若月佑美、千葉雄大の妻役で「星降る夜に」出演 “妊娠を心から喜べない夫婦”に「もどかしく苦しい」
2023.01.31 22:00
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女優の若月佑美が、2月7日放送の吉高由里子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜よる9時~)第4話より出演することが決定。千葉雄大の妻役を演じる。
「星降る夜に」若月佑美、千葉雄大の妻役で出演
のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(25歳/北村匠海)、命の“始まり”と“終わり”をつかさどる対照的な2人が星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら“運命の恋”を育んでいく『星降る夜に』(脚本/大石静)。乾きがちな大人の心を潤す、大人の“10歳差”ピュアラブストーリーは、鈴と一星のときめく恋模様と並行し、大石が描くユーモラスかつ斬新な「死生観」や、命の始まりと終わりに真摯に寄り添うストーリーも展開。既成概念にとらわれない、さまざまな愛の物語が時にほっこり、時に号泣、視聴者の心を揺さぶり続けている。
そんな『星降る夜に』にまたも新展開が。『今日から俺は!!』(2018~2020年)や『私の家政夫ナギサさん』(2020年)、『劇場版ラジエーションハウス』(2022年)など話題作に連続出演し、女優・モデル・画家として多彩な才能を発揮している若月が、第4話から出演することが決定。一星の親友・佐藤春(千葉)の妻・うた役に扮し、“胎内に芽生えた新たな命をめぐる夫婦の葛藤”を繊細に演じていく。
若月佑美、心に傷を抱えた夫婦の物語を熱演
若月が演じる佐藤うたは、食品メーカーに勤めるキャリアウーマン。優秀で異例の出世も果たし、鈴がよく食べているカップ麺の企画担当も務めているほど。しかしある日、彼女は鈴が勤める「マロニエ産婦人科医院」に来院。妊娠していることが判明するのだが、その表情は喜びとはかけ離れたもので…。担当医である深夜はその反応に戸惑ってしまう。一方で、妻の妊娠を知った春は“ある事情”から、“父親になること”を受け入れられず、自らの過去も相まって、うたの存在にも息苦しさを感じるように。新たな命を迎えることに、心から喜ぶことができない夫婦の複雑な胸の内に、若月もさまざまな想いをめぐらせたそう。「春とうた、どっちの気持ちも分かるところが今回の物語の素敵な点であり、もどかしく苦しいなと思いました。普通でいようとすることが、普通ではなくなってしまったり、気を遣っているつもりが気を遣わせていたり…。考えれば考えるほど、とっても味のする物語でした」と、しみじみ語る若月。
「うたがぶつかる壁、抱える不安や悩みは現実の世界でも大いにあり得る話なので、身近に感じていただきやすい人物だと思っています。うたという人物に精一杯心から寄り添い、春としっかり向き合って、素敵な回をお届けできたら」と意気込む彼女が、丁寧に体現していく、愛ゆえに揺れ動く心模様に注目だ。
春(千葉雄大)、心配する親友・一星(北村匠海)に八つ当たり?
また、第4話ではうたの妊娠をめぐり、春と一星の間にまさかの亀裂が生じることに。妻の妊娠を知って、人知れず悩みに悩む春。彼が何に悩んでいるのか、彼にとっての“しあわせ”とは何なのか。どんなに考えても答えは分からないけれど、それでもなんとか春の力になりたいと考え、前向きな言葉をかける一星。しかし、この一星の思いやりは、逆に春を追い詰め、激怒させてしまう。親友だからこそ、八つ当たりのような形で一星に気持ちをぶつけてしまう春。図らずも歪んでしまった友情のゆくえ、そして春の悩みの根底にある“つらい過去”とは一体?さらに、妊娠を手放しで喜べないうたを目の当たりにし、産婦人科医である鈴と佐々木深夜(ディーン・フジオカ)の心にもそれぞれ、さまざまな想いが駆け巡ることに。若月演じる新キャラクターの登場で、登場人物たちの心の機微が浮き彫りになっていく第4話に期待だ。(modelpress編集部)
若月佑美(佐藤うた・役)コメント
― 出演オファーを受けたときはどんなお気持ちでしたか?すごくすごく嬉しかったです。ただ、題材として産婦人科や遺品整理など、命に関わるお仕事が描かれているので、きっと現場は大切に丁寧に繊細に作品を作られているのだろうなと、参加させていただくことに緊張もありました。
― 脚本を読んだ感想を教えてください。
春とうた、どっちの気持ちも分かるところが今回の物語の素敵な点であり、もどかしく苦しいなと思いました。普通でいようとすることが、普通ではなくなってしまったり、気を遣っているつもりが気を遣わせていたり…。考えれば考えるほど、とっても味のする内容でした。
― 撮影中や撮影合間で、思い出に残っているエピソードは?
北村匠海さんが撮影中じゃないときも、吉高由里子さんや千葉雄大さんに手話でお返事をされていて、びっくりしました。
― 視聴者の皆さんに見どころやメッセージをお願いします。
うたがぶつかる壁、抱える不安や悩みは現実の世界でも大いにあり得る話なので、身近に感じていただきやすい人物だと思っています。うたという人物に精一杯心から寄り添い、春としっかり向き合って、素敵な回をお届けできたらいいな、と思っています。ぜひ、よかったらご覧ください。
第4話(2月7日放送)あらすじ
まっすぐで、強くて、どこまでも優しい――音のない世界で自由に飛び回る柊一星(北村匠海)の本質に心惹かれ、10コの歳の差を超えて、彼のおでこにそっとキスをした雪宮鈴(吉高由里子)。「ステイ」状態解除により、また一歩距離を縮めた2人は、胸躍る新たな日常の扉を開くことに。仕事の休み時間に、一星にリモートで手話を教わったり、一星のバックパック世界旅行時代の友人が経営するギリシャ料理店でデートをしたり…。鈴は一星を介し、これまで知らなかった世界へどんどん足を踏み入れるようになり、徐々に明るく、いきいきと生きるように変わり始める―。
そんなある日、鈴が勤める「マロニエ産婦人科医院」に食品会社に勤めるキャリアウーマン・佐藤うた(若月佑美)が来院。担当医の佐々木深夜(ディーン・フジオカ)が妊娠6週目だと伝えるも、うたは“喜び”とはかけ離れた表情を浮かべる。新たな命が芽生えたことを心から祝福する深夜は、彼女の意外な反応に戸惑い、どんな事情があるのだろうか…と心配するが、看護師の蜂須賀(長井短)から「気持ちが分かる。自分も別に子供好きじゃないんで」と正反対の意見を述べられ、「ぜいたくな悩みだ」と本音をぶつけてしまう―。
一方その夜、一星の親友・佐藤春(千葉雄大)は妻・うたから妊娠を告げられる。そう…あの妊婦は、ほかでもない春の妻だったのだ!その後、春はひとりでマロニエ産婦人科に現れ、「いつまでなら中絶できるんでしょうか?」と衝撃な問いかけをぶつけてくることにー。
父親になることを受け入れられず、自らの過去も相まって、うたの存在にも息苦しさを感じるようになってしまう春。春は何に悩んでいるのか、彼にとっての“しあわせ”とは何なのか…。どんなに考えても答えは分からないけれど、それでもなんとか春の力になりたいと考え、前向きな言葉をかける一星。しかし、彼の思いやりは逆に春を追い詰め、2人は大喧嘩をしてしまうことに…!
明かされる春の過去。君のために、ぼくができることはなんだろう―?親友が抱えた、目には見えない“心の傷”とは…?
【Not Sponsored 記事】
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