テレ東、深夜ドラマを多数制作する意図明かす

2023.03.01 15:51 views

テレビ東京は1日、同局にて4月編成説明会を実施。深夜ドラマに注力する理由についてコメントした。

テレ東、深夜ドラマに注力する意図

10作のシーズンにも及ぶ人気作「孤独のグルメ」をはじめ、多くの人気深夜ドラマを輩出してきた同局。4月期の改変では、「かしましめし」（毎週月曜よる23時06分～）、「隣の男はよく食べる」（テレビ東京系／毎週水曜深夜0時30分～、Paraviにて4月5日夜9時より毎話独占先行配信）、「ゲキカラドウ2」（毎週木曜深夜0時30分～）、「クールドジ男子」（毎週金曜深夜0時52分～）、「私と夫と夫の彼氏」など複数の作品が名を連ねている。

複数の深夜ドラマを制作し続ける意図について問われると、同局の平山大吾総合編成局編成部部長は「IP、コンテンツを持つ上でドラマは大きい。時代的に各局もドラマも増やしていると思います。配信、リアルタイムで観られるかを左右しているのはドラマが大きい」と局のコンテンツとしてドラマの占める割合が大きいことに言及。「『孤独のグルメ』でシーズン10までいっているのをみると、こういったものが生まれるのがブランドイメージとして大きいと思っているので」と同局と深夜ドラマの結びつきについてもコメントし「ドラマからいろいろやることによって生まれるものが非常にあるかなと思っています」とドラマを生み出し続ける理由について明かした。

4月期について「今回もかなり意欲的で、一つの方向にまとまらずに大きな面でやると、やはり数をこなすことが非常に大事なので、非常にそれぞれ一つ一つ期待しています」と述べ「各局深夜ドラマが強くなっているときでも、テレビ東京は枠を持っているということで『深夜ドラマはテレビ東京』と思っていただければと強く思っています」と、今後は配信も念頭に入れたドラマも意識して制作していくと計画を明かしていた。