『プロディガル・サン』打ち切りに、トム・ペインらキャスト「予想外で驚いた」

2021.05.13 18:00

提供：海外ドラマNAVI

複雑な家庭で育ったプロファイラーの活躍を描くクライムスリラー『プロディガル・サン　殺人鬼の系譜』。シーズン2をもって終了することはお伝えしたばかりだが、このニュースに出演者自身も驚いているようだ。米TV Lineが報じている。

同作で、ギル・アローヨを演じるルー・ダイアモンド・フィリップスは、ソーシャルメディアに衝撃と悲しみのコメントを発した。「ワオ、がっかりだ。こんなことになるとは思わなかったよ。『プロディガル・サン』の視聴者は、私がこれまでに出会った中で最も素晴らしく、楽しく、最高のファンだった」と記載した。

放送局のFOXは打ち切りの理由を公にしていないが、視聴率が理由だと言われている。そのほかの出演者たちも同様に、コメントを発表。

主演のトム・ペインは自身のTwitterで、「素晴らしい旅路だった。マルコムを演じることは喜びであり、特権でもあった。ネットワークテレビにおける最高のキャストの集まりで、最もユニークな作品だ。この作品はとてもスタイリッシュに製作した。私たちと一緒に楽しんでくれた皆さんに愛を込めて。最後の2話を見てね。とても素晴らしいから」とコメント。その数時間後さらに、「みんな、このシーズンのファイナルはとても素晴らしいものだよ。そして、最終的には、ある種の必然性がありけど、それはある種の空白を残した状態にしてあるんだ。僕はこの仕事に心血を注ぎ込んだから、それをTVのスクリーンで見てもらえると思っているよ。早く皆に見てもらいたいね」とも綴った。

What a trip. Playing Malcolm has been a joy and a privilege. The best cast on network TV and the most unique show around. We did it in style. Love to everyone who enjoyed it all along with us. And check out the last two eps! THEY ARE AMAZING. #ProdigalSon

— Tom Payne (@justanactor) May 11, 2021

また、マルコムの母、ジェシカを演じたベラミー・ヤングは、「素晴らしいファンの皆さん、この冒険を共にしてくれてありがとうとお伝えしたかった。理解してもらっていると思うけど、この物語を伝え続けることができないのが残念だわ。でも、最後の2話は"スタイリッシュ"に旅立つの。皆さん、大好き」と述べた。

『プロディガル・サン　殺人鬼の系譜』最終話は本国アメリカで5月18日（火）に放送予定。（海外ドラマNAVI）

Photo: