<ディズニー映画『魔法にかけられて2』インタビュー>新山千春&娘・もあ、母娘あるあるに共感「私たちと全く一緒」 映画で気付いた“本当の幸せ”についても語る
2022.11.25 19:30
11月18日よりディズニープラスで独占配信されているディズニー最新映画『魔法にかけられて2』を、女優でタレントの新山千春さんと娘の新山もあさんが鑑賞。映画の中に散りばめられている“おとぎ話あるある”や、「すごく共感した」という“母娘あるある”、“思春期あるある”について語っていただきました。また、映画を通して気付いた“本当の幸せ”とは?
目次
プリンセスが意地悪な継母に?『魔法にかけられて2』
前作『魔法にかけられて』は、2Dアニメーションの世界と、現実世界を舞台に繰り広げられるミュージカル・コメディの名作映画。アニメーションで描かれたおとぎの世界“アンダレーシア”に住む、王子様との“真実の愛のキス”を夢見る主人公ジゼルが、王子の継母ナリッサ女王の罠によって、現代のニューヨークに迷い込み、真実の愛を見つける物語。前作で、アニメーションの美しいおとぎの国アンダレーシアから現代のニューヨークへ追放され、離婚弁護士のロバートと結ばれたジゼル。最新作はその15年後の世界が舞台となる。
ロバート、ロバートの愛娘モーガン、ジゼルの3人はある日はニューヨークの郊外にある、モンロービルへ引越すことを決める。しかし引越しに反対だったモーガンとジゼルは打ち解けることができず、2人の間には溝ができていた…。幸せだったアンダレーシアの生活を取り戻したいと願う彼女は意を決して魔法の力を借りることを決めるが、うっかり町全体を“おとぎ話の世界”に変えてしまう。
“おとぎ話あるある”満載の『魔法にかけられて2』
― まずは映画『魔法にかけられて2』をご覧になった率直な感想を聞かせてください。新山千春(以下、千春):映画を観終わった後、改めて母娘の絆をもっと深めていきたいと思える作品でした。5年後、10年後に「また観たい」と感じられるような映画で、例えばもあが結婚して子供が生まれた時に観たら違った感情を与えてくれるんじゃないかなって。私は母親目線で観ていましたが、お子さんがいる方なら確実に感動できる映画だと思います。
新山もあ(以下、もあ):私はやっぱり同世代で思春期のモーガンにすごく重なる部分があるなと、映画を観ながら感じました。ジゼルとモーガンの関係は共通する部分もたくさんあって。それに、ディズニーの名場面をオマージュしているシーンもたくさんあって、ディズニー好きなら絶対に楽しめるはずです。
千春:結構あったよね!親子で「これはあの映画のシーンだね」とか言いながら観る時間もすごく素敵だなって思いました。
― 先ほどもあさんも仰ったように、どこかで観たことがあるような“おとぎ話あるある”が本作にはたくさん出てきました。特に印象的だったシーンは?
もあ:かなり沢山あったんですけど、例えば「意地悪な女王様と手下」とか「プリンセスは悲しい時に歌う」とか(笑)。
千春:確かにね!
もあ:それこそ「歌っていたら動物が集まってくる」とか「動物たちと一緒に歌う」というのはプリンセスあるあるだなって感じました。
千春:それに作品をオマージュしているシーンもたくさんあったよね。例えばタイムリミットが夜中の12時はシンデレラだし。
もあ:そう!白雪姫で「この世で一番美しい女性は誰?」と聞く魔法の鏡も出てきたしね。
千春:今作は“美しい”じゃないところも遊び心あって面白かったね。
もあ:あとは塔の上から逃げようとするシーンはラプンツェルのシーンだよね?もちろんストーリーも面白いけど、“おとぎ話あるある”だったりディズニー作品のオマージュを探しながら観るのも楽しかったです!
新山千春「ジゼルとモーガンの関係は私たちと全く一緒」
― 本作ではジゼルとモーガンの“母娘あるある”や“思春期あるある”のシーンもたくさん出てきますが、共感したシーンなどはありましたか?千春:もあは中学校三年生の時に思春期真っただ中で、結構ぶつかることも多かったんですよ。受験前ということもあって、プレッシャーを感じていたのもあると思うんですけどね。言葉で直接言うわけではないんですけど、モーガンのようにちょっと皮肉めいた態度になったり。
もあ:心の中では思っていることがあるけど、直接口に出さないもどかしさがモーガンにもあって。私と似ている部分が多くて、すごく共感しました。
― ジゼルとモーガンの関係性はお二人と似ている?
千春:かなり似ているよね。
もあ:すごいそっくりだった。例えばモーガンの服が燃えちゃってお母さんの服を渋々着て学校に行くシーンがあるんです。それでもお母さんは「ポジティブに考えればいい」と言うんですけど、モーガンの嫌だという気持ちが態度に出ていたり。そういうシーンはかなり近いなって。
千春:確かに私はめちゃくちゃポジティブなので、ちょっと嫌だなって思うことも「全部ハッピーに変えればいいじゃん!」って考え方なんです。劇中に出てくる「変化は怖いけどワクワクする」というセリフがすごく好きで、全てのことをポジティブに変換できれば人生って楽しいよねって思うんです。ただ、もあは私と違って繊細だしちゃんと考えて行動するタイプなんです。
もあ:母娘のすれ違いだったり、性格が真逆なところとかも似ていて。
千春:ジゼルとモーガンの関係は私たちと全く一緒ですね(笑)。モーガンの「完璧なんて望んでない。自分らしく生きたい」ってセリフに共感したんじゃない?
もあ:うん。すごい共感した。
― かなり共通点も多いんですね!具体的にどんなシーンがお二人の関係と近いと感じましたか?
もあ:モーガンは自立したいという気持ちがあるけど、ジゼルは娘の力になりたくて何でも口を挟んでくるのは私たちに似ていましたね。すぐ関わろうとする母親が嫌になるのは、思春期あるあるでもあると思いました。
千春:やっぱり心配だと手をかけたくなったり、娘はいつまでも娘だから何とか力になりたいと思ったりしますよね。でも最近はぐっと抑えるようにしています(笑)。
もあ:大人になりたいモーガンと、いつまでも子供でいてほしいジゼルの関係性も私たちとかなり近いところがありました。
千春:いつまでも母親にとっては変わらず娘だからね。作中に「思い出の木」が出てきますが、子供がいくら成長しても小さな頃の可愛さを忘れることは無いんです。最近ちょうど昔の写真を整理していたんですけど、もあの小さい頃の写真やお手紙が出てきて、色々なことを思い出しました。当時の写真を見たらその時の自分になれるというか、「こんな場所いったね」「こういうお洋服着せてたな」とか。前作から15年経ちますが、ジゼルもモーガンとの絆をすごく大事に築いていったんだなとわかるシーンもあって、胸を打たれて泣いちゃいました。
― 子供のいる親であればきっと共感できるシーンですね。
千春:そうですね。ぜひ親子で観てほしいです!感動している親の顔を見れば、言葉にしなくてもどれだけ愛されてきたか伝わると思うので。
もあ:でも親子で観るのは恥ずかしいって(笑)。それこそお母さんが感動して泣いているのを見たらちょっと気まずいというか…(笑)。
千春:え!そうなの?
― 今のやりとりもジゼルとモーガンのようですね(笑)。
千春:でも、もあに子供ができた時にはきっと私と同じ気持ちになるんじゃないかな。だからこそずっと愛される映画になるだろうなと感じました。
― その他に印象に残っているシーンはありますか?共感した箇所ではなくても大丈夫です。
もあ:ネタバレになってしまうのであまり詳しくは言えないんですけど、ジゼルとモーガンがハグするシーンはすごくグッときました。あのシーンは反抗期が終わる頃の感情とも似ているなと感じたんです。親の“鬱陶しい”と感じる言動が、愛情だとわかった時の気持ちを思い出しました。
新山千春&もあ、珠玉のミュージカルナンバーに「観ているだけで幸せ」
― 心躍るミュージカルナンバーも本作の魅力ですが、お二人の特に好きなシーンは?もあ:おとぎの世界に変わったすぐ後のシーンで、町の中をパレードみたいに皆で踊るシーンがすごく好きでした。お花やドレスがカラフルで、町中が“ザ・おとぎの世界”という感じですごく素敵でした。
千春:自然と笑顔になれるシーンだったよね。こういう世界があったら楽しそうだなと今でも思っちゃいます。
もあ:ディズニーランドのパレードみたいでワクワクするというか。
千春:確かにね!観ているだけで幸せになれる。私は朝食のシーンですね。トースターとか食器が踊っているシーンは観ていて楽しかったです!
― あのシーンは「美女と野獣」のオマージュも感じましたね。
千春:そうですね!あんな風に朝を楽しく迎えたいなという憧れもあったりして(笑)。やっぱり現実の朝はどうしても慌ただしくなるので、魔法で朝ごはんが作れたらどんなにいいか。
― (笑)。もし“おとぎの国”に行けるとしたら、どんなことをしてみたいですか?
千春:魔法で朝ごはんを作るのもそうですけど、願えばどんなお料理も出てくる“魔法のお皿”もすごい欲しいなと思いました。あれが家にあったらすごい便利ですよね。仕事から帰ってきても、ご飯を作る手間がなくパッとお料理が出てくるので。ママ友にもあげたいです!
もあ:すごい現実的じゃん(笑)。私は動物と話してみたいかな。現実世界じゃ言葉でコミュニケーションがとれないので、何を考えているのか聞いてみたい。
千春:動物と話したり歌ったりしているもあを見てみたいです!また違う一面が知れそう。
『魔法にかけられて2』を通して感じた“本当の幸せ”とは?
― 本作は“本当の幸せ”がテーマになっていますが、映画を通して感じたお二人の“本当の幸せ”はどういったものですか?千春:自分の幸せよりも、自分が大切な人が幸せでいることですね。私であれば娘や両親のような大切な人が幸せでいることが私にとっての幸せにもなるなと、映画を観ながら感じました。大切な人がみんな笑っていればもちろん幸せですが、悲しい時や辛い時に寄り添って支えあえることも幸せなんだなって。
もあ:私が感じた“本当の幸せ”はナンシーのセリフにあった「愛し愛された記憶が力になる」ということなのかなって。自分が愛して、相手にも愛された記憶があるのってすごく幸せなことなんだなって感じました。
千春:すごくいい言葉だったよね。
もあ:すごく印象に残っているシーンで、誰かを大切にして自分も大切にされた記憶は“本当の幸せ”になるんじゃないかなと感じました。
― 劇中ではジゼルが“永遠の幸せ”を願い魔法を使いましたが、“永遠の幸せ”はあると思いますか?
千春:あると思いたいです。今後環境はどんどん変わっていくと思いますが、娘が結婚して子供が生まれて、私はおばあちゃんになる。自分の大切な人が増えていって、笑顔が増えていけばずっと幸せは続いていくのかなって。もちろん終わりはあることだけど、ずっと幸せでい続けると願うことも大切なのかなと思います。
もあ:私は“永遠の幸せ”はないと思う。
千春:そうなの?
もあ:生きていれば嫌なこととか不幸なことって絶対に起こるじゃん。“永遠の幸せ”というよりも、辛いと思った時に思い出せるような“幸せな瞬間”が大切なのかなって。幸せが永遠に続かなくても、幸せだと思える瞬間があったことのほうが大事かなって思う。
― では“永遠”を願いたくなるような瞬間はあったりしますか?
もあ:やっぱり楽しい時とか嬉しい時はずっと続けばいいのにって思います。例えばおいしいものを食べている時とか、私はダンスをしているんですがステージでいいパフォーマンスができた時とか。ダンスは仲間と一緒にステージを成功させることができた瞬間がすごく幸せだと感じるので、そういう瞬間が続けばいいなとは思います。
千春:私はそんなもあが幸せだと思っている瞬間が“永遠”に続けばなと思います。やっぱり母親になって、娘が一生懸命打ち込んでることで生き生きした顔を見れるのは私の生きがいにもなっているので。
もあ「親へ感謝の気持ちを伝えるきっかけに」
― それでは最後に『魔法にかけられて2』はどのような方にお勧めの映画だと感じましたか?千春:間違いなく親子で観ていただきたいですね。お子さんがいる方は共感できるシーンがたくさんあるはずです。思春期が過ぎた方であれば「こんなことあったね」と懐かしみながら観れるし、今思春期真っただ中なら親子の関係を改めて考える時間になると思います。親子で観たら間違いなく良い時間を過ごせる映画です!一緒に観るのが難しくても、改めて相手の大切さを気付かせてくれるはずです。
もあ:親子でもいいけど私は照れくさいので、友達と一緒に観るのがいいんじゃないかなと思います。
千春:やっぱり恥ずかしいかな(笑)。
もあ:親と一緒に観なくても、どれだけ大事にしてもらえたかを改めて考えるきっかけにはなると思うし、「ちょっと感謝の伝えてみようかな」って思えるようなきっかけにもなるんじゃないかなと感じました。それにお母さんとだと照れくさいけど、友達となら気持ちを共有しやすいなって。それが友達との距離を近くするきっかけにもなると思います。
千春:映画観終わった後すごい話盛り上がりそうだね。
もあ:うん。“おとぎ話あるある”もそうだけど、共感できる部分も多いから。あと、私のダンスのように何かに打ち込んでいる人にも観てほしいなって思いました。母親が娘の幸せを第一優先するあまり、自立したくてもできないって感じる方もいると思います。そういった親子の関係を考え直したり、自分の気持ちを伝えるきっかけにもなるのかなと思いました。
千春:もあも高校生になって忙しくなり、普段はあまりこういう話をすることもないので、照れくさいですけどすごく嬉しいです。今日のお酒は美味しいですね(笑)!
― ありがとうございました。
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(modelpress編集部)[PR]提供元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
『魔法にかけられて2』あらすじ
ハッピーエンドから15年後、ニューヨーク郊外で迎えた新生活で憂鬱な日々を送っていたジゼルは、“永遠の幸せ”を願い魔法をかけたが、誤って街全体をおとぎの世界にしてしまった。その魔法によって意地悪な継母へと変わり始めたジゼル。深夜12時の鐘が鳴り止めば、魔法は現実になってしまう。本当に望んでいたのはおとぎ話のような“永遠の幸せ”?ジゼルはその答え見つけ出すために家族と共に動きだすのだった―。クレジット
【新山千春 衣装】衣装協力/divka【新山もあ 衣装】衣装協力/clear、NADARAS、Histoire
スタイリスト/津野真吾(impiger)
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