<ディズニー『ピノキオ』 リレーインタビューvol.1すみれ>不朽の名作&名曲に「ずっと号泣…」 ピノキオから与えてもらった“希望”とは?
2022.09.26 17:15
世代を超え世界中で愛され続けている不朽の名作アニメーション『ピノキオ』がついに実写映画化!9月8日よりディズニープラスで独占配信されている本作の魅力を、モデルプレスではリレー形式のインタビューで紹介。第一弾は女優のすみれさんに登場していただき、誰もが一度は聴いたことのある名曲「星に願いを」などの見どころを語っていただきました。そして次回登場でプライベートの親交もある高橋ユウさんへのバトン“ユウちゃんに聞いてみたいこと”もお届けします。
『ピノキオ』がディズニープラスに登場
1940年に誕生し80年以上の時を経て実写化され、世界中で大きな話題となっている『ピノキオ』。魅力あふれるキャラクターと映像美で“本当の人間の子”になるという願いを叶え奮闘するピノキオをファンタジックに描きます。すみれさんには『ピノキオ』に背中を押してもらったシーンから、「大好き!」と語る名曲「星に願いを(原題:When You Wish Upon a Star)」の魅力についてまでたっぷりと語ってもらいました。
すみれ「ピノキオが希望を与えてくれた」
― まずは映画『ピノキオ』をご覧になった率直な感想を聞かせてください。すみれ:一番最初に「星に願いを」の曲が流れジミニー・クリケットが登場したところから泣いて、そこからずっと号泣していました(笑)。小さな頃からディズニーが好きで、ディズニーオタクと言っていいくらいアニメーションの『ピノキオ』も観てきました。本当に1000回くらいは観たんじゃないかな。なので、すごく好きな作品なだけあって、「アニメーションを超えられるのかな」と不安な部分も正直ありました。だけど、ストーリーは『ピノキオ』なのに全く新しい作品と感じられるようなクオリティで良い意味で衝撃を受けました!それに大好きな俳優のトム・ハンクスさんがゼペットを演じていたり、実写映画の『美女と野獣』でヴィランのガストンを演じていたルーク・エヴァンスさんが、本作でもヴィランのコーチマンを演じているのが観られるのも実写だからこそだなと感じました。
― 子供の頃に観ていた『ピノキオ』と、今観る『ピノキオ』では印象も変わりましたか?
すみれ:とても変わりました。子供の頃はシンプルに面白いアニメーションとして観ていたと思うんですが、意外と『ピノキオ』は過酷で悲しいストーリーもあり、コロナ禍を意識しているのかなと思うシーンもありました。それでも笑いもあってハッピーエンドになるのはディズニーらしくてすごく好きですね。泣けて笑えるエンターテイメント作品でもあるし、とても共感する部分のある映画だなとも感じました。旦那と一緒に観たんですけど、旦那も泣いていました(笑)。
― そうなんですね!特に印象的なシーンはどこでしたか?
すみれ:たくさんあるんですけど、やっぱり冒頭のシーンですね。ゼペットの悲しい過去や想いが伝わってくるシーンがあるんですけど、子供の頃はゼペットがどんな気持ちでピノキオを作っているのかも知りませんでした。ゼペットの気持ちが強く伝わってくるシーンだったので、かなり印象に残っています。「実はピノキオが話せるようになったのはゼペットの妄想だったのかな」とか、「実はピノキオは血の繋がっていない養子の息子だったのかな」とか色々想像しちゃいました。子供の頃は分からなかったけど、『ピノキオ』は本当に深いストーリーですよね。
― 確かに今だからこそ伝わるメッセージもあるかもしれませんね。
すみれ:そうですね。ピノキオはもちろんゼペットの気持ちもわかるようになって、映画を観たあとに夜泣きをしている息子を抱っこしながら「一生離したくない」という想いになりました。今はコロナ禍などで世界中が大変な時期で、日本は比較的平和かもしれませんが暗いニュースも多くて…。悲しい気持ちが多くなっている今だからこそ、自分の願いに向かってひたむきに歩くピノキオの姿に希望を与えてもらいました。
ピノキオの葛藤に「すごく共感した」
― 7歳でハワイに移住するなど、一気に別世界へ飛び込むのはピノキオとも共通する部分があるのかと感じましたがいかがですか?すみれ:共感する部分はたくさんありました。劇中でピノキオが“本当の人間じゃない”ということで差別されてしまうシーンがありますが、アメリカの学校では日本人が私くらいしかいなくて周りと違うという理由でいじめを受けたこともあります。その他にも、プレジャー・アイランドへ行く前に、周りの意見にピノキオが流されてしまうシーンがありますが、周りのノリに合わせないといけないというのも経験しました。それでも頑張ってこられたのはピノキオも感じていた「有名になったら親も喜んでくれるかな」「これをしたら親は悲しむかな」といった気持ちです。自分の息子をピノキオと重ねる部分もありましたが、自分自身と重なる部分がこんなにあるんだと驚きました。
― ストーリーはもちろん「星に願いを」などの名曲も本作の魅力です。特に印象に残ったシーンはありますか?
すみれ:やっぱり妖精ブルー・フェアリーが歌う「星に願いを」はとても素敵でした。登場するシーンは多くないけど、『ピノキオ』を象徴するような印象的なシーンですよね。「星に願いを」はディズニー映画が始まる時に流れる曲だから、誰しも一度は聴いたことがあると思うし、それを『ピノキオ』のオープニングで流れるのを聴けて鳥肌が立ちました!それにピノキオが「星に願いを」を歌うシーンがあるんですけど、あれはずるいですよ。絶対に泣きます(笑)!
― グッとくるシーンでしたね。
すみれ:やっぱり『ピノキオ』は音楽がすごく良くて、「もう糸はいらない(原題:I've Got No Strings)」も大好きです。子供の頃は意識していませんでしたが、「自由になりたい」と願う歌詞は共感もできる部分が多いし深いですよね。私もたまにSNSのアプリを消して「自由になりたい」と思うことがあります。そういう時の感情にも近いと思うし、落ち込んでいる時に『ピノキオ』の楽曲を聴くと元気がもらえます。ただ物語に自然と馴染む楽曲ばかりなので、ミュージカル映画はあまり観ないという方も楽しめるような作りになっていてすごいなと思いました!
― 物語に入り込めるような演出もありましたね。
すみれ:そうなんです!プレジャー・アイランドのシーンなんかは、自分が遊んでいるように思えるようなカメラワークでアトラクションに乗っているようでした。他の作品をオマージュしたようなシーンもあって、何回も観たいと思える映画でした。
すみれ「(高橋)ユウちゃんは絶対に…」
― 『ピノキオ』を実際にご覧になって、どんな方に観てもらいたい映画だと感じましたか?すみれ:やっぱり一番は息子ですね。きっとピノキオのように試練が待っていたりプレッシャーを感じることもあると思います。なので、そういう時に『ピノキオ』を観て勇気をもらってほしいです。もちろん今まさに試練と向き合っていたり、プレッシャーを感じている方も、背中を押してもらえる映画なんじゃないかなと思います。ネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが、観ている方によって捉え方が変わる自由な部分もあるし、誰にでも刺さる部分はあると思います。
― 冒頭でも希望になるような映画とも仰っていましたね。
すみれ:映画を観て改めて、何かしらの形でもいいのでディズニーのお仕事に関わりたいと強く思いました。演者としてはもちろん声優や歌のお仕事もしてみたいし、裏方の制作側にも関わりたいという希望が持てました。『ピノキオ』からとても刺激をもらいましたね。
― ありがとうございます。今回はリレーインタビューということで、次回は高橋ユウさん、その次は島袋聖南さんを予定しています。今回の映画で高橋ユウさんに聞いてみたいことはありますか?
すみれ:ジミニー・クリケットが“良心”としてピノキオを導いていきますが、ユウちゃんにとってのジミニー・クリケットが誰なのか聞いてみたいです!友達なのか、両親なのか、お姉さんなのか気になりますね。
― 高橋さんに聞いてみたいと思います!また劇中には魅力的なキャラクターが登場しますが、高橋ユウさんはどのキャラクターに似ていると感じましたか?
すみれ:私がピノキオだとしたら、ユウちゃんは人形師ファビアナが操るバレリーナの人形サビーナかな。ユウちゃんは親友でもあるし、信頼できる仲間でもあるんです。似ているというわけではないんですが、いざという時にピノキオに寄り添ってくれるサビーナは、私にとってのユウちゃんですね。
― 島袋聖南さんはいかがですか?
すみれ:聖南さんはブルー・フェアリー!見た目ではなくて、佇まいや存在が似ているなって。サバサバしている部分もあるけど、すごく優しくて優雅な感じがブルー・フェアリーに似ているなって感じました。
― 高橋さんと島袋さんにもお伝えします!ありがとうございました。
(modelpress編集部)[PR]提供元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
『ピノキオ』あらすじ
風変わりなおじいさんゼペットは息子を亡くし、「もう一度息子に会いたい…」と思い続けながら一人孤独に暮らしていた。そんなある晩、ゼペットが作った木彫りの人形ピノキオに、妖精ブルー・フェアリーが魔法をかけ命を授ける。ピノキオに命が宿り驚くゼペットと、学校に通い“本当の人間の子”になるため奮闘するピノキオ。ジミニー・クリケットはそんなピノキオに善悪を教えながら導いていこうとするが、純真無垢なピノキオにあらゆる誘惑や試練が襲い掛かる。「ゼペットの息子になりたい」という願いを叶えるため、ピノキオは困難が待ち受ける大冒険に出かけるのだが…。関連記事
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