「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」に号泣…女子の共感を呼ぶヒロインの葛藤&成長、家族の絆
2016.07.01 09:00
製作ティム・バートン×主演ジョニー・デップが贈る待望のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日日本公開)。今回モデルプレスでは都内の「ウォルト・ディズニー・スタジオ試写室」にて特別試写会を実施。鑑賞後の反応を探ってきました。
前作から3年…アリスは再びワンダーランドへ
今から6年前、想像を超えた映像美で「不思議の国のアリス」のその後を映画化し、日本をはじめ世界的ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』。待望の最新作となる今作には、主人公・アリスを演じるミア・ワシコウスカをはじめ、マッドハッタ―のジョニー・デップ、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャスト陣が再集結しています。今作は前作から3年後が舞台。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリスが主人公。厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われた彼女が出会ったのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続ける親友・マッドハッターの姿でした。
白の女王らは、過去を変えてハッターの家族を蘇らせてほしいとアリスに頼みます。そのために時間の番人“タイム”が持つ時を操れる“クロノスフィア”を盗んだアリスは、“タイム”の追跡を逃れながらワンダーランドの時間をさかのぼり、赤と白の女王の幼年期の秘密や仲間たちの過去を知ります。“タイム”や赤の女王の脅威が迫る中、果たして彼女は運命に逆らい、ハッターを救うことができるのか―。
『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』鑑賞後座談会スタート!
今回特別に招待された来場者は、アリスと同じ20代の女性が中心。5人組ガールズユニット・夢みるアドレセンス(通称:夢アド)のメンバーとして活動する山田朱莉さん、荻野可鈴さん、志田友美さんも参加し、鑑賞後に実施した座談会にてたっぷり感想を語ってもらいました。率直な感想を聞いてみると、「とにかくアリスの心の強さが印象的!どんな時も諦めない姿勢は本当にかっこいい」と荻野さん。大海原での航海とワンダーランドでの経験を糧に、アリスは前作より自信に満ち溢れ、自立した女性に成長。「誰かのためにあれだけ頑張れることもすごいことだなと思ったし、私もそういう女性になりたいな」と親友であるハッターのために危険を顧みず“過去”への冒険に繰り出す勇気ある姿に胸を打たれたようです。
「不可能に挑むことをやめたら私じゃないわ」と宣言し、仕事に生きがいを見い出しているアリスですが、一方で女性らしい幸せな人生を望む母とは対立。映画では様々な葛藤にぶつかりながら、自分と向き合い、家族の大切さを再確認します。仕事でのストレスや母との価値観の相違…アリスの抱えている悩みは時代は違えど身近なものばかりで、現代の女性もきっと共感できるはず。
志田さんも「私は今まで自分の思う方向だけに突っ走ってきたけど、最近『ちょっと違うな、ちゃんと他の人の意見も聞かないとな』って思い始めていたところだったから、アリスの気持ちがすごくよくわかる」と自身を重ね合わせていました。
赤と白の女王の“過去”、秘められた姉妹愛に感涙
また、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』では、過去への冒険を通してアリスの成長やハッターとの絆のほか、赤と白の女王姉妹の子供時代も丁寧に描かれています。子供時代に起きたある出来事がきっかけで大きなわだかまりを抱えた姉妹。“なぜ赤の女王の頭は大きくなってしまったのか”、そして“赤の女王が誰からも愛されないと嘆き、妹である白の女王を憎む暴君と化した理由”が明かされます。鑑賞中、「2、3回泣いちゃった!」というほどストーリーに惹き込まれた山田さんは、そんな赤と白の女王の“姉妹愛”に最も感動したそうで「最初は優しくて綺麗な妹の白の女王に嫉妬して、ひどいことばっかり繰り返している赤の女王が悪者だと思ってたけど、違った。どっちの気持ちにも共感できて切なくなっちゃった」と回顧。「過去への複雑な思いを抱えながら、時間はかかったけれど、それを許し合って歩み寄る姿を見て本当に良かったと思いました」と熱く語ってくれました。
新キャラクター“タイム”に学ぶ“時間の大切さ”
そして、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』というタイトルの通り、今作の大きなテーマになっているのが新キャラクター“タイム”に象徴される“時間の大切さ”。愛する父を奪った“時間”を敵だと思っていたアリス。過去への冒険を通して「過去は変えられない、過去から学ぶことはできる」という“タイム”の教えを理解し、「時間は奪うだけでなく、未来を与えるものでもある」ということに気づき、だからこそ“今を大切に生きたい”と感じるようになります。3人とも「過去も今も大切な宝物っていうメッセージが伝わってきて、これから家族や仲間をもっと大事にしていきたいと思いました」(志田)、「あっという間に過ぎちゃうからこそ“今”を大切にしなきゃ」(荻野)、「普通に生きていたら毎日に精一杯でそんな風に考えることもないけど、映画を通して改めて考える良い機会になりました」(山田)と今作に込められたテーマをしっかり受け取っていました。
映像美だけじゃない!『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の魅力
鮮やかな色彩溢れる映像の美しさや豪華なキャストが注目されがちですが、家族や時間の大切さ、仲間との友情など普遍的なテーマが描かれた今作。終始楽しげに感想を語ってくれた3人も、「もっとファンタジーな映画だと思っていたら、すごく奥が深くて引きずり込まれました」(山田)、「本当にそう。学べることがたくさん詰まっているのに、共感できることばかりだからすごく心に響きました」(荻野)、「だけどキャラクターたちの会話とかクスッと笑えるところもあるし、何回でも観たいなと思いました」(志田)と目を輝かせていました。
ワンダーランドは“アリスの心の中”にある?
アリスが旅するワンダーランドは、実は彼女の心の中にあるという説もあります。つまり、ハッターやチェシャ猫などそこに暮らす個性豊かなキャラクターたちは、彼女の分身なのです。自分の内面を反映したキャラクター達と向き合うことで自分自身を見つめ直し、さらに成長を遂げていくアリスの姿に感情移入すること間違いなし。時間の大切さに気づき、ひたむきに“今”を生きる彼女の姿に勇気をもらえるはずです。(modelpress編集部)
ストーリー
ティム・バートン、ジョニー・デップをはじめ豪華スタッフ・キャストが集結した、『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語。悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。彼女を待ち受けるのは、秘められた真実と、時の番人“タイム”との戦い…。はたして、運命に逆らい、過去を変えることはできるのか?全世界を魅了したあの『アリス・イン・ワンダーランド』のチェシャ猫たちや“赤”と“白”の女王も再結集。彼女たちの幼年期の驚くべき<秘密>も明らかになる。製作:ティム・バートン
監督:ジェームズ・ボビン
出演:ジョニー・デップ/アン・ハサウェイ/ミア・ワシコウスカ/ヘレナ・ボナム=カーター
[PR]提供元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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