「光る君へ」まひろ(吉高由里子)、源氏物語「若紫」執筆の着想源に感動の声「最高にロマンチック」「繋がった」
2024.09.09 09:14
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女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第34話が8日に放送された。吉高演じるまひろが「源氏物語」の人気ストーリー「若紫」を執筆するシーンが反響を集めている。<※ネタバレあり>
吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」
平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。「光る君へ」まひろ(吉高由里子)、物語を書き進める
一条天皇(塩野瑛久)と中宮・彰子(見上愛)の関係を進展させたいと願う道長のため、一条天皇へ献上する物語を書いたまひろ。その物語は一条天皇の心をとらえ、道長はまひろへの褒美として、川辺で出会った幼き頃のまひろと三郎(道長)の姿が描かれた扇を贈った。その後もまひろは物語を書き進め、次第にそれが宮中の話題を集めるようになるが、一条天皇と彰子の関係は深まらないまま。ある日、まひろは道長から贈られた扇を見つめながら「小鳥を追っていった先で出会ったあの人…。あの幼い日から、恋しいあの人の傍でずっとずっと一緒に生きていられたら、一体どんな人生だっただろう」と道長と出会った日を振り返り、思いを巡らせる。そのとき、庭先から羽ばたいていった雀を見つけたまひろは、何かを思いついたように筆をとり「『雀の子を犬君が逃してしまったの。籠をふせて閉じ込めておいたのに』と大層悔しそうにしております」と書きはじめた。
「源氏物語」の「若紫」誕生シーンが話題に
これは「源氏物語」の中でも人気の高いストーリーである「若紫」の一節で、主人公・光源氏と少女・若紫(後の紫の上)が出会うシーンで描かれている。道長から贈られた扇が着想源となって「若紫」執筆シーンが描かれ、視聴者からは「道長との出会いから着想を得て『若紫』がここに誕生!」「胸熱」「最高にロマンチック」「道長、このエピソードに気付いてくれるかな?」「自分の初恋の記憶を物語に…すごい!!」「余韻が残るシーン」と反響が。なお、まひろと道長の出会いが描かれた第1話(1月7日)放送時から、このシーンは「若紫」のオマージュであると推測されており、今回の展開に「第1話からのロングパス」「ついに繋がった」「伏線回収」「見事な脚本」「感動した」といった声も上がっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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