Snow Man目黒蓮、主演の立ち振る舞いは木村拓哉・大泉洋を参考「自分ももし迷ったときに…」<トリリオンゲーム>
2023.07.14 06:00
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7月14日スタートのTBS系金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(毎週金曜よる10時~※初回15分拡大)で主演を務めるSnow Manの目黒蓮が取材に応じ、ハル役への思いと役作り、主演としての在り方などを語った。
目黒蓮主演「トリリオンゲーム」
原作は「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で好評連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一の同名漫画。現在6巻まで刊行され、「マンガ大賞2022」のノミネート作品にも選ばれた人気作品。“世界一のワガママ男”のハルと、“気弱なパソコンオタク”のガクという正反対の2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメント。主人公のハルを目黒、ガクを佐野勇斗が演じる。
目黒蓮、連ドラ単独初主演&ハル役への思い
本作が連続ドラマ単独初主演となる目黒。「素直に嬉しかったです。それと同時に今まで自分がやらせてもらった役とは全然違う役だったので、そこへの不安がありました。でも、やっぱりワクワクの方が勝っていたと思います」と決まったときの心境を明かした。自身とは“真逆”な性格というワガママなハル役については「原作をたくさん読みました。『トリリオンゲーム』という作品の答えは、すべてそこに載っているので、たくさん読むことと、生身の人間が演じるということで、どうリアルさを出すのか、自分の中で探りながら役作りしました」と説明。さらに、ハルという人物について「次になんて返すんだろうとか、なんて言うんだろうとか、わからないところがすごくワクワクするキャラクターだなと、読んでいて引き込まれました。取引先の相手にも駆け引きもしていて、そういうのも見どころの一つだなと、たくさんの魅力が詰まった人だと思います」と印象を語り、「自分には、たくさんの人がいる場で話を回すコミュニケーション能力はない。ハルは自信に満ち溢れていて、はったりを言うときも自信たっぷりに言ってしまう。だから疑いがないように見えてしまう。ハルは常に自信があって、自分はそんなに自信がなくて…最近徐々に自信を持てるようになってきたぐらいなので、ハルを見ていて羨ましいなと思います」と自身とハルを比較した。
ハルとは違うからこそ、「そういう人になれるのが、お芝居の楽しいところ」と話す目黒。「今までが結構クールな役が多かったので、現場にいるときも、なんとくなくその役に近いテンションでいて、本番に入っていくのが、自分のスタイルだったのですが、今回は現場に行ったら明るいテンションでいられるんです。だから、いつもの自分とは現場の居方がちょっと違うなと思います」と現場での振る舞い方も明かした。
その一方で「ハルとの共通点も探した」という。「ゼロから成り上がっていく姿は、自分のジャニーズJr.の頃と今を比べると、自分とも似ているなと思う部分があって。ここまで自分もやって来れたのだから、成り上がろうとするハルを演じられるんじゃないのかなと思いました」とこれまでを振り返り、共通点を見つけていた。
目黒蓮、役作りのこだわり語る
また、見た目のビジュアルについては、原作を参考にしながら作っているそうで、「最初の段階のとき、作品に対するリスペクトがあるので、メイクさん含めスタッフさんたちと、漫画を見ながら、ハルを再現していきました。あと、共通点もあって、顔の系統が離れてないなって(笑)。原作だと長い髪なので、髪型も寄せていって、みんなで意識しながら作っています」とこだわりをみせた。見た目だけではなく、現在は撮影と同時に監督と話し合いながらハルという役を作っている最中。「テンション感ももちろんですが、佐野くん演じるガクとの関係性がこの作品では柱になると思います。これからほかの共演者の方とお芝居をしていくことになりますが、ガクに対する感じとはまた少し違ってくると思うので、そういう違いも出せるよう今話しています」と明かした。
そんなガクについて「多分ハルのガクに対する信頼度ってすごくあると思うんです。『お前なら絶対勝てるよね』『お前なら絶対楽勝だよね』って、ハルは自分にはないものをガクが持っているとわかっているし、逆にガクにないものをハルが持っているから、この2人が合わさったときに最強のペアになる。同じような2人がいるときとは全然違う2人の関係性になっていると思います」と2人の関係性を分析した。
目黒蓮、木村拓哉・大泉洋ら先輩たちを参考に
そして、本作が連続ドラマ単独初主演となるため、主演として現場で意識していることを聞かれると「自分では主演だからというのはなくて」と前置きし、「映画『わたしの幸せな結婚』のときもそうだったのですが、自分はまだまだ学ばないといけないことがたくさんあるので、学びに行くという感じです。あとは、とにかく一生懸命やる。一生懸命やって誰かが見ててくれたら、なにかが得られるかもしれない」と自身のスタイルを明かした。“意識していることはない”と言いつつも、これまで事務所の先輩含め、主演を務めた方をたくさん間近で見てきた目黒。「例えば木村(拓哉)さんは、ドラマ『教場』でご一緒したとき、ずっと風間教官のまま。なので、別の仕事でSnow Manと木村さんでお会いし、楽屋に挨拶しに行ったとき全然雰囲気が違うなと思いました。風間教官の木村さんしか知らなかったので、普段を知ることができました。ということはみんなが役に入りやすいように風間教官としてあの現場にいてくださったんだなと思いました。あと大泉(洋)さんは、自分が納得するまで監督と一緒に話し合われている姿を見て、素晴らしい作品を届けるためには、大事なことなんだと思いました」とこれまで学んだことを振り返り、「自分ももし迷ったときに、先輩たちを思い出してやっていきたいなと思います」と気合いをのぞかせた。
目黒蓮、初回放送に向けてメッセージ「とりあえず1話は絶対に見て」
最後に初回放送に向けて、「とりあえず1話は絶対に見てほしいです。今の時代、言いたくてもなかなか言えないような気持ちって、多分各々にあると思うんですけど、そこへの気持ちよさもあるし、ハルとガクのペアがどこまで行くのか、心理戦もあって、『私も会社でこういう目標を持ってみようかな』『口に出してみようかな』と思える1話になっていると思います」と視聴者にメッセージを送り、「とにかく1話絶対に見てくださいって書いてください!お願いします!」と記者に向かって笑顔でお願いした。(modelpress編集部)第1話あらすじ
就活中の大学生・ハル(目黒蓮)は、日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の採用面接で、中学の同級生だったガク(佐野勇斗)と再会する。天性のコミュニケーション能力とハッタリで内定を獲得したハルは、「ドラゴンバンク」の内定式当日、ガクが不採用だったことを知る。ガクの豊富な知識とプログラミングスキルを見抜けなかった同社に見切りをつけて、ハルはあっさり内定を辞退。最終面接で面接官を務めた社長令嬢・桐姫(今田美桜)もろとも「ドラゴンバンク」を手に入れると言い放つ。ハルはガクと組んで1兆ドルを稼ぐロードマップを描き、その無茶苦茶な夢に乗るガク。二人は事業計画も起業資金もゼロから「トリリオンゲーム」社を起業し、型破りな方法で資金集めに乗り出す。まずは、世界トップレベルのハッカーが集まる大会「セキュリティチャンピオンシップ」に参加して…。
【Not Sponsored 記事】
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