「ブラックペアン シーズン2」天城(二宮和也)、渡海との関係性判明で伏線回収 “逆展開”に視聴者唖然「ひっくり返された」「鳥肌」
2024.09.01 21:55
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嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(毎週日曜よる9時~)の第8話が、1日に放送された。二宮演じる天城雪彦の過去が明らかになった。<※ネタバレあり>
二宮和也主演「ブラックペアン シーズン2」
海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)を映像化した本作。2018年4月期に二宮主演で放送された同枠「ブラックペアン」の続編で、シーズン1から6年後の物語を描く。本作で二宮が演じるのは、シーズン1の天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城という新たな役となる。
天城の過去・渡海との関係性明らかに
征司郎がかつて住んでいた仮眠室を訪れた天城は、残された私物の中からある1枚の写真を見つける。そこには色違いの車のおもちゃを持つ双子の男の子が写っていた。真相を確かめるべく、征司郎の父・渡海一郎の実家を訪れ、アルバムや母子手帳を探っていると、東城大学医学部付属病院の病院長で外科教授の佐伯清剛(内野聖陽)がやってきた。そこで、雪彦と征司郎は双子の兄弟であることが明らかに。雪彦は、自身が生まれながら持病を患っており、何年もの間莫大な費用がかかるオペを受け続ける必要があったため、フランス国立大学病院の心臓外科の権威・天城司に養子に出されたのだと自分に言い聞かせて生きてきたという。しかし、心臓は完治することなく「育ての親のお陰で病気と向き合うことが出来ました。そして生みの親のお陰で家族を壊される苦しみを知りました」と抱えていた苦しみをあらわにし、佐伯も実の両親の気持ちを代弁し雪彦に寄り添った。
そんな佐伯に対し、写真に写る病気の子は自分が持つ黄色の車ではなく青色の車を持っていたことを指摘した雪彦。これは、元々病を患っていたのは雪彦ではなく征司郎だったことを意味する。
初めは誤魔化そうとした佐伯だったが、3歳の双子に施したオペの秘密を守るため、わざと2人を会わせないようにしていたと隠された真相を切り出す。当時、多発性冠動脈瘤を発症した征司郎は命の危機に陥り緊急手術を受けるものの、オペが難航した結果、健康な雪彦の内胸動脈を征司郎の内胸動脈に移植したと説明。征司郎は無事命を取り留めたが、血管の移植をすることは完全な違法行為だった。さらに不幸なことに、フランスで生活を始めた雪彦も多発性冠動脈瘤を発症したことを明かした。
言葉にならない怒りと悲しみで震える雪彦は佐伯の胸ぐらを掴み、溢れた感情をぶつけながら「返せよ…」と本音を吐露。必ず治すと抱きしめる佐伯に、「無理だよ。だって僕の心臓を治せるのは僕しかいないんだから」と絶望の表情と一筋の涙を見せ、そのまま後を去った。
二宮和也&内野聖陽の演技合戦・伏線回収に反響
その後、雪彦宛の郵便物により心臓疾患に気付いたアシスタントの心臓外科医・世良雅志(竹内涼真)から着信が入る。世良は、以前に雪彦がゴルフで腕を痺らせたという発言や、上杉会長のオペで失敗したフリをして縫合を二手に分けたのも全て嘘だったと指摘するが、雪彦は何も返すことなく「頼んだぞ、ジュノ(青二才)」と言い残し、そのまま渡海宅前で倒れるのだった。征司郎との関係性と隠された雪彦の過去が遂に明らかとなり、これまでの雪彦の違和感のある行動を全て回収した同話。壮絶なエピソードに視聴者からは「双子の予想はしてたけど想像以上に過酷な過去だった」「天城先生がお金に執着していたのは、自分が家族と離れ離れになってしまった辛い過去があるからだよね…」「全てひっくり返された」「あまりにも辛い」「言葉が出ない」と反響が続々。さらに、雪彦と佐伯の対峙シーンには「天城先生が佐伯先生を無言で叩くところが、セリフがなくとも苦痛が伝わってきた」「鳥肌」「感情移入しっぱなし」など二宮と内野の演技合戦にも称賛の声が上がっている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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