(左から)豊田裕大、宮世琉弥、水沢林太郎、本田響矢

宮世琉弥・水沢林太郎・豊田裕大・本田響矢が再結集 “仲が良すぎ”撮影エピソード語り合う<「恋愛バトルロワイヤル」座談会>

2024.09.05 17:15

Netflixドラマシリーズの学園ドラマ「恋愛バトルロワイヤル」で共演した俳優の宮世琉弥さん、水沢林太郎さん、豊田裕大さん、本田響矢さん。超エリート高校を舞台にした“リーク合戦”というバトルロワイヤル作品ながら、現場の雰囲気は正反対だったそう。「仲が良すぎました」と語る4人が、制服風のプレッピースタイルで再結集!撮影エピソードをたっぷりと語り明かしました。

Z世代の満足度95%!「恋愛バトルロワイヤル」Netflix独占配信

Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」
Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」
日本製作ドラマとしては初のオリジナル学園ドラマとなったNetflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」。

男女交際禁止の校則を破り、退学を余儀なくされた女子生徒が学校法人を訴えたという実際の出来事を基にしたオリジナルストーリーである本作は、Z世代の恋愛観について広範囲なリサーチを行い、その声を反映させながらストーリーを練り上げていった。Z世代に向けた事前試写アンケートでは、共感度85%、そして満足度に至っては脅威の95%となっている。(※Netflix調べ)

Z世代を代表する若手スターが一挙集結した俳優陣にも注目が集まる中、真木陵悟役の宮世さん、神田篤史役の水沢さん、美山飛鳥役の豊田さん、一ノ瀬るか役の本田さんの男子生徒4人に撮影を振り返っていただきました。

恋愛禁止の校則は厳しすぎ?「高校時代の恋愛は貴重な経験」

(左から)豊田裕大、宮世琉弥、水沢林太郎、本田響矢
(左から)豊田裕大、宮世琉弥、水沢林太郎、本田響矢
― 最初に脚本を読んだときの印象から教えてください。

宮世:登場人物と年齢が近いので、共感できるところが多かったです。キャラクターたちがいろいろな悩みを抱えているので、同世代の方たちが観てくださったらきっとリンクするところがたくさんあるだろうなとも思いました。それと同時に、今まで意識していなかったことも視野に入ってくるような作品なので、年齢に関係なく共感できる部分もあるのではないかと思います。

宮世琉弥
宮世琉弥
豊田:色々な種類の高校生のリアルが描かれていて、ワクワクしながら読みました。

水沢:ありがたいことに今までいろいろな学園ものに出演させていただいたのですが、 恋愛禁止という校則でここまでストーリーを広げていく作品は、初めてに近いのではないかなと思いました。 たくさんの個性豊かなキャラクターが出てくることにも驚きましたし、これを誰がどんな風に演じるのか、自分はどう演じていったらいいのか、楽しみになりました。

水沢林太郎
水沢林太郎
本田:大人になると学校って狭い世界だったなと思うけど、学生時代はその場所やルールが自分にとってのすべてですよね。そんななかで生まれた、辛い思いや葛藤がたくさん詰まった作品だなと思いました。

― 男女交際禁止という校則については、どう思いましたか?

宮世:恋愛禁止の学校があるということを実際にリサーチをして書かれたこの作品を通して、より深く理解できたような気がします。こういう校則が実際にあることを知らなかった方は、驚きながらもいろいろなことが学べるんじゃないかなと思います。

豊田:でも僕は高校時代の恋愛は貴重な経験だと思うので、校則で禁止されたら楽しく過ごせない人もいるんじゃないかなと思いました。もちろん恋愛以外にも集中できることはあると思うのですが、恋愛は学生時代の醍醐味のひとつだと思うんです。

豊田裕大
豊田裕大
水沢:高校生ってそれまでの制限がなくなって、ひとりでできることが増えてくるよね。高校に入ってしたいことのなかに恋愛があって、それが校則で禁止されたら選択肢が減ってしまうようで嫌になるかもしれない。

本田:この作品は、恋愛禁止に賛成の人もいることを描いているところが面白いと思います。

宮世:難しい問題ですが、観終わったときにいろんな話ができる作品になっているのは確かだと思います。

本田響矢
本田響矢

演じたキャラクターの魅力とは?

「恋愛バトルロワイヤル」
「恋愛バトルロワイヤル」
― それぞれが演じたキャラクターをどのように捉えて、どんなところを大事にして演じたのか教えてください。

宮世:学園作品のイケメンキャラや憧れの人って、多くの場合は夢を届ける存在だと思うんです。でもこの作品では一人ひとりにリアルな悩みがあって、僕が演じた真木陵悟も家族の問題を抱えています。学校と家ではギャップがある役柄だと思うので、そういうところを意識して演じました。撮影期間が長くてみんなとコミュニケーションを取る時間も多かったので、友達と話すシーンはすごく自然体でいられました。特に何かを意識することなく演じられたと思います。

宮世琉弥
宮世琉弥
豊田:僕が演じた美山飛鳥っていう役はちょっとほかの生徒とは違う、ひとりだけ離れて見ているような雰囲気を持っている男の子です。発言が核心をついていて、大人が見過ごしてしまうところに気づくというか……、大人と高校生の間にいる役だと思います。でも美山自身はそんなことは考えていないと思うんですけど(笑)。自由でフラット、純粋で大人びたところがあるけど、変なプライドがない男の子だと思ったので、まっすぐに言葉を伝えるようにしました。

水沢:神田篤史はとにかく唯千花に対して一途なキャラクターなんです。親のことが理由でこじらせてしまったところはありますけど、 誰かに対して思いを届けるという意味での力強さはあるのかな、と思っていて。学校の男子のなかで一番関わっているのは真木なので、一緒にいるときの芝居でキャラクターを伝えられたらいいなと思っていました。でも僕も自然にできたので、特別なことは意識していなかったかもしれないです。

「恋愛バトルロワイヤル」
「恋愛バトルロワイヤル」
本田:僕が演じた一ノ瀬るかは同性と恋をしているのですが、男女恋愛禁止の学校では、恋愛として認められない。この校則に対して、みんなが不信感や違和感みたいなものを抱くきっかけになる人物だと思いました。僕が思うるかの魅力は、ふわふわしていて楽観的な感じに見えるけど、好きになった相手が生徒会長であるという立場も理解してちゃんと話を聞けるところ。大人っぽいところもあるキャラクターだと思います。

― ほぼ同世代の方たちが集まった現場の雰囲気はいかがでしたか?

宮世:みんな、仲が良すぎました(笑)。長期間の撮影で不安だったのですが、本当に仲の良い友達が集まりました、という感じの楽しい現場でした(笑)。

豊田:本当にそうだったよね(笑)。

本田:最終的に裏で引っ張ってくれるのは、林太郎じゃなかった?

豊田裕大
豊田裕大
宮世:確かに!

本田:年下なのに、俺らの知らないところでもまとめてくれていたよね。

水沢:僕はたぶん人にお節介するのが好きなんです(笑)。

宮世:自分の撮影がない日にスタッフさんのお手伝いとして現場に来てくれて、すごく暑い日だったのに水を配ったり扇風機を持ったりしてくれていたんです。

水沢:神田というキャラクターもあって、役柄としてはあまりみんなと関わることがなかったんですよ。それが寂しくて、みんなの力になるためにはどうしたらいいのかなと勝手に考えて、行動に移してみました。

水沢林太郎
水沢林太郎
宮世:考え方がスーパーヒーロー! 同じ期間にこの作品以外のお仕事がある人も多かったので、大変だけど頑張ろうねってみんなで励まし合いながら撮影できたこともよかったと思います。

豊田:待ち時間にコミュニケーションを取ったことで、仲が深まった気がします。

本田:あとは一緒にごはんを食べる時間があったのもよかったよね。地方での撮影だったから、せっかくだからごはんに行こうよ、ってことが結構あって。

水沢:本当に他愛もない会話をしていたよね。何を話していたんだっけ…?っていうくらい(笑)。

学生時代に戻れるなら“普通の高校生”に

本田響矢
本田響矢
― もしも学生時代に戻れるとしたら、どんなことがしたいですか?

豊田:僕はプロになるためにバスケットボールにすべてを費やしていたので、そのほかのことをしてみたいです。バスケ以外は休みの日にラーメンを食べに行くぐらいしかしていなかったので、ダンスをしてみるとか友達と遊びに行くとか、 いわゆる普通の高校生みたいなことをしたいです。

本田:僕も剣道をずっとやっていたので、バイト経験がないんです。おしゃれなカフェでカップに何か書いてお客さんに渡す、みたいなことはやってみたかったです。

宮世:僕はふたりみたいに部活動を頑張ってみたかったです。

水沢:僕も同じです。芸能活動をしていて時間が限られていたので、部活や体育祭、文化祭、修学旅行みたいな学生っぽいことを思いっきり楽しんでみたいですね。

(左から)豊田裕大、宮世琉弥、水沢林太郎、本田響矢
(左から)豊田裕大、宮世琉弥、水沢林太郎、本田響矢
― これから「恋愛バトルロワイヤル」をご覧になる方に、メッセージをお願いします。

宮世:この作品だからこそのリアルさもあって、今の世の中に対して伝えたいことも描かれています。 多くの方に観ていただいて、受け止めてもらえたら嬉しいです。

豊田:高校生たちが自立して戦っていくところは、同世代の人たちに何かを感じてもらえるとと思うし、大人になった僕らにも大切なことを教えてくれるような作品になっています。

水沢:登場人物の一人ひとりに大きな悩みがあって、それが本当にリアルだからこそ観ていてもどかしい瞬間もあれば、乗り越えていくところには楽しさもあると思います。高校時代の行事など細かいところにもとても力が入っているので、見逃さずに楽しんでいただきたいなと思っています。

本田:個人的には音楽もすごく印象に残っています。 音楽によってキャラクターそれぞれの心情がよりスッと入ってくる感覚がありました。あとは雨のシーンで濡れている琉弥ちゃんの前髪が思ったよりも長いのが見どころです!

宮世:ちょっと長すぎたかもしれないのですが、そこもぜひ楽しんでください(笑)。

― ありがとうございました。


「恋愛バトルロワイヤル」
「恋愛バトルロワイヤル」
男女交際禁止の校則が制定された超エリート高校を舞台に生徒同士のリーク合戦、そして理不尽な校則を押し付ける学校側との前代未聞のバトルロワイヤルが始まるー!

センセーショナルな新時代の学園ドラマに、配信後から「ハラハラしてどう展開するのかすごく楽しみ」「恋愛が素敵すぎてキュンキュンする」「週末に一気見します」と感想が寄せられ、盛り上がりを見せる本作。モデルプレスでは女子生徒チームによる座談会も配信予定なのでお楽しみに。(modelpress編集部)[PR]提供元:Netflix合同会社

「恋愛バトルロワイヤル」あらすじ

「恋愛バトルロワイヤル」
「恋愛バトルロワイヤル」
良家の子女が通う超エリート女子高校に入学した有沢唯千花(見上愛)。娘の将来を考えた母の千尋(吉田羊)は無理をして学費を工面するが、ふたりの生活は楽ではない。唯千花が高校2年に進級したときに、男子校と合併して明日蘭学院として共学化。色めき立つ生徒たちだったが、新たに「男女交際禁止」の校則が制定される。しかも違反し性交渉をした生徒は退学処分という厳しい内容だった。

早速、生徒会がラブホテル周辺などでパトロールを行う通称 “ウサギ狩り”が始まると、退学者が続出。唯千花の親友も退学へと追い込まれる。そんな中、離婚した夫の多額の借金を背負わされた母を救うため、唯千花は正体を明かさないまま違反者からお金を受け取り、証拠写真を揉み消す“ラブキーパー”としての活動を始める。一度は恋愛を諦めていた生徒たちだったが、救世主の出現により、恋愛模様はより複雑に入り乱れる。恋愛には興味がなかった唯千花だったが、生徒たちの真っすぐに恋をする気持ちにふれ、さらには自分も真木陵悟(宮世琉弥)に惹かれ始め、心境が変化していく。

ついにはある事件をきっかけに、恋愛禁止の撤廃を要求するため、唯千花は学校を訴え裁判を起こすことを決意するがー。

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