2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」で主演を務める松坂桃李(C)モデルプレス

松坂桃李主演大河「逆賊の幕臣」の“逆賊”とは?タイトルに隠された秘密明かされる

2025.03.03 15:06

NHKは2025年3月3日、2027年に放送予定の大河ドラマ(第66作)「逆賊の幕臣」の制作・主演発表記者会見を実施。俳優の松坂桃李が主演を務めることがわかった。制作統括の勝田夏子氏がタイトルに込めた意味を明かした。

  

松坂桃李主演「逆賊の幕臣」タイトルに込めた意味

安達奈緒子氏、松坂桃李(C)モデルプレス
最初に会見に登場した勝田氏より、「逆賊の幕臣」という本作のタイトル発表が行われ、「逆賊というのは無反人という意味ですね。この物語は幕臣を主人公にした幕末の物語となります。主人公は小栗忠順(小栗上野介忠順)。ただ、小栗と言っても多分この中でご存じない方の方が多いんじゃないかなと思います。実際、歴史の授業などではほとんど習わない人物になってます」と話す一方で、“勝海舟のライバル”と言われた男であり日本産業革命を支えてきた彼の功績を明かし「そんな逸材がなぜこれほど知られていないのか。その秘密が実はこのタイトルに隠されています」と伝えた。

松坂桃李(C)モデルプレス
小栗の名が世に知られていないことについて、勝田氏は「“逆賊”として明治維新政府に歴史の闇に葬られた。そこに尽きるかと思う」と説明し「この“逆賊”というのは、明治新政府から見た逆賊ですけれども、小栗さんほど日本の未来のために尽くした人がいないのではないか?」とした上で「それでありながら、その“逆賊”という汚名とともに葬られた。そんなある種、理不尽さというか、それを逆説的に表現したいということで、このタイトルにしました」とタイトルに込めた意味を語った。


「逆賊の幕臣」

第66作は幕末史の“ウラ側”に迫る。松坂演じる主人公は幕臣・小栗上野介忠順。日本初の遺米使節となって新時代の文明を体感し新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才だが、明治新政府に「逆賊」とされ歴史の闇に葬られた人物。忘れられた歴史の“敗者”=幕臣の知られざる活躍を描くスリリングな胸熱エンターテインメントとなっている。(modelpress編集部)
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