レンジで作れる！福島のご当地パン「クリームボックス」再現レシピ

福島のご当地パン「クリームボックス」の再現レシピ

「クリームボックス」は福島県郡山市で45年愛され続ける名物パン。厚切り食パンに白いミルククリームをたっぷり塗った菓子パンで、とろけるような味わいで大人気です。しかしながら、市外ではほとんど見かけないため、範囲外の人にとっては幻といっても過言ではありません。

オンラインショップでお取り寄せできますが、自分で作れたら嬉しい……。本記事では「クリームボックス」の再現レシピをご紹介します。詳しい記事はこちら▼

溺愛されるご当地パン「クリームボックス」とは？福島県郡山のソウルフードを実食

材料（2～3枚分）

調理時間：20分・厚切り食パン……2～3枚
・グラニュー糖……大さじ3杯
・コーンスターチ……大さじ2.5杯
・無塩バター……10g
・生クリーム……100cc
・牛乳……100cc

クリームたっぷりなら食パン2枚、通常量なら3枚です。お好みに合わせて調整してください。

作り方

1. 先に粉類を混ぜる

鍋で加熱する方法もあるのですが、より手軽に作るために今回は電子レンジを使用します。容量500ccほどの大きめの耐熱容器を準備するといいでしょう。

まず初めに、容器にグラニュー糖とコーンスターチを入れよく混ぜ合わせます。

2. 液体類を加えてよく混ぜ合わせる

粉類を混ぜたら、続いて牛乳と生クリームを加えます。粉っぽさが残らないよう、よ～く混ぜ合わせてくださいね。あれば小さなホイッパーを使うといいですよ。

よく撹拌したらふんわりラップをして、電子レンジを500Wにセットします。

3. 2分＋1分30秒＋αレンチンする

2～3回に分けて電子レンジ加熱します。まずは500Wで2分レンチンし、一度取り出してよく混ぜてください。再び1分30秒加熱し同じように撹拌します。この時点でだいぶトロミが付いていますが、足りないようなら30秒ずつ加熱しましょう。

※お使いの電子レンジやオーブンによって加熱時間が異なります。最悪の場合発火の恐れもあるため、必ず様子を見ながら調整してください。

4. 仕上げにバターを加える

クリームが熱いうちにバターを加えかき混ぜて溶かします。バターを加えることで風味がグッと増し、よりおいしいミルククリームになりますよ。再現度も上がるので最後のひと手間として忘れないようにしましょう。

5. ミルククリームを冷ます

完成したミルククリームは一度完全に冷ましましょう。粗熱が取れたらバッドに移しかえ、冷蔵庫に入れると早く冷えます。その際、乾燥防止のためにラップをクリームの表面に密着させるとベターです。

6. パンに塗ってトースターで焼く

ミルククリームは冷えるとさらにトロミが出て、ぽってりとしたテクスチャーになります。しっかり冷えたことを確認できたら、パンに塗りトースターで3～4分焼いて完成です。

さあ、手作りクリームボックスができあがりました。どれだけ本物に近づけているのか実際に食べて確認してみましょう。

本家超えかも!? かなり再現度の高い味わい

さっそく焼きたてを食べてみると、バターの香りがふわり♪クリームはやさしい甘さでとってもミルキー。ふわふわトロトロのミルククリームと、さっくりしたトーストの食感がたまらないおいしさです。

完全再現どころか、もしかしたら本家を超えているかもしれません。ちょっと大袈裟かもしれませんが、それくらいいい味になりました。本来は小さめのパンのところ、通常サイズのしかも厚切り食パンなので満足度100％！

電子レンジ加熱のポイントと注意点

通常、鍋でダマができないように絶えずかき混ぜて作るミルククリーム。電子レンジを使用する場合は途中でかき混ぜられないので、2～3回に分けて加熱し、都度よく撹拌するのがポイントです。

ちょっと目を離した隙に、温まったクリームが容器からあふれ出てしまうこともあるので、心配ならば加熱時間をもっと細かく分けてもいいでしょう。合計で3分30秒以上加熱してください。

※やけどには十分に注意してください

レンチンで手軽に再現！極上ご当地パン

想像以上の味わいになった、手作りクリームボックス。お土産やお取り寄せでしか食べられなかった現地の味を忠実に再現できました。

ちょっと時間のあるときにクリームを作っておけば、パンに塗って焼くだけで至福のおやつを楽しめます。密封容器に保存すれば2～3日持ちますので、ぜひこの機会にお試しを♪おすすめの記事はこちら▼

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