

『新ビバヒル』アナリン・マコード、解離性同一性障害であることを告白
大ヒット青春ドラマのリブート版として製作された『新ビバリーヒルズ 青春白書』のナオミ役で知られるアナリン・マコードが解離性同一性障害(かつては多重人格障害と呼ばれていた)と診断されたことを告白した。米US Weeklyが報じた。
「私は恥ずかしいということには無関心。恥ずかしいという気持ちになるものはもうないの」と、精神科医ダニエル・エイメン医師のYouTubeで語ったアナリン。「そうなることで、社会に蔓延しているトラウマやそういうものを、恐ろしいものとして明確に伝えることができるようになる」
2008年から2012年まで5シーズンにわたり『新ビバヒル』でナオミ・クラークを演じたアナリンは、過去の役が彼女の診断に役立ったと述べている。
「黒髪のウィッグを付け新しい人格で現れたと思えば、私はフラワーチャイルドで、女優で、そしてどんな役も分裂させる能力がある。今までの役はすべて分裂していたけど、『新ビバヒル』をやるまでそのことに全く気付いていなかったの」とアナリン。『新ビバヒル』のシーズンの合間にはホラー映画『Excision(原題)』の撮影も行っていたが、「私は知的で、精神的に不安定な、変わっている女の子を演じたのだけど、自分の内面の感覚ととても近かったの。(その役を演じたことで)自分をさらけ出して、自分と向き合って、無意識に再びトラウマを与えていたんだと思う」
彼女は続けて、「クレイジーなのは、火曜の午前2時に映画の撮影を終えて、水曜日の正午にはハッピーでクレイジーなビバリーヒルズのブロンドの女の子を演じなくてはいけなかったこと。私は彼女(ナオミ)を見つけることができなかったわ。私は暗く、ポーリンというキャラクターと深く繋がってしまって、抜け出せなくなったの」と当時を振り返った。
アナリンはこれまでも自身のトラウマ経験について率直に話しており、過去には性的暴力を受けたことについても告白していた。
自身の本当のアイデンティティは"共意識"であり、分裂した別のアイデンティティを"小さなアナ"と呼んでいることも明かした。「彼女は厄介で小さな生き物だけど、私を地獄から抜け出させてくれたから、とても感謝しているの」
アナリンは、この障害に対する世間の印象や人々の反応を変えていきたいと語っている。(海外ドラマNAVI)
Photo:
アナリン・マコード
© FAM020/FAMOUS
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