三谷幸喜氏「鎌倉殿の13人」金剛役・坂口健太郎の“初登場テロップ”に言及「ものすごく反省はしているのですが…」
2022.12.17 17:15
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脚本家の三谷幸喜氏が17日に放送されたNHK番組「三谷幸喜の言葉~『鎌倉殿の13人』の作り方~」(15時30分~)に出演。18日に最終回を迎える同局系大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜20時~)の裏話を明かした。
三谷幸喜氏、坂口健太郎の“伝説シーン”を回顧
小栗旬演じる北条義時の生涯にスポットを当て、義時を取り巻く人々との人間模様を巧みに描いた本作。三谷氏は放送時に大きな話題を集めた第23回でのテロップ「成長著しい金剛」について触れた。同テロップは、第22回まで子どもだった金剛(幼少期/森優理斗)が第23回から一気に青年へと成長し、金剛役の坂口健太郎(後の北条泰時)が初登場した際に添えられたもの。三谷氏は「『この回のこのシーンから坂口さんが登場します』と聞かされた時、なんか唐突な気もするなとは思いました。『八代将軍吉宗』(1995年)の子役が包帯を取ったら西田敏行さんになったみたいな面白い技を本当は使いたかったのですが、僕の力不足で思いつかなかった」とし、「完パケを観たらものすごい違和感があって」と笑い混じりに告白。
「これはさすがに視聴者にも、制作陣にも申し訳ないと思い、なんか今からできることはないかなと思って。『成長著しい金剛』というセリフを思いついて、これちょっとテロップで入れてくれませんか?ってお願いしました」とテロップという手法に至るまでの経緯を明かした。
三谷氏は「逃げですからね。ものすごく反省はしているのですが…。ちょっと面白かったからまあいいかなと。面白さはすべてに優先しますから」と振り返った。
この放送に視聴者からは「そういうことだったのか」「絶対狙ってると思ってた(笑)」「これを思いつくのがすごい」「後付けだったんだ」など驚きの声が寄せられている。
「鎌倉殿の13人」ストーリー
1180年、源頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻した。北条一門はこの無謀な大博打に乗った。頼朝第一の側近となった義時は決死の政治工作を行い、遂には平家一門を打ち破る。義時は、2人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵を取る。源氏の正統が途絶えた時、北条氏は幕府の頂点にいた。都では後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げる。武家政権の命運を賭け、義時は最後の決戦に挑んだ―。
「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のこと。頼朝の死後、彼らは激しい内部抗争を繰り広げるが、その中で最後まで生き残り、遂に権力を手中に収めたのが、13人の家臣団の中でもっとも若かった北条義時(小栗)である。(modelpress編集部)
情報:NHK
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