「どうする家康」岡田准一「勝手に涙が流れてきた」後輩・松本潤との共演で生み出せた信長像とは
2023.07.22 13:50
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俳優の岡田准一が、23日放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~)第28回を前に、コメントを寄せた。
松本潤主演「どうする家康」
今作は、希代のストーリーテラー・古沢良太氏が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描いた、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント作品。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代(のちの家康)が、三河武士の熱意に動かされ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込み、死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく。家康役を嵐の松本潤、信長役を岡田が演じる。
岡田准一「どうする家康」での織田信長像とは?
岡田は、今作の信長という人物について、「信長は、愛情を伝えるのが苦手な人、いち早く結果を求める人だと思っています。信長なりに周囲に愛情をかけているけれど、厳しく接するからそれが相手には伝わりにくい。競争させて人を育てるのは得意だけれど、愛情は伝わっていないので、ただ恐怖で人を従えている様に見えてしまうし、競い合わせる中で反発する人も生み出してしまうのだと思います」とコメント。「史実上の信長も、浅井長政など、可愛がってきた人たちから度々裏切られています。周りに愛情をかけているつもりなのに、気付かれない上に裏切られる。そして何度も裏切りに合っているのに心の底では裏切りに慣れていない…不器用で分かりにくいけれど、愛があって、本当はシンプルでピュアな人なのかなと思っています」と解釈した。
岡田准一、松本潤とだからこそ生み出せたキャラクター
また、「信長は皆さんから愛されている戦国武将の1人で、視聴者の皆さんもそれぞれの信長像をお持ちだろうと思います。今作なりの信長をつくり上げるのは自分にとって挑戦でしたが、各登場人物が家康に対してどんな役割を担うかが描かれている脚本だったので、それをいかに全うするかということと、実際も先輩後輩の関係性である僕と松本くんだからこそ生み出せるキャラクターにしたいという思いで務めてきました」と役作りにあたり、事務所の後輩・松本との共演が大きな軸になったという。「意識してきたのは、家康に対してプレッシャーを与え続け、彼にとっての大いなる壁でいること。特に、プレッシャーを与えるだけでなく、その裏にある家康への期待や愛を見え隠れさせ、本当は心を許しているのでは…と思わせる何かを出したいというのは考えてきました」と語った。
岡田准一「勝手に涙が流れてきた」撮影秘話
さらに、「ただ、今作は家康をメインにした物語なので、映像上で信長の生涯を見せられる訳ではない。少ないシーンの中でインパクトを残し、作品における役割を全うするという意味では、家康に対する思いのぶつけ方も、重めにやらないとさらりと流れていってしまうなと危惧していました。恐怖の対象でもあり、兄のような存在でもあり、時には強く、時には厳しく、時には怖く、時には優しく。振り返って、やり過ぎたかなと反省していることもありますが、家康への愛は重めですよね(笑)」とも。「それが特に現れていたのが第14回『金ヶ崎でどうする!』で、家康から『お前の心のうちなどわかるものか』と言われて信長が涙を流すシーン。正直あのシーンで泣くつもりはなかったのですが、演じてみたら勝手に涙が流れてきたので、それはそれでありなのかなと、自分の中の信長の感情に従おうと思ったのを覚えています」と撮影秘話を告白した。
岡田准一、家康と信長の関係を語る
岡田は、家康と信長の関係について「ぶつかり合うことはあっても、幼い頃から家康を特別に思っているのは確かです。でも時が経つにつれて、家康も弱小国のあるじだったのがどんどん成り上がり、立場も変わって。信長のせいで愛する妻子を亡くすことになったり、状況も変化している。そうした中で2人の関係も徐々に変わり、気持ちがすれ違ってきているのかなと思います」と説明。「頼りにしているし期待もしているけれど、素直に言葉にせず探り合うし、裏切られる恐れもある…それが表に出てきたのが第27回だったかなと思います。家康は天下を背負う重みを感じつつも、信長のやり方に疑問を持ち、討つべきかという選択を迫られています」と振り返る。
最後に「第28回はいよいよ本能寺の変が描かれます。今回は本能寺の変をどう描き、信長がどんな最期を迎えるのか、お楽しみいただけたらと思います」と伝えている。(modelpress編集部)
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