宮藤官九郎(C)モデルプレス

28年前期朝ドラ「ほんのモキチ」タイトルは「40個くらい考えた」脚本家・宮藤官九郎が明かす由来

2026.06.04 13:47

NHKは2026年6月4日、2028年度前期のNHK連続テレビ小説「ほんのモキチ」の制作・主演発表記者会見を実施。脚本を務める宮藤官九郎がタイトルの由来を明かした。


宮藤官九郎、朝ドラ「ほんのモキチ」タイトルの由来明かす

女優の河合優実が主演を務める本作は、朝ドラ史上最も不仲な夫婦・斎藤茂吉と輝子の物語。宮藤は、タイトルについて「“気持ち”とかけました。気持ちってすごくいい言葉だなと思う。『ほんの気持ち』や『気持ち多め』とか、『ちょっと』っていう意味が常に気持ちの中にあるので、『ほんの気持ちです』っていう行為とか、(茂吉は)これだけ頑張って病院のことも頑張ってやってるし、歌の世界では一流の天才って言われてる人なのに、奥さんからしたら“ほんのモキチ”なんだ、っていうその2つの意味をかけました」と説明した。

また「(タイトルを)40個くらい考えたんです。自分で20個くらい出して、その中に残った1個なので、もうちょっとリアクションがあるかなと思ってさっき言ったんですけど、そうでもないなと思って(笑)。大丈夫ですか?まだ変えられますけど…」と笑顔を見せ、笑いを誘っていた。また、記者から「茂吉さんをタイトルにしたというのは輝子視点の物語だからでしょうか?」と質問が。これに宮藤は「そうです。輝子さんが主人公なんですけど、輝子さんがそう思ってるっていうところなんで、あえて旦那の名前をタイトルにしました」と明かした。

河合優実主演朝ドラ「ほんのモキチ」

第118作目となる本作の主人公は、歌人・茂吉とその妻・輝子をモデルにした"朝ドラ"史上<最も不仲な夫婦>の物語。輝子は、日本を代表する歌人・茂吉の妻として、献身的に夫に尽くすわけでもなく、"悪妻"と呼ばれながらも、ひたすら自分に正直に、自由に生き、晩年にはエベレスト登山をはじめ、世界108か国を旅し、"痛快ばあさん"として名を馳せた。鬼才・宮藤が「あまちゃん」(2013年度前期)以来15年ぶりに連続テレビ小説を執筆し、究極のでこぼこ夫婦を、笑いたっぷりに描く。

同作では、登場人物名や団体名などは、一部改称。家事も育児もせず、そのくせ口が悪く、奔放で負けず嫌いで派手好きな上やたら前向きな妻・テル子と、大病院の院長で数々の名歌を詠んだ偉人だが、陰気で粘着質で冴えない風貌の婿養子ゆえ、人望もない残念な夫・モ吉の物語をフィクションとして描く。(modelpress編集部)

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