創り出す世界観は常にジャンルを超越していて、観客に新たな感覚やこれまでとは違う感情を呼び起こすことです。この作品では、人は“美”というものを得るために、どこまで突き進むことができるのかという問いを投げかけていると思います。「あなたにとって“美”とは何ですか?」「“美”とどう向き合えばいいのですか?」と。今の社会や世界において、目にしたり、感じたり、読んだりするすべてのものを考えると、私たちは今まさにその問いの中心にいるのだと思います。だからこれは、私たちが今まさに経験していることの、ある意味、増幅版とも言えるものを、興味深い視点で描いた作品だと思いました。“

ザ・ビューティー

――あなたが演じたキャラクターを一言で表すとどんな人物ですか?また、そのキャラクターの“美しさ”はどこにあると思いましたか?

アンソニー・ラモス:私は“暗殺者”で“アサシン“という役柄でしたが、ドラマの進行と共に、少しずつ彼を知っていく過程がありました。脚本は撮影しながら書き進められていたため、先の展開を事前に知ることはできず、本当に何が起こるかわからない中で演じていました。自分のキャラクターについても、最初は多くを知らないままで、第5話や第6話を終えても、まだ学ぶべきことがたくさんありました。だからこそ、撮影が進むにつれて彼の“美しさ”が見えてきたんです。「家族はいるのか?」「どんな過去があるのか?」「なぜ殺しを始めたのか?」そうしたことは後から少しずつ明らかになっていきました。この制作過程全体を通して、私は自分のキャラクターの“美しさ”を発見していったんです。

アシュトン・カッチャー:私は“コーポレーション”という役を演じています。彼は、薬の開発者であり、所有者である兆万長者です。そんな彼の弱さを理解し始めた時、私のキャラクターの中に“美しさ”を見出しました。人は誰しも欠点を抱えていますが、実はその欠点こそが最も美しい部分だと思うんです。不完全であることが、人を惹きつけ、目を離せなくさせる。まるで催眠術のように、人の心をとらえる力があると思います。キャラクターの核心にあるその部分を見つけることが出来れば、それを表現し演じるための、楽しくて興味深く、個性的で、予想外の方法を見つけることが出来るでしょう。私にとって、それはまるでメロディに完璧なハーモニーを重ねるように、キャラクターの弱さの中に潜む、微妙なニュアンスや深みを感じる取ることが出来るような感覚でした。

――(アシュトンへ質問です)役のために参考にした実在の経営者はいますか?
アシュトン・カッチャー:いいえ、特定のビジネスリーダーを参考にしたわけではありません。このキャラクターは、莫大な権力と富を手にし、それを人生における影響力として使っているさまざまな人々の集合体のような存在だと思います。これまで、そういう境地に達した人々が、まるで別人になったかのように劇的に変化するのを目の当たりにしたことがあります(笑)彼らは、世界との関わり方がガラリと変わるんです。そこから多少のインスピレーションは得ました。でも一番重要なのは、演じる人物の中に自分自身を見出すこと、そして同時に、自分の中にそのキャラクターを見出すことでした。おそらくそれが、より広い視点でのキャラクターへのアプローチだったと思います。

――ジェレミー、あなたの役柄について話してください。
ジェレミー・ポープ:私の名前はジェレミーですが、劇中でもジェレミーというキャラクターを演じています。この役を演じる上で重要だったのは、肉体的な変化を経て“新しい体”を得た彼の内面にある真実に深く向き合うことでした。それは、「彼の心の傷」に寄り添うことでした。自分がどこから来たのか、自分が何者なのか、自分の欲望が何なのかを理解し、愛し、受け入れることを学ぶことなんです。それが彼の「超能力」だったと思います。そうした自己受容のプロセスが、彼の本能的な行動や大胆な選択にいつながっていったんです。それが、私がジェレミーというキャラクターにアプローチする際の軸になりました。

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