

『バットウーマン』ルビー・ローズ、降板でなく解雇された?SNSで劣悪な労働環境を告発
2019年秋に米CWで放送開始されたDCドラマ『BATWOMAN/バットウーマン』。その主役を務めていたルビー・ローズはわずか1シーズンで降板したが、実はそれは製作側からの解雇であると主張し、さらには劣悪な労働環境を理由に製作陣らを告発していることがわかった。米TV Lineら複数メディアが報じている。
現地時間10月20日(水)、ルビーはInstagramでシリーズを「辞めた」のではなく「辞めざるを得なかった」と主張。「私は命令に従いましたが、もし残りたいのであれば、私の権利を放棄するような内容にサインしなければなりませんでした。でもどんな脅しやいじめ、脅迫を受けても、私は引き下がりません」
まずルビーは、本作のショーランナーであるキャロライン・ドライス、製作総指揮のグレッグ・バーランティとサラ・シェクター、そしてワーナー・ブラザース・テレビジョングループ(WBTV)の元会長ピーター・ロスらを名指しで非難。撮影で怪我を負って2つの椎間板ヘルニアを治す大手術をしたルビーに対し、わずか10日で仕事に復帰すること、さもなくば「クルーやキャスト全員が解雇されることになる」など、ロス氏から脅すような発言があったという。またドライスは、怪我の事実を知っていながら後にそれを完全に否定し、ヨガ中に起こったことだと発言を覆したと主張した。ルビーはヨガをしないという。
そのほかにも本作の危険な撮影方法を示す数々の事例が挙げられ、手術を受けた後、ルビーは自分で運転できないことをプロダクションに伝えたが、運転手の派遣を拒否された挙句「タクシーを呼んでくれ」と言われたこと、共演者のダグレイ・スコット(父親のジェイコブ・ケイン役)が「女性のスタントダブルを傷つけた」、「女性に向かって"ビッチ"と怒鳴った」ことなども主張している。スコットの広報担当者は、現時点ではコメントを発表していない。
こうした一連の主張に対しWBTVは、ルビーの告発や彼女が降板に至った経緯について以下のように声明を発した。「ルビー・ローズがプロデューサー、キャスト、スタッフ、ネットワーク、スタジオに向けてオンラインで非難をしていますが、ワーナー・ブラザースは、職場での行動に関する複数の苦情に基づいて、『バットウーマン』のシーズン2にルビーを起用しないことを決定していたというのが真実であり、関係者を尊重するために慎重に検討され非公開で処理されました」
現在はルビーに代わり、『MACGYVER/マクガイバー』の出演で知られるジャヴィシア・レスリーが『バットウーマン』の主役を務め、ライアン・ワイルダーという全く別のキャラクターを演じている。(海外ドラマNAVI)
Photo:
ルビー・ローズ©Faye S/Famous
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