中村アン・戸塚純貴・佐藤寛太ら、大型SPドラマ「キッチン革命」追加キャスト総勢14人一挙解禁
2023.02.02 05:30
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3月25日・26日の2夜連続で放送されるテレビ朝日系大型スペシャルドラマ『キッチン革命』に出演する追加キャスト総勢14人が解禁された。
大型スペシャルドラマ「キッチン革命」
戦前から戦後にかけての激動期、“食に関わる革命”を起こした実在の女性たちをモデルに、2人のヒロインの挑戦をパワフルに描く、2夜連続スペシャルドラマ『キッチン革命』。第1夜は葵わかな、第2夜は伊藤沙莉という旬の女優陣が主演を務め、林遣都、成田凌という人気実力派がそれぞれのヒロインを支えるパートナーとして出演。さらに名女優・薬師丸ひろ子が2人のヒロインをつなぐ存在として登場することも発表されている。
「キッチン革命」第1夜追加キャスト発表
そして、総勢14人の追加キャストを一挙公開。大型スペシャルにふさわしく、錚々たるメンバーがズラリ勢揃い。力強い風を作品に吹き込み、“革命”を盛り立てる。今では誰もが当たり前のように使っている計量カップ、計量スプーン。第1夜は、それらを考案し、あらゆる家庭で豊かな食生活が営めるよう、現代でいうレシピ=“料理カード”を作った女性医師・香美綾子(葵)の奮闘と、先輩医師・昇一(林)との愛の物語を描く。
バイタリティーあふれる綾子の父・茂雄を演じるのが、杉本哲太。名バイプレーヤーとして、『相棒』シリーズなど数々の作品で深い余韻を残してきた杉本が、本作では娘を心配しながらも困難な道へと送り出す父親の苦悩を表現する。また、料理上手で愛情深い母・房枝を演じるのは、キャリアウーマンから母親まで多彩な役柄をこなす石田ひかり。大好きな母・房枝の死は綾子に大きな衝撃を与え、彼女が医学界に進むきっかけとなる。
綾子の情熱に巻き込まれる個性豊かなキャラクターを体現するのは、名うての名優たち。85歳を超えてなお精力的に活動する名優・伊東四朗は、綾子が教えを乞う料亭の親方・深谷辰之助として威厳たっぷりに登場。世界的にも評価の高いベテラン女優・筒井真理子は、綾子の奮闘を支えるしっかり者の叔母・横田フネに扮する。
昨年末に放送された『森村誠一ミステリースペシャル終着駅シリーズ・ファイナル 十月のチューリップ』(テレビ朝日)の熱演も記憶に新しい美村里江は、綾子のカード作りを手伝う料亭の仲居・藤子を朗らかに演じる。映画『レジェンド&バタフライ』など話題作のオファーが途切れることのない和田正人は、綾子につらく当たる先輩医師・熊井役で作品にスパイスを効かせる。
さらに、シリアスからコメディーまでどんな役柄にも自分を染められる実力派・渡部篤郎が、綾子を導く東京帝大医学部教授・花園順三郎を飄々と演じ、ドラマに深みをもたらす。
「キッチン革命」第2夜追加キャスト発表
第2夜は戦後復興の荒波の中、暗く寒々しかった台所に光り輝くステンレスのダイニングキッチンを導入した日本初の女性建築家・浜崎マホ(伊藤)の改革を、エネルギッシュに描く。確かな演技力と自然体の魅力で男女問わずファンの多い女優・中村アンが演じるのは、マホの右腕となる住宅公団設計課長・本郷義彦(成田)の妻・栄子。彼女は、はからずもマホに重要な設計ヒントをもたらす存在となっていく。巧みな表現力が際立つ若手俳優の2人、戸塚純貴、佐藤寛太は本郷の部下である津川修平、倉木明夫を熱演。理想の台所づくりに向け、情熱を燃やす若き設計技師たちをこぞって体現する。
このほか、第2夜も演技巧者のベテラン勢が脇を固める。唯一無二の存在感が魅力の毎熊克哉は、猪突猛進な妻をやさしく包む主人公の夫・浜崎隆二役。いまや俳優としてだけでなく監督業でも評価される板尾創路は日本住宅公団副総裁の執務補佐・富岡を、寺島進は板金工場を切り盛りする頑固一徹な工場長・村木を演じ、作品に緊張感を呼び込む。
さらに、北村一輝が初っ端からマホと対立する日本住宅公団副総裁・鈴木仙吉として作品世界に降臨。ドラマをピリッと引き締めていく。(modelpress編集部)
第1夜あらすじ
1909(明治42)年、実験と数字が好きな10歳の少女・綾子は、最愛の母・房枝(石田ひかり)を病気で失い、「お母さんのような人を助けたい」と決意。父・茂雄(杉本哲太)の反対を押し切り、東京女子医専に進学する。1926(大正15)年、女子医専を卒業した綾子(葵わかな)は東京帝大医学部附属医院の内科に入局。しかし男尊女卑の時代、綾子は男性医局員たちに冷遇される日々を送る。担当した脚気患者からも、「担当を男性医師に変えてほしい」と要望を出されてしまう。
失意の綾子を救ったのが、医局の先輩医師・香美昇一(林遣都)だった。彼は人付き合いが苦手で研究ばかりしている“変人”だったが、昇一は「君は、医者として日々やるべきことをやればいい」と綾子を鼓舞する。そんな2人がはじめたのは胚芽米の研究。当時、脚気は有効な治療法が確立されていなかったが、昇一はビタミンB1が多く含まれる胚芽米に光明を見出したのだ。
しかし、胚芽米はおいしくないため患者にも嫌がられてしまう。そこで綾子は料理上手な叔母・横田フネ(筒井真理子)に胚芽米を炊いてもらい、誰でもおいしさを再現できるよう時計や温度計、秤などありとあらゆる“モノサシ”を用意。胚芽米をおいしく炊くための条件を“数値化”していく…。
恩師・花園順三郎(渡部篤郎)の助言もあり、予防医学の観点から栄養学を極めようと決めた綾子は、家庭料理には栄養バランスの整ったおいしいレシピが必要だと考える。だが当時、料理の作り方は明文化されておらず、料理人の勘や腕、経験だけの世界だった。綾子は有名料亭の親方・深谷辰之助(伊東四朗)らに反発されながらも、料理法を数値化しようと奮闘して…。
第2夜あらすじ
1955(昭和30)年、日本住宅公団の設計課は、いつになくざわついていた。新たに公団住宅を作るにあたって、設計課長の本郷義彦(成田凌)が“お台所のマホ様”とよばれる浜崎マホ(伊藤沙莉)に設計チームのアドバイザーを依頼したためだ。マホは、日本初の女性一級建築士。海外育ちで日本の様式美を無視する曲者ともいわれていた。初めの顔合わせで、マホはいきなり「一戸あたり13坪では狭すぎる」と公団の決定に異を唱え、従来の日本家屋で北側にあった台所を南側に置くことを提案。これまで寒い場所での苦しい作業だった“台所仕事”を快適なものにしたい、という理想からだった。
しかし、戦後日本のひっ迫した住宅事情から13坪という面積は覆らず、マホは“狭さに挑戦する”ことを決意。“妻・栄子(中村アン)のためにも素敵な台所を作りたい”という熱意を秘めた本郷とともに、理想の台所作りに向けて奔走する日々がはじまる。
狭い台所では動線の確保が困難で、料理がしづらい。そこでマホが思いついたのは、流し台の配列の変更だった。“動ける場所を広くする”のではなく、“動かないですむ”ようにする逆転の発想だった。さらに、じめじめして掃除が大変だった“ジントギ(人造石を成型して研ぎ出した素材)”の流し台を、汚れが落ちやすく、錆びないステンレスに変えることも提案。だが、国内でステンレスを生産している会社はなく、マホは住宅公団副総裁・鈴木仙吉(北村一輝)に、大型プレス機購入を直談判するが…!?
そんな中、マホが考案した流し台の配列に反対する声が上がり、それをきっかけに綾子(薬師丸ひろ子)とマホが交錯する出来事が起きて…!?
【Not Sponsored 記事】
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